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2022年6月25日 / 性能
ビルトインガレージのある木造3階建ては安全?耐震性や特長、設計時の注意点を解説
新築の戸建てを建てるにあたり、駐車場をどうするか検討している人もいることでしょう。 この記事は、戸建て住宅にビルトインガレージをつくるか考えている人向けの内容です。 ビルトインガレージの特長や耐震面での安全性、設計時の注意点などを解説します。 愛車を守り安心して快適に住める家づくりに役立ててください。 目次 1. ビルトインガレージとは 2. ビルトインガレージのある木造3階建ては耐震面で安全か 3. 耐震性に注意が必要なビルトインガレージ付きの住宅とは 4. 耐震性の高いビルトインガレージのある家を建てるには 5. 敷地の広さによってはカーポートのある戸建てもおすすめ 6. ビルトインガレージの特長 7. ビルトインガレージの注意点 8. 山口県で耐震性の高い木造住宅を手に入れるには 9. まとめ 1.ビルトインガレージとは ビルトインガレージとは、建物の中につくられるシャッターや扉などがついたガレージ(車庫)のことです。 建物の1階や地下などにつくられることが多く、インナーガレージとも呼ばれます。 敷地が広いとビルトインガレージ付きの平屋にできますが、一般的には1階にビルトインガレージ、2~3階が居住スペースなど、建物の階数が高くなります。 2.ビルトインガレージのある木造3階建ては耐震面で安全か ビルトインガレージをつくりたいものの、3階建ての木造住宅に耐震面の不安を感じる人もいるでしょう。 確かに、木造よりも鉄骨造や鉄筋コンクリート造のほうが、耐用年数が長く強い建物になるイメージがあります。 しかし、木は鉄やコンクリートよりも軽くてしなやかで、揺れを最小限に抑えてくれます。 ビルトインガレージ付きの木造3階建てだから耐震性が劣るとは限りません。 木造かどうかよりも、どのように設計されているかが耐震性に影響します。 3.耐震性に注意が必要なビルトインガレージ付きの住宅とは 耐震性に注意が必要な設計とはどのようなものなのでしょうか。 注意が必要な家の形や大きさについて解説します。 2階がせり出した「オーバーハング」の家 オーバーハングとは、1階部分よりも2階以上のほうが大きいつくりのことです。 上階を支える1階部分が小さいため建物が不安定になりやすく、支える壁や柱に大きな荷重がかかります。 さらに、ビルトインガレージをつくることで1階の開口部分が大きくなると、支える壁が少なくなるため、揺れが増幅しやすいといわれています。 1階より2階が小さい「セットバック」の家 セットバックは、1階部分より2階以上のほうが小さいつくりのことです。 1階部分が大きいため安定していそうに感じる人もいるでしょう。 しかし、上階が後ろに引っ込む形になるため、1階と上階とで柱や壁が分断され、上階の荷重をうまく1階に伝えられないことがあります。 つくりによっては、耐震性が低く不安定な建物になるでしょう。 高さのある「狭小住宅」 敷地面積が狭いと、必要な居住スペースを確保するために3階建てになることも少なくありません。 地面と接する部分(敷地面積)が小さい建物ほど高さと幅のバランスが悪くなり、揺れに弱くなります。 さらに、建物のデザイン性にこだわるあまり、無理な設計になってしまい、不安定になったり耐震性が下がったりすることもあります。 床の高さが異なる「スキップフロア」の家 スキップフロアとは、1階と2階の間に1.5階(中2階)があったり、リビング横の和室が小上がりになっていたりするつくりのことです。 1つの階層に高さが異なるフロアがあるあると、床全体でフロアの荷重を支えることができず、地震などの揺れをうまく壁や柱に逃せません。 そのため、揺れに弱い建物になってしまうことがあります。 地盤が弱かったり風当たりが強かったりする立地の家 建物は、地震だけでなく風に吹かれたり、付近の道路を車が走ったりすることでも揺れます。 建物のつくりがしっかりしていても、地盤が弱ければ少しの振動でも建物に大きく伝わってしまうでしょう。 また、地盤沈下の影響を受ける可能性もあります。 地盤調査や構造計算をしっかり行いましょう。 場合によっては地盤補強や地盤改良工事が必要です。 4.耐震性の高いビルトインガレージのある家を建てるには ビルトインガレージがあっても、耐震性の高い家は建てられます。 建てる際に考えておくとよい点を解説します。 安定性の高い形の家にする 耐震性の高い家にしたいなら、建物を安定性の高い形状にすることが大切です。 ビルトインガレージによって1階の開口部分が大きくなる場合は、長方形よりも正方形に近い家にする、上階の荷重が1階に伝わりやすくするといったことを考えましょう。 その上で、高いフロアに重いものを置かない、軽めの家具を選ぶと安心です。 経年劣化を考慮する 耐震性の高い建物でも、築年数が建つほど経年劣化によって性能が落ちていきます。 メンテナンスのしやすさを考慮した設計をし、建てて終わりではなく定期的に手を加えるようにしましょう。 また、ビルトインガレージに車を置くと、建物内でエンジンをかけることになります。 建物の劣化を遅らせるためにも騒音や振動、排気ガスへの対策が必要です。 耐震診断をしておくと安心 1階にビルトインガレージがある木造3階建て住宅の場合、建てる前に耐震診断をしておくことが大切です。 設計段階で構造計算をしているためある程度の強度は期待できますが、より細かく正確に計算しておくと安心です。 経年劣化による性能の変化も計算できるため、長く安全に住み続けられる家を建てられるでしょう。 老後を見据えて設計することも大切 ビルトインガレージは1階につくることが一般的です。 敷地の広さによっては生活スペースを2階以上につくることになり、日常生活で階段の上り下りをする必要が出てきます。 長く住む予定の家なら、老後を見据えて間取りを検討しましょう。 5.敷地の広さによってはカーポートのある戸建てもおすすめ カーポートとは、屋根と柱だけでつくられた簡単な駐車スペースのことです。 屋根があるため愛車を雨風から守れ、玄関先にカーポートをつくれば、濡れずに車から移動できます。 家と駐車場が独立しているため、間取りの自由度が高いのも特長です。 さらに、1階を居住スペースとして利用できるため、平屋や2階建てを建てることも可能です。 耐震面で不安のある人は、どうしてもビルトインガレージにしなければならないといった事情がなければ、カーポートのある戸建てを検討してもよいでしょう。 6.ビルトインガレージの特長 そもそも、住居とガレージが一体になった「ビルトインガレージ」にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 ビルトインガレージの特長を解説するため、カーポートと比較・検討する際の参考にしてください。 狭い敷地でもガレージをつくれる ビルトインガレージは、基本的に建物の1階につくられます。 ガレージが欲しいからといっても、ガレージ用の敷地を用意する必要がなく、敷地が狭くてもガレージをつくれます。 敷地を有効活用できるため、駐車場を別途借りる必要がありません。 愛車を雨風や紫外線から守れる ビルトインガレージは建物の中につくられるため、屋根や側壁も完備されています。また、出入り口にシャッターをつけることも可能です。 