Blog
スタッフブログ
-
2022年5月21日 / お金・ローン
中古の戸建てを購入するメリット・デメリット!狙い目の築年数や購入時の確認事項も解説
ライフスタイルの変化などにより、戸建てへの住み替えを検討している人もいることでしょう。 この記事は、中古の戸建てを購入するメリットを知りたい人向けの内容です。 中古戸建て、新築戸建て、中古マンションを購入するそれぞれのメリット・デメリット、中古戸建ての狙い目の築年数や選び方を解説します。 中古戸建ての購入を検討する際に役立ててください。 目次 1.中古の戸建てを購入するメリット 2.中古の戸建てを購入するデメリット 3. 新築の戸建てを購入するメリット 4. 新築の戸建てを購入するデメリット 5. 中古のマンションを購入するメリット・デメリット 6. 中古の戸建てを購入するなら築何年がよいのか? 7. 中古住宅を購入する際の確認事項 8. 山口県の中古戸建ての相場 9. まとめ 1.中古の戸建てを購入するメリット 中古の戸建てを購入する人がいるということは、何かしらのメリットがあるためです。 ここでは、中古戸建てのメリットを紹介します。 メリット1:購入コストを抑えられる 同じエリアにあり、広さや間取りが同じような物件なら、新築よりも中古のほうが物件の購入コストは安く抑えられます。 築年数によっては、土地の費用だけで中古戸建てを購入できる場合もあるでしょう。 物件を安く購入するとその分ローン負担が軽くなります。 短期間でローンを払い終えることができれば、家以外にお金をかける余裕も生まれるでしょう。 メリット2:実際の建物を見て検討できる 新築の注文住宅や建築中の建売住宅では、完成してみないと実際の状況がわかりません。 しかし、中古の戸建てであればすでに建物が完成しているため、日当たりや使い勝手など、実際に家を見て購入を決められます。 設備や古さが気になる場合は、リノベーションをして注文住宅のような自分好みの家に変えることも可能です。 メリット3:好立地の戸建ても見つけられる 住宅が飽和状態といわれる昨今、好立地の場所に新築を建てるにはよい土地が見つからず難しい傾向があります。 しかし、中古であれば駅近や市街地といった立地のよい場所でも売りに出されていることがあります。 「学区や生活圏を変えたくない」「実家の近くに家を探したい」など、ある程度エリアを絞り、立地を重視して選ぶことも可能です。 2.中古の戸建てを購入するデメリット 経年にともない家の資産価値は下がります。 そのため、ローン審査が厳しくなったり、ローン控除や保証の対象外だったりする可能性があるでしょう。 また、購入後に躯体や配管に不具合が発生したり、メンテナンスコストがかさんだりすることもデメリットです。 中古住宅の再販が難しくなることもあるため、注意しましょう。 3.新築の戸建てを購入するメリット 戸建ての購入を検討するにあたり、新築と比較する人もいるでしょう。 新築戸建てのメリット・デメリットを解説します。 メリット1:最新の設備や間取りが手に入る 新築戸建てに憧れる人は多く、「新築に住む」というだけで大きな満足感が得られます。 また、広いリビングなどの間取りや、食洗機、タッチレス水栓、浄水器、ディスポーザーといった設備から、宅配ボックスや人感センサー、電動シャッターのような屋外の防犯設備まで、今のニーズにあったものがそろっており、快適に暮らせる点は大きなメリットでしょう。 メリット2:メンテナンスコストを抑えられる 新築物件は、設備も内装も新しいものを使用しており、家も設備も一定期間の保証を受けられるのが一般的です。 正しく使用していたにもかかわらず不具合があった場合は、保証期間内なら無償でメンテナンスが受けられます。 中古物件に比べてメンテナンスの手間やコストがかからないのも、新築におけるメリットのひとつといえるでしょう。 メリット3:税制上の優遇を受けられる 中古の戸建てに比べて、新築戸建てのほうが税制上の優遇が多いこともメリットにあげられます。 たとえば、認定低炭素住宅を新築すると所得税や登録免許税が軽減されます。 認定長期優良住宅であれば、不動産取得税や固定資産税の軽減も受けられるでしょう。 さらに、新築は中古に比べて資産価値が見込めるため、住宅ローンも受けやすくなっています。 4.新築の戸建てを購入するデメリット 新築戸建ては、中古に比べて値段が高いことがデメリットです。 また、土地がなくて人気エリアに新築できなかったり、購入を検討している時点で実際の家を見られなかったりするといったデメリットもあります。 しかし、再開発で運よく土地が見つかったり、税制優遇やメンテナンス費用を考慮すると中古と変わらなかったりする可能性もあります。 5.中古のマンションを購入するメリット・デメリット 同じ中古でも戸建てとマンションでは、メリット・デメリットに違いがあるのでしょうか。 解説します。 メリット 中古マンションもすでに物件があるため、実物を見て検討できます。 さらに、隣や上下階にどういった人が住んでいるのかを知れたり、理事会や管理会社がどのような雰囲気で、物件がどのように管理されているのかも確認できたりするでしょう。 入居後の生活環境をイメージしやすいのは、中古マンションの大きなメリットです。 