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2021年10月19日 / お金・ローン
新築一戸建ての費用はどのくらい?内訳や予算別の家の特徴について解説
新築一戸建ての費用は、土地の購入費用・建築費用・諸経費がかかります。 購入する立地や広さによっても異なりますが、1,000万円台から幅広い予算立てができます。 この記事では、新築一戸建ての購入を検討している人に向けて、費用の内訳を解説しているのでぜひ参考にしてください。 目次 1.新築一戸建ての費用はどのくらい? 2.会社別にみる新築一戸建ての費用比較 3.新築一戸建てにかかる費用の内訳 4.新築一戸建てを購入する頭金の目安 5.新築一戸建てを購入する収入の目安 6.予算別の一戸建ての特徴 7.一戸建てを購入する際のコツ 8.まとめ 新築一戸建ての費用はどのくらい? 新築一戸建ての購入にかかる費用は、地域(所在地)や広さで大きく異なります。 住宅金融支援機構の2020年度フラット35利用者調査によると、全国の土地付注文住宅の平均購入価格は4,397万円です。 対して、全国の建売住宅の平均購入価格は3,495万円と、土地付注文住宅よりも安い傾向があります。 新築一戸建ては購入しようと思えば1,000万円から手に入り、予算が許せば費用の上限はありません。 ※参考:2020年度フラット35利用者調査|住宅金融支援機構 会社別にみる新築一戸建ての費用比較 ここからは、新築一戸建ての費用を会社別に比較していきます。 依頼する会社によって費用が異なるので、購入時の目安にしましょう。 ハウスメーカー ハウスメーカーは、設計から施工まで一貫して行う会社を指しており、大量に建材や住設機器を仕入れるので原価コストを抑えられます。 全国展開しているので営業拠点が各地域にあり、アフター保障やメンテナンス体制がしっかりしているのが特徴です。 ただし、母体が大きい分、モデルハウスの人件費・維持管理費・広告宣伝費などがかかるため、費用は高めの傾向があります。 工務店 実は、ハウスメーカーと工務店を区別する明確な定義はありません。 しかし、一般的には工務店といえば、オーダーメイドで家を建てられる地域密着型の会社を指しています。 規模が小さいのでプランの自由度が高く、施主の要望を叶えやすいというメリットがあります。 ハウスメーカーの方が費用は高い傾向にあるものの、使う建材にこだわると工務店の方が高くなる場合もあるので注意しましょう。 パワービルダー パワービルダーは地域密着型でありながら、工務店よりも営業エリアが広い住宅メーカーのことで、隣県などでも知名度があるのが特徴です。 建売のほか、注文住宅も扱っています。 徹底したコストカットを行っており、大量生産や変形地・狭小地の進出により、ハウスメーカーや工務店と比べても費用が最も安い傾向にあります。 新築一戸建てにかかる費用の内訳 これより先は、新築一戸建てにかかる費用の内訳について解説していきます。 新築一戸建ての購入を検討している人は、何にどのくらいかかるのか把握しておきましょう。 土地の購入費用 新築一戸建てを建てる際は、贈与や相続された場合を除くと、土地の購入が必要です。 建築費用と並んで大きな比率を占めるため、土地の所在地や地盤はよく確かめてから購入を検討しましょう。 2017年3月に公表された「公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会」の調査によると、土地の購入金額は首都圏が最も高く約2,680万円でした。 その他のエリアは中部圏が約1,606万円、近畿圏は約1,669万円と、首都圏よりも約1,000万円安い結果となりました。 都心や利便性の高い場所になるほど、高額になる傾向があると分かります。 ※参考:土地・住宅に関する消費者アンケート調査|公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会 建築費用 新築一戸建ての建築費用は、建物の広さ・デザイン・建材によって異なるため一概にはいえませんが、土地代を除く総費用の約70%が目安です。 建築費用には基礎工事や外装工事、内装工事といった全ての工事が含まれています。 首都圏は建築費用が高い傾向にありますが、依頼する業者によっても価格は異なるようです。 地盤改良工事が要る場合などは、別途工事費がかさむので注意しましょう。 諸経費 新築一戸建てを購入するときは、土地費用・建築費用のほかにかかる費用があります。 ここからは、新築一戸建て購入時の諸経費について深掘りしていきます。 仲介手数料 仲介手数料は、新築一戸建てを不動産仲介会社の紹介で購入する場合に発生します。 売買契約後に手数料が発生し、「売買価格×3%+6万円」が相場価格です。 分割で支払うのが一般的で、契約時に半額納め、引き渡し後に残額を支払います。 印紙代 新築一戸建てを購入する際の売買契約書は課税対象なので、規定金額の印紙を購入して貼り付けます。 購入する不動産によって金額が異なりますが、5,000万円までの購入金額なら印紙税が2万円で済みます。 登記費用 登記費用とは、土地と建物の所有を証明するための手続きに支払う費用のことです。 登録免許税と、手続きを依頼する司法書士への支払いが発生します。 登録免許税は、土地の評価額2%・建物の評価額0.4%の費用を納める必要があります。 さらに、住宅ローンを借り入れる場合は、借入金額0.1~0.4%の費用がかかるでしょう。 住宅ローンの諸費用 住宅ローンの諸費用は、ローンを借り入れる際に発生する手数料を指しています。 内訳としては、住宅ローンの契約時に発生する事務手数料や火災保険料、団体信用生命保険特約料などがあります。 引っ越し費用 引っ越し費用としては、運搬費だけでなく、家具や家電を購入する必要も含まれます。 新築一戸建てを購入する際に新しく家具家電を揃える人は多いため、あらかじめ大きな出費になることを想定して予算を組むのがおすすめです。 新築一戸建てを購入する頭金の目安 新築一戸建てを購入する際に、頭金として購入費用の一部を現金で支払う人は多いといえます。 頭金の相場は、物件購入価格の10~20%が目安です。 頭金を用意すると月々の支払額を抑えられるため、無理な住宅ローンを組むリスクを減らせます。 また、返済期間を短くできるので、老後の生活を考えて用意する人が多いでしょう。 さらに、頭金を多く納めると金利が低くなる住宅ローンも登場しているため、借入金額を減らす目的で頭金を準備する人もいます。 新築一戸建てを購入する収入の目安 購入できる新築一戸建ての予算は、用意できる頭金・借り入れる住宅ローンの額・年収で決まります。 一般的には住宅ローンの返済負担率は、「年間の返済額÷年収=25%以内」であれば安全ラインといわれています。 世帯年収でギリギリ借り入れられる額や、ボーナスありきの額を予算にしてしまうのは危険です。 転職・出産・介護などで、ライフプランが変わったときに対応できなくなるので注意しましょう。無理なく返せる額で、予算を決めることが大事です。 予算別の一戸建ての特徴 注文住宅は建売住宅とは異なり、建築費を調整できるため、予算に合わせて家を建てられるのが魅力的です。 少ない予算で建てる場合は、ローコスト住宅を1,000万円台から建築できます。 大手のハウスメーカーも中価格帯や高価格帯だけでなく、低価格帯のラインナップを取り揃えているため、幅広い選択肢があるでしょう。 ここからは、予算別に1,000万円台・2,000万円台・3,000万円台・4,000万円台の家について特徴を取り上げていきます。 1,000万円台の家 1,000万円台の家は安く購入できるので、若い世帯や価格を抑えたい世帯に人気です。 設備や資材を低コストに抑えて、シンプルな外観や内装で統一することで、安い価格を実現しています。 ハウスメーカーによっては設備や資材のグレードを落とさずに、基本設計のプランを用意して価格を抑えているところもあります。 