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2022年9月29日 / 性能
建売ZEH住宅の魅力とは?補助金や購入するメリットを徹底解説
ZEH住宅とは、年間のエネルギー収支がゼロまたはプラスになることを目指す家のことです。 最近では、建売住宅として販売されているものも増えてきました。 そこで、今回はZEH住宅購入のための補助金制度や、建売でZEH住宅を購入するメリットなどを紹介します。ぜひ、住まい選びの選択肢を広げる参考にしてください。 目次 1.ZEHとは 2. 戸建て住宅向けの5つのZEH 3. ZEH住宅は国が普及を推奨する家 4. ZEH住宅の4つのメリット 5. ZEH住宅のデメリット 6. 建売で購入するZEH住宅の魅力 7. 山口県・中国地方のZEH事情 8. まとめ 1.ZEH(ゼッチ)とは ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、年間のエネルギー消費量の収支がゼロまたはプラスなることを目指す住宅のことを指す言葉です。 ZEHを語る上では、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの条件が重要となります。 断熱性を高めてエネルギーロスを減らし、高効率な省エネ機器の導入によってエネルギー消費量を抑えつつ、自ら創り出すエネルギーで不足量を補います。 自宅で使用する電力を自給自足するのが、ZEH住宅です。 2.戸建て住宅向けの5つのZEH ZEHは、省エネ実現率や導入設備の違いなどから、複数の種類に分けられます。 戸建て住宅向けのものは、以下の5つです。 ZEH(ゼッチ) 年間のエネルギー収支がゼロまたはプラスになる住宅です。 高断熱・省エネ設備や太陽光パネルを導入し、年間に消費するエネルギー量を100%以上削減します。 求められる断熱+省エネによる省エネ実現率は、20%以上です。 ZEH+(ゼッチ プラス) ZEHをさらに省エネ化し、再生可能エネルギーの自家消費を拡大した住宅です。 太陽光発電による電力の固定価格買取制度(FIT制度)から自立を図ることを目的に設けられました。 ZEHの基準を満たした上で、「断熱性のさらなる強化」「HEMS(住宅エネルギーマネジメントシステム)の導入」「電気自動車の充電設備設置」のうち2つ以上をクリアしていなければなりません。 Nearly ZEH(ニアリーゼッチ) 都市部の狭小地や日射が当たりくい地域にあるなどの理由から、日照時間や屋根面積が限られている住宅を対象とするものです。 太陽光パネルを十分に搭載できないケースに配慮しています。 求められる断熱+省エネによる省エネ実現率はZEH同様に20%以上ですが、創エネを含む年間に消費するエネルギー量の削減率は、75%以上に留められています。 Nearly ZEH+(ニアリー ゼッチ プラス) Nearly ZEH同様、太陽光パネルによる創エネが十分にできない土地に建てられる住宅を対象としたものです。 位置づけは、ZEHを上位互換したZEH+と同じで、「Nearly ZEHをさらに発展させたもの」と理解しておくとよいでしょう。 Nearly ZEHの基準を満たした上で、「断熱性のさらなる強化」「HEMSの導入」「電気自動車の充電設備設置」のうち2つ以上クリアすることが求められます。 ZEH Oriented(ゼッチ オリエンテッド) 都市部狭小地や多雪地域で太陽光パネルによる創エネが十分にできない場所の住宅を対象としたものです。 ZEHに向かない地域にあってもZEHを指向(Oriented)していることを認めるもので、太陽光パネルといった再生可能エネルギーによる発電設備の導入が必須とされていません。 求められる断熱+省エネによる省エネ実現率は、ZEH同様20%以上です。 3.ZEH住宅は国が普及を推奨する家 政府は、2014年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」のなかで、2020年までに標準的な新築住宅の半数以上、2030年までに新築住宅の平均をZEHとすることを目標に掲げています。 背景にあるのは、環境問題やエネルギー供給危機です。 カーボンニュートラル実現への取り組みの一環としてはもちろん、2011年の東日本大震災以降日本が直面しているエネルギー問題を解決する糸口として、原子力や火力発電に依存しない再生可能エネルギーに期待が寄せられています。 4.ZEH住宅の4つのメリット ZEH住宅の特徴や種類を理解したところで、ここからはZEH住宅の魅力について解説します。 主なメリットは、4つです。 補助金が受けられる ZEH住宅の購入には、補助金制度が用意されています。ここでは、代表的なZEH住宅購入者向け事業を2つ紹介します。 戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業 環境省が担当する戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業は、対象者や条件がシンプルで、さまざまな補助金制度のなかでも最も申請しやすい事業です。 ZEHの基準を満たす住宅を、自らが居住するために新築、購入、リフォームする場合に利用できます。 支給額は、1戸あたり定額55万円(ZEH+では100万円)です。 こどもみらい住宅支援事業 国土交通省が担当するこどもみらい住宅支援事業は、子育て世帯(18歳未満の子を有する世帯)や若者夫婦世帯(夫婦いずれかが39歳以下の世帯)の省エネ住宅取得に伴う負担軽減を目的とする事業です。 ZEH住宅の場合には、1戸あたり定額100万円が支給されます。 ただし、戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業との併用はできません。 快適に暮らせる 高い断熱性を誇るZEH住宅は、外気温の影響をあまり受けません。 冷暖房を過剰に使わなくても、夏は涼しく冬は暖かい、快適な空間が得られます。 屋内の温度を均一に保ちやすいため、部屋の温度差によって引き起こされるヒートショックや、熱中症のリスクも低減します。 体温調節が苦手な子どもやお年寄りにもうれしいメリットです。 光熱費が抑えられる 省エネと効率的なエネルギー利用に加え、創エネも実現するZEH住宅は、電力会社から送られる電力をあまり必要としません。 当然のことながら、光熱費も抑えられます。 ランニングコストを削減できることから、長期的な視点で見れば、住まいにかかる実質的な費用もダウンすると考えられます。 ZEH住宅は、環境にもお財布にも優しい家です。 停電のときでも電気が使える 太陽光パネルなどで自らエネルギーを創り出せるZEH住宅は、災害にも強い家です。万が一の停電時にも、日射がある時間帯であれば、自家発電した電力を使えます。 蓄電池を併用すれば、日中に貯めた電気を夜間に使用することも可能です。 停電時でも普段と変わらず自宅で過ごせるのは魅力的。 ZEH住宅は、災害への備えとしても心強い存在です。 5.ZEH住宅のデメリット ZEH住宅では、建築時にさまざまな高性能省エネ・創エネ設備を導入する必要があることから、一般住宅よりも初期費用がかかってしまうことがほとんどです。 家の規模や導入する設備にもよりますが、ZEH住宅で求められる基準を叶えるためには、追加で100~150万円ほど必要だといわれています。 補助金制度を上手に活用するのがおすすめです。 6.建売で購入するZEH住宅の魅力 ZEH住宅は、注文して新築で建てることも可能です。 しかし、建売での購入ならではの魅力もあります。 ZEHの基準を満たしている家が手に入る ZEH住宅として販売されている建売住宅は、すでにZEHの基準を満たした家です。 補助金を申請する段階で基準に満たない点が発覚する心配もありません。 また、住まい選びでは、「ZEHに対応していること」のみが希望条件ではないはずです。 