デメリット 経年劣化にともないメンテナンスの必要が出てくると、当初よりも修繕積立金が高くなる可能性があります。 また、所有している部屋の資産価値が低下することも考えられます。 戸建ても経年にともなって資産価値は低下しますが、建物の価値が下がってたとしても土地の価値は変わらなかったり上がっていたりすることがあります。 6.中古の戸建てを購入するなら築何年がよいのか? 「中古の戸建ては何年目が狙い目か」と気になる人も多いでしょう。 築年数による販売価格について解説します。 中古戸建てを購入するなら、築10~20年がベター 物件の状態にもよりますが、築年数だけでいえば、中古住宅は築10~20年ほどが狙い目でしょう。 築10年を過ぎると、物件の価格は大きく下がる傾向があります。 また、この年数であれば新耐震基準を満たしていて、メンテナンスの手間も少なめです。 購入後も比較的長く住めるでしょう。 さらに、築20年以下の物件なら住宅ローン控除が受けられます。 築20~30年の中古戸建てなら価格を抑えられる 中古戸建ての購入費用をより抑えたい場合は、築20〜30年の物件も選択肢に入れてもよいでしょう。 新耐震基準を満たしているため、比較的安心して住めます。 しっかり手を加えながら住まれていた物件なら、家の状態がよくリフォーム費用もかさみません。 ただし築年数が経った物件ほど、実際の状態をよく見極めて判断することが大切です。 7.中古住宅を購入する際の確認事項 中古の戸建て購入を後悔しないために、中古住宅を購入する前に忘れず確認しておきたい点について解説します。 築年数と物件の状態を照らしあわせる 購入を検討している中古住宅の築年数を調べ、築年数に対して家の状態がよいかを確認しましょう。 築年数が浅くてもメンテナンスが行き届いていない場合は、購入を控えたほうがよい可能性があります。 売り主でも買い主でもない中立の第三者が、住宅の状態を確認してくれるホームインスペクション(住宅診断)を利用すれば、より安心して購入できます。 修繕履歴を確認しリフォーム計画を立てる 以前の物件所有者が、いつどこにどのような手を加えたのか、リフォーム履歴を確認しましょう。 適切にメンテナンスされてきた物件か判断できます。 さらに、次はいつごろどのようなメンテナンスが必要なのかといったリフォーム計画が立てられ、リフォーム費用を予測できます。 住宅ローンにリフォーム費用を組み込むなど、費用面の対応もしやすくなるでしょう。 再建築不可物件ではないか確認する 中古住宅の場合、「新築後に法律が改正されて建て替えができない」「以前の所有者が増改築して法律で定められた建蔽率や容積率を超えている」といった可能性があります。 建て替えやリフォームを考えて購入する際は注意しましょう。 購入後に問題が発生した際、誰がどこまで責任を負うかを定めた契約不適合責任を確認しておくことも大切です。 中古住宅の購入にかかる費用を確認しローン計画を立てる 住宅を購入する際には、建物の購入費用(販売価格)のほかに、仲介手数料や不動産取得税、保険料、ローン事務手数料などが発生します。 さらに、引越し代や新居で利用する家具・家電の購入、リフォームといった費用が必要になることも少なくありません。 必要な金額を把握した上で、余裕をもったローン計画を考えましょう。 8.山口県の中古戸建ての相場 山口県における戸建ての販売価格は、2,000万円ほどが相場です。 部屋数があって広めの物件は、中古のほうが選択肢は多い傾向があります。 4LDK以上の物件でも中古であれば2,100万円ほどで購入可能となっています。 新しさを求めるのか、広さを求めるのか、条件を整理したうえで選択することをおすすめします。 新築でコストを抑えたいならローコスト住宅もおすすめ 価格を抑えたローコスト住宅なら、新築でも1,000万円以下で建てられます。 メンテナンスにかかる維持費を考慮すると、中古の戸建てよりもローコスト住宅のほうがコストパフォーマンスがよい可能性もあります。 「中古なら予算内で戸建てが買える」と飛びつかず、新築の建築にも中古のリフォームにも対応できる会社へ相談し、十分比較して判断しましょう。 9.まとめ 中古の戸建ては、購入価格を抑えられて選択肢が多い、実際の建物を見て購入を検討できる、といった点がメリットです。 しかし、経年劣化にともないメンテナンスコストがかかる可能性もあります。 ローコスト住宅を新築するほうがトータルコストを抑えられる可能性もあるため、物件をしっかり見極めたうえで検討しましょう。 高品質高性能なローコスト住宅を取り扱い、リフォームにも対応しているタナカホームズでは、新築と中古の比較といった個別相談にも対応しています。気軽に問い合わせしてください。 最新情報やWebカタログなどを提供しておりますので、この機会に無料の会員登録から始めてみてください。 <<来場予約はコチラ>>【2022年6月30日までキャンペーン中】 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2022年5月21日 / 家づくり
ビルトインガレージの内装でこだわりたいのは?ガレージの特徴やメリットについて解説
