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2022年3月28日 / 家づくり
一戸建ての防犯対策を強化!狙われやすい家の特徴・建築時から入居後までの対策を解説
一戸建てへの住み替えを検討する際に、セキュリティ面が気になる人も多いことでしょう。 この記事は、一戸建ての防犯対策について知りたい人向けの内容です。 狙われやすい一戸建ての特徴から新築時に取り入れられる防犯対策、日常生活でできる防犯対策までを解説します。一戸建ての防犯対策を考える際の参考にしてください。 目次 1.防犯対策はできている?狙われやすい一戸建ての特徴 2. 一戸建てを新築する際にできる防犯対策 3. 日常生活の中でできる一戸建ての防犯対策 4. 山口県で一戸建てを建てるなら防犯ノウハウのある会社に依頼しよう 5. まとめ 1.防犯対策はできている? 狙われやすい一戸建ての特徴 空き巣に狙われやすい一戸建てについて知ることで、よりよい防犯対策が可能です。 最初に、狙われやすい一戸建ての特徴を解説します。 外から家が見えにくい 目の前の通りを歩く人や近隣から敷地内が見にくい家は、窃盗犯に入られやすい傾向があります。 人に見つかりにくいことでガラスを割ったり、玄関や勝手口の開錠に時間をかけたりする行為がたやすくなり、「侵入しやすい」「窃盗しやすい」と判断されます。 そのため塀や垣根が高く、敷地内が見にくい家は注意が必要です。 ベランダの見通しが悪い 外からベランダの見通しが悪い家も、窃盗や侵入被害に遭いやすい傾向があります。 窃盗犯が必ず1階から侵入してくるとは限りません。 2階以上のベランダでも、見通しが悪く侵入経路が確保できる場合は注意しましょう。 また、表通りに面しているベランダも、腰壁があると侵入者が屈めば外から見えません。 植木や物に隠れられる場合も注意が必要です。 隣家との間など、死角になる場所がある 死角があると、そこから侵入される恐れがあります。 隣家との間に人が通れるほどの薄暗い隙間や、人通りがなく物陰になる場所がある場合は注意しましょう。 「死角はあるが人通りがあるから大丈夫」と考える人も見受けられます。 しかし夜間や土日など、人通りの少ない時間に侵入される可能性もあることを覚えておきましょう。 留守がちだったり不在時間がわかりやすかったりする 「決まった時間に外出する」「夜でも室内が暗い」など不在時間がわかりやすいと、その時間帯を狙って侵入されてしまいます。 また、郵便受けに新聞がたまっていると、長期不在であることが想像されるため注意しましょう。 ただし、在宅中に侵入されて窃盗被害に遭うケースも見受けられます。 そもそも、家に侵入させない対策をしておくことが重要です。 近所づきあいが少ない 近所づきあいがなければ、誰が住んでいる家なのかを近所の人が判断できません。 そのため、住人以外が敷地内にいても、怪しい人だと気づいてもらうことは難しくなります。 また住人本人も同様です。 窃盗犯が下調べのために近所を歩いていてもわからないでしょう。 犯罪者は、周囲の住民に顔を知られることで窃盗を諦める傾向があります。 2.一戸建てを新築する際にできる防犯対策 新築時は、建物面で防犯対策を取り入れやすいタイミングです。 新築時にできる一戸建ての防犯対策を解説します。 防犯性の高い鍵やガラスを採用する 開口部分の防犯性を高めることで、泥棒が侵入しにくくなります。 玄関にはピッキング防止用のディンプルキーを採用したり、サムターン回し対策をしたりするとよいでしょう。 ピッキングとは、特殊な工具を鍵穴に入れて開錠することです。 また、サムターン回しはドリルなどでドアに穴をあけ、サムターン(鍵の内側のつまみ)をまわして開錠することです。 窓はガラスを割ったり開錠したりしにくくなるように、防犯ガラスや二重鍵、クレセント錠をつけることもおすすめです。 鍵つきの雨戸やシャッターをつける 侵入しにくい家は、窃盗や侵入被害の対象になりづらいです。 縁側やベランダに続く掃き出し窓には鍵付きの雨戸やシャッターをつけたり、腰高窓や1辺が20cm以上の換気口には面格子をつけたりする防犯対策をおすすめします。 また、雨戸やシャッターに鍵がついているからといって安心せず、窓の施錠もしっかりとおこなってください。 見通しのよい塀や低めの垣根にする 外から覗かれないように、高さのある塀や垣根をつくる人もいます。 プライバシーを守りたい気持ちも理解できますが、防犯のためには外からの視線を過度にさえぎらないようにしましょう。 柵や金網のような見通しのよい塀にしたり、垣根を低くしたりするなどの対策がおすすめです。 不審者が侵入しにくくなるように、垣根をとげのある低木にする方法もあります。 防犯カメラや人感センサーをつける 侵入窃盗をするような犯罪者は、人の目を避けて自分の顔が知られることを嫌います。 犯罪抑止のために門や玄関、勝手口や窓など、侵入されそうな場所には防犯カメラを設置しましょう。 特に、勝手口は玄関に比べて防犯性の低いドアや鍵を使用しがちになるため、注意してください。 万が一、侵入窃盗被害