建売であれば、建築会社それぞれの強みや個性を活かしたZEH住宅のなかから、好みの家を選べます。 ZEHビルダー/プランナーを探す手間が省ける ZEH住宅の補助金は、ZEHビルダー/プランナーによって設計、建築、改修または販売される住宅でなければ申請できません。 ZEHビルダー/プランナーとは、国の条件や基準を満たしているとSII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)に認められている建築会社/設計事務者です。 新築する場合は信頼できるZEHビルダー/プランナー探しから始めなければなりませんが、建売のZEH住宅は認定を受けた事業者によって建てられているため、事業者を探す手間が省けます。 7.山口県・中国地方のZEH事情 日射量に依存する太陽光発電には、地域によって向き・不向きが存在します。 発電量は、全国規模で見ると「北に行くほど少なく、南に行くほど多い」傾向にあり、西日本にある中国地方は、比較的安定した発電量を誇る地域です。 また、山口県は、独自事業として、県産の省・創・蓄エネ関連設備を導入したZEH住宅の新築・購入費用の一部を補助しています。 エリア特性と政策の両面から、山口県・中国地方はZEH住宅の購入がしやすいエリアだといえるでしょう。 8.まとめ ZEH住宅は、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロまたはプラスなることを目指す家です。 環境にも住む人にも優しい住まいとして、これから主流となっていくと予想されています。 新築では信頼できるZEHビルダーやプランナー探しから始めなければなりませんが、建売であれば、すでに基準を満たした多くのZEH住宅のなかから、好みの家を選べます。 中国地方・山口県で建売ZEH住宅をお探しなら、ローコストでありながら高品質高性能な家づくりにこだわるタナカホームズにおまかせください。 住宅展示場にて、こだわりの詰まったさまざまなタイプのZEH対応住宅をご覧いただけます。 ぜひ、ご来場ください。 <<来場予約はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月29日 / 性能
ZEH補助金の申請費用や申請方法|制度ごとの違いや申請スケジュールについても解説
ZEH住宅の補助金を受けるためには、一定の条件を満たし、決められた方法で申請する必要があります。 また、申請には費用もかかるため、料金相場を把握しておくことも大切です。 この記事では、ZEH補助金の申請方法や申請スケジュール、申請費用の相場などを解説します。 制度や費用についてしっかりと理解することで、ZEH補助金をスムーズに申請しましょう。 目次 1. ZEH住宅の概要 2. ZEH住宅のメリット 3. ZEH住宅のデメリット 4. ZEH住宅に対する補助金の種類 5. ZEH補助金の申請の流れ 6. ZEH補助金の申請スケジュール 7. ZEH補助金の申請費用 8. ZEH補助金の申請に必要な書類 9. ZEH補助金を申請するときの注意点 10. 中国地方・山口県のZEH住宅事情 11. まとめ 1.ZEH住宅の概要 ZEH住宅とは、「消費するエネルギー」と「生み出すエネルギー」が差し引きゼロになることを目指した住宅です。 具体的には、断熱性能の向上や高効率な設備の導入などを通して電力消費を抑えた上で、太陽光発電システムの設置により電力を生み出す必要があります。 電力消費を抑えたZEH住宅は、家計だけでなく環境にも優しい住宅です。 そのため近年は国がZEH住宅の普及活動を行っており、その一環として補助金制度が設けられています。 2.ZEH住宅のメリット ここからは、ZEH住宅のメリットについて解説します。 補助金制度を利用できる 日本ではZEH住宅の支援事業として、補助金制度が設けられています。 ただし、補助金を受けるためには、該当するZEH住宅として認められるため、いくつかの条件を満たす必要があります。 光熱費を節約できる ZEH住宅には、電力消費を抑える「省エネ設備」と、太陽光パネルなどの電力を生み出す「創エネ設備」が必須です。 これらの設備により消費電力が削減されるため、ZEH住宅は光熱費を大幅に節約することができます。 さらに、余った電気は売却できるので、場合によっては収支がプラスになることもあるでしょう。 停電中も電力を利用できる ZEH住宅なら、非常用コンセントで停電時にも電力を使用できます。 インフラの復旧ペースに関わらず自力で電力を生み出せるため、災害時の備えとしても最適です。 また、蓄電池があれば、太陽の出ていない夜間でも電力を使用できます。 1年中快適に過ごせる ZEH住宅は断熱性能を高めた住宅なので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。 また、急激な温度変化が起こりづらいため、ヒートショックのリスクを軽減することも可能です。 3.ZEH住宅のデメリット 多くのメリットがあることで知られるZEH住宅ですが、実はいくつかのデメリットもあります。 初期コストが高くなる ZEH住宅には省エネ・創エネ設備を導入する必要があるため、一般的な住宅と比べて初期コストが多くかかってしまいます。 しかし、ZEH補助金の交付や、売電収入などを活用することにより、初期コストは10~15年ほどで回収可能とされています。 屋根の形状や間取りに制限がある ZEH住宅の基準を満たすため、屋根の形状や間取りに制限がかかるケースもあります。 たとえば、太陽光発電の発電量は太陽光パネルの面積に比例するため、より多くのパネルを設置できる「片流れ形」の屋根に限定される場合があります。 また、エネルギーの消費量を抑えるために部屋を仕切ったりと、間取りに制限がかかる可能性もあるでしょう。 メンテナンスが必要になる ZEH住宅は住宅性能を向上させるため、省エネ設備や太陽光発電などさまざまな設備を導入する必要があります。 これらの性能を維持するためには、メンテナンスや定期点検が欠かせません。 業者に依頼するための費用も必要になるため、一定以上のランニングコストがかかる点に注意しましょう。 発電量が天候に左右される ZEH住宅の創エネ設備は太陽光を利用しているため、天候が悪い日は発電量が減ってしまいます。 とくに梅雨や冬は日照量が少なく、発電量が低下する傾向があります。 4.ZEH住宅に対する補助金の種類 ZEH住宅に対する補助金には、いくつかの種類があります。 それぞれの必要条件や補助金額を解説します。 なお、補助金額については2022年の募集実績を参考にしています。 ZEH、ZEH+ 一般的なZEH住宅です。 一次エネルギーの消費量を省エネ基準より20%削減することを求められます。 なお、補助金額は1戸あたり55万円です。 ZEH+は、一次エネルギーの消費量を省エネ基準より25%削減することに加え、断熱性能のさらなる強化・高度エネルギーマネジメント・電気自動車を活用した充電設備または充放電設備のうち、2つ以上の導入が求められます。 なお、補助金額は1戸あたり100万円です。 次世代ZEH+ ZEH+の条件に加えて、蓄電システム・燃料電池・V2H充電設備・太陽熱利用温水システム・太陽光発電システム10kW以上のうち、いずれか1つ以上を導入する必要があります。なお、補助金額は1戸あたり100万円です。 次世代HEMS ZEH+の条件に加えて、蓄電システム・V2H充電設備のいずれかを導入する必要があります。 このほかに、蓄電システムや太陽熱利用温水システムなどを導入することも可能です。 上記に加えて、太陽光発電による創エネルギーを最大限活用し、AI・loT技術による最適制御を行う仕組みを備える必要があります。 なお、補助金額は1戸あたり112万円です。 5.ZEH補助金の申請の流れ ZEH補助金の申請は、主に以下のような流れで行います。 1.ハウスメーカーに相談 2.設計プランの作成・補助金の申請 3.審査期間 4.建物の着工 5.住宅の引き渡し、補助金の実績報告書の提出 6.