建物の中に車が納まるため、陽射しや雨風をよけられます。 紫外線による色あせも防げるため、愛車をきれいな状態に保つことが可能です。 直接室内へ移動できる ビルトインガレージの内側には、家へと続く玄関とは別の出入り口が設けられていることもあります。 ガレージに車を停めてから屋外を経由せずに室内へ入ることができ、悪天候でも濡れる心配がありません。 趣味のスペースを兼ねられる ビルトインガレージを広めにつくれば、車を停めるだけでなくガレージの中にDIYスペースをつくったり、趣味の道具を置いたりもできます。 ガレージと家の間の壁をガラス張りにして、室内から愛車を眺めて過ごすことも可能です。 広い家を建てられることもある 建物の一部であるビルトインガレーの広さは、延床面積の計算に含まれるのが基本です。しかし、ビルトインガレージが延床面積の5分の1未満なら計算から除外されます。その分、延床面積の上限が上がり広い家を建てられることもあります。 7.ビルトインガレージの注意点 ビルトインガレージは建物内につくられるため、排気ガスや騒音、振動面で問題が出る可能性があります。 車の出入りに必要な開口部を設けるために間取りに制限があったり、耐震性を高めるために建築コストがあがったりすることもあります。 さらに、建物の一部であるため、設備が充実するほど固定資産税もかかります。メリットとデメリットを整理して考えましょう。 8.山口県で耐震性の高い木造住宅を手に入れるには 駿河湾から日向灘の沖合までつながる南海トラフを震源とした地震が起こった場合、山口県周辺ではマグニチュード8~9ほどになると予測されています。 南海トラフ地震が30年以内に起こる確率は70~80%といわれており、決して低い数値ではありません。 そのため、これから木造住宅を建てようと考えている人は、耐震性の高い木造住宅の建設実績が豊富な会社へ依頼することをおすすめします。 ビルトインガレージの有無にかかわらず、耐震性の高い戸建て住宅を手に入れてください。 参考:山口県の地震活動の特徴(地震調査研究推進本部事務局) 9.まとめ 敷地が狭かったり、愛車を大切に想ったりすることにより、ビルトインガレージ付きの戸建てを建てようと考えている人は多いです。 しかし、木造3階建てでビルトインガレージがあると耐震面で不安を感じることもあるでしょう。 その場合は、信頼できる会社に建築を依頼し、地盤調査や耐震診断などを行うことをおすすめします。 ローコストながらも高品質高性能な建物を建てているタナカホームズでは、地震耐久性の高い工法を採用しています。 ぜひ一度、ご相談ください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年6月25日 / 家づくり
【ビルトインガレージを作りたい人必見】魅せる照明、使いやすい照明の選び方を解説
建物内にガレージを設ける「ビルトインガレージ(インナーガレージ)」の使い方はさまざまです。 愛車の手入れをしたり、大人の秘密基地のようにしたり、愛車を眺めて悦に入ったりできるでしょうここでは、ビルトインガレージを設ける目的に応じた照明選びの重要性を解説しつつ、おしゃれな照明、使い勝手のよい照明を紹介します。 ぜひ参考にしてください。 目次 1. ビルトインガレージとは 2. ビルトインガレージの役割と照明が果たす重要な要素 3. ビルトインガレージの目的に即したおすすめの照明 4. ビルトインガレージ内の照明を検討する際の注意点 5. 山口県でビルトインガレージのある一戸建てを建てるなら 6. まとめ 1.ビルトインガレージとは ここではビルトインガレージとは何か、どのようなメリットがあるのか詳しく解説します。 ビルトインガレージの概要 一戸建ての駐車場にはさまざまなタイプがあります。 敷地内の空いた土地に車を停めるスペースを確保したものや、柱と屋根のみがあるカーポート、壁で囲まれたガレージなどさまざまな形状がありますが、その中で、建物内に駐車スペースを設けたものを「ビルトインガレージ(インナーガレージ)」と呼びます。 近年、ビルトインガレージが人気を集めているのは、自宅で愛車を眺めたり、ガレージを趣味部屋や大人の秘密基地として使ったりと、目的に応じた使い方ができることが理由です。 ビルトインガレージのメリット ビルトインガレージを設けることで、雨の日や大荷物がある日の利便性、いたずらや盗難から愛車を守る防犯性が高まるのは大きなメリットです。 愛車が自分の生活スペースのすぐ近くにあり、趣味を楽しむ空間としてガレージが利用できることも、ビルトインガレージならではの楽しみといえるでしょう。 ビルトインガレージをつくるには、ある程度の費用がかかりますが、家を建てる際に容積率緩和措置の対象となるため、同じ容積率の敷地に建物を建てる場合と比べて、延床面積の上限が広くなるというメリットがあります。 ただし、容積率の計算から除外されるのは、延床面積の5分の1が限度です。 建物ができたあと、駐車場を利用する場合と比べて賃料がかからないのもビルトインガレージの魅力の一つです。 2.ビルトインガレージの役割と照明が果たす重要な要素 ビルトインガレージは実際、どのように利用されているのでしょうか。 ここでは、ビルトインガレージが担う役割と、ビルトインガレージを最大限活用するために重要な要素「照明」について解説します。 居住空間の延長となる空間 車が好きでビルトインガレージを作った人の中には、趣味の部屋で過ごす感覚で、休日をガレージの中で過ごす人もいます。 ビルトインガレージなら、天候に左右されないため、思い立ったときにガレージに足を運び、車やバイクの手入れができます。 車と人の距離がより近くなるビルトインガレージは、趣味の部屋であると同時に、居住空間の延長のような空間にもなります。 来客を迎える際の通り道にもなる ビルトインガレージは、来客を迎え入れる際の通り道にもなります。 来客にとっては、初めて目にする自宅の一部であり、ファーストインプレッションを与える場所です。 ビルトインガレージは来客に自宅がどのような印象を与えるかを決定づける大切な場所であると認識しておきましょう。 実用性と見た目を兼ね備えた照明の重要性 生活空間の照明と比較すると、ガレージの明かりは軽視される傾向にあります。 しかし、休日を過ごし、来客を迎える最初の空間であることを考えると、ビルトインガレージの照明にこそこだわり、使いやすくおしゃれなものを選びたいものです。 愛車を駐車し手入れするための実用性、愛車のフォルムを楽しむ雰囲気作り、自宅の価値をより高めてくれるおしゃれさを演出する要素が照明です。 ビルトインガレージの目的に合う照明を厳選すれば、ガレージの利用価値が一層高まるでしょう。 3.ビルトインガレージの目的に即したおすすめの照明 自宅にビルトインガレージを設けようと思っているものの、どのような照明がよいのかわからないという人は少なくありません。 ここでは、ビルトインガレージの照明に悩む人に向けて、目的別におすすめの照明を紹介します。 目的に応じた照明選びで重要なのは、明るさとデザインです。 より実用性を高め、雰囲気を演出できる照明を選びましょう。 室内全体を明るく照らしたいなら「シーリングライト」 愛車の手入れをじっくり行う空間、趣味の部屋にもなる空間を作りたいなら、手元をしっかり明るく照らしてくれる照明が必須です。 室内全体を明るく照らしてくれる照明として「シーリングライト」があります。 