「自慢の車を身近に感じられるガレージがほしい」「大切な車をきちんと守れるガレージにしたい」と考える車好きの人は多いでしょう。 そこでおすすめなのが、建築の構造にガレージを組み込むビルトインガレージです。 この記事では、ビルトインガレージの特徴やメリット・デメリット、内装を考えるうえでぜひ知っておきたい点などを解説します。 目次 1. ビルトインガレージの特徴 2. ビルトインガレージの5つのメリット 3. ビルトインガレージの内装決め│第一歩はイメージ固めから 4. ビルトインガレージ内装でこだわりたい点 5. 山口県でビルトインガレージのある一戸建てを建てるなら 6. まとめ 1.ビルトインガレージの特徴 ガレージにはさまざまな形態があり、いくつかの名称で呼ばれています。 一般的には、壁で覆われているものを「ガレージ」、柱と屋根で構成されるものを「カーポート」、屋根がない駐車スペースを「駐車場」と呼びます。 中でも、建物の1階部分に車を入れられるスペースを確保し、シャッターやドアなどで外部からの視線を完全に遮るガレージは、「ビルトインガレージ」もしくは「インナーガレージ」と称されています。 車1台分がビルトインガレージの最少スペースですが、車数台分のスペースを確保したものや倉庫・趣味のスペースを兼ねるものなどがあり、多彩な楽しみ方ができるのが特徴です。 2.ビルトインガレージの5つのメリット ビルトインガレージは、ガレージを建物に組み込む形態のガレージです。 このようなかたちにすることで、得られる5つのメリットを解説します。 風雨や紫外線による劣化防止 ビルトインガレージでは、建物の中にガレージが用意されています。 そのため、愛車が風雨にさらされるのを防いだり、風で飛ばされてきたもので車体が傷つけられるトラブルを防いだりできるのが大きなメリットです。 また、車の塗装やヘッドライトを傷める紫外線からも車を守り、車の劣化を防ぐ効果も期待できます。 いたずら・盗難から愛車を守る ビルトインガレージには、シャッターやドアがついています。 シャッターやドアを閉めることで、いたずらや愛車の盗難といったトラブルを防げるため、愛車をしっかり守ることが可能です。 防犯性を高めたいなら、シャッターに鍵を付けたり、ガレージ内に防犯カメラを設置したりするとより効果があるでしょう。 雨に濡れずに出入りできる ビルトインガレージがあれば、車を降りてからも雨に濡れることがありません。 大雨の中でも、濡れずに出入りができるため便利です。 普通のガレージでは、大きな荷物を抱えている場合や小さなお子さんを抱っこしている場合、傘が差しにくいため濡れる可能性があります。 車いすを利用する高齢者や障がい者がいるご家庭でも大変な場面が多いでしょう。 ビルトインガレージなら、車から乗り降りする際に雨に濡れずにすむため、急ぐ必要がなく自分のペースで移動できます。 ガレージ部分を趣味のスペースに転用できる ビルトインガレージは、外部とつながった感覚がありながらも、外部の視線を気にすることなく過ごせるという意味で使い勝手がいいガレージです。 気のおもむくまま、自転車やサーフボードなど趣味のものを飾ったり、車のお手入れをしたりできます。 車を見ながらお酒を楽しんだり、ものづくりをしたりと、まるで秘密基地のような使い方ができるのもメリットです。 天候を気にすることなく、趣味の時間を楽しめるのもビルトインガレージの特徴です。 多彩な用途に活用可能な外部収納ができる ガレージ内に収納をつけると、車の工具はもちろん、アウトドア用品やキャンプ用品なども気軽に収納できます。 外で使う用途の道具をまとめておけば、家の中から大きな荷物を持ち運ぶ手間が省けます。 また、お子さんの自転車や屋外用おもちゃの保管場所としても最適といえるでしょう。 3.ビルトインガレージの内装決め│第一歩はイメージ固めから ひとくちにビルトインガレージといっても、その内装はさまざまです。 ビルトインガレージの内装決めに際しては、自分の理想とするガレージのイメージを固めるところから始めてください。 さらに、ガレージの見た目と実用的なメリットについて考えることも重要です。 愛車をインテリアの一部にする空間づくり ビルトインガレージを作る際、生活空間とガレージの境をガラス張りにすれば、愛車をいつでも見れる空間に仕上がります。 また、愛車をインテリアの一部として鑑賞し、楽しむことも可能です。 いつでも愛車を眺められる時間がほしい車好きな人にとって、ぴったりの空間になるでしょう。 リビングの横にガラス張りのガレージの作成や、玄関やエントランスを壁やガラスで仕切らず、すぐ横に駐車スペースを設けてギャラリーのようにすることも可能です。 見える収納を楽しむアメリカンスタイル すぐに愛車の手入れができるようガレージに工具を常備している人は多いでしょう。 車の手入れやDIYなどを趣味にしている人におすすめなのは、ものが多少散らばっていても絵になるアメリカンスタイルです。 アメリカンスタイルのガレージは、カラフルな工具やステッカーなどで彩られています。 工具などの収納場所に加えて、お酒を楽しめるバーなども作れば、愛車を肴にお酒を楽しむ空間にもなるでしょう。 車好きの仲間が集まる空間、さまざまな趣味を楽しむ空間としても活用できます。 開放感いっぱいの大きな窓 ガレージと聞くと、少し薄暗くてじめじめとした空間をイメージする人もいるかもしれません。 