補助金の振込 なお、ZEH補助金の申請は先着順、交付は抽選で決定します。 補助金の申請書類はハウスメーカーが作成するため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。 6.ZEH補助金の申請スケジュール ここからは、ZEH補助金を申請してから入金までのおおまかなスケジュールを解説します。 なお、申請スケジュールは補助金の種類や年度によっても異なるため注意が必要です。 今回はZEH、ZEH+の一次公募(5月スタート)に申請するケースを紹介します。 4月:ハウスメーカーの選定 5月から補助金の公募が開始されるため、それまでにハウスメーカーを選定しておく必要があります。 可能であれば説明会や見学会に参加するなどして、ZEH補助金の内容を学びましょう。 5月~6月中旬:公募期間 ハウスメーカーと相談しながら、ZEH住宅の設計プランを作成します。 設計プランが決定したら、まず住宅ローンに申し込み、その後にZEH住宅の審査を受けます。 6月~7月:審査期間 公募が5月スタートの場合、6月~7月に審査が行われます。 補助金の審査に通ると、交付決定通知書が発行されます。 交付が決定したら、おおよそ8月頃に着工です。 12月:住宅の引き渡し、補助金の実績報告書の提出 着工から約3~4か月で工事が終わります。住宅の引き渡しを終えたら、補助金の実績報告書を工事業者に提出します。 その後、おおよそ3~5か月後(このケースでは翌年3月以降)に補助金が振り込まれます。 7.ZEH補助金の申請費用 ZEH補助金の申請は、住宅購入者本人ではなくハウスメーカーが行う決まりになっています。 そのため申請書を提出する手間はかからないものの、申請代行の手数料が必要です。 大手ハウスメーカーの場合、申請代行の手数料は10~35万円が相場とされています。 手数料はメーカーごとに異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。 8.ZEH補助金の申請に必要な書類 ZEH補助金の申請に必要な書類は、以下の通りです。 ・交付申請書 ・誓約書 ・事業概要書 ・配置図(A3) ・本人確認書類のコピー ・提出書類のチェックリスト なお、ZEH+の場合は設置図、リースの場合はリース契約書やリース料金計算書など、いくつか追加書類が必要になるケースもあります。 申請自体はハウスメーカーが行うため、基本的には担当者の案内に従って書類を用意すれば問題ありません。 9.ZEH補助金を申請するときの注意点 ZEH補助金の交付は抽選で決定するため、申請すれば必ずもらえるものではありません。 ここからは、当選確率を少しでも高めるための注意点を解説します。 ZEHビルダーに依頼する ZEH住宅を建てるためには、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に登録済みの「ZEHビルダー」に依頼する必要があります。 ZEH補助金は抽選制ですが、「住宅性能によって当選確率が左右される」という説もあるため、補助金申請についてもきちんと相談できる業者を選びましょう。 なるべく早めに申請する ZEH補助金の申請は先着順なので、早めの申請が大切です。 「申請するタイミングによって当選確率が変化する」という説もあるため、後悔することのないよう、なるべく早めに申請しましょう。 10.中国地方・山口県のZEH住宅事情 ZEH住宅として認められるための断熱性能は、地域によって基準が異なります。 山口県は市区町村によって5~7地域に分類されており、強化外皮基準(UA値)0.6以下が求められます。 また、山口県ではZEH住宅に対する補助制度として「山口県ゼロ・エネルギー・ハウス導入支援補助金」を交付しています。 国のZEH補助金とは別に定額20万円の補助金が交付されるため、山口県でZEH住宅を建てる予定の人は必ずチェックしましょう。 11.まとめ ZEH補助金の申請は住宅購入者本人ではなく、ハウスメーカーが代行するケースが一般的です。 ただし、その際は申請代行の手数料が必要になります。手数料はメーカーによって異なるため、事前にしっかり確認しましょう。 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるなら、タナカホームズがおすすめです。 まずは住宅展示場を見学して、タナカホームズの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。 <<来場予約はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月29日 / 性能
ZEH義務化の概要と流れを詳しく解説|メリット・デメリット、家づくりの注意点など
マイホームを新築するにあたり、「ZEH住宅」という建て方や性能要件、義務化されるかもしれないという話が気になる人も多いのではないでしょうか。 この記事ではZEH住宅の特徴や義務化の流れ、メリット、優遇制度などを紹介します。 ZEH住宅について正しく理解し、理想のマイホームを建てるヒントにしてください。 目次 1. ZEHとは 2. 住宅の省エネ基準とZEH義務化の流れ 3. 義務化される前に知っておきたいZEH住宅のメリット 4. 義務化される前に知っておきたいZEH住宅のデメリット 5. これからマイホームを新築する場合の注意点 6. 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズへ 7. まとめ 1.ZEHとは ZEH(ゼッチ)とは「net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語です。 省エネ(エネルギーを節約する)と創エネ(エネルギーを創り出す)を組み合わせ、住宅の一次消費エネルギー量が実質ゼロ以下となる住宅を指します。 ZEH住宅には断熱・省エネ・創エネの3つの基準があります。 狭小地や日照時間の関係で創エネが困難な地域には、ZEHに準ずる「Nearly ZEH」が適用されます。 2.住宅の省エネ基準とZEH義務化の流れ 日本では、法令で住宅の省エネ基準が定められています。 省エネ推進の流れにより、従来より高い省エネ性能を持つZEH住宅が義務化される動きもあります。 住宅の省エネ基準とZEH義務化の流れを解説します。 住宅の省エネ基準とは 住宅の省エネ基準は「建築物省エネ法」で決まっています。 1980年の制定以降、時代にあわせて改定され、2022年にも改定されました。 省エネ基準の指標は「外皮性能」「一次エネルギー消費量」の2つです。 外皮性能とは外壁や屋根、天井など、住宅を囲む部分(外皮)の断熱性を示す指標で、「UA値」という数値で表します。 一次エネルギー消費量とは、冷暖房、照明、家電など、住宅で消費するエネルギーを統一の基準に換算した数値です。 ZEH推進の背景は世界的な脱炭素の動き 地球温暖化対策として、現在世界的に「脱炭素」が進んでいます。 日本政府も「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表し、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を差し引きゼロにする目標を掲げ施策を推進しています。 住宅を含む建築物が消費するエネルギー量は、排出量全体の相当量に上るといわれます。エネルギーの消費は温室効果ガスを排出するため、二酸化炭素排出量の少ないZEH住宅の普及が急務です。 ZEHは2020年に義務化予定だった 住宅の省エネ基準は段階的に義務化が進められています。 ZEHも2020年に一般住宅を対象に義務化される予定でした。 実際には工務店すべてがZEH住宅を建てられるわけではないという現実を踏まえ、300㎡以下の住宅はZEH義務化対象外となりました。 2022年時点、住宅の新築時にZEH基準に合わせる義務はありません。 しかし住宅の省エネが一般化する中、省エネ性能は住宅の新しい評価指標になりつつある点は押さえておきましょう。 