シーリングライトは、天井に取り付けるタイプの照明器具で、広いガレージ内でも隅々まで照らしてくれます。さまざまな種類のシーリングライトが販売されており、選択肢が多いこともシーリングライトのメリットといえるでしょう。 引掛シーリングを設置することで、後から簡単に照明器具を取り替えられます。 天井の低いビルトインガレージなら「ダウンライト」 「ダウンライト」は、天井に埋め込むタイプの照明器具です。 天井に埋め込んでしまうため、天井の低いビルトインガレージでも利用しやすく、照明器具そのものが目立ちにくいのが特徴です。 実用性と見た目の二面でメリットのある照明だといえるでしょう。 ダウンライトには、部屋全体に明かりが届きやすい「広拡散タイプ」と、一部を集中的に明るく照らす「集光タイプ」の2種類があります。 ビルトインガレージ全体を照らす必要があるのか、一部をしっかり明るくすればよいのか、用途に合わせてタイプを選択しましょう。 ダウンライトを導入するなら、光源周辺に配置する「反射板」にもぜひこだわりたいものです。 反射板にも、目立ちにくさや反射の角度などに応じたさまざまなタイプがあります。 中でも、ビルトインガレージにおすすめなのが、白くて目立ちにくくかつ部屋全体を明るく照らすホワイトコーンです。 ビルトインガレージ内の雰囲気作りを重視するなら「ブラケット」 「ブラケット」は、壁に取り付けるタイプの照明器具です。 デザイン性が高くおしゃれなものが多いのが特徴で、ガレージの外見にこだわりたい人におすすめの照明といえるでしょう。 ただ、壁に取り付ける必要があるため、どうしても壁の外側に出っ張ってしまうのがデメリットです。 壁の外側への出っ張りが大きいものは、自動車に接触する可能性もあり、注意しましょう。 ビルトインガレージ内に設置する際は、出っ張りが極力少なく、広く拡散するタイプのブラケットがよいでしょう。 作業する手元を集中的に照らしたいなら「スポットライト」 「スポットライト」は、天井や壁に取り付けるタイプの照明器具です。 ビルトインガレージ内にスポットライトを設置すれば、作業する手元を集中的に照らすことができ、作業効率を上げられます。 スポットライトをビルトインガレージ内で利用する場合は、明暗・人感センサーがついたモデルがおすすめです。 明暗・人感センサーをつけることで、暗くなったときの自動点灯や人が入ったタイミングでのライトアップなどが可能になり、より便利に利用できるでしょう。 4.ビルトインガレージ内の照明を検討する際の注意点 ビルトインガレージに設置する照明にこだわりたい場合、デザイン性を重視して照明器具を探す人が少なくありません。 しかし、デザイン性の高さと実用性の高さは必ずしも一致しないため注意が必要です。 壁に設置するブラケットタイプの照明などは、設置場所次第で愛車との接触事故にもつながります。 また、照明が車関連の用具を保管する妨げになる可能性も否定できません。 ガレージ内の雰囲気を大切にしつつも、実用性を損なうことがないよう、照明器具の配置場所は慎重に検討してください。 5.山口県でビルトインガレージのある一戸建てを建てるなら 2020年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅建設費用の全国平均は3,533万円となっています。一方で、山口県の平均は全国平均より200万円ほど低い3,394万円です。 この結果から、山口県では住宅購入にかかる費用が比較的低いという事実が見てとれます。 住宅購入価格が低い分、こだわりのあるビルトインガレージに予算を回しやすいといえるでしょう。 6.まとめ ビルトインガレージのデザイン性・実用性の両方を高めるためにぜひこだわっていただきたいのが、ガレージ内の照明です。 愛車のフォルムをよりよく映し出す照明、ビルトインガレージの使い勝手をよりよくしてくれる照明など、自分なりのこだわりを考えた上で、照明を選びましょう。 また、理想のビルトインガレージを実現するために重要なのが、信頼のおけるパートナーを得ることです。 ここでおすすめなのが、品質・性能ともに非常に信頼がおけるつくりでありながら、価格を抑えた施工を行うタナカホームズです。 ビルトインガレージを実現したい人は、ぜひ来場予約より実物をご覧ください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年6月25日 / 性能
【一戸建てのルーフバルコニー】メリット・デメリットや気をつけるべき点、費用などを解説
一戸建てを建てる際、ルーフバルコニーの設置を検討する人が増えています。 開放感のあるルーフバルコニーにはさまざまな活用法があります。 この記事では、ルーフバルコニーのメリット・デメリットや活用法、設置する際に気をつけるべき点などを解説しつつ、設置にかかる費用も紹介します。 ルーフバルコニーのある一戸建てで日々をより豊かなものにするために、ぜひ参考にしてください。 目次 1. ルーフバルコニーとベランダ、バルコニーの違い 2. 一戸建てのルーフバルコニーの活用法 3. 一戸建てにルーフバルコニーがある4つのメリット 4. 一戸建てにルーフバルコニーを設置するデメリット 5. 一戸建てにルーフバルコニーを設置する際に注意すべき点 6. 一戸建てにルーフバルコニーを設置する費用の目安 7. 山口県でルーフバルコニーのある一戸建てを建てるなら 8. まとめ 1.ルーフバルコニーとベランダ、バルコニーの違い ルーフバルコニーは、下の階の屋根部分を利用してつくられたバルコニーのことです。 ルーフバルコニーと混同されるベランダは、建物から張り出した外側部分に設置された、屋根のある歩行可能なスペースを指します。 また、バルコニーは建物の2階以上の外部に張り出し、屋根のないスペースで手すりがあるものです。 面積が広く、屋根がないことがルーフバルコニーの特徴で、ベランダやバルコニーと比べると、より日当たりがよく、開放感があります。 歩行可能スペースや屋根の有無、スペースの広さが名称の違いとなっています。 2.一戸建てのルーフバルコニーの活用法 一戸建てにルーフバルコニーを設置すると、ベランダやバルコニーではできない楽しみ方が可能になります。 ここでは、ルーフバルコニーを満喫する方法をいくつか紹介します。 バーベキューや自宅でのピクニックなど、食事を楽しむ ルーフバルコニーには広いスペースがあります。 そのため、大人数でバーベキューを楽しんだり、お弁当を作って自宅内でのピクニックを楽しんだりできることが大きなメリットです。 心地よい朝日を浴びながら朝食をとったり、食後のお茶・お酒などをゆったりと満喫したりすることもできるでしょう。 また、家族だけでなく、友人を招待してのパーティーなどもルーフバルコニーで開催できます。 日光浴でリゾート気分を楽しむ ルーフバルコニーは、日当たりがよいのが特徴です。 長時間過ごせる屋外用ソファーなどを設置したり、芝生を敷き詰めたりすれば、春から秋にかけてゆったり日光浴を楽しめるでしょう。 近隣の目がある庭などとは異なり、気兼ねなく日焼けできるのもルーフバルコニーならではのメリットです。 業務に追われていて、厳しいスケジュールの最中にあるような場合でも、旅行に出ることなく、気軽にリゾート気分を味わうことができます。 夜には、星空を眺めながら1日の疲れを癒すこともできるでしょう。 ヨガ・ストレッチ・家庭菜園などの趣味の空間にできる ルーフバルコニーに芝生などを敷きつめれば、子どもたちの安全な遊び場になります。 