しかし、大きな窓があるガレージや、庭と直結しているようなビルトインガレージなら開放感があります。 車1台分のスペースを確保するだけでなく、趣味のスペースを兼ねている場合は、過ごしやすい空間づくりを心がけることが特に大切です。 広くて明るいイメージを作りあげるための工夫が必要になるでしょう。 シャッターを開けても道路からの視界がある程度遮られていたり、ガレージに採光できる仕組みがあったりすれば、開放感がありつつもプライベートを守れる空間になるはずです。 愛車の美しさを堪能できるシンプルな空間 車のフォルムやカラーの美しさを堪能したいという人には、徹底的にシンプルにしたビルトインガレージがおすすめです。 余計な装飾を一切排除し、使うカラーを抑えた空間は、車の美しさを引き立ててくれます。 色合いをベーシックな1~2色で統一し、できるだけシンプルにすると、生活感が出ないスタイリッシュな空間ができあがります。 無機質なコンクリート打ちっぱなしの壁なども、シンプルなガレージ作りにおいてはおすすめです。 4.ビルトインガレージ内装でこだわりたい点 よりおしゃれで過ごしやすいビルトインガレージを作りたいなら、内装にこだわってみましょう。ここでは、ビルトインガレージの内装でこだわりたい点について解説します。 雰囲気を決定づける壁の素材や色 ガレージの雰囲気に最も大きな影響を与えるのが壁の素材や色です。 ガレージをナチュラルな雰囲気にしたい、高級感を出したいという場合は、木材や木目調の壁がおすすめです。 木材の色によっては、シックな雰囲気も演出できるでしょう。 また、光を反射し、光沢のある壁材を使うと、愛車のフォルムを美しく演出できます。 エレガントな雰囲気もあり、光の反射でガレージ内が広く見える効果も期待できるでしょう。 対して、コンクリート打ちっぱなしの壁は重厚感がある雰囲気を作り出してくれます。 スタイリッシュでクールなガレージを目指す場合は、コンクリート打ちっぱなしの壁を検討してみましょう。 使い勝手やムードを左右する照明の使い方 照明の使い方は、ぜひ工夫しておきたい部分のひとつです。 ガレージを使う用途によって、適した照明が異なるため、照明の選び方で使い勝手が変わるといって過言ではありません。 ガレージ内で愛車の手入れやDIYなどをする場合は、できるだけ室内を明るくするのが望ましいため、白く明るい蛍光灯がおすすめです。 対して、愛車を眺める空間にしたい場合は、ガレージ中を明るく照らす必要がありません。 愛車のフォルムを浮かび上がらせる間接照明やムーディーな白熱灯を用意するとよいでしょう。 生活空間と一体化したビルトインガレージの場合は、室内の照明と違和感のないものを選ぶように意識してください。 居心地よさを決める収納使い 工具や自転車などを壁掛けにしたり、お気に入りの靴や本を並べることで、見せる収納にするのも、ビルトインガレージの楽しみのひとつです。 ものづくりや愛車の手入れを行う趣味の空間にするなら、防火性能の高い壁材を選ぶ、水洗いできる素材を選ぶといった工夫も必要になります。 また、長時間過ごしやすいよう、換気・通風がしやすい窓の設置やエアコンの設置も必要です。さらに、家族の動線をしっかり考慮することで、快適性がさらに高まります。 5.山口県でビルトインガレージのある一戸建てを建てるなら 2020年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅建設費用の全国平均は3,533万円となっています。 その一方で、山口県の平均は、全国平均より200万円ほど低い3,394万円です。 この調査結果から、山口県では住宅購入にかかる費用が比較的低いといえるでしょう。 住宅購入費用が低い分、こだわりのあるビルトインガレージを作りやすいのが山口県のメリットです。 6.まとめ この記事では、ビルトインガレージの活用法や使い方にあわせた内装の工夫などについて解説しました。 ビルトインガレージを作る目的や活用方法をはっきりさせてから、内装を考えるとより満足のいく結果につながります。 ご自宅を新築する予定があり、ビルトインガレージを検討している場合は、コストがさほどかからないにもかかわらず、品質や性能のよい家づくりで人気のタナカホームズがおすすめです。 最新情報やWebカタログなどを提供しておりますので、この機会に無料の会員登録から始めてみてください。 <<来場予約はコチラ>>【2022年6月30日までキャンペーン中】 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2022年5月21日 / お金・ローン
一戸建てにかかる税金はいくら?固定資産税やその他の維持費、計算手順を解説