今後もZEH住宅の義務化の流れは続く見込み 建物のエネルギー消費量を踏まえると、住宅に対する省エネ基準の強化・ZEH義務化の動きはこれからも続くと考えられます。 事実、国土交通省と経済産業省、環境省は以下の方針を表明しています。 2025年、全建築物の省エネ基準への適合を義務化 2030年、省エネ基準をZEH水準に引き上げ、適合義務化 太陽光発電設備の設置促進 これから住宅を新築する場合は住宅価値も考慮し、ZEH基準での設計が望ましいでしょう。 3.義務化される前に知っておきたいZEH住宅のメリット 高い省エネ性能を持つZEH住宅には、どのようなメリットがあるのでしょうか。5つの観点から解説します。 光熱費が節約できる 従来の基準を上回る断熱性能を持つZEH住宅は、冷暖房効率の高さが特徴です。 太陽光発電パネルによる自家発電もでき、余剰電力は電力会社に販売できます。 電力会社から購入する電気量が減り、光熱費が節約できます。 災害時にもエネルギーを確保できる 太陽光発電設備を持つZEH住宅は、停電時でも電力確保が可能です。 ただし、太陽光発電設備だけでは、太陽光がない夜間や悪天候時は電気が使えません。 日中に発電した電気を貯める蓄電池の併用がおすすめです。 健康によい暮らしが手に入る ZEH住宅は、高い断熱性能により室内の温度差が小さくなります。 ヒートショックの心配が少ない点もメリットです。 また室温が外気の影響を受けにくいため結露が発生しにくく、カビなどのアレルゲンも防げます。 住宅ローンの金利優遇が受けられる ZEH住宅の住宅ローンには、金利が優遇される商品が数多くあります。 「フラット35」は年0.25~0.5%(借入経過年によって変動)の金利引き下げを行っており、都市銀行や地方銀行なども優遇ローンを用意しています。 補助金が活用できる ZEH住宅の建築には、さまざまな補助金が用意されています。 ZEH住宅に対する補助金の額は、性能要件によって変わります。 たとえば国土交通省が実施する「こどもみらい住宅支援事業」では1戸あたり100万円が支給されます。 4.義務化される前に知っておきたいZEH住宅のデメリット メリットが多いZEH住宅ですが、導入にあたっては注意点もあります。 ZEH住宅のデメリットを解説します。 建築コストが上がりやすい 高性能な断熱材や太陽光パネル、消費電力を計測するHEMSシステムなど、特別な設備が必要なZEH住宅の建設コストは、一般の住宅より高くなります。 ただし光熱費の削減でコストを回収できるのもZEH住宅の特徴です。 間取りやデザインが制約されやすい ZEH住宅は基準以上の断熱性能を確保するため、間取りや開口部の取り方が制約される場合があります。 発電しやすいよう屋根の形状も片流れになりやすいなど、希望通りのデザインで建設できないケースもあります。 機器のメンテンナンスが必要 太陽光パネルやHEMS、高性能エアコン、換気設備など、ZEH住宅ならではの省エネ設備は、点検とメンテナンスが必要です。 定期的なメンテナンス費用を、ランニングコストとして組み込んでおくことが大切です。 5.これからマイホームを新築する場合の注意点 住宅の省エネ基準が高まり続ける時代、これからマイホームを建てる人が知っておくべき注意点を解説します。 ZEH基準に適合した設計を依頼する 2025年以降、一般戸建住宅を含め建築物への省エネ基準が次々と義務化されます。耐震基準改定後、改定前基準の住宅は資産価値が下がりました。 同様に今後は、ZEHをはじめとする省エネ基準に適合しない住宅は資産価値が高まりにくくなるでしょう。 これから住宅を建てる場合は、ZEH基準で設計することが大切です。 ZEH住宅を建てられる工務店を選ぶ ZEH住宅は、経済産業省管轄のZEHビルダー登録業者のみが建てられます。 すべての工務店がZEH住宅を建てられるわけではありません。 また補助金の中には、ZEHビルダー(ZEHプランナー)による建築が条件となるものもあります。ZEHビルダーは建設会社が、ZEHプランナーは設計事務所が持つ資格です。 ZEH住宅補助金の最新スケジュールを確認する ZEH住宅の補助金制度は、公募や着工・竣工のスケジュールが厳密に決まっています。 また年度によってスケジュールや要件が異なる場合もあります。 最新の公募要件を待ちながらZEHビルダー・プランナーを探し、スケジュール公表と同時に動ける準備が大切です。 詳しい情報は遠慮なくZEHビルダー・プランナーに確認しましょう。 6.中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズへ 中国地方や山口県でこれからZEH住宅を建てるなら、創業150年・地域での実績が豊富なタナカホームズにお任せください。 タナカホームズは従来型のツーバイフォー工法より高い断熱性能と遮熱性能を持つ「ツーバイシックス(2×6)工法」で省エネ住宅を建設します。 断熱材には、省エネ基準に適合した「吹付断熱アクアフォーム」を採用。繊維系断熱材より結露が少なく、大切なマイホームをしっかり守ります。 7.まとめ これからの住宅にはZEH基準の省エネ性能が求められます。 2025年度以降の義務化も見据え、マイホームの新築はZEH基準での設計を検討しましょう。 高い断熱性能と省エネ・創エネを実現するZEH住宅は、生活する家族にとってもメリットが大きな住宅です。 ただし細かな条件をクリアする必要もあるため、専門家に相談すると安心です。 山口県の風土に合った高性能な省エネ住宅をローコストでつくり続けるタナカホームズなら、理想のZEH住宅が実現します。 まずは会員登録し、お得な情報を集めてみてはいかがでしょうか。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月17日 / 性能
ZEH住宅に必要な太陽光発電の容量は?補助金制度や太陽光パネルの選び方についても解説
ZEH住宅には太陽光発電設備が欠かせませんが、「どの程度の容量を用意すればよいかわからない」と悩む人も多くいるのではないでしょうか。 この記事では、ZEH住宅に必要な太陽光発電の容量や、太陽光パネルの種類・選び方と、そのほかの必要要件について解説します。 ZEH住宅に認定されるために必要な条件や、太陽光発電の容量を理解し、理想のエコ住宅を建てるヒントにしてください。 目次 1. ZEH住宅とは 2. ZEH住宅として認められる条件 3. ZEH住宅に必要な太陽光発電の容量 4. ZEH住宅の種類 5. 太陽光発電のメリット 6. 太陽光発電のデメリット 7. 太陽光パネルの種類 8.太陽光パネルの選び方 9. 余った電気を売る場合の収支目安 10. 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 11. まとめ 1.ZEH住宅とは そもそもZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称です。 では、ZEH住宅とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか。 エネルギーの年間収支がゼロ以下になる住宅 ZEH住宅とは、年間の「消費エネルギー」と「創るエネルギー」がおおむね差し引きゼロ以下になることを目指した住宅のことです。 ZEH住宅は環境にも家計にも優しいエコ住宅として、住宅市場での新たなトレンドになりつつあります。ZEH住宅の普及を目的とした補助金制度が用意されており、上手に活用すれば費用を大幅に抑えることも可能です。 2.ZEH住宅として認められる条件 ZEH住宅として認められるためには、「断熱性能」「省エネ性能」「創エネ性能」の3つの基準を満たす必要があります。 断熱性能 断熱性能とは、室内外の熱の出入りを抑える性能のことで、UA値という値で評価します。 ZEH住宅として認められるためには、地域ごとに基準となるUA値を定めた「次世代省エネ基準」をさらに強化したレベルが求められます。 