しかし、ルーフバルコニーは子どもだけの遊び場ではありません。 大人にとっても、ヨガやストレッチなど、健康的な身体づくりを太陽の光を浴びながら楽しめたり、自宅内で家庭菜園やガーデニングができたりなど、さまざまな趣味の空間にできます。 ルーフバルコニーを設置することで、色とりどりのライフスタイルを形成でき、趣味の時間がより深まるでしょう。 3.一戸建てにルーフバルコニーがある4つのメリット ここでは、一戸建てにルーフバルコニーがあることで得られるメリットを4つ解説します。 開放感を全身で感じられる ルーフバルコニーは、階下の屋根を使って作られています。 このため、建築面積の制約を受けず、ゆったりとしたスペースが確保できるのが大きなメリットです。 日差しを遮る屋根もなく、開放感があり、四方から全身で太陽光を感じることができます。 ルーフバルコニーで過ごすことが、日々の疲れを癒し、心を開放させるきっかけになるでしょう。 ルーフバルコニーの視覚効果で居住空間を広く感じられる ルーフバルコニーを設置することで、部屋とルーフバルコニーとがつながって見える視覚的効果を得ることができます。 この視覚効果によって、居住空間が実際の面積以上に広く見えるというのもルーフバルコニーのメリットです。 ルーフバルコニーと居住空間の境を大きな窓にするといった工夫によって、より一層の広がりを感じられるでしょう。 家事のスペースを確保できる ときには大量の洗濯物や大物を干さなければならない日もありますが、ルーフバルコニーがあれば、干し場に困ることはありません。 日光が遮られず、一日中日当たりがよいため、洗濯物も早く乾きます。 布団を干す際にも便利です。 さらに、大きな家具を動かして掃除する際も、ルーフバルコニーがあれば、家具の移動も簡単です。 部屋をくまなく掃除する上で、利便性の高いスペースといえるでしょう。 土地購入代金の抑制につながる 都市部や駅前の人気エリアでは、広い庭のある家を持つのはなかなか難しいです。 しかし、ルーフバルコニーのある一戸建てなら、土地を有効活用することが可能です。 コンパクトな土地を有効活用でき、のびのびと暮らせるため、ルーフバルコニーのない一軒家に比べると小さな土地の購入も視野に入るでしょう。 小さな土地で満足のいく一戸建てが建てられるため、土地の購入費用を抑えられる可能性も高まります。 4.一戸建てにルーフバルコニーを設置するデメリット 一方で、一戸建てにルーフバルコニーを設置するデメリットも存在します。 ここでは、ルーフバルコニーを作る際のデメリットを解説します。 定期的なメンテナンスが必要 屋外にあるルーフバルコニーは、天気の影響を受けやすいだけでなく、埃やゴミがたまりやすいのがデメリットです。 ルーフバルコニーに設置した排水溝に、枯れ葉が詰まることもあるでしょう。 さらに、防水・漏水処置が施されていないため、床面が劣化したり、雨漏りが起きたりする可能性も否定できません。 ルーフバルコニーを設置する場合は、排水溝にゴミや枯れ葉などが詰まらないための掃除や床部分への防水処置といった対策が必要です。 また、定期的なメンテナンスを行わなければなりません。 一般的な屋根よりも工事費・維持費が高くなりがち ルーフバルコニーの建築費用は、一般的な勾配のある屋根よりも高くなりがちです。 工事費用は、屋根部分以外の手すりや階段の設置、防水処置などによって大きく変化します。 さらに、10年~20年スパンで防水工事を行う必要があり、維持費が高くなる可能性も否定できません。 5.一戸建てにルーフバルコニーを設置する際に注意すべき点 憧れのルーフバルコニーを設置したことをのちのち後悔するということがないよう、事前に注意しておくべき点を解説します。 防水・排水機能について十分に配慮する ルーフバルコニーは屋外にあるため、雨風や紫外線などの影響を受けやすくなります。 定期的なメンテナンスを行っていたとしても、床面の劣化に注意が必要です。 ルーフバルコニーに使用する素材は、耐久性の高いものを選ぶとともに、防水・排水性能についても十分に検討しましょう。 また、取り外しやすい板材にしておけば、傷んだときに床材の取り換えが簡単になります。 排水溝が詰まりにくいような構造にしたり、掃除しやすいようにコンセントと水道を設置したりすることもおすすめです。 真夏の気温上昇に対応できるよう断熱性を高める 屋根のないルーフバルコニー階下の部屋では、夏場に気温がどんどん上がってしまうのが難点です。 階下の部屋でも心地よく過ごせるよう、屋根部分の断熱性を高めておくようにしましょう。 断熱性を高めるとともに、階下の部屋の用途にも一工夫加えてください。常日ごろあまり使用しない用途の部屋にするのがおすすめです。 施工を担当する工務店と十分な話し合いを行う 新築一戸建てを建てる際、施工主はできるだけ自分の夢を反映した家にしたいと考えるものです。 しかし、理想を押し通した結果、ルーフバルコニーが原因の雨漏りが起きたり、掃除しにくいルーフバルコニーができあがったりするのは避けたい事態です。 事前に施工を担当する工務店と十分な話し合いを持ち、理想と現実的にルーフバルコニーが備えておくべき機能のすり合わせを行ってください。 施工は、ルーフバルコニーの施工実績が豊富な工務店に頼むと安心です。 6.一戸建てにルーフバルコニーを設置する費用の目安 ルーフバルコニーの設置にかかる主な費用は、防水工事費用や面積に応じた費用、素材費用、維持費の4つです。 面積はもちろん、使用する素材の価格によっても費用は増減します。 維持費を除いた設置費用は、おおよそ100万円と考えてください。屋根を補強する場合は、さらに100万円ほどかかるでしょう。 設置費用はベランダやバルコニーよりやや高めですが、コストダウンを優先すると雨漏れなどによって、かえって補修費用がかかります。施工を担当する工務店と、工法や耐用年数、将来必要なメンテナンスについて事前に確認しておきましょう。 7.山口県でルーフバルコニーのある一戸建てを建てるなら 2020年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅を建設する際にかかる費用の全国平均は3,533万円となっています。 一方、山口県で注文住宅を建設する際の費用は200万円ほど低い3,394万円が平均です。 山口県では住宅建設にかかる費用が比較的低くなっています。 建設費用を抑えられる分、機能的に優れ、こだわりを反映したルーフバルコニーを作りやすいといえるでしょう。 8.まとめ 下の階の屋根部分を利用して作るルーフバルコニーは、屋根がなく、面積が広いのが特徴です。 開放感があり日当たりがよいため、休日に食事やパーティーを楽しんだり、リゾート気分を満喫したりするのにぴったりの空間です。 また、子どもの遊び場・大人の趣味の空間にも適しています。 ルーフバルコニーのある一軒家を建てる場合は、確かな品質を高い性能でありながら、費用を抑えられるタナカホームズがおすすめです。 ぜひ来場予約より、実際の一軒家をご覧ください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年6月25日 / 家づくり
【マンションから一戸建てへ】それぞれのメリットと住み替えに関する不安の解消法を紹介