2,000万円台の家 2,000万円台の家は、コストを抑える箇所とグレードを上げる箇所のメリハリをつけると、少し良い設備・資材を選べます。 1,000万円台の家より自由度が高いので、設備や資材にこだわると、予算をオーバーする可能性があるので注意しましょう。 あらかじめお金をかけたい設備や資材を決めておくと、予算内で購入できます。 3,000万円台の家 3,000万円台の家は、グレードの良い設備や資材をいくつか取り入れられる価格帯なので、理想を実現しやすくなっています。 設備や資材だけでなく、間取りやデザインもある程度自由に選べます。 ただし、自由度が高い分、全ての希望を叶えるにはコストを抑えるところも必要で、設計に時間がかかる価格帯だといえるでしょう。 4,000万円台の家 4,000万円台の家は、設備・資材の幅が広がり、豪華な家を建てられる価格帯です。 自然素材もふんだんに使えるため、健康的な家づくりをしたい人に向いているでしょう。 また、バスやキッチンも高価格帯のものを希望できます。 こだわりがある人も自分の理想を叶えられる予算だといえます。 一戸建てを購入する際のコツ ここからは、一戸建てを購入する際のコツを2つ解説します。 住宅ローンの返済に困ったり、予算をオーバーしたりしないためにも、下記に気をつけて購入しましょう。 事前に費用をシミュレーションする 一戸建ての購入には、さまざまな費用がかかります。 毎月の返済額だけでなく、購入後の生活に必要な金額をシミュレーションしておきたいところです。 ライフプランが変わって収入が少し減っても、無理なく支払い続けられる費用に抑えておくのが大切です。 あらかじめ予算を伝える 一戸建てを購入するときは、あらかじめ予算を伝えておくことが大事です。 シミュレーションしていくらだったら払えるか予算を決めておかないと、希望の間取りや設備を取り入れる際に膨らんでしまいます。 実現可能な範囲で、建築できるプランをアドバイスしてもらいましょう。 まとめ 一戸建てを購入する際は、土地や建築費用以外にも、諸経費がかかります。 昇給額やボーナスを含めてギリギリの予算で購入するのではなく、無理なく返済できる予算に抑えましょう。 タナカホームズは、ローコストなのに高性能で高品質な一戸建てを建築できます。 費用を抑えつつも、希望を実現できます。 タナカホームズの一戸建について知りたい人は、まずは会員登録をして住宅の詳細を見てみませんか。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2021年10月19日 / お金・ローン
一戸建ての維持費はどのくらいかかる?相場と費用をおさえる4つのコツ
一戸建て購入をする際は、維持費も考慮して予算を決めるのがおすすめです。 この記事では、一戸建て購入を検討している人に向けて、維持費の相場や費用をおさえるコツについて解説しています。 また、マンションの維持費との比較もしているので、一戸建てを購入する際に役立ててください。 目次 1.一戸建ての維持費は年間40~55万円が目安 2.一戸建ての維持費としてかかる税金 3.一戸建ての維持費としてかかる保険料 4.一戸建ての維持費としてかかる修繕費用 5.マンションにかかる維持費は? 6.一戸建ての維持費をおさえる4つのコツ 7.まとめ 一戸建ての維持費は年間40~55万円が目安 一戸建ての維持費は、年間で40~55万円が目安となっています。 住宅ローン以外にも、維持費として傷んだ箇所を直す修繕費、住宅で加入が義務付けられている各種保険料、不動産取得に関する各種税金が発生します。 維持費も考慮して住宅ローンの借入額を決めないと、返済に行き詰まるリスクがあるので注意が必要です。 以下に、それぞれ詳しく解説していきます。 一戸建ての維持費としてかかる税金 ここからは、一戸建ての維持費としてかかる税金について深掘りしていきます。 固定資産税 戸建てを購入すると、固定資産税が年間10~15万円ほど維持費として発生します。 固定資産税は、土地・建物などの不動産を所有している場合に毎年かかる地方税です。 税額は、「固定資産税評価額×標準税率(1.4%)」で求められます。 標準税率は各自治体で1.4%と定められていて、固定資産税評価額については土地・面積・形状によっても異なります。 軽減措置もあり、令和4年3月31日までに建てた住宅は、税額が3年間2分の1に軽減されるのでお得です。 長期優良住宅では、さらに2年間軽減措置が延長されます。 ※参考:「一戸建ての固定資産税はいくら?計算方法から安くするコツまで解説」 都市計画税 一戸建て住宅を所有すると、都市計画税が年間3~5万円程度かかります。 所在地が都市計画法による市街化区域内ある場合のみ、地方税として毎年課せられます。 税額を算出するには「固定資産税評価額×制限税率」で求められますが、自治体ごとに制限税率は変わるので注意しましょう。 制限税率の上限は0.3%です。 一戸建ての維持費としてかかる保険料 これより先は、一戸建ての維持費としてかかる保険料について詳しく解説していきます。 火災保険 一戸建ての維持費としてかかる火災保険料は、契約期間によって金額が異なります。 一概にいくらとは言い切れませんが、10年間で10~20万円ほどかかると考えておきたいところです。 自然災害が多い地域である沖縄や九州などは、保険料が比較的高めに設定されています。 住宅ローンを組む際に、火災保険の加入が必須条件となっているので、維持費として計上する必要があるでしょう。 地震保険 一戸建ての維持費の一つである地震保険は、毎年1~4万円が目安としてかかります。 保険料はどの保険会社も同じで、建物や所在地によって変動します。 火災保険と組み合わせて加入するケースが多いですが、加入する必要がない金融機関もあるでしょう。 自然災害が多い地域ほど、保険料が高い傾向にあります。 一戸建ての維持費としてかかる修繕費用 一戸建てを購入する際は、維持費として必ず修繕費用が発生します。 築10年以降を目安に、次々と修繕が必要な箇所が出てくるでしょう。 30年間でかかる修繕費用は800万円程度です。 長期間住み続ける予定なら、1カ月あたり約2万2,000円の修繕費用を積み立てておく必要があります。 ここからは、修繕費用の内訳を紹介していきます。 外壁 外壁は、大体10年経つと劣化が目立ち始めます。 張り替えを行う場合は、100~120万円程度かかります。 防水材の打ち替えのみであれば、30万円前後で修繕可能です。 しかし、ひび割れなどの劣化を放置しておくと、内部まで雨水に晒され劣化していく恐れがあります。 ひび割れなど外壁の異常が見られた場合は、細かなメンテナンスをすることが大事です。 屋根 屋根は建築から10~15年経過したら、メンテナンスを実施しましょう。 屋根材を下地から取り替えてもらう葺き替えなら、100万程度の修繕費用が必要です。 ひび割れを放置すると、外壁と同様に雨漏りのリスクが高まります。 柱や内部の劣化が進む前に補修して、家の寿命を延ばしましょう。 部分的な補修で済むかどうかは、専門家に確認してもらうのが確実です。 水回り(キッチン・バス・洗面所) 水回りは使用頻度が高いので、トラブルも多い箇所です。 水漏れが起こると、家の内部の損傷に繋がるので、早めに対処する必要があります。 リフォーム費用の目安としては、ユニットバスが100~120万円、キッチンが100万円から交換可能です。 洗面台に関しては30万円からと、リフォーム費用が高額になりがちなので注意しましょう。 ただ、最新の規格のものに交換すると、節水効果が見込めるので水道料金の削減に繋がります。 フローリング フローリングは、10~15年で張り替えるケースが多いですが、1帖あたり2~5万円程度かかります。 床鳴りや浮きが生じたら、専門家に見てもらうと安心です。 不具合をそのままにしておくと、腐食したり、錆びが広がったりと劣化が進む原因となります。 