憧れの一戸建てを建てて、毎月の家賃から開放されたいと思っている人に注意してほしいのが、一戸建てにかかる税金です。 憧れの一戸建てを建てても、税金が意外と高くて困ってしまう人は多くいます。 この記事では、一戸建ての維持にかかる税金や修繕費などを紹介します。 計算方法も解説するため、一戸建てを建てたい人は参考にしてください。 目次 1. 一戸建てにかかる税金は? 2. 一戸建てにかかるその他の維持費 3. 一戸建ての固定資産税を計算する方法 4. 固定資産税シミュレーション 5. 一戸建てとマンション、どちらの維持費が安い? 6. 山口県の都市計画税は? 7. まとめ 1.一戸建てにかかる税金は? 一戸建て住宅にかかる税金は、2種類あります。 ひとつが固定資産税で、もうひとつは都市計画税です。 以下でそれぞれ解説します。 建物・土地の評価額にかかる固定資産税 固定資産税は、土地や建物を所有している場合に課税される税金です。 以下の計算方法で求められます。 「土地・建物の固定資産税評価額」×1.4%=固定資産税 評価額は土地と建物で別に算出するため、固定資産税評価額は、「各自治体が定めた土地や建物を評価した金額」で、所在地や形状、大きさ、建物の材質などで変わります。 支払いは毎年1回一括で支払うか、4回に分割して支払うかを選択できます。 支払いやすい形態を選びましょう。 エリアによっては都市計画税もかかる 都市計画税とは、都市計画事業や都市区画整備事業の費用にあてる税金のことです。 都市計画法による市街化区域内に所在する土地と建物が課税対象となるため、すべての建物が対象になるわけではありません。 計算方法は以下になります。 土地や建物の固定資産税評価額×0.3%=都市計画税 市街化区域に属していない地域であれば、都市計画税はかからないため、各自治体の総務部や課税課に確認してみるといいでしょう。 固定資産税と同様に、毎年1回払いか、4回の分割払いかを選択できます。 2.一戸建てにかかるその他の維持費 一戸建てにかかる維持費は税金だけではありません。 ここでは代表的なふたつを紹介します。 修繕費 修繕費は、その名のとおり、建物の修繕に必要な費用です。 新築の一戸建てなら数年間は発生しませんが、築10年を過ぎたころから徐々に修繕が必要になってきます。 代表的なものは外壁塗装や水周りの修理、フローリングの張替えです。 建物の所有期間にもよりますが、一戸建てにかかる修繕費は、合計で600~800万円はかかるといわれています。 30年保有すると考えると、毎月2.2万円の出費になります。 できるだけ新築のうちから積み立てておくといいでしょう。 保険料 建物が地震や火災で被害を受けたときは、保険料が活躍します。 地震保険や火災保険に入っておくと、万が一のときに役に立つため、加入しておくといいでしょう。 また一戸建てをローンで購入する場合、団体信用生命保険への加入が必要なケースもあります。 これは契約者が返済中に亡くなったり、高度障害状態になったりして返済不可能になった際、ローンの残額分が支払われるというものです。 なお、保険料は加入する保険の数や種類によって異なりますが、大体5年間で15~20万円程度になるでしょう。 3.一戸建ての固定資産税を計算する方法 一戸建てに掛かる固定資産税を計算する方法を以下で解説します。 固定資産税評価額を調べる 固定資産税は固定資産税評価額の1.4%です。 そのため、まずは土地と建物の固定資産税評価額を調べましょう。 固定資産税評価額は、以下の4種類の方法で調べられます。 1.中古を購入予定の場合は、不動産会社に問い合わせる 2.新築を購入予定の場合は、建設完了後の母屋調査まで待つ 3.現在保有している納税通知書を確認 4.固定資産税評価証明書の発行 なお、正確な額ではなく大体の目安を知りたい場合は、以下の方法で算出できます。 ・土地の固定資産税評価額:土地部分の公示価格の約70% ・建物の固定資産財評価額:その建物の建築価格の60% 固定資産税評価額に税率を掛ける 固定資産税評価額がわかったら、計算方法に従って1.4%の税率を乗算します。 なお、固定資産税の税率は、市区町村単位で自治体が個別に定めているため、税率が異なるケースもあります。 正確な固定資産税を知りたい場合は、自治体に問い合わせたり、ホームページを利用したりして税率を調査してください。 建物の評価額に経年減点補正率を掛ける 建物が新築でない場合、建物の固定資産税評価額に経年減点補正率を乗算します。 建物は年数が経つたびに劣化するため、価値も下がります。 経年減点補正率は、価値の減少を考慮し、築年数によって建物の価格が減額するように設定された補正率です。 各自治体の法務局が公表しています。 なお、土地は経年劣化しないため、土地の評価額に乗算することはできません。 注意しましょう。 軽減措置を適用させる 固定資産税には、土地と住宅の両方に軽減措置が存在します。 以下でそれぞれ解説します。 住宅用地に対する特例措置 住宅用地に対する特例措置は、保有する土地に対して適用されます。 200平方メートルまでの土地は評価額が1/6に軽減され、残りの土地は1/3に軽減されます。 たとえば、1平方メートルあたり6万円の土地が300平方メートルある場合、特例措置適用前の評価額は1,800万円ですが、特例措置を適用することで、400万円まで軽減されます。 200平方メートル分が1/6に軽減されて200万円になり、残りの100平方メートル分が1/3に軽減されて200万円になるため、合計で400万円になるという計算です。 新築住宅に対する特例措置 新築住宅に対する特例措置は、購入した家が新築だった場合に適用される軽減措置です。 これは3年間母屋の評価額が1/2に軽減されるというものです。 耐火、準耐火建築のマンションなどは、5年間減税となります。 