たとえば山口県は5~7地域に区分されており、UA値=0.6W/㎡K以下が指標です。 省エネ性能 ZEH住宅は、住宅設備機器の年間のエネルギー消費量を表した「一次エネルギーの消費量」を20%以上削減することが求められます。 とくに冷暖房・換気・給湯・照明設備に関しては、省エネ性能の高い機器を用意する必要があります。 創エネ性能 創エネ性能とは、文字通りエネルギーを創り出す性能のことです。 ZEH住宅ではエネルギーの消費量を減らすだけでなく、エネルギーを創り出す仕組みが必要といえます。主に太陽光発電をメインにエネルギーを創り出し、「消費エネルギー」をゼロ以下にすることを目指します。 3.ZEH住宅に必要な太陽光発電の容量 ZEH住宅の太陽光発電の容量に決まりはありませんが、一般的な住宅であれば概ね4~5kW程度の容量があればよいとされています。 実際に、ZEH補助金に申請した住宅の太陽光発電の容量は4~6kWが最多のため、1つの指標となるでしょう。 仮に4kWの容量を搭載すると、年間の発電量はおよそ4000~4500kWhとなります。 4.ZEH住宅の種類 ZEH住宅にはいくつかの種類があり、それぞれ求められる条件や補助金額が異なります。 h3:ZEH 一般的なZEH住宅です。 ・一定以上の断熱性能 ・一次エネルギー消費量を20%以上削減すること ・再生可能エネルギー導入100%以上 以上のような条件を満たす必要があります。また、補助金額は1戸あたり55万円です。 Nealry ZEH 寒冷地や都市狭小地限定など、気象条件をはじめとした制限のある土地でのZEH化を見据えた住宅です。 一般的なZEH住宅と同等の断熱性能、省エネ性能が求められますが、太陽光発電による創エネは75%以上へと緩和されます。また、補助金額は1戸あたり55万円です。 ZEH+ 一般的なZEH住宅の条件を満たすことに加えて、一次エネルギー消費量を25%以上削減することが求められます。 さらに、定められた高性能機器を導入する必要もあります。また、補助金額は1戸あたり100万円です。 次世代ZEH+ 一般的なZEH住宅の条件を満たすことに加えて、一次エネルギー消費量を25%以上削減することが求められます。 さらに、V2H充電設備や太陽熱利用温水システムといったいくつかの高性能機器のうち、1つ以上を導入する必要があります。 なお、次世代ZEH+は経産省、ZEH+は環境省の施策であるため、それぞれ求められる機器が異なります。 5.太陽光発電のメリット ここからは、太陽光発電のメリットについて解説します。 1.環境に優しく経済的 燃料を必要としない太陽光発電は、環境に優しい発電方法です。使用電力を自宅でまかなえるため、電気代の削減にもつながります。また、余った電気を売れば、売電収入を得ることもでき、経済的なメリットもあります。 2.停電中も電気が使える 太陽光発電設備があれば、パワーコンディショナーの自立運転機能を使用することで、災害で停電したときにも電気を利用できます。これにより、冷蔵庫、トイレなど、生活に欠かせない設備が使用不能になるリスクを軽減できます。 3.夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる 太陽光発電設備を設置すると、太陽光パネルによって日差しが遮られ、夏も涼しく過ごせます。 また、太陽光パネルが放射冷却を抑制するため、冬も暖かく過ごせます。 6.太陽光発電のデメリット ここからは、太陽光発電のデメリットについて解説します。 1.設備費用がかかる 太陽光発電設備を導入するには、80~130万円程度の設備費用が必要です。 とはいえ、導入時のコストは大きいものの、ZEH住宅なら初期投資を効率的に回収できます。また、補助金制度を活用すれば、設備費用を抑えることも可能です。 2.メンテナンスが必要 太陽光パネルパネルは屋根に設置するため、雨風に晒されることにより劣化が進んでしまいます。 そのため、太陽光発電は定期的なメンテナンスが必要です。 経産省は、4年に1度の定期点検を推奨しています。 工事後の定期点検など、アフターフォローが充実している業者を選ぶとよいでしょう。 3.発電量が天候に左右される 太陽光発電は太陽の光を電力に変えるため、天候が悪いときには発電量が下がってしまいます。 なお、天候による問題は、蓄電池の導入により解消可能です。 晴れの日に余った電力を蓄電しておくことで、天候が悪い日にも電力を使用できるようになります。 7.太陽光パネルの種類 太陽光パネルには、いくつかの種類があります。 それぞれの特徴について詳しく解説します。 シリコン系 最も広く利用されている太陽光パネルです。 シリコン系の太陽光パネルは、主に以下の4種類にわけられます。 単結晶:変換効率が高く、シリコン系のなかでは最も高価です。 多結晶:価格は安いものの、単結晶と比べると変換効率は低くなります。 HIT:変換効率が高く、暑さに強いという特長があります。 アモルファス:高温に強く薄いため、設置場所を選ばないタイプです。 化合物系 シリコン以外の化合物で作られた太陽光パネルです。 主にCIS/CIGSとCdTeの2種類があります。 シリコン系の太陽光パネルと比べると安価で、高温になったときの出力ロスを抑えられる点がメリットです。 有機物系 シリコンをはじめとした無機物とは異なり、有機物から作られた太陽光パネルです。 ただし、実用化はされておらず、一般住宅に用いられることはありません。 8.太陽光パネルの選び方 太陽光パネルを選ぶ際は、以下の3点に注意しましょう。 変換効率 太陽光をどれだけ電力に変換できるかを表した数値で、太陽光パネルの性能を示します。 変換効率が高ければ高いほど、その太陽光パネルは高性能と判断できます。 ただし、変換効率が高いほど価格も高くなります。 kW単価 kW単価とは、太陽光発電の導入費用を発電量で割った値です。 kW単価が小さいほど、その太陽光パネルはコストパフォーマンスが高いと判断できます。 kW単価と価格が低く、発電量が多い太陽光パネルが理想的です。 住宅を建てる地域の気候風土 ZEH住宅を建てる地域の気候風土によって、最適な太陽光パネルの種類は異なります。 日照率や気温、降雪量などさまざまな要素によって左右されるため、 地域の気候風土に精通した業者を選ぶことが大切です。 9.余った電気を売る場合の収支目安 太陽光パネルで発電された電気が余った場合は、電力会社に売却することも可能です。 ここからは、売電収入の目安について解説します。 一般的な条件では月8,000円程度が目安 太陽光発電の余剰電力の量は、日射量や世帯人数、太陽光発電の容量などによって変動します。 たとえば平均的な日射量で、4人家族で4.5kW住宅用太陽光発電を使用した場合は、月8,000円程度の売電収入が得られるとされています。 生産エネルギーの買い取る価格にはFIT(固定価格買取制度)と助成制度があります。 一定期間の価格が保証されるというメリットがありますが、対象期間は10年と定められているため注意が必要です。 10.中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 中国地方や山口県でZEH住宅を建てるなら、創業150年のタナカホームズをご検討ください。 タナカホームズでは高断熱×高遮熱×耐震性で、地震に強い「ツーバイシックス(2×6工法)」や、建築物省エネ法の基準、認定炭素住宅、ZEH住宅にも適合可能な断熱材「アクアフォーム」など、エコ住宅に適したサービスを幅広く展開しています。 まずはお気軽にご相談ください。 11.まとめ EH住宅に認定されるためには、断熱性能・省エネ性能・創エネ性能の3つの性能で一定基準をクリアする必要があります。 ZEH住宅にはさまざまな条件が求められるため、ZEH認定に精通した業者を選ぶことが大切です。 中国地方・山口県で省エネ住宅を建てるなら、タナカホームズにおまかせください。 まずは住宅展示場まで、お気軽にお越しください。 <<来場予約はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月17日 / 性能