現在住んでいるマンションから一戸建てへの住み替えを検討している一方で、さまざまな不安がぬぐえないという人は多いでしょう。 マンションと一戸建てのメリット・デメリットについて知りたいという人もいるはずです。 この記事では、マンションと一戸建てを比較しつつ、住み替え時の不安要素についてわかりやすく解説します。 マンションから一戸建てへのスムーズな住み替えを検討する際に参考にしてください。 目次 1. マンション住まいで得られるメリット 2. 一戸建てに住みかえるメリット 3. マンションから一戸建てへの住み替えにともなう不安要素とその対策 4. マンションから一戸建てへの住み替えの流れ 5. 山口県の一戸建てに住み替えするなら 6. まとめ 1.マンション住まいで得られるメリット マンションと一戸建ての住環境には、さまざまな違いがあります。 ここでは、一戸建てと比較してマンションのよい点をいくつか紹介します。 一戸建てと比べるとセキュリティが厳重 一戸建ては、家主自身がセキュリティを強化する必要があります。 しかし、マンションではオートロック管理が一般的で、監視カメラやオートロックなども最初からついているため、自分で設定せずにすみます。 平日の昼間に管理人が常駐しているマンションが多いことも、セキュリティ面で安心できる要素です。 盗難などのリスクは、一戸建てと比べると低いといってよいでしょう。 公共部分の修繕・掃除などは不要 マンションでは、経年劣化する外壁の修繕などを個人で担う必要がありません。 公共部分の修繕・管理費用は毎月の積立で管理されており、突然まとまったお金が必要になることはありません。 これは大きなメリットです。 マンション周辺の掃除やゴミ回収などについても、自身で管理せずにすみます。 修理を行う際の業者の手配なども管理人の業務で、業者の選定・依頼といった手間もありません。 階段の上り下りが不要 一戸建ては2階建てになっていることが多い一方、マンションではワンフロアが中心です。 エレベーターもついており、築年数がよほど古い物件でない限り、部屋と部屋の境目に段差が少ないバリアフリー設計になっているのが一般的です。 バリアフリー設計が可能な注文住宅とは異なり、2階建ての建売住宅は、バリアフリー設計になっていない場合もあります。 建売の2階建て一戸建てとマンションとを比較すると、年齢を重ねて足腰が弱ったときに過ごしやすい環境としては、マンションに軍配があがるといえるでしょう。 指定日以外の日もゴミ捨てが可能 一戸建ての場合、ゴミを捨てられるのは地域が指定した日だけです。 しかし、ゴミの集積スペースが設置されたマンションなら、曜日を問わず好きな時間にゴミを捨てられます。 ゴミを家で保管したり、ゴミ捨てのために早起きしたりする必要がありません。 地域のゴミ当番で、ゴミネットの設置や回収、ゴミ捨て場の清掃などが不要なこともメリットです。 メンテナンス次第で一戸建てより耐用年数が長い 耐用年数とは、構造物の仕組みや材質の品質を維持できる期間のことです。 鉄骨鉄筋コンクリートのマンションの耐用年数は47年です。 一方、木造一戸建ての耐用年数は20年から22年とされています。 実際に住める期間は耐用年数とメンテナンス次第であり、マンション・一戸建てにかかわらず、念入りなメンテナンスを実施することで耐用年数を伸ばせます。 耐用年数より長く住むこともできますが、マンションと一戸建てでは当初の耐用年数にかなりの差があることも事実です。 2.一戸建てに住みかえるメリット マンションから一戸建てに住み替えると、どのようなメリットがあるのでしょうか。 ここでは、マンションから一戸建てに住みかえるメリットを解説します。 土地を保有でき売却する際の自由度が高い マンションは「敷地利用権」という形式で土地を共有することになっています。 これは、マンションでは土地を個人的に所有することができないことを意味し、その価値の大部分は建物の価値を示します。 一方、土地と建物を合わせて購入する一戸建てなら、より明確なかたちで土地を保有できます。 たとえ建物が古くなり、取り壊すことになったとしても、土地を保有しているため、資産価値はゼロになりません。 将来、売却する際の自由度も高く、子どもに住居を受け渡す場合でも、建物だけを建て替えることもできます。 毎月のランニングコストが低くなる マンションでは毎月、管理費や修繕積立金、駐車場代、駐輪場代などの費用がかかります。 年々同じ金額ということではなく、修繕積立費などは10年単位で見直され、値上がりするのが一般的です。 一戸建てでは、こうしたお金の積み立てや管理費などが不要です。 建物にかかる毎月のランニングコストは、マンションと比べると低いでしょう。 さらに、駐車場付きの一戸建てなら、毎月の駐車場代も支払う必要がなくなります。 近隣の住人への物音やペットの影響などを気にせずすむ マンションでは、階下や周囲への物音を気にせざるをえません。 子どもの足音やものを落とした音などに、階下の住人から苦情を申し入れられるといったトラブルがよくあります。 しかし一戸建ての場合は、隣家と一定の距離があるため、ある程度なら音漏れしにくいのが特徴です。 多少の物音なら気にする必要がありません。 洗濯をしたり掃除器をかけたりするタイミングも自由です。 また、規約などに縛られず、自由に好きなペットを飼うことができることも一戸建ての魅力といってよいでしょう。 注文住宅なら自分好みの間取りを実現できる マンションでもある程度間取りの変更は可能ですが、注文住宅を建てる際の間取りの自由度はけた違いといっても過言ではありません。 柱や窓、水まわりの位置や仕様の変更も自由に行え、理想の住まいを実現しやすいことが大きなメリットです。 また、リフォームや修繕に関しても、自分の意志とタイミング次第で実行できます。 同程度のマンションと比べると固定資産税が安い 固定資産税とは、家屋や土地といった固定資産について課せられる税金のことです。 土地と建物の固定資産税、土地と建物の土地計画税の総支払額は、マンションと比べると一戸建ての方が安くなります。 3.マンションから一戸建てへの住み替えにともなう不安要素とその対策 マンションから一戸建てへの住み替えを検討しつつ、現在の住まいの売却やローン残高など不安を感じてしまい、なかなか一歩前に進めないということも多いことでしょう。 ここでは、住み替えに際しての不安要素と、その対策を紹介します。 ローンの残債がある場合でも一戸建てに住み替えられる? マンションの住宅ローンをすでに完済している場合は、特に問題なく戸建てを購入できます。 しかし、住宅ローンが残っている場合は、抵当権を抹消しなければなりません。 抵当権は、借りた側が住宅ローンを支払えなくなった場合、住宅ローンを融資している金融機関が担保である当該マンションを差し押さえする権利のことです。 ローンの残債がある限り、抵当権は金融機関側にあります。 そのため、勝手にマンションを売却することができません。 マンションの抵当権を抹消するためにはまず、マンションのローン残債額とマンションの売却価格を把握しましょう。 不動産会社からマンションの売却予想価格を教えてもらい、売却金でローン残債を一括返還できるかどうかを確認します。 売却金によるローン完済が難しいオーバーローンの場合は、「住み替えローン」の利用を検討しましょう。 住み替えローンは、マンション売却後のローン残債と購入する戸建ての住宅ローンをまとめて一緒に組めるローン制度で、通常の住宅ローンよりも審査基準が若干厳しいといわれています。 