なお、居住部分の床面積が50~280平方メートルの場合に適用されます。 母屋の建築費用が2,000万円の場合、3年間は評価額を1,000万円として計算し、それ以降は2,000万円に戻して計算することになります。 4.固定資産税シミュレーション 実際に固定資産税を計算してみましょう。 以下の建物を「3大都市圏で新築」「それ以外の地域で新築」「3大都市圏で中古という3つの条件で購入した場合、どの程度の固定資産税がかかるでしょうか。 なお、おおまかな目安を計算するため、先述したとおり、土地の評価額は購入価格の70%、建物の評価額は建築費に60%を乗算します。 土地面積:150平方メートル 床面積:100平方メートル 税率:1.4% 構造:木造 ケース1 3大都市圏で新築一戸建てを購入する場合 令和2年度住宅市場動向調査の3大都市圏におけるデータを参考にすると、平均価格は以下のようになります。 住宅購入価格:5,400万円 内訳 土地購入価格:1,700万円 建築費:3,700万円 目安を計算するため、土地と建物にそれぞれ70%、60%を乗算して、固定資産税評価額とします。 土地:1, 700万円×0.7 = 1,190万円 建物:3, 700万円×0.6 = 2,220万円 減税措置を計算します。 土地:1,190万円×1/6 = 約198万円 建物:2,220万円×1/2 = 約1,110万円 最後に固定資産税率を掛けます。 (198+1,110)万円×1.4% = 約18.3万円 以上から、3大都市圏に条件どおりの新築一戸建てを購入した場合、年間で約18.3万円の固定資産税が発生する計算になります。 ケース2 都市部以外で新築一戸建てを購入する場合 令和2年度住宅市場動向調査の全国平均のデータを参考にすると、平均価格は以下のようになります。 住宅購入価格:4,600万円 内訳 土地購入価格:1,200万円 建築費:3,400万円 目安を計算するため、建物と土地にそれぞれ0.7、0.6を乗算して、固定資産税評価額とします。 土地:1,200万円×0.7 = 840万円 建物:3,400万円×0.6 = 2,040万円 減税措置を計算します。 土地:840万円×1/6 = 約140万円 建物:2,040万円×1/2 = 約1,020万円 最後に固定資産税率を掛けます。 (140+1,020)万円×1.4% = 約16.2万円 以上から、3大都市圏以外の土地に条件どおりの新築一戸建てを購入した場合、年間で約16.2万円の固定資産税が発生する計算になります。 ケース3 【都市部で築10年の中古住宅を購入する場合】 令和2年度住宅市場動向調査の3大都市圏におけるデータを参考にすると、平均価格は以下のようになります。 住宅購入価格:5,400万円 内訳 土地購入価格:1,700万円 建築費:3,700万円 中古一戸建てを購入した場合、東京都では経年減点補正率が10年で0.5になるため、固定資産税評価額は以下になります。 土地:1, 700万円×0.7 = 1,190万円 建物:3, 700万円×0.6×0.5 = 1,110万円 減税措置を計算します。 土地:1,190万円×1/6 = 約198万円 建物:1,110万円×1/2 = 約555万円 最後に固定資産税率を掛けます。 (198+555)万円×1.4% = 約10.5万円 以上の計算から、3大都市圏に条件どおりの築10年の中古一戸建てを購入した場合、年間で約10.5万円の固定資産税が発生するといえるでしょう。 ※参考 令和2年度 住宅市場動向調査|国土交通省 5.一戸建てとマンション、どちらの維持費が安い? 一戸建て住宅とマンションの購入後の維持費を比べた場合、どちらの維持費が安いでしょうか。 税金の面で考えると、どちらも固定資産税や都市計画税を支払う必要があるため、同じ条件なら大きな差は生まれないでしょう。 ただし、マンションは毎月の管理費や修繕積立金の支払いが義務付けられています。 維持費という観点で考えるとマンションの方が高くなります。 とはいえ、一戸建てでも、いずれ修繕は必要になります。 修繕費の積み立てはできるだけ毎月しておきましょう。 6.山口県の都市計画税は? 山口県の都市計画税はどの程度になるでしょうか。 山口県では、都市計画用途区域内と区域外のどちらも都市計画税が課税されます。 税率は、都市計画用途区域内では0.25%、用途区域外では0.15%です。 都市計画用途区域は各市町村で設定されているため、一戸建てを建てたい人は、県の都市計画課へ問い合わせてみてください。 7.まとめ 一戸建ての維持にかかる費用には、固定資産税と都市計画税、修繕費と保険料があります。 固定資産税と都市計画税は建物と土地の両方にかかり、毎年1回一括で払うか、4回の分割払いにするか選択できます。 固定資産税には経年減点補正率や軽減措置が存在し、それぞれを適用した上で計算します。 タナカホームズは高品質高性能な新築住宅がローコストで購入できます。 固定資産税にやさしい一戸建てが気になるなら、一度登録してみてはいかがでしょうか。 最新情報やWebカタログなどを提供しておりますので、この機会に無料の会員登録から始めてみてください。 <<来場予約はコチラ>>【2022年6月30日までキャンペーン中】 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2022年5月21日 / お金・ローン