傷んだ一部だけ張り替えることも可能なので、こまめにメンテナンスを行いましょう。 マンションにかかる維持費は? 戸建てとマンションの維持費を比較検討したい、という人は少なくありません。 戸建ての方がマンションよりも、維持費が安く済む傾向にあります。 かかる維持費については、以下に詳しく解説していきます。 修繕積立金 マンションの修繕積立金は、月額1~2万円が目安です。 ただし、築年数が経過するほど、修繕費用が高くなるため、10~20年後に値上がりすることが多いでしょう。 また、積立金とは別に、新築マンションなら数十万円の修繕積み立て基金がかかります。 さらに、10~15年ごとの大規模修繕が行われる度に、一時金が別途必要になる場合もあります。 マンションを購入する際は、築年数が長くなるにつれて、修繕費用が高くなる可能性を考慮しておきたいところです。 管理費 マンションの維持にかかる管理費は、共有部分の管理にかかる費用です。 管理費は月額1~2万円が目安ですが、なかには高額なケースもあります。 というのも、管理費には管理人の人件費に加えて、共有部分の電気代・水道代・備品代・保守代・保険料も含まれます。 他にも、ゴミを処分するための費用などが発生するので、いくらかかるかは必ず購入前に確認しておきたいものです。 共有部分や施設が多いと、管理費は高額になる傾向があるでしょう。 駐車場代・駐輪場代 マンションの購入を検討している人で、自動車や自転車を所有している場合、駐車場代・駐輪場代が台数分かかります。 場所によって相場価格は大きく異なるので、利用するならマンションの所在地もよく検討しましょう。 固定資産税 マンションを購入する際も、戸建てと同様に土地・建物それぞれに固定資産税がかかります。 税額は、戸建てより安い傾向があります。 土地にかかる税金に関しては、マンションの所有者で按分するので、戸建てに比べて安いケースが多いでしょう。 一方で、建物にかかる税金については、鉄筋コンクリート造のため、木造住宅よりも高めになっています。 各種保険 マンション購入時も戸建てと同じく、火災保険・地震保険の保険料の負担があります。 共有部分が含まれないうえに、自然災害に強く倒壊するリスクが少ないので、戸建てと比べて保険料が安くなっています。 一戸建ての維持費をおさえる4つのコツ ここからは、一戸建ての維持費をおさえる4つのコツを解説します。 維持費をおさえると、住宅ローン破産のリスクを低減できるでしょう。 素材や施工方法を耐久性で選ぶ 一戸建ての維持費をおさえるには、購入時に耐用年数が長い素材、メンテナンスフリーなど耐久性が高い外壁や屋根を選びましょう。 安価な素材は建築費用をおさえられますが、その分メンテナンス費用がかさみます。 長く住み続ける予定なら修繕費用を考慮して、耐久性の高い家を建てるのがおすすめです。 自分でこまめにメンテナンスする 一戸建ての維持費をおさえるには、自分でこまめにお手入れすることが大事です。 掃除を頻繁に行い、異常に直ぐに気づけるようにしましょう。 不具合に気づいた時点で補修をすれば、劣化するスピードを遅くすることも可能です。 太陽光発電を設置する 家の維持費を削減するなら、太陽光発電を設置するのも一つの手です。 太陽光発電で、売電したり自家消費したりして電気代を節約した分を、一戸建ての維持費に回せます。 初期費用がかからない「シェアでんき」もあるので、電気代の節約も検討してみてはいかがでしょうか。 アフターサービスの整った業者にする 一戸建ての維持費をおさえるには、アフターサービスが整った業者に依頼するのがおすすめです。 家の建築を依頼する業者が、長期保証・長期点検があるかどうかは確認しておきましょう。 また、保証期間の長さだけでなく、直ぐに相談できる窓口があるかも大事です。 対応が早い業者だと、劣化が進む前にメンテナンスできるので、家の寿命を延ばすのに役立ちます。 まとめ 一戸建てを購入する際は、住宅ローンだけをみて予算を決めるのは危険です。 維持費も含めたトータルコストを考えて、無理のない範囲で借入しましょう。 また、住宅ローンの支払いで困ることがないように、維持費をおさえられる業者に依頼するのがおすすめです。 創業150年のタナカホームズなら、高品質で強くて丈夫な素材を使用しているほか、太陽光発電を無料で設置できます。 ローコストなのに高品質高性能な家を建てられるので、予算が限られている人も依頼しやすくなっています。 タナカホームズに興味がある人は、まずは会員登録・来場予約をしてみてはいかがでしょうか。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2021年10月19日 / 設備
ビルトインガレージとは?メリット・デメリットや設定する際の注意点も解説
利便性やデザイン性がよいビルトインガレージを導入し、家を建てる人が以前より増えています。 ビルトインガレージは、建物の一部として半地下や1階部分を駐車場兼趣味スペースにすることができるために、敷地面積よりも、大きくスペースを使えるメリットがあります。 ビルトインガレージを検討しているものの、よくわからない方も多いでしょう。 本記事では、ビルトインガレージのメリットやデメリット、設置する際の注意点などを解説していきます。 ぜひ、参考にしてください。 目次 1.ビルトインガレージとは 2.ビルトインガレージのメリット9選 3.ビルトインガレージにはデメリットもある 4.ビルトインガレージのシャッターの種類 5.ビルトインガレージに設置すべきアイテム 6.ビルトインガレージが受けられる建築基準法の緩和措置とは 7.ビルトインガレージを設置する際の注意点 8.まとめ ビルトインガレージとは ビルトインガレージとは、建物の一部に駐車スペースを組み込み、車の出入り口にシャッターやドアを設置したガレージのことを言います。 また、別名としてインナーガレージやガレージハウスとも言われています。 比較的に土地が狭い日本では人気があるようで、1階部分をガレージにして、2階以上を居住スペースにすることが多いです。 ビルトインガレージが選ばれる理由 ビルトインガレージが選ばれる理由は、居住としてのメリットもありますが、持ち主の趣味として導入しているなど複数あります。 ガレージと部屋をつなげることで、雨に濡れず車の乗り降りができるため、家事や育児の負担を減らしたい女性の人気も高いようです。 また、車やバイクが好きで、趣味の場所として使用したい、室内からも眺めたいという男性のロマンからも人気です。 家を建てる際に敷地面積が狭く、駐車場を作るスペースがなかったという理由もあります。 ビルトインガレージのメリット9選 ビルトインガレージを導入することで得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。 考えられるメリットを下記します。 雨風から車を守る 雨風に車をさらしたくない、外へ置いておきたくない方もいるはずです。 建物の一部に駐車スペースがあり、壁に囲まれたシャッターやドアが付いているために、雨風から車が守られます。 雪や台風が多い地域では特におすすめです。 悪天候でも車の乗り降りがしやすい ビルトインガレージは居住スペースと車の距離が近いために、悪天候でも荷物の出し入れが簡単に短時間で行えます。 また、服や靴、髪などが雨にさらされず、濡れずに移動が可能です。 大雨の際などは短時間でもびしょ濡れになることもあるため、非常に便利でしょう。 狭い土地でも駐車スペースが設置できる 住宅を建てる際に土地が狭いと、駐車場は近くの月極に停めなければなりませんが、ビルトインガレージの場合は建物の一部に組み込めるために、土地面積に関わらず駐車が可能です。 また、都心部の場合には、ガレージは容積率が緩和されるために、広い家づくりが可能です。 車の防犯対策になる 地域柄治安が良くない場合には、車にいたずらをされてしまうこともあるかもしれません。 ガレージに停めておけば、いたずらや盗難から車を守れ、防犯面でもメリットがあると言えます。 