ZEH住宅の価格はどのくらい?費用対効果から補助金まで徹底解説
エコハウスとして近年注目を集めるZEH住宅ですが、「従来の住宅より価格が高いのでは?」と不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、ZEH住宅の特徴を解説したうえで、費用相場と補助金制度について詳しく紹介します。 メリット・デメリットをしっかりと理解し、費用対効果を見極める参考にしてください。 目次 1. ZEH(ゼッチ)住宅とは 2. ZEH住宅に必要な3つの条件 3. ZEH住宅の価格 4. 2022年度のZEH住宅補助金制度 5. ZEH住宅補助事業の併用はできない 6. 初期費用がかかってもZEH住宅がおすすめな理由 7. 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 8. まとめ 1.ZEH(ゼッチ)住宅とは ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、家の年間エネルギー収支がゼロ、もしくはプラスになることを目指す住宅です。 ZEH住宅は、国が推奨する住宅モデルでもあります。 政府は、2014年に閣議決定された「エネルギー基本計画」のなかで、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すことを目標に掲げました。 現在、環境省、国土交通省、経済産業省が連携しながら普及を推進しています。 2.ZEH住宅に必要な3つの条件 ZEH住宅は、さまざまな省エネ住宅のなかでも、特に基準が厳しいことで知られます。 「高断熱」「省エネ性能」「創エネ」の3つの条件すべてで国が定める要件をクリアしていなければ、ZEH住宅とは認定されません。 高断熱 ZEH住宅には、高い断熱性能が求められます。 断熱性が高ければ、外気の影響を受けにくく、冷暖房の熱も逃がしません。 少ないエネルギー消費量で、効率的に快適性を実現できます。 認定基準は気候を考慮して地域ごとに設定されていますが、いずれにしても、断熱材を用いたり、断熱窓ガラスを採用したり、といった工夫が必要です。 省エネ性能 エネルギー消費量を抑えるために、設備も高い省エネ性能が必要です。 ZEH住宅では、「空調」「換気」「給湯」「照明」の4つの設備において、20%以上の省エネ達成が求められます。 省エネとは、エネルギーを大切に使うことです。 必然的にエネルギー消費量が抑えられることから、光熱費も削減されます。 創エネ 太陽光発電のような再生可能エネルギーを創出するシステムの導入も、ZEH住宅の大切な条件のひとつです。 いくらエネルギー消費量を抑制していても、自らエネルギーを生み出せなければ、収支をゼロにすることは不可能です。 創出したエネルギーは蓄電も可能で、これにより従来の省エネ住宅より格段に光熱費が抑えられるといわれています。 3.ZEH住宅の価格 高断熱で省エネなうえ、創エネもできるとなれば、気になるのはその価格でしょう。一般住宅と比較しながら解説します。 初期費用は一般住宅より高め ZEH住宅には、高いエネルギー効率や快適性を実現するための省エネ設備や、エネルギーを創り出すための太陽光発電などが必要です。 最低限の設備を揃えた場合でも、一般住宅より初期費用がかかります。 建設予定地によっては、蓄電や通気循環システムなども導入したほうがよいケースもあり、想定以上の価格になることもあります。 ZEH住宅の坪単価相場 住宅の規模や導入する設備もよりますが、ZEH住宅を新築する際の坪単価(材料費と建築費を総合した平均の費用)は、80万円前後が目安です。 一般的な住宅の坪単価は40万円台~60万円台といわれており、高級住宅と呼ばれるものでも70万円ほどだとされています。 ただし、坪単価は「住宅の価格を延床面積で割った数値」であり、住宅の大きさや設備によって大きく異なります。 あくまでも目安として、試算の参考程度に捉えるとよいでしょう。 4.2022年度のZEH住宅補助金制度 ZEH住宅は、国が未来の標準住宅にするべく積極的に推進しているものです。 より多くの人が気軽に建てられるよう、基準をしっかりと満たしていることを条件に、補助金が支給されます。 初期費用がかかるZEH住宅の建築では、上手に補助金制度を活用したいところです。 補助金の条件や金額は、国の予算との兼ね合いで決定し、毎年変動します。 戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業 【1戸あたり55万円】 環境省が担当する、戸建向けのZEH住宅補助金制度です。 ZEH住宅の定義を満たすだけでなく、ZEHビルダー/プランナーが設計・建築・販売する注文・建売住宅でなければなりません。 ZEHビルダー/プランナーとは、国によってZEH住宅の設計・建築を認定された工務店やハウスメーカーのことです。 要件がわかりやすく、余分なコストをかけずとも基準を満たせることから、ZEH住宅関連事業のなかで最も気軽に申請できる補助金だといわれています。 地域型住宅グリーン化事業 【1戸あたり上限140万円】 国土交通省が担当する、地域における木造住宅関連事業者の支援と省エネ性能・耐久性に優れた木造住宅の整備を目的とする事業です。 木造のZEH住宅を地域の中小工務店で建てた際に、補助金の支給を受けられます。 1戸あたり上限140万円(長期優良住宅であれば上限150万円)と高額であるのは非常に魅力的ですが、対象が「地域の中小工務店による」「木造のZEH住宅」と限定的です。 さらに、土砂災害特別警戒区域は補助の対象から外れます。 こどもみらい住宅支援事業 【1戸あたり最大100万円】 国土交通省が担当する、子育て世帯や若い夫婦の住宅建築・購入を支援する補助金事業です。 2021年11月に創設され、予算追加を経て2023年3月末まで申請が延長されました。 申請時点で2003年4月2日以降に生まれた子どもがいる世帯、もしくは夫婦のうちどちらかが1981年4月2日以降に生まれた(39歳以下)世帯が、ZEH住宅を建築・購入する際に補助金の支給を受けられます。 地域型住宅グリーン化事業同様、高額ではありますが対象者が限定されています。 5.ZEH住宅補助事業の併用はできない 国の財源を使う補助金事業では、同じ目的を持つ事業に対する重複申請は認められていないことがほとんどです。 「ZEH住宅の新築・購入」という同じ目的を持つ「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」「地域型住宅グリーン化事業」「こどもみらい住宅支援事業」においても、併用はできません。 補助金額が高額なものほど、対象条件も限定される傾向にあります。 よく比較検討し、自分にとって最も効果的な補助金を選ぶようにしましょう。 6.初期費用がかかってもZEH住宅がおすすめな理由 初期費用が高くてもZEH住宅をおすすめするわけは、コストを上回るメリットがあるためです。 それぞれ詳しく解説します。 ランニングコストが抑えられる 高い断熱性と省エネ性能に加えてエネルギーを創出するZEH住宅は、ランニングコストの低い家ともいえます。 季節を問わず、少ない冷暖房費で快適に過ごせるため、長く暮らせば暮らすほど、光熱費の削減が実感できるでしょう。 特に、家族の人数が多く電力消費量が大きい家庭には、計り知れない経済効果をもたらすと考えられます。 資産価値が高まる 省エネが世界的に注目されるようになったことも手伝って、ZEH住宅は将来的に資産価値が上がる可能性が高いといわれています。 日本でも、2016年より建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)が施行され、省エネ性能が不動産評価の一項目に加わりました。 2017年には、ZEHマークという認証表示もスタートしています。 