一戸建ての修繕費は?維持費の目安や内訳、費用を抑えるコツまで
一戸建ての住宅で長く暮らすには、定期的なメンテナンスが必要です。 少しのダメージでも放置しておくと劣化が進行してしまい、結果として修繕に多額の費用がかかることがあります。 この記事では、一戸建ての修繕費や維持費について解説します。 これから一戸建ての新築を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 目次 1. 入居10年目以降からメンテナンスが必要 2. 一戸建ての修繕費はどの程度かかるのか 3. 一戸建ての主な修繕箇所と費用相場 4. 一戸建ての修繕費を抑えるコツ 5. 中国地方・山口県の一戸建ての修繕事例 6. まとめ 1.入居10年目以降からメンテナンスが必要 新築の一戸建てでは、入居10年目以降メンテナンスが必要になることが多いです。 メンテナンスや修繕が必要な箇所は幅広いですが、屋根や外壁の修繕となると100万円を超えることもあります。 費用の捻出を計画的に行いたいところです。 また、修繕費のほかにも保険や税金などの維持費が発生することも念頭に入れておきましょう。 2.一戸建ての修繕費はどの程度かかるのか 一戸建てのメンテナンスや修繕にかかる費用を気にする方は少なくありません。 ここでは、一戸建ての修繕費の目安を紹介します。 一戸建ての年間修繕費の目安 アットホーム株式会社が新築一戸建て居住者を対象に実施した「一戸建て修繕の実態」調査によると、修繕は築年数の平均36.8年で発生し、費用は平均532.1万円であることがわかりました。 それらをもとに年間修繕費を計算すると、年間で15万円程度の修繕費の積み立てが必要になります。 ただし、住宅が古いほど修繕費が高くなる傾向があり、築年数50年になると木造住宅の修繕費の平均が630万円であることもわかっています。 積み立てる修繕費の目安は、年間15万〜20万円を想定しておきましょう。 ※参考:2021年“新築一戸建て購入後 30 年以上住んでいる人に聞く「一戸建て修繕の実態」調査” 一戸建ての維持費も覚えておこう 一戸建てでは建物の修繕費だけでなく、税金や保険などの維持費も必要です。 税金は固定資産税のことで、住宅や土地の評価額から決まります。 お住まいのエリアによっては都市計画税もあります。 保険は火災保険のことで、地震保険とセットで加入することが一般的です。 建物の構造とエリア、補償の対象や特約の有無などの契約条件によって、保険料が大きく異なります。 修繕費は毎月支払う必要はありませんが、維持費は定期的に発生するため金額を確認しておきましょう。 3.一戸建ての主な修繕箇所と費用相場 ここからは、一戸建ての主な修繕箇所と費用相場を紹介します。 費用の確保などに活かしてください。 外壁 外壁は最も劣化が早い箇所で、耐用年数を考えると10〜20年です。 外壁の劣化は、エリアや環境、気候条件などにより進行スピードが変わりますが、10年未満でも修繕が必要な住宅もあります。 新築時に耐久性が高く長持ちする材料を使用すれば、外壁の劣化を遅らせることが可能です。 しかし、費用面で折り合いがつかない場合もあります。 ちなみに、外壁の耐久性を高めるサイディング材の場合、相場として100〜150万円を想定しておきましょう。 屋根 屋根も外壁と同様に修繕費がかかる箇所です。 屋根の修繕は、築20年ほどで必要となることが多く、費用は100万円を超えることもあります。 屋根を修繕する場合、足場の設置などによっても費用が発生します。 修繕の内容は、主に塗装や劣化部分の補修、葺き替えなどです。 費用が高額になる箇所であるため、施工内容と金額の内訳をしっかりと確認しておきましょう。 バルコニーやベランダ バルコニーやベランダは外部環境の影響を受けるため、劣化しやすい箇所です。 紫外線や雨、雪などによって床面のひび割れや手すりのサビ、屋根部分の破損などがあげられます。 バルコニーやベランダも屋根同様に築20年ほどで修繕が必要になることが多いです。 10〜20万円ほどの修繕費用を想定しておきましょう。 なお、劣化が進行しているとベランダごと取り替えるほうが費用を抑えられるケースもあります。 壁紙 壁紙は、水を利用する場所で劣化が早いです。 たとえば、トイレや脱衣所は湿気で壁紙の劣化しやすく、築数年で修繕するケースもあります。 一般的に、壁紙の張り替え時期は10年が目安です。 費用は、壁紙の種類や面積などで異なりますが、6畳の部屋であれば5万円ほどとなっています。 また、壁紙の張り替え工事は範囲が広く、大掛かりな工事になることもあります。 床 フローリングなどの床の張り替え時期は、15〜20年が目安です。 部分的な劣化であればご自身で修繕できる場合もありますが、全面的な張り替えは専門業者に依頼すると確実です。 床の張り替えの費用相場は10㎡あたり5〜10万円が目安ですが、床素材や工事内容によってさらに費用がかかる可能性があります。 洗面所 洗面所もほかの箇所と同様に15年が交換の目安です。 主に水漏れや排水管が詰まった場合に修繕が必要で、費用は数万円で済むことが多いでしょう。 