シャッターや鍵のないカーポートと比較してもセキュリティ面は優秀です。 趣味のスペースとして活用できる ガレージのスペースが車を停めるだけではなく、余裕がある場合には趣味スペースとして使うことも可能です。 特に車をいじりたい人であれば、メンテナンスやカスタマイズが自由に行えるスペースとして使えます。また、DIYが好きな人であれば、工作スペースとしても利用できます。 室内から愛車を鑑賞できる ビルトインガレージの壁を一部ガラス張りやアクリル板にすると、室内から愛車を鑑賞できるために、インテリアとしても使えます。 ただの駐車場と比べても、デザインや置物にこだわる楽しみが得られるメリットがあります。 子供の遊び場や収納スペースとしても活用できる 愛車やバイクのスペース利用だけではなく、日中に車を外に出せば、子供の遊び場や収納スペースとして活用ができます。 アウトドアが好きな人であれば、キャンプ用品やグッズの収納スペースともなり、月に数回しか出すことのできないゴミの一時的な滞留場所としても使えます。 居住スペースの日当たりや風通しなどが調節しやすい ビルトインガレージの多くは住宅の1階、もしくは半地下になりやすく、居住スペースを2階以上に設けることが多いです。 そのために、居住スペースが必然的に高くなり、日照条件が良くなり、日当たりが良好となります。 また、風通しも良くなるために、部屋の環境を調整しやくなります。 固定資産税が安くなる ガレージスペースが延べ床面積の5分の1未満であれば床面積に含まないという緩和措置があるため、固定資産税が安くなります。 同じ広さの建物でも、ビルトインガレージがあると床面積が少なくなり、有効に土地を使えます。 ビルトインガレージにはデメリットもある ビルトインガレージには多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。 主にどういったデメリットがあるのか考えていきます。 車のエンジン音や排気ガスが気になる 建物の一部に駐車をするために、エンジン音や排気ガスが気になりやすいデメリットがあります。 シャッターを開閉する際にも音がなってしまうので、ビルトインガレージから音がなるという大前提で寝室や子供部屋の配置を決めると安心です。 建物の強度対策が必要になる ビルトインガレージを建物に組み込むと、どうしても一階部分の開口部分を広く取り、中にスペースを取ることになります。 そのために、建物の強度対策は必須と言えます。 梁を太くする、強度の高い建材を使うといった耐久性の対策は欠かせません。 生活スペースは2階以上になる ビルトインガレージがある1階には居住スペースが削られるために、玄関や階段の配置が限られてしまいます。 リビングダイニングなどの生活スペースやキッチンなどは、2階以上に配置されることが多いです。 建設コストがかかる 駐車場分の土地代や月極駐車場などの賃料はかかりませんが、ビルトインガレージの建築費はもちろんかかります。 耐久性の他にも、こだわりが強くなると、普通のビルトインガレージの予算からオーバーしてしまうこともあるため注意が必要です。 車のサイズはビルトインガレージに合わせる必要がある ビルトインガレージは、車のサイズに合わせて設計するため、車をあまりにも大きなサイズへ変更したり、車の数を増やすことはできません。 ピッタリと車のサイズに合わせて作るのではなく、少し余裕を持って設計をした方がいいでしょう。 ビルトインガレージのシャッターの種類 ビルトインガレージのシャッターには複数種類があります。 それぞれに特徴があるので、画像と合わせて紹介します。 巻き上げ式シャッター 巻き上げ式は、上にあるボックスに巻き取られるシャッターです。 比較的に、開閉はゆったりとしていて、音も大きく出るために、騒音問題には気をつけた方がいいと言われています。 素材が選びやすく、コストをコントロールしやすい特徴があります。 オーバースライダー スラットが天井に収納されるタイプのシャッターをオーバースライダーと呼びます。 開閉の音が比較的に静かなので、騒音を気にせず使えるメリットがありますが、照明を壁に取り付けなければならない制限があります。 天井に収納場所を作る必要があるために、場合によっては他よりもコストがかかるかもしれません。 グリルシャッター グリルシャッターはよく街中で見かけるタイプであり、シャッターといわれるイメージをするのがグリルシャッターかもしれません。 シャッターがパイプ構造になっており、空間を完全に遮断するのではなく、内外ともに見れるために、ガレージ内が開放的になるメリットがあります。 コストは比較的安めです。 横引きシャッター 横引きシャッターは引き戸のように横に開くことができるシャッターです。 上下シャッターと同様に、ボックスに収納するタイプと、壁に沿わせて流し込むタイプがあります。 上下シャッターと似ていますが、大きな違いは、開閉するのに力を必要としない点と、放物線を描いた形状などが可能な点です。 スイングアップ スイングアップ式のシャッターの特徴は、1枚板のシャッターが天井に沿って跳ね上がる点や開閉スピードが早い点です。 天井に収納されますが、1枚板なので収納時にはスラットがはみ出る為に広さに余裕が必要となります。 ビルトインガレージに設置すべきアイテム ビルトインガレージに設置するべきアイテムには、どういったものがあるのでしょうか。下記にて解説します。 照明 シャッターの素材にもよりますが、基本的に閉めるとガレージ内は暗くなることが多いです。 車を出し入れする際には、シャッターを開ければ光が入る為に、問題ないかもしれませんが、ガレージ内で作業をする場合には、照明が必要になります。 収納スペース ガレージを車庫だけでなく、趣味の部屋にする場合には、収納スペースがおすすめです。 工具やカスタマイズ用品などの収納の他に、壁にサーフボードや自転車などをかけるスペースなどもあると、実用的でありながらデザイン性もあります。 余裕があればエアコン・除湿器・換気口もおすすめ ガレージ内で長時間過ごす場合には、エアコンや除湿乾燥機などがあると、季節を問わず過ごしやすいです。 また、作業をする際に出る埃やチリなどを滞留させないように、壁の一部に開口部があれば空気が循環し換気となる為におすすめです。 ビルトインガレージが受けられる建築基準法の緩和措置とは ビルトインガレージを建物内に組み込むことで、建築基準法の緩和措置を得られると言います。具体的にどういった内容なのか解説します。 建ぺい率の緩和措置は受けられない 建ぺい率とは、敷地面積に対して建築面積がどれくらいの割合なのかを示す値です。 ・車庫における建ぺい率の緩和措置 次の条件を満たす場合、車庫の柱から1メートルまでの部分は建築面積に参入されない(平成5年建設省告示1437号)。 ①外壁のない部分が連続して4メートル以上であること ②柱の間隔が2メートル以上であること ③天井の高さが2.1メートル以上であること ④地階を除く階数が1であること ※自治体によって異なる可能性があります。 ビルトインガレージは「外壁のない部分が連続して4m以上」という条件を満たしていないため、緩和措置が受けられません。 容積率の緩和措置は受けられる 容積率とは、敷地面積に対して建物の延べ床面積がどれくらいの割合なのかを示す値です。 ビルトインガレージなどの車庫の面積は、延べ床面積の5分の1以内であれば、延べ床面積に含まれません。 そのため、容積率の緩和措置は受けられます。 ビルトインガレージを設置する際の注意点 ビルトインガレージを設置する際には、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。 いくつか注意点を下記します。 ビルトインガレージの床面積に注意する ビルトインガレージの床面積が延べ床面積の1/5になると、容積率に算入されない為に、固定資産税が抑えられます。 