今後、家を査定するときには「ZEH以前」と「ZEH以降」とで線引きされる可能性が高く、売却価格が異なるでしょう。相続・売却時には有利です。 快適な暮らしが実現できる 屋内の寒暖差が少ないZEH住宅での暮らしは、身体にとっても快適です。 気温差で発生しやすい体調の悪化(ヒートショックや熱中症、結露・カビによるアレルギーや呼吸器疾患など)のリスクも低減されます。 省エネ性の高さによって光熱費が削減することで、無理な節約から心理的に解放される点も、健やかに過ごせる理由の1つです。 災害時のライフラインを確保できる ZEH住宅は、自ら創り出すエネルギーによって突発的な停電にも対応できる住宅です。 太陽光発電や蓄電池を活用し、電気をまかなうことができます。 災害時でも、日常と同じ環境で過ごせるのは大きな魅力でしょう。 異常気象や自然災害が頻発している昨今、気候変動に強くエネルギー面でも自立した住まいは、備えとしても心強い存在です。 7.中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 中国地方・山口県でZEH住宅を検討中なら、高断熱・高遮熱・耐震性をさらにグレードアップさせた2×6工法を採用するタナカホームズにご相談ください。 ZEH住宅の基準にも対応可能な完全自由設計プランもご用意しています。 設備投資費のなかでも高額な太陽光システムも、タナカホームズであれば初期・メンテナンス費用0円で設置。 さらに、創られた電気は最大2年間、無料で利用可能です。初期費用を抑えつつ、ZEH住宅を建てられます。 8.まとめ 高断熱・省エネ性能・創エネによってエネルギー収支が正味ゼロ、もしくはプラスになることを目指すZEH住宅は、地球環境にやさしいだけでなく、家計と住む人の健康にもよい効果をもたらす住まいです。 初期費用はかかりますが、補助金制度を活用することでお得に建てられます。価格だけに目を捕らわれず、さまざまなメリットも踏まえて総合的に検討する必要があるでしょう。 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるなら、タナカホームズにおまかせください。 ローコストなのに高品質高性能なZEH住宅をご提案いたします。 まずは、タナカホームズ住宅展示場にて、無料で設置できる太陽光システムなどをご確認ください。 <<来場予約はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月17日 / 性能
ZEH住宅のデメリットとは?メリットやZEH住宅の種類、補助金も解説
近年のエネルギー価格の高騰を受け、住宅の省エネ性能が注目されています。 これからマイホームを新築したい人は、断熱性能の高い「ZEH住宅」について、ぜひ知っておきましょう。 この記事では、ZEH住宅の特徴や種類、メリット・デメリット、補助金などについて解説します。 ZEH住宅の全体像を理解し、理想のマイホームを建てるヒントにしてください。 目次 1. ZEH住宅とは 2. ZEH住宅のメリット 3. ZEH住宅のデメリット 4. さまざまあるZEH住宅の種類 5. ZEH住宅で利用できる補助金 6. ZEH住宅の補助金を受けるスケジュール 7. 中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 8. まとめ 1.ZEH住宅とは ZEHとは「ゼッチ」と読みます。 「net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を略した言葉で、消費エネルギーがゼロに近い住宅のことです。 ZEH住宅の認定基準を3つ解説します。 省エネが可能な住宅設備がある ZEH住宅には基準を満たす省エネ仕様の住宅設備が求められます。 HEMSと呼ばれる消費電力計測システムや冷暖房・給湯・換気・照明など、エネルギーを使う各所に省エネ仕様の設備を導入していなければなりません。 基準を満たす断熱性能がある 住宅の省エネ基準は、外皮(住宅の外側)部分の断熱指標である「UA値」であらわします。 「UA値=熱の逃げにくさ」であり、地域によって異なります。 ZEH住宅には規定のUA値をクリアできる断熱性能が求められます。 太陽光発電などの創エネ設備がある ZEH住宅には、創エネ(エネルギーを作り出す性能)性能も必要です。 住宅で使うエネルギーと、太陽光パネルの発電量とを差し引きした際にプラスになる規模の太陽光発電設備を搭載しなければなりません。 2.ZEH住宅のメリット 国が普及を推進するZEH住宅には、さまざまなメリットもあります。 ZEH住宅のメリットを4つ解説します。 光熱費が節約できる 高い断熱性能や省エネ性能により冷暖房を効率的に使えるZEH住宅は、光熱費を削減できる点がメリットです。 太陽光パネルが発電した電力を自家消費すれば、電力会社からの電力購入コストも削減できます。 災害時でもエネルギーを確保できる 太陽光パネルによる発電が可能なZEH住宅は、災害などで停電になった際も電力を確保できる点が強みです。 発電した電気を貯められる蓄電池を持てば、夜間や悪天候時でも非常用電源から電力を使えます。 健康によい生活環境が手に入る 高い断熱性能のおかげで居室間の温度差が少ないZEH住宅は、ヒートショックの危険性が低いことでも知られています。 結露もしにくく、アレルギーの原因物質でもあるカビの発生も防ぐなど、健康に良い環境が手に入ります。 補助金を活用できる 政府は各種補助金も充実させ、省エネ住宅の普及率目標達成を目指しています。 「こどもみらい住宅支援事業」では1戸あたり100万円の補助が受けられるなど、補助金を活用すると施主のコスト負担を軽減できます。 3.ZEH住宅のデメリット 光熱費の節約などメリットも多いZEH住宅ですが、デメリットも少なくありません。 ZEH住宅のデメリットを8つ解説します。 建設コストが高い ZEH住宅の建設には、省エネ仕様の設備や性能の良い断熱材、太陽光パネル、HEMSなどの特別な設備が必要なため、一般の住宅を建てるよりコストがかさみます。 負担軽減のために補助金を上手に活用しましょう。 設備のメンテナンス費用がかさむ 太陽光パネルなどの省エネ設備は、導入したあともメンテナンスが必要です。 専門業者が行うメンテナンスの度に費用がかかる点もデメリットといえます。 こまめに点検を行い、大規模な修繕を防ぐ管理が重要です。 想定通りに発電するとは限らない 太陽光パネルの発電量は、天候次第です。 梅雨や冬期など、晴天率が低い季節は期待通りの発電量が得られないケースもあります。 自家発電だけでは消費エネルギーがまかなえず、電力の購入が必要になるかもしれません。 売電価格が安定しない 太陽光で発電した余剰電力は、電力会社に販売できます。 ただし電力の買い取り価格(売電価格)が下降傾向にある点は注意が必要です。 売電契約を締結すると10年間は価格が保証されますが、11年目からの価格は予想できません。 間取りやデザインの自由度が少ない ZEH住宅は基準以上の断熱性能と太陽光パネルの搭載が必要なため、窓などの開口部の大きさ、間取り、屋根の形状などに制約を受ける場合があります。 注文住宅でも100%自由に設計できるとは限らない点がデメリットです。 屋根の重量が増え耐震面に懸念がある 太陽光パネルを載せると、屋根の重量が増えます。重い屋根を支えられる耐荷重を持つ柱や壁、基礎を採用しなければなりません。 耐震性能をクリアしているとはいえ、地震国である日本では懸念が残る可能性もあります。 管理が必要な機器が増える ZEH住宅に設置されるHEMSやスマートメーター(電力消費量の検針器)など、省エネ機器の管理・取り扱いが難しいと感じる人もいます。 慣れるまでとはいえ、機械が苦手な人は負担になる可能性もあります。 ZEH住宅を建てられる工務店は限られる ZEH住宅はどの工務店でも対応しているわけではありません。 経済産業省管轄のZEHビルダーに登録した業者だけが建てられます。 ZEH住宅の建設を優先した結果、希望の工務店にお願いできなかったというケースもあります。 