マンションの売却と一戸建て購入のどちらを先行させるべきか? マンションから一戸建てへの住み替えに際しては、「マンションの売却先行」と「一戸建て購入先行」の2パターンがあります。 資金面の負担を減らすことを考慮すると、売却先行がおすすめです。 特に、マンションのローン残債が残っている場合は、マンションを高値で売却し、一戸建て購入時の負担を減らすことを優先すべきです。 一戸建てを購入したのち、マンションを売却する場合は、時間に余裕がなく、売り急ぐケースが多くなります。 買い手との価格交渉が思うように進まず、相場より安い価格で売却せざるをえないケースもあります。 一方で、売却先行の場合は、急ぐ必要がなくなり、納得のいく金額で売却できることが多いようです。 また、売却金を一戸建ての購入資金に充てることができ、金銭的な負担も軽減できるメリットがあります。 ただし、売却先行の場合は、マンションの引き渡し日から新居へ入居するまでの間、仮住まいが必要です。 ある程度の期間がある場合は、賃貸物件を借りることも検討しましょう。 4.マンションから一戸建てへの住み替えの流れ ここでは、マンションから一戸建てに住み替える際の一般的な流れについて解説します。 資金計画の立案 資金計画を立てるためには、マンションのローン残債の確認が必須です。 さらに、今住んでいるマンションの評価額を不動産会社に査定してもらい、「マンションの評価額」から「住宅ローン残債」を差し引き、売却後の残債を算出する必要があります。 ここでローン残高を評価額が上回れば、住み替える一戸建ての頭金に回すことができます。 購入時に手出しできる頭金の金額と一戸建ての購入額、住み替え後の住宅ローンの返済額がわかった段階で、返済期間などの計画を立てましょう。 反対に、毎月の住宅ローンの返済可能額、返済可能期間、頭金の金額などから、住み替える一戸建ての予算を算出することもあります。 住んでいるマンションの売却 今住んでいるマンションを売却すれば、一戸建ての住宅ローンとマンションの住宅ローンを負う、二重ローンの状態に陥らずにすみます。 また、先にマンションを売りに出すことで、売却期限を気にかける必要が減るでしょう。 無理して値下げ交渉に応じるというリスクも低くなるため、マンション売却時は、できるだけ高く売却することに専念し、より好条件の一戸建てに住み替えることを目指すべきです。 住み替える一戸建てを購入 マンション売却決定後は、購入する一戸建てを探しましょう。 売却価格次第で、一戸建てにかけられる予算が変化することもあります。 理想とする一戸建てがなかなか見つからない、こだわりの注文住宅を建てたいという場合は、転出と転入のタイミングが合わないケースもあるでしょう。 転出のタイミングが転入のタイミングよりかなり早いという場合は、つなぎの住居として賃貸住宅の活用を検討しなくてはなりません。 5.山口県の一戸建てに住み替えするなら 一戸建てを購入する際は、建売住宅と注文住宅の選択肢があります。 一戸建てのメリットをより大きく享受したいなら、土地付きの建売住宅を購入するか、購入した土地に注文住宅を建てましょう。 山口県では、注文住宅建設費用が全国平均と比べると200万円ほど低くなっています。 マンションから一戸建てへの住み替えを検討するなら、注文住宅も視野に入れておきましょう。 6.まとめ マンションから一戸建てへの住み替えを検討するとき、さまざまな不安要素が足かせになるでしょう。 資金面の負担を減らすためには、売却先行を行い、必要に応じて住み替えローンを検討しましょう。 一戸建てのメリットを最大限に享受したいなら、注文住宅を建てることも視野に入れてください。 タナカホームズは、高品質・高性能でありながらローコストな注文住宅を建てたいという人に最適です。 ぜひ来場予約より実物をご覧ください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年6月25日 / 家づくり
ビルトインガレージの寸法の決め方!注意点や寸法シミュレーションなども解説
住居からのアクセスがよく、雨風から愛車を守れるなどのメリットから、ビルトインガレージ付きの家の建築を検討する人も多くいます。 しかし、ビルトインガレージを建築するときは、寸法をどのように設計すべきか迷うものです。 この記事では、ビルトインガレージの寸法やサイズシミュレーションなども紹介します。 ビルトインガレージの建築を検討している人は、ぜひ参考にしてください。 目次 1. ビルトインガレージの魅力 2. ビルトインガレージの注意点 3. ビルトインガレージの寸法を決める基本要素 4. ビルトインガレージの寸法でおさえておきたいこと 5. ビルトインガレージの寸法シミュレーション 6. 山口県・中国地方のビルトインガレージの建築事例 7. まとめ 1.ビルトインガレージの魅力 ビルトインガレージにはさまざまな魅力があります。 ここではビルトインガレージの三つの魅力を紹介します。 実用性がある ビルトインガレージの大きな魅力として、実用性があげられます。 例えば、雨や風、雪、紫外線などから愛車を守ることが可能です。 また、盗難や破損などの対策としても有効です。 ビルトインガレージは建物のなかに駐車場を設ける構造のため、家の周辺に駐車場スペースを確保できない場合でも建築できます。 趣味として愛車が楽しめる ビルトインガレージは単に車を駐車するだけでなく、保管しながら整備も可能です。 ガレージ内であれば、天気を心配する必要がありません。 室内に隣接する位置にガレージスペースがあれば、愛車を眺めながら食事やお酒、お茶を楽しめるでしょう。 エ22ンや暖房機器などを完備すれば、季節に関係なくビルトインガレージで趣味生活を楽しめます。 税金面でお得になることがある ビルトインガレージを建築すると、税金面で優遇されることがあります。 ガレージ部分が建物の延べ床面積の5分の1以下であれば、床面積として含まれないため固定資産税が軽減されます。 固定資産税を見越す際には、ガレージ部分の床面積も考慮しておきましょう。 ただし、シャッター部分は固定資産税の課税対象になります。 2.ビルトインガレージの注意点 ビルトインガレージは、魅力的な面がある一方で注意点もあります。 ここからは、ビルトインガレージの注意点を解説します。 音・振動への配慮が必要 ビルトインガレージは住居内にあるため、ガレージ内でエンジンを動かすと居住部分に音や振動が伝わりやすくなります。 また、趣味で愛車を整備する際に電気工具を使うと、音や振動が発生するでしょう。 特にガレージにリビングや寝室が隣接する場合、落ち着いて過ごせない可能性があります。 そのため、ビルトインガレージを設計する際には、間取りそのものを考慮しなければなりません。 換気も必要 ビルトインガレージ内でエンジンをかけると、音や振動だけではなく排気ガスも発生します。 長時間アイドリングをすると、ガレージ内に排気ガスが溜まってしまうでしょう。 居住スペースに、排気ガスが漏れ出る可能性もあります。 ガレージ内では、排気ガスなどが滞らないように、換気扇を設置するなどの対策を施しましょう。 ガレージ部分の寸法や面積 前述のとおり、ビルトインガレージは床面積の寸法によって税金面で優遇されますが、広さ次第では固定資産税がお得にならない場合もあります。 ビルトインガレージの寸法を決めるときは、駐車予定の車の台数、車体サイズの確認が必要です。 