地下の場合は容積率でも延べ床面積の1/3以内であれば、地下面積は算入しなくてもよいことを覚えておきましょう。 寝室や子供部屋などはガレージから離す ガレージ近くは車の出入りがある為に、どうしても騒音や排気ガスはつきものです。 静かに過ごしたい場合には、居間や寝室とは離す、壁の素材を見直すなどをして、気にならないような工夫が必要です。 将来を見据えてビルトインガレージの大きさを決める 建物と一体化しているビルトインガレージは、一度決めて建築してしまうと、外付けしてある車庫と違って変えることが非常に難しいです。 そのため、先々のことを考えて、車が変わる可能性があるのであれば、家族構成やライフスタイル、趣味などに合わせた広さ、デザインで設計をしましょう。 まとめ ビルトインガレージは土地の有効活用や緩和措置だけでなく、趣味部屋としても使用可能です。 また、家族が増えた際には、キッズルームとしての用途もあります。 家を建てる予定の方はぜひ検討してみてください。 タナカホームズではローコストにも関わらず、高品質・高性能な住宅を提供しています。 「理想の住宅はあるけれど値段が高そう」というイメージがあっても、お手頃な価格で住めるかもしれません。 直接モデルハウスも見られますので、まずはお気軽に会員登録、来場予約からお試しください。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2021年10月19日 / 家づくり
家づくりのアイデア例12選|間取り・収納・外装のアイデア例と注意点も解説
マイホームを持つなら、理想の家づくりをしたいと誰しも思うのではないでしょうか。 家づくりで成功するには、既存のアイデアを知って上手に取り入れることが重要です。 この記事では、間取りや収納などについての家づくりのアイデアと、家づくりのコツ・注意点を解説します。 満足できるマイホームに住むための参考にしてください。 目次 1.家づくりにはたくさんのアイデアを取り入れることができる 2.家づくりのアイデア①「間取り」 3.家づくりのアイデア②「収納」 4.家づくりのアイデア③「外装」 5.満足のいく家づくりにするには 6.注文住宅を建てる際の注意点 7.まとめ 家づくりにはたくさんのアイデアを取り入れることができる 家づくりには、大きく分けると建売住宅と注文住宅の2つがあります。 このうち建売住宅は完成した家を購入するため、ライフスタイルや好みに合わせて変更できません。 一方、注文住宅では間取りや収納、外装などの自由度が高いことがメリットです。 たくさんのアイデアのなかから家族に合ったものを取り入れることで、オンリーワンのマイホームができます。 家づくりのアイデア①「間取り」 注文住宅は間取りを自由に設計できます。 間取りは建物の構造設計や床材・外壁などの選定基準になるため、初期の段階で検討することになります。 この際、生活することを最優先して間取りを検討することが重要です。 リビング階段 リビング階段とは、階段をリビングに配置する間取りです。 メリットは視覚効果によってリビングが広くみえることや、吹き抜け構造と相性がよいことです。 また、2階との上り下りに必ずリビングを通過するため、家族のコミュニケーションが増えるメリットもあります。 デメリットはキッチンの匂いが2階に上がりやすいことや、光熱費がかかることです。 土間リビング 土間リビングとは、コンクリートやタイルを敷いて、土足・室内履きで生活するリビングです。 古くから日本家屋にある「土間」のアイデアを現代風に取り入れています。 メリットは、汚れが気にならず掃除も楽なことです。 また、子どもの遊び場や自転車の収納場所として多目的に使えることや、夏は涼しさを感じられるというメリットもあります。 一方、デメリットは靴の履き替えが面倒なことや、冬場は冷えやすく寒さ対策が必要になることです。 小上がりの和室 リビングの一角に、一段高く作られた畳の和室を作るアイデアもあります。 この小上りの和室は、寝転がりやすいなどの和室の良さをそのままに、モダンな雰囲気にできることが特徴です。 また、床下収納もたっぷり取れます。 一方、段差があるので、小さな子どもや足腰が弱っている人には不向きです。 スキップフロア スキップフロアとは、階段を使った中二階を作るなど、高さが違う中間層を作る間取りです。 収納スペースや育児スペースを設けられるなど、空間を有効に活用できるメリットがあります。 また、リビングに面白味を出したり、壁で仕切らない解放感を出したりできます。 一方、リビング階段と同じく光熱費がやや高くなることや、半個室なのでプライバシーを保ちにくい点がデメリットです。 家づくりのアイデア②「収納」 収納は快適な住まいづくりのためには重要です。 収納したい物を事前にリストアップしておき、余裕を持って収納スペースを設けておくことがおすすめです。 ただし、単にスペースを広く取るのではなく、使いやすい収納場所やデッドスペースを活かす収納も検討しましょう。 パントリー パントリーとは、キッチンの中または隣接スペースに設置される棚や小部屋のことです。 食品保存庫として穀物や缶詰、調味料などを保存できるので、キッチンがすっきりとします。 また、非常時の備蓄スペースとしても使えます。 パントリーを設置する際は、使用目的に応じて広すぎず狭すぎないことが基本です。 また、取り出しやすい奥行や棚の高さを変えられるなど、使い勝手にも配慮しましょう。 ウォークインクローゼット 歩いて入れるウォークインクローゼットは、抜群の収納容量を持ち、洋服が大量にある人におすすめです。 バッグや靴、小物も収納できるため、生活スペースが片付くメリットがあります。 一方、収納物が少ないとデッドスペースが多くなってしまいます。 また、収納に細かく仕切りを付けると、用途が限られてしまうことに注意しましょう。 壁面収納 壁面収納とは、リビングのAVボードと壁を一体化させたり、廊下の壁をくぼませて棚を作ったりしたものです。 空間を有効活用できることや、デザイン性が高いなどのメリットがあります。 一方、壁全体を収納スペースにすると、圧迫感が出やすい面があります。また、収納棚やラックが付くタイプは価格も高めです。 シューズクローク シューズクロークは、玄関横に収納棚やコートなどをかけられる広めの収納スペースです。 下駄箱と違うメリットは、ベビーカーや玩具、コートなども収納できることです。 シューズクロークに荷物を収納しておけば、突然の来客でも焦らずに対応できます。 デメリットは玄関脇のスペースを大きく取ってしまうことです。 また、シューズクロークには匂いがこもりやすいため、オープン構造にするなど換気を工夫する必要があります。 階段下収納 階段下収納は、階段下の空いているスペースを有効活用するアイデアです。 見せる収納としては、本棚として活用できます。 また、隠す収納としては掃除機やシーズン用品などをしまう屋内物置として便利に利用できるでしょう。 いずれの場合も、コンセントを設けておくと、照明や家電の充電などに使えて便利です。 家づくりのアイデア③「外装」 外装は後から変更しにくいため、よく検討して決めましょう。 ここでは、窓、玄関ドア、電子キーを取り上げます。 窓 窓は、採光性、断熱性、掃除のしやすさ、プライバシーの確保、デザイン性など、さまざまな要素を考えて選ばなければなりません。 例えば、見た目の良さだけで選んでしまうと、掃除が大変になったり、断熱性が下がったりしてしまいます。 プロに相談しながら、住みやすさとインテリアのバランスを取りましょう。 玄関ドア 玄関ドアはさまざまな素材や形状がありますが、まずはドアのタイプを決めましょう。 最も一般的なのは片開きドアで、素材や形状の選択肢も豊富です。 また、親子ドアは片開きドアとして普段使えますが、大きな物を運ぶときは両開きにして広い開口部を作れます。 袖付き片開きドアは採光枠が片側または両側に付いたタイプで、玄関スペースを明るくできるのが特徴です。 いずれの場合も、デザイン性だけでなくセキュリティ面も重視して選びましょう。 