ただし、洗面台を新調するなど全面的な交換を行うと20〜30万円が相場です。 さらに洗面台周りの床や壁紙を交換する際は、それ以上の費用が予想されます。 キッチン キッチンの耐用年数は10〜20年ほどですが、使用頻度や使い方、メンテナンスの状況によって劣化が早まる可能性があります。 水回りは洗面所と同様に、蛇口やシンク下からの水漏れ、排水関係のトラブルなどの要因で修繕や交換が必要になるでしょう。 費用は数万円から数十万円まで、修理箇所によって異なります。 ちなみに、キッチンを丸ごとリフォームする場合は、100〜150万円が費用相場です。 トイレ トイレは15年ほどが交換の目安時期とされています。 特に、陶器製の便器は部分的な劣化が生じると修理が必要です。 一般的に、10年ほど経過すると劣化が見られ、15年ほどで交換になります。 部品交換は数千円で、便座の交換費用は3万円前後から可能です。 トイレを全面的に交換する場合は、30~40万円が相場となっています。 バスルーム バスルームも劣化の進行が早い箇所です。 部分的な修繕で済む場合がありますが、壁や床などの交換は大掛かりな工事になることも考えられます。 換気扇、暖房乾燥機などの設備の故障が多く、10年が交換の目安とされています。 バリアフリーなどを目指して全面的なリフォームとなると100万円ほどが相場です。 雨どい 雨どいは屋根の雨水を集めて地上に誘導する一連の設備です。 雨どいがないと外壁などに雨水が直接当たってしまい、住居自体の劣化を早める可能性があります。 雨どいの交換目安は20年ほどですが、部分的に修理が必要な場合もあるでしょう。 部分的な修理であれば数万円程度で済みます。 全面的な交換となると、10〜70万円など家の広さによって大きく変わります。 シロアリ対策 木造建築であればシロアリ駆除対策にも費用が発生します。 シロアリ駆除の相場は1㎡あたり3,000円ほどです。 1坪1万円前後を想定するといいでしょう。 散布する薬剤の効果が5年であることが多いため、5年ごとの点検や消毒が望ましいです。 ほかの箇所よりも修繕サイクルが短いため、「20〜30坪の住宅であれば1回の消毒で20〜30万円」など、費用相場を把握しておきましょう。 4.一戸建ての修繕費を抑えるコツ 前述のとおり、一戸建ての修繕費は決して安くありません。 以下で一戸建ての修繕費を抑えるコツを紹介します。 耐久性の高い住宅を新築する 住宅の建築にはさまざまな建材や素材が使われており、グレードも多岐にわたります。 高価な素材は新築時に費用がかかりますが、中長期的な視点で考えると修繕回数を減らすことが可能です。 結果として、定期的な修繕よりも費用の節約につながることもあるでしょう。 新築時は業者と相談をして使用する建材を検討してみてください。 なかには、高価な素材ですがメンテナンスフリーの建材もあります。 定期的な点検・修繕を行う 専門業者から定期的な点検を受けてその都度修繕を行っていれば、長期的に修繕費用を抑えられることがあります。 各箇所の劣化が進行する前に直すようにすれば、後に大規模な修理を避けられる可能性が高いです。 年に1回は点検を受けて状況を把握してみてください。 また、日頃からご自分でも掃除やメンテナンスを行うことで、修繕費を抑えられるでしょう。 新築時にアフターサービスが充実している業者を選ぶ これから新築を検討する方には、将来かかる修繕費を軽減するためにも入居後のメンテナンス対応が充実している業者(ハウスメーカー)をおすすめします。 なお、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「住宅瑕疵担保履行法」では新築住宅の瑕疵(欠陥)について、住宅販売者などに10年間の瑕疵担保責任を負うことが決められています。 また、一般的な業者は建築後2年程度で無償点検期間が終了します。 この点も踏まえて業者を選択してみてください。 ※参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律 ※参考:住宅瑕疵担保履行法について 5.中国地方・山口県の一戸建ての修繕事例 中国地方や山口県においても一戸建ての修繕事例が豊富です。 浴室やトイレ、リビングなどを中心に、さまざまな築年数の住宅で修繕やリフォームが行われています。築50年や築70年などの修繕事例もあります。 適切なタイミングでの修繕やリフォームを行うと、長期間の居住が可能です。 まずは、新築および現在のお住まいの住居の状態を確認し、メンテナンス計画を立ててみましょう。 6.まとめ 一戸建てに住み始めると、さまざまな箇所の修繕が必要です。 費用は修繕箇所や工事内容によって異なりますが、決して安価ではありません。 定期点検を受けたり劣化が少ないうちに修理したり、できるだけ修繕費がかからない方法を検討しましょう。 なお、タナカホームズはローコストで高品質・高性能な注文住宅の建築が強みです。 先々の修繕を見越したご提案も可能です。新築をご検討の際は、ぜひご相談ください。 <<来場予約はコチラ>>【2022年6月30日までキャンペーン中】 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
最近の投稿