4.さまざまあるZEH住宅の種類 ZEH住宅と一括りにいっても、実際にはさまざまな種類があります。 主なZEH住宅の種類4つを解説します。 Nearly ZEH(ニアリーゼッチ) 「Nearly ZEH」は寒冷地や積雪の多い地域を対象とするZEH基準です。 年間の日射量が少ない気候を考慮し、太陽光発電の導入を条件としないなどの特徴があります。「ZEHに近い(Nearly)住宅」と理解しましょう。 省エネ性能を強化し、追加要件を満たした住宅基準「Nearly ZEH+」もあります。 ZEH Oriented(ゼッチオリエンテッド) 「ZEH Oriented」は都市部などの狭小地に住宅を建てる際に適用される基準です。 十分な日射量が確保できない可能性を踏まえ、太陽光発電設備なし、断熱性能と省エネ性能だけでZEH住宅の認定が受けられます。 ZEH+(ゼッチ プラス) ZEH住宅の基準をクリアした上で、さらに省エネ・再エネ性能を高めた住宅を認定するのが「ZEH+」です。 自家用車を電気自動車にするなどの方法で、自家発電したエネルギーの自家消費を促進します。 ZEH+R(ゼッチ プラス アール) 2019年に制定された新しい基準が「ZEH+R」です。 ZEH+の要件を満たすことに加え、大停電時でも電源を確保できるだけの設備が求められます。 太陽光発電や太陽熱を利用した温熱システム、蓄電池などを備えます。 5.ZEH住宅で利用できる補助金 イニシャルコストがかさみやすいZEH住宅の建設では、補助金を有効活用しましょう。 主な補助金を4つ、紹介します。 ZEH支援事業 国のZEH住宅普及計画(ZEHロードマップ)に則り、ZEHビルダー(プランナー)が設計・建設したNearly ZEH、ZEH Orientedの住宅を対象とする補助金です。 1戸あたり60万円の補助が受けられます。 ZEH+実証事業 ZEH支援事業の要件を満たし、かつ「省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減」など、より高い省エネ性能要件をクリアしたZEH+、Nearly ZEH+の住宅が対象です。 補助金額は1戸あたり105万円です。 ZEH+R強化事業 ZEH+の要件を満たし、さらに停電時の電源確保、蓄電システムなどを活用した太陽熱利用温水システムを導入したZEH+、Nearly ZEH+の住宅を対象とする補助金です。 1戸あたり115万円を補助します。 先進的再エネ熱等導入支援事業 ZEH支援事業、もしくはZEH+実証事業で補助金を交付された住宅が対象です。 それぞれの要件を満たすほか、さらに「地中熱ヒートポンプ・システム」など4システムが必要となります。補助金額は最大90万円です。 6.ZEH住宅の補助金を受けるスケジュール ZEH住宅が対象の補助金を受けるには、決められたスケジュールに沿って申請・着工・工事代金の支払をしなければなりません。 年度ごとに概要も変わるため、専門家に相談しながら確実に進めるようにしましょう。 7.中国地方・山口県でZEH住宅を建てるならタナカホームズ 中国地方や山口県の風土に合ったZEH住宅なら、タナカホームズにお任せください。 豊富な施工事例を元に、最適なプランをご提案します。 タナカホームズがつくる省エネ住宅は、従来型のツーバイフォー工法より高い断熱性能と遮熱性能を誇る「ツーバイシックス(2×6)工法」が特徴です。 断熱材には、省エネ基準適合の「吹付断熱アクアフォーム」を採用。 一般的な繊維系断熱材より結露が少ないため、大切なマイホームを長く使えます。 8.まとめ ZEH住宅には「建設コストが高い」「メンテナンスが必要」などのデメリットもあります。 一方で、光熱費が節約でき、健康に良い環境で暮らせるZEH住宅には、ランニングコストを抑えられるメリットがあります。 ZEH住宅の建設には基準や要件も多いため、専門家と相談しながら決めるのがおすすめです。 山口県・中国地方で、高品質・高性能な住宅をローコストで建てられると評判のタナカホームズなら、理想のZEH住宅が手に入ります。 まずは会員登録し、ZEH住宅や省エネ住宅などに関するお得な情報を集めてください。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年9月17日 / お金・ローン
こどもみらい住宅支援事業ってなに?
こどもみらい住宅支援事業ってなに? ■目的 こどもみらい住宅⽀援事業は、⼦育て⽀援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、 ⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る国土交通省主体の事業です。 ■対象となる補助事業 ① 注文住宅の新築 ② 新築分譲住宅の購入 ③ リフォーム 下記では、①の注文住宅の新築を中心にご説明します。 ■対象となる方 「子育て世帯」または「若者夫婦世帯」のいずれかである ※子育て世帯とは、申請時点において、2003年4月2日以降に出生した子を有する世帯です。 ※若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、いずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯です。 ■対象となる住宅 下記の(1)~(6)を満たす必要があります。 (1)所有者(建築主)が自ら居住する (2)土砂災害防止法も基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する (3)未完成又は完成から1年以内かつ、人の居住の用に供したことのないもの (4)住戸の床面積が50㎡以上であること (5)「ZEH住宅」、「高い省エネ性能等を有する住宅」、「一定の省エネ性能を有する住宅」のいずれかに該当することが確認できる (6)一定以上の出来高の工事完了が確認できる ■補助額 住宅の省エネ性能等に応じて60万円から100万円です。 (1)ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedの住宅(補助額100万円) (2)高い省エネ性能等を有する住宅(補助額80万円) (3)省エネ基準に適合する住宅(補助額60万円) ■期間 契約期間 2021年11月26日 ~ 遅くとも2022年10月31日 交付申請期間 2022年3月28日 ~ 遅くとも2022年10月31日 ※締め切りは、予算の執行状況により早まる場合があります。 交付申請の受付を終了した場合、同日までとなります。 引用元:国土交通省「こどもみらい住宅支援事業」 こちらの事業は、申請や完了報告など住宅事業者との連携が必要です。 タナカホームズでは、申請方法や必要書類についてなどもご相談承っております! お気軽にご相談ください。 タナカホームズは補助対象事業者です! タナカホームズで、コンパクトスタイル、オリジナルスタイル、プレミアムスタイルいずれの商品も補助事業の対象となる性能です。 特に、プレミアムスタイル、オリジナルスタイルは、標準仕様でZEH基準の断熱性能です。 さらに、プレミアムスタイルはハウス・オブ・ザ・イアー2021において優秀賞を獲得した商品です。 山口県・広島県で補助金を活用して新築住宅を建てたい方や補助事業について詳しく聞きたい方は、お近くの店舗までお気軽にご相談ください! 【補助事業対象商品】 ■極上の品質・設備で創る完全自由設計のお家 プレミアムスタイルを詳しく見る>> ■高品質な建物にローコスト価格で住めるフリープラン住宅 オリジナルスタイルを詳しく見る>> ■使いやすく、心地よくなじむローコスト規格住宅 コンパクトスタイルを詳しく見る>> <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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