電子キー セキュリティを高めたい場合や、開錠・施錠をスムーズにしたいなら、家の鍵にこだわることもできます。 電子キーにするメリットは、締め忘れがないことや、ピッキング被害に遭いにくいことです。 電子キーには、センサーにボタンをかざすカードキータイプや車のスマートキーのように使えるタイプがあります。 慣れるまで扱いが難しいと感じる人もいますが、両手に荷物を抱えているときや玄関前が暗いときなどに便利です。 満足のいく家づくりにするには 居心地のよい家づくりをするには、自分が本当に好きな家のテイストをみつけることと、長期的な視点が大切です。 好みのテイストをみつける 家づくりを始めるまえに、なるべくたくさんの施工事例をみて、好みの間取りや好きなデザインのテイストを知っておきましょう。 これらを事前にしっかり決めておくと、設計士との打ち合わせがスムーズになります。 長く生活することを考える 家づくりは長く生活することを考えて行いましょう。 子どもの成長やリタイア後の過ごし方など、長く住む中でライフスタイルは変わっていきます。 そのため、将来的に、追加・変更できる余地を残しておくことが家づくりのコツです。 また、デザインは奇抜なものを避けたほうが、飽きずに長く快適に過ごせるでしょう。 注文住宅を建てる際の注意点 注文住宅を契約する際には、見積もりを詳細に確認しておきましょう。 また、アイデアを盛り込みすぎて予算オーバーにならないようにすることも大切です。 契約時の明細を確認する 契約時の明細は内訳をしっかり確認しておきましょう。 見積もりに何が含まれているのか、詳細にチェックすることで、予想外の追加費用を防げます。 複数社から見積もりをとり、費用を比較してみるのもよい方法です。 安すぎる見積もりを出している業者は、費用の一部を含めていない可能性があります。 アイデアを盛り込みすぎない 注文住宅では自由にアイデアを取り入れて設計に反映できるため、予算オーバーになりがちです。 細かな追加や材質のグレードアップでも、積もり積もって費用が大きくなってしまいます。 ブレない家づくりを進めるには、こだわりたい部分と妥協できる部分の優先順位を決めておくことが必要です。 まとめ 注文住宅の家づくりは自由度が高いことが魅力です。 間取りや収納などについてのいろいろなアイデアを知っておき、家づくりに取り入れていきましょう。 タナカホームズの注文住宅は、創業150年のノウハウを活かし、ローコストと高品質・高性能を両立しています。 価格を抑えながらこだわりの自由設計ができる「オリジナルスタイルプラン」なら、理想の家づくりを追求できます。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2021年10月19日 / 家づくり
一戸建ての家にベランダは必要?バルコニーとの違いやメリット・注意点も解説
一戸建ての家にベランダがあれば、洗濯物を干す、室外機を設置する、ガーデニングを楽しむなどの用途に活かせます。 この記事では、一戸建ての家にベランダを設置したいと考えている人に向けて、ベランダやバルコニーの具体的な用途や、テラスなどとの違いについて解説します。 ベランダの設置を検討している人は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.一戸建ての家におけるベランダやバルコニーの用途 2.ベランダ・バルコニー・テラスの違い 3.家にベランダを設置するメリット 4.家にベランダを設置するデメリット 5.家にベランダを設置する際の注意点 6.まとめ 一戸建ての家におけるベランダやバルコニーの用途 一戸建ての家に設置したベランダやバルコニーは、洗濯物を干す、エアコンなどの室外機の設置場所にするなどの用途が一般的です。 ベランダやバルコニーの広さによっては、ガーデニングや家庭菜園、家族との団らんスペースなどとして利用することも可能です。 ベランダとバルコニーのどちらを設置するのかでも、用途の範囲は異なります。 ベランダ・バルコニー・テラスの違い ベランダ・バルコニー・テラスには明確な違いがあります。 以下では、それぞれの特徴と違いについて解説します。 ベランダとは ベランダは建物の外に張り出された屋外スペースのことで、屋根が設置されているものを指します。 また、伝統的な日本家屋に設置される縁側は、屋根があることからベランダに定義されます。 ベランダや屋根の形状・広さにもよりますが、洗濯物を干したまま外出した際に雨が降っても、洗濯物を心配する必要がありません。 バルコニーとは バルコニーは、ベランダと比べて屋根がないタイプのことで、ベランダの違いは屋根があるかないかという点です。 ベランダよりも広いスペースを使用する場合が多く、さまざまな用途に活かせます。 バルコニーには、ルーフバルコニーとインナーバルコニーの2種類に分けられます。 それぞれの特徴を以下で確認しておきましょう。 ルーフバルコニー ルーフバルコニーとは、建物の外に設置される屋外スペースの一つで、1階の屋根上に設置されるバルコニーを意味します。 一般的に、手すりがついているものが多いです。 1階の屋根に設けられていることから、一般的なバルコニーよりも広いスペースを確保できます。 子どもの遊び場所やガーデニングなどの用途として活かすこともできます。 インナーバルコニー インナーバルコニーとは、建物内にある屋根付きの屋外スペースのことを指します。 ベランダは建物の外に張り出していますが、インナーバルコニーは建物の一部であるため、外観がすっきりしていることが特徴です。 一般的なバルコニーやルーフバルコニーに比べ、屋根があるため強い風雨でなければ雨天時にも利用できます。 テラスとは テラスは、一般的なバルコニーの形状と似ており、2階ではなく1階に設置されているものを指します。 庭とは異なり、地面よりも高い位置に設置されています。 テラスは、ウッドデッキのある住宅といったイメージに近いといえるでしょう。 ウッドデッキのほかにも、コンクリートや石・タイルなどの素材があります。 また、屋根付きのテラスの設置も可能です。 家にベランダを設置するメリット 一戸建ての家にベランダを設置すれば、さまざまなメリットが得られます。 以下では、設置するメリットについて解説します。 洗濯物が干せる ベランダを設置すれば、洗濯物を干すスペースとして利用できます。 屋根があるため、急な雨が降った場合にも安心です。 また、室内干しがむずかしい布団などの大きめの寝具を干す際に便利です。 アウトドアを楽しめる ベランダのスペースにある程度の広さがあれば、バーベキューなどのアウトドアも家族や友人と楽しめます。 リビングダイニングの横にベランダを設置するなど、室内からの動線を考慮すればバーベキューがしやすくなります。 くつろぎのスペースとして使用できる ソファやテーブルなどを設置できるスペースがあれば、リラックススペースとして利用できます。 朝焼け、夕暮れ、星空などの景色、四季折々の草花といった、時間帯や季節による変化も楽しめます。 庭として活用できる ベランダを庭として活用すれば、ガーデニングや家庭菜園なども楽しめます。 庭のような広いスペースでガーデニングをするよりも、ベランダのほうがコンパクトに管理できるため、メンテナンスに手間がかかりません。 一時的なゴミ置き場として使用できる ベランダは屋外スペースであるため、一時的にゴミを置く場所としても利用できます。 断捨離や模様替え、ゴミ収集日の前など、ゴミを室内に置いておきたくない場合に便利です。 ただし、屋外にゴミを置く場合は網を設置するなどのカラス対策が必要です。 家にベランダを設置するデメリット ベランダを設置するメリットは多いものの、デメリットについても把握しておく必要があります。 以下では設置するデメリットを解説します。 掃除やメンテナンスが必要 ベランダを設置すれば、風で飛んできた枯れ木や葉、ゴミ、ホコリなどが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。 