ガレージ部分の設計で寸法を間違えると「ドアが開閉しにくく、車の乗り入れが不便」などの問題を引き起こしかねません。 固定資産税の課税が気になる部分ですが、ガレージを使いやすい寸法を検討することも大切です。 3.ビルトインガレージの寸法を決める基本要素 ここでは、ビルトインガレージの寸法を決める基本要素を解説します。 ビルトインガレージの寸法は、以下の三つを基本としています。 愛車のサイズ まずは、ビルトインガレージに駐車する車体サイズから確認しましょう。 大型車、ワンボックス車、中型車、小型車、軽自動車の種別でサイズは異なり、それにあわせて駐車スペースの検討が必要です。 種別 全長×幅×高さ(mm) 車種例 大型車 5,210×1,875×1,500 クラウン、シーマなど ワンボックス車 4,800×1,700×1,850 エスティマ、ステップワゴンなど 中型車 4,800×1,700×1,500 カローラ、プリウスなど 小型車 4,500×1,680×1,500 マーチ、ヴィッツなど 自動車 3,400×1,480×1,680 ミラ、タントなど ガレージの間口 車体サイズだけでなく、ガレージの間口(正面の幅)も検討してみてください。 車体サイズにガレージの寸法を合わせ過ぎると、ドアの開閉がしにくくなってしまいます。 ドアの開閉、乗り降りするスペースを十分に考慮して、ガレージの間口を検討してください。 前方はシャッターなど、後方はトランクの開閉を考慮した寸法にすると使いやすいガレージになるでしょう。 入庫や出庫の際の必要な間口 車が出入庫するときに困ることがないよう、余裕のある間口サイズにしましょう。 車がガレージを出入りするときは、一般的に前面道路から旋回する必要があります。 前面道路の幅が広ければ大型車でも十分に出入庫できますが、道路幅によっては曲がりきれない場合もあるでしょう。 車が旋回するときに必要なスペースや前面道路の幅を考慮して、ガレージの間口を検討してください。 4.ビルトインガレージの寸法で押さえておきたいこと ビルトインガレージの寸法を決める基本要素に加えて、以下の内容を押さえておくとより使いやすいガレージになります。 収納スペースを設ける場合の寸法 ビルトインガレージに収納スペースを設けたい場合は、車のサイズや間口だけではなく、収納用のスペースも想定してください。 「タイヤを保管しておきたい」「工具を揃えたい」など、ビルトインガレージの用途から収納スペースを検討するとよいでしょう。 場合によっては、天井高を高く設けて収納スペースを確保する方法もあります。 シャッターの閉まる位置 雨風から愛車を守るには、ビルトインガレージのシャッターが閉まる位置も考慮しておくことをおすすめします。 また、ガレージ内にエアコンや暖房機器を設備する場合、冷気や暖気をなるべく外に逃したくないものです。 その場合、シャッターが閉まる位置をガレージの床よりも低く設計してみてください。 外からの風の侵入を防ぎ、内部からの冷気・暖気を逃がしにくくします。 居住空間の間取りへの配慮 ビルトインガレージの寸法によっては、居住空間の間取りが限られる可能性があります。 具体的には、ビルトインガレージの寸法を大きく確保し過ぎるとその分居住空間が狭くなるため、希望の間取りを実現できない場合です。 ビルトインガレージの寸法・配置と居住空間の間取りのバランスをしっかりと保つようにしてください。 例えば、1階をビルトインガレージにして2階を居住空間にするなどの工夫をおすすめします。 5.ビルトインガレージの寸法シミュレーション ビルトインガレージの寸法設計への配慮を踏まえて、具体的な寸法シミュレーションを紹介します。 25坪程度の場合 25坪程度の敷地でビルトインガレージ付き住宅を建てる場合は、車1台分のガレージスペースが確保できるでしょう。 2階建ての住宅の場合、居室として6〜8畳の部屋が2〜3部屋つくれます。3階建てにすると、1階をガレージにして2階と3階を居住空間にできます。 これらは、敷地が限られていてもビルトインガレージが建築できる事例です。 30坪程度の場合 30坪程度の敷地の場合、居室空間に余裕を持つことが可能です。 ガレージスペースは、車2台分のスペースが確保できるでしょう。 車1台分であれば、3LDKや4LDKの間取りを検討してみてください。 2台分なら2LDKか3LDKが目安です。 平屋の住宅でビルトインガレージを建築することも可能ですが、車1台分のガレージスペースになるでしょう。 40坪程度の場合 40坪程度の敷地になると、車2台分のガレージスペースのある住宅が建築可能です。 車2台分のガレージスペースのほかに、収納スペースなども十分に確保できるでしょう。居住空間は4KDKや5LDKという広い間取りを実現できます。 3階建ての場合は、2LDKか3LDKが目安です。 6.山口県・中国地方のビルトインガレージの建築事例 山口県や中国地方においても、ビルトインガレージ付きの住宅が建築されています。 総タイル張りでモダンなビルトインガレージや、居室からガレージが眺められるビルトインガレージなどの事例があります。 具体的な事例を参考にして、ビルトインガレージ付き住宅の建築を検討してみてはいかがでしょうか。 7.まとめ ビルトインガレージには、愛車を保管したり整備したりできる魅力的なスぺースです。 ただし、ビルトインガレージを使いやすく設計するなら、ガレージスペースの寸法をよく検討する必要があります。 車のサイズやガレージの間口、収納スペース、シャッターなどの要素に着目して寸法を決定してください。 タナカホームズはローコストで高品質・高性能な住宅の建築を手がけています。 ビルトインガレージ付き住宅の建築にも対応しています。 ビルトインガレージや新築をご検討中の方は、ぜひご相談ください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年6月25日 / 性能
ビルトインガレージにバイクを停める!メリットやデメリット、必要な広さを解説
バイク好きの人の中には、家を建てる際にガレージの設置を検討している人も多いでしょう。 この記事は、バイク置き場としてビルトインガレージを検討している人向けに、ビルトインガレージのメリットやデメリット、バイク置き場に必要な広さなどについて解説します。 新しく建てる家にビルトインガレージをつくるか検討する際に役立ててください。 目次 1. ビルトインガレージとは 2. ビルトインガレージのメリット・デメリット 3. ビルトインガレージにバイクを置くメリット 4. バイクを置くビルトインガレージに必要な広さ 5. バイクを置くビルトインガレージをつくる際の注意点 6. 山口県でバイク用のビルトインガレージをつくる際に考えておくこと 7. まとめ 1.ビルトインガレージとは? ビルトインガレージとは、建物の中につくられるガレージ(車庫)のことです。 シャッターや扉などがあることからインナーガレージとも呼ばれます。 ビルトインガレージは車やバイクの出入りができるよう、建物の1階や地下につくられることが一般的です。 また、実用面だけでなく、趣味のためにビルトインガレージをつくるケースもあります。 2.ビルトインガレージのメリット・デメリット ビルトインガレージをつくるかどうかは、メリット・デメリットを考慮して決めましょう。 ビルトインガレージのメリット・デメリットを解説します。 ビルトインガレージのメリット ビルトインガレージの主なメリットとして次の点があげられます。 ・狭い敷地でも駐車スペースがつくれる ・愛車を雨風や紫外線から守れる ・盗難やいたずらの心配を軽減できる ・バイクの乗り降りの際に雨に濡れなくても済む ・趣味のスペースを兼ねられる また、ビルトインガレージは建物の一部として延床面積の計算に含まれます。 しかし、ビルトインガレージの広さが延床面積の5分の1以下であれば、延床面積の計算から除外できて固定資産税が安くなります。 その結果、予算内でより大きな家を建てられる可能性もあります。 ビルトインガレージのデメリット 一方でビルトインガレージには次のようなデメリットもあります。 ・車両の出入りのために開口部を広くすることで耐震性が落ちる可能性がある ・車両の出入りを考慮してガレージの場所を決めるため、希望の間取りにできないことがある ・排気ガスや騒音、振動などへの対策が必要になる 耐震性を高めたり、排気や騒音などの対策を行ったりすると建築コストがかかります。 また、ビルトインガレージを延床面積の5分の1以上の広さにすると固定資産税が上がるため注意しましょう。 3.ビルトインガレージにバイクを置くメリット 屋根や壁、シャッターなどのあるビルトインガレージなら、バイクや部品の盗難、いたずらを防げます。 バイクを雨風や紫外線からも守れるため、愛車を美しい状態で保てるでしょう。 また、好きなときに室内からバイクを眺めたり、ガレージ内でバイクのカスタムを行ったりするなど、バイク好きに最適な環境をつくれる点も魅力です。 メンテナンスグッズなどもガレージ内に保管でき、家の中をきれいに保つことにも役立ちます。 4.バイクを置くビルトインガレージに必要な広さ ビルトインガレージをつくる際、どれくらいの広さが必要なのでしょうか。 バイクの種類やほかに置くもの別に大きさを解説します。 原付の場合 原付(原動機付自転車)のサイズは、大きくても全長2.0mほどです。 平均サイズは全長1.7m、幅0.7mほどのため、1.5畳分のスペースに収まります。 原付だけを停めるビルトインガレージなら、人が移動するスペースを考えても、幅1.1m×奥行2.0m×高さ2.0mほどの大きさでも問題ないでしょう。 中型バイクの場合 中型バイクは、大きくても全長2.4mほどです。 平均サイズは全長2.2mほどのため、若干斜めに駐車することになりますが、2畳分のスペースがあればよいでしょう。 ガレージの目安としては、幅1.4~1.6m×奥行2.0~2.2m×高さ2.0mほどです。 大きめサイズの中型バイクの場合、3畳ほどの広さが必要になることもあります。 大型バイクの場合 大型バイクの場合、1,000ccのバイクであれば平均サイズは全長2.3mほどですが、長い場合は2.7m以上になることもあるなど、排気量や車種によってサイズが大きく変わります。 3畳くらいのスペースを目安に、所有する(所有予定の)大型バイクのサイズにあわせてビルトインガレージの大きさを考えましょう。 バイクと車を置く場合 国土交通省によると、必要な駐車スペースは、普通乗用車で幅2.5m×奥行6.0m、小型乗用車で幅2.3m×奥行5.0m、軽自動車で幅2.0m×奥行3.6mほどとなっています。 先に紹介したバイクの駐車スペースに車の駐車スペースを合わせて考えてみてください。 また、タイヤや工具といったガレージに置いておくと便利なものがあることや、子どもや高齢者の利用があることを考慮すると、少し余裕をもった広さを用意することをおすすめします。 ビルトインガレージ内でバイクをカスタムしたい場合 先に紹介したビルトインガレージの広さの目安は、駐車するために必要最小限のスペースです。 バイクのカスタムなど、バイクに手をかけることが好きな人であればできるだけ広いスペースを確保しておくことをおすすめします。 広めのビルトインガレージであれば、バイクの鑑賞もしやすいといえます。 5.バイクを置くビルトインガレージをつくる際の注意点 より便利で使いやすいビルトインガレージになるよう、ビルトインガレージをつくる際の注意点を解説します。 ビルトインガレージに必要な広さを考える ガレージをつくる際は、置きたい車種、台数、車両関連のツールなど、何を置くのかイメージしましょう。 バイク好きの人なら、今後バイクが増えたり、乗り換えたりする可能性も考慮してください。 その上で必要なスペースを算出します。 ビルトインガレージが広くなると、建築費や固定資産税などに影響することも忘れないでください。 どこにビルトインガレージをつくるか間取りを考える 平屋にビルトインガレージを付けるのか、戸建ての1階もしくは地下・半地下につくるのかなど、ビルトインガレージの位置を考えます。 道路との兼ね合いを考慮しつつ、玄関に隣接させてシャッターから出入りするのか、ガレージ内に勝手口をつくるのかなど、動線についても検討しましょう。 生活に必要な機能やスペースを踏まえて間取りを考えることが大切です。 住宅の耐震性を考える 車やバイクの出入りを考えると、ビルトインガレージの開口部は広いほうが使いやすいでしょう。 しかし、開口部が広いと建物の耐震性が落ちます。 使いやすさだけでなく耐震性も考慮したビルトインガレージの設計を依頼しましょう。 車の出入りの安全性を優先したい場合は、開口部を広くして耐震補強をすることも可能です。 騒音や振動、排気ガスへの対策をする 車やバイクを動かす際、ビルトインガレージ内でエンジンをかける必要があります。 排気ガスがガレージ内に充満しないよう、換気システムを付けることをおすすめします。 また、バイクや車の音や振動が、生活する上で問題になることも多いです。ガレージに防音設備を付ける、ガレージの横に寝室をつくらないといった対策も必要です。 防犯設備の導入を検討する 屋外にバイクを置くよりも、ビルトインガレージに置くことで防犯性は高められます。 しかし、壁や屋根で死角ができ、盗難しやすい環境になる可能性もあります。 大切なバイクをより安全に保管できるよう、ビルトインガレージに鍵付きシャッターや防犯カメラ、人感センサーを設置するなど、防犯対策も検討しましょう。 6.山口県でバイク用のビルトインガレージをつくる際に考えておくこと 山口県では、ローコスト住宅なら予算1,000万円ほどから戸建てを建てられます。 建物の建築費用を抑えられる分、同じ予算で広めの敷地も確保できるでしょう。 広めの敷地を用意できれば、雨風を除けられるカーポートや、シャッター付きの独立したバイクガレージなど、住居とガレージを別で建築することも検討できます。 ビルトインガレージの有無にかかわらず、戸建て住宅の実績が豊富で、耐震性の高い住宅を建てている会社に相談してみるとよいでしょう。 7.まとめ ビルトインガレージには、車やバイクを雨風や紫外線から守り、安全に保管できるといったメリットがあります。 しかし、開口部ができるために耐震性が下がったり希望の間取りにできなかったりするといったデメリットも考えられます。 メリット・デメリット両方を考慮した上で、建築を検討しましょう。 ローコストなのに高性能な住宅の建築実績が豊富なタナカホームズでは、家づくりに関する情報を発信しています。 ぜひ会員登録をして、役立つ情報を手に入れてください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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