また、経年劣化による定期点検や修理などのメンテナンス費用がかかります。 ベランダを設置する際は、将来的にいくら位のメンテナンス費用がかかるのか、ハウスメーカーなどへ確認しておきましょう。 防犯面でのリスクがある ベランダの設置により、空き巣などの防犯リスクが高まります。 一戸建ての家にベランダを設置する場合は、防犯面におけるリスクや弱点などを理解しておく必要があります。 防犯面のリスクや弱点をしっかりと把握したうえで、スリットタイプの手すりにして視認性を高める、周囲に足場になるものを置かないなどの防犯対策を行いましょう。 家にベランダを設置する際の注意点 ベランダの設置で失敗しないために注意したい点があります。 家を建てる際の参考にしてください。 ベランダを設置する方角と採光性を確認する ベランダの用途によって、設置する方角や室内の採光性にも配慮しなければなりません。 洗濯物を干すスペースとしてベランダを利用したい場合は、日当たりのよい南向きがおすすめです。 また、広いベランダへの憧れや用途だけで設置してしまえば、1階の採光性が低くなる可能性があります。 1階の採光性を考慮したうえで、ベランダの設置場所やサイズを検討しましょう。 用途に合わせた設計を意識する ベランダに洗濯物を干す、ガーデニングを楽しむなどの用途に合った設計を行う必要があります。 用途に応じた設計でなければ動線が確保できなくなり、ベランダを利用するのが不便に感じてしまうかもしれません。 設計する際は用途・目的に合わせ、洗濯機からの動線や水回りとの距離感などを考慮しましょう。 屋根のサイズにも注意する 洗濯物を干す用途でベランダを設置する場合は、屋根のサイズが十分であるかを確認しておきましょう。 ベランダの広さに対して屋根のサイズが小さければ、雨の吹き込みを防げないため、小雨でも洗濯物が濡れてしまう可能性があります。 ベランダの広さに合わせて、屋根の横幅や奥行きなどを考慮することが大切です。 防犯対策をする 上述したデメリットでも触れたように、防犯対策は欠かせません。 防犯対策として重視したい点は、足場になるものをベランダの周囲に置かない、手すりのデザインを工夫することです。 たとえば、ベランダの周囲に物置を設置すれば、不法侵入者の足場になる可能性があります。 また、ベランダの手すりが死角にならないようにするためには、柵やスリットタイプの手すりを選びましょう。 水栓をつけるようにする ベランダやバルコニーを設置する場合は、水栓をつけるようにしましょう。 ベランダは、長く使用するうちにカビなどが発生する可能性もあります。 水栓をつけておけば、汚れてもすぐに水洗いできるため、きれいな状態を保てます。 また、ガーデニングや家庭菜園に必要な水やり、子ども用のプールの水を溜める際にも便利です。 コンセントを設置する ベランダにコンセントを設置すれば、さまざまな用途に利用できます。 室内の電源を使用する必要がないため、ベランダへの出入りで配線が邪魔になることもありません。 また、ベランダに照明を置けば、夜でも利用できます。 ただし、照明を設置する場合は虫が集まる可能性があるため、虫よけ対策も必要です。 ベランダの面積に応じた排水設備を設置する ベランダには、面積に見合った排水設備を設置することも大切です。 大雨や台風などが発生した際に、排水設備がなければ水が溜まる、水漏れを起こすリスクがあります。 場合によっては、修理に費用がかかるため、対策として排水設備を設けましょう。 排水設備には、設置基準が定められているため、業者に相談することをおすすめします。 まとめ 一戸建ての家にベランダを設置すれば、洗濯物を干す、アウトドアやガーデニング、家庭菜園などを楽しむ、くつろぎのスペースにするなど、さまざまな用途で利用できます。 ベランダを設置する際は、専門業者に相談しましょう。 タナカホームズは、ローコストで高品質・高性能な住宅を販売する会社です。 手頃な価格で高品質なマイホームに住めます。 ベランダ設置を検討している場合は、まず会員登録をご利用ください。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2021年10月19日 / 家づくり
家づくりで失敗しないために|知っておくべき失敗例と対策を解説
家を建てたいと考えている人もいるでしょう。 住宅は大きな買い物になるため、家づくりで失敗したくないものです。 この記事では、家づくりで失敗したくない人に向けて、家づくりでよくある失敗例と、その対策について解説します。 家を建てようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.収納に関する家づくりの失敗例 2.部屋の広さに関する家づくりの失敗例 3.配線に関する家づくりの失敗例 4.生活動線に関する家づくりの失敗例 5.音に関する家づくりの失敗例 6.明るさ 7.暑さ 8.においに関する家づくりの失敗例 9.屋外スペースに関する家づくりの失敗例 10.土地選びに関する家づくりの失敗例 11.予算に関する家づくりの失敗例 12.業者選びに関する家づくりの失敗例 13.まとめ 収納に関する家づくりの失敗例 失敗例 収納は生活しやすさを決める重要な部分です。 収納で失敗しないために、後悔しやすい失敗例を紹介します。 ・リビングやダイニングの収納スペースが足りない ・洗面所に収納スペースがなく、使い勝手が悪い ・サイズが合わず、布団など大型のものを収納できない ・収納扉が開きにくく、使いにくくなる ・子どもの収納スペースを作らなかった 対策 収納について考える際は、ライフスタイルを考慮する必要があります。 現在のライフスタイルだけでなく、子どもが成長した後や家族が増えることなども考えて、必要な収納スペースの広さや配置を考えましょう。 また、収納扉の開閉方法や扉が開く方向なども使い勝手のよさにつながります。 しっかり確認しておきましょう。 部屋の広さに関する家づくりの失敗例 失敗例 必要な部屋の広さは、どのように使用するのかによって異なります。 ここでは、部屋の広さでよくある失敗を紹介します。 ・キッチンが狭くて、家族が同時に作業できない ・リビングを広くしすぎて、冷暖房効率が悪い ・寝室が狭すぎて、ベッドを置くだけでいっぱいになった ・部屋が狭くて必要な家具を設置できない ・ロフトを作ったが、危なくて有効活用できない 対策 部屋の広さを考える際には、まず家具や家電の配置から考えましょう。 例えば、リビングならテレビやソファ、テーブルというように、配置する家具や家電の大きさ、位置などを検討します。 置いてみると、思ったよりスペースが狭いということもあるため注意しましょう。 実際に使うシーンを具体的に思い浮かべることも重要です。 配線に関する家づくりの失敗例 失敗例 コンセントの位置やコードの配線などで失敗するケースもよくあります。 ・家電を置きたい位置にコンセントがなく、延長コードが必要になった ・コンセントが少なく、家電や家具などの配置替えがしにくい ・玄関にコンセントがなく掃除がしにくい ・扉を開けたときにスイッチが隠れてしまい、使いにくい ・配線を隠すために奥まった位置にコンセントを配置してしまって、抜き差ししにくい 対策 部屋の間取りや使用シーンなどが決まったら、どのぐらいの数のコンセントが必要なのか、ある程度想定しておきましょう。 置きたい家電やどこに配置するのかなどを考えます。 また、コンセントの位置や照明スイッチの位置なども考慮しましょう。 抜き差ししやすい位置にコンセントがあるか、照明スイッチが扉で隠れないかなどを確認します。 生活動線に関する家づくりの失敗例 失敗例 生活動線でよくある失敗例は以下のとおりです。 ・洗濯機からベランダ・物干しまでが遠く、移動が億劫 ・パントリーを2階に作ったが移動が大変で、荷物をキッチンにため込んでしまう ・朝の身支度のために、廊下が混雑してしまう ・2階に洗面所や浴室をまとめたため、帰宅後キッチンで手洗いすることに ・玄関から洗面所が遠く、子どもが汚れた服のまま歩き回る 対策 生活動線は、快適に過ごす上で非常に重要です。 そのため、時間帯や平日休日別に行動パターンを書き出して、どの時間帯にどのような行動を取るのかを考えてみましょう。 その上で、動線が重ならないようにする、不便なところがないかを確認します。 平面図をもらって、書き込んでみるとイメージがつきやすくなるでしょう。 音に関する家づくりの失敗例 失敗例 実際に住んでみると、生活音が気になるなどのトラブルもありがちです。 ・寝室が道路に面していて、車の音や通行人の声などが気になる ・浴室を寝室近くに設置してしまったため、音が気になる ・食洗器や乾燥機の音が真上の部屋に響いてしまい、夜に使えない ・吹き抜けにしたため音が響きやすく、声や階段をのぼる音が気になる ・子ども部屋の足音などが階下に響く 対策 実際に生活してみると、足音や家電の音、話し声などさまざまな音が発生します。 例えば、洗面所やキッチンなど音が発生しやすい場所が寝室やリビングに接していないか確認しましょう。 また、昼間は気にならない音も静かな夜間は気になってしまうものです。 夜間の生活パターンも考慮しましょう。 明るさ ・暗さに関する家づくりの失敗例 失敗例 窓の位置や部屋の方角などによって、明るさは異なります。 部屋の明るさに関するトラブルは、以下のとおりです。 ・北側にリビングを作ったため、昼間でも暗く照明が必要 ・昼間に日差しが入り過ぎて、テレビがみにくい ・日中でも玄関が暗くて、靴の脱ぎ履きがしにくい ・西側に大きな窓をつけたため、西日がきつく夏場は暑い ・リビングに大きな窓を設置したため、外からの視線が気になる 対策 日差しの入り方は、季節や時間帯によって異なります。 どの時間帯に家族が家にいることが多いのかなどを考慮して、窓の位置や間取りを考えましょう。 また、窓の大きさや数だけでなく、種類にもこだわることがおすすめです。 例えば、道路側で人目が気になる位置ならすりガラスにする、天井に近い位置に設置するなど工夫しましょう。 暑さ ・寒さに関する家づくりの失敗例 失敗例 暑さや寒さに関するよくある失敗例は以下のとおりです。 ・リビングを広くしすぎたため、エアコンの利きが悪く電気代がかかる ・光を取り込むために窓を大きくしたら、部屋が暑くなった ・吹き抜けにしたため冷暖房が効きにくい ・オープンキッチンにしたため、料理の熱がリビングに広がってしまった ・ロフトにしたため、冷暖房の効きが悪くなった 対策 暑さや寒さを防ぐには、日当たりや空気の流れなどを考慮して、間取りや窓の位置、大きさなどを考えましょう。 また、吹き抜けなどの開放感のある間取りの場合、冷暖房の効きが悪くなります。 そのため、使用する冷暖房器具を想定し、広さに合っているか、適切な位置に設置できるかを検討しましょう。 においに関する家づくりの失敗例 失敗例 生活する上で、においが気になってしまうケースもあるでしょう。 ここでは、においに関するよくある失敗例を紹介します。 ・大きな道路に面しているため、窓を開けると排気ガスが入り込んで臭い ・オープンキッチンにしたため、料理のにおいがリビングダイニングなどに広がる ・吹き抜けリビングにしたため、煙草の煙やにおいが2階にまで広がってしまう 対策 オープンキッチンや吹き抜けなどの間取りは開放的で、広々とした印象を与えますが、その反面においは広がりやすくなります。 においは目に見えないため、実際に生活するまでわからないケースもありますが、計画時点でにおいにも注目しておきましょう。 また、珪藻土の塗り壁なら、においを吸着してくれます。 屋外スペースに関する家づくりの失敗例 失敗例 家を建てる際に、屋外スペースで失敗したという場合もあります。 ・ベランダが狭すぎて、洗濯物を干しにくい ・駐車スペースを広く取ったが、電柱などが敷地内にあり駐車しにくかった ・バルコニーを作ったが狭すぎて活用できていない ・塀と門扉がなく、玄関を開けると道路から室内が丸見えになる ・収納スペースがなく、子どもの外遊び用のおもちゃをしまえない 対策 屋外スペースについて、使用シーンが固まっているのであれば、計画前にしっかり伝えておきましょう。 例えば、車2台置ける駐車スペースがほしい、布団などの大きなものを干せるベランダにしたいなど、具体的な要望を伝えておきます。 子どものおもちゃやガーデニング用品、掃除用具など、外で使うものを収納できるスペースがあると便利です。 土地選びに関する家づくりの失敗例 失敗例 土地選びでは、どのような失敗がよくあるのでしょうか。 ・近くにスーパーなどの施設がなく、買い物しにくい ・幼稚園や学校などが遠すぎて、子どもの通学に時間がかかる ・近くに病院がなく、病気にかかった際に受診しにくい ・夜になると人通りが少ない、街灯が少なく暗いなど、帰り道に不安がある ・近くに大きな川があって、大雨や台風時などに被害を受けてしまった 対策 土地を選ぶ際には、曜日や時間帯を変えて下見をしましょう。 曜日・時間帯によって人通りが多くなったり少なくなったりと、周囲の環境ががらりと変わるケースも多くあります。 また、将来的なことも考えて周囲の環境をチェックします。 子どもが大きくなってからも不便がないか、病院や学校、買い物できる施設などを確認しましょう。 予算に関する家づくりの失敗例 失敗例 家を建てる上で、資金は必要不可欠です。 ここでは、予算に関する失敗例を紹介します。 ・希望の設備や間取りなどを詰め込んだ結果、予算を大幅にオーバーしてしまった ・予算オーバーのため、希望していた設備などを諦めなければいけなくなった ・返済計画についての考えが甘く、生活が苦しくなった ・他の借り入れが多く、住宅ローンの審査に通らなかった ・予算が足りずに収納スペースを減らしたが、生活しにくくなった 対策 住宅ローンを組む際には、車のローンやその他の借り入れ、リボ払いが残っていないかなどを確認しましょう。 借り入れが多い場合、ローン審査に通らないケースもあります。 また、どのようなコストがどのぐらいかかるのか、ある程度把握しておきましょう。 建物だけでなく、家具や家電、税金などもかかるので、おおよその合計金額を把握しておきます。 業者選びに関する家づくりの失敗例 失敗例 家づくりでは、業者選びも重要です。 業者選びの際によくある失敗は以下のとおりです。 ・打ち合わせが少なく、施工時になって認識の違いが発覚した ・得意な工法やデザインを調べずに契約したため、希望した施工ができないといわれた ・外壁や内壁といった素材の選択肢が少なく、希望した見た目にできなかった ・業者の意見に納得できない契約をしてしまった ・アフターメンテナンスが物足りない 対策 施工会社はさまざまで、会社によって得意としている工法やデザイン、扱っている素材などは異なります。 自分たちが希望している家づくりが可能かどうか、しっかりと見極めて契約しましょう。 ほとんどの業者は、過去の施工事例を公開しています。 施工事例や担当者の対応、アドバイスなどを参考にし、信頼できる業者を探すことが大切です。 まとめ 家は大きな買い物のため、失敗したくないものです。 後悔しない家づくりのために、よくある失敗例を把握しておきましょう。 その上で、失敗しないための対策を実践しながら家づくりを行うことが重要です。 間取りや音・におい・明るさなどだけでなく、信頼できる業者を選ぶことも大切です。 タナカホームズは、ローコストでありながら高品質・高性能な家づくりを行います。 それぞれの希望を叶えた家を手頃な価格で設計、建築できるため安心です。 後悔しない家づくりをお考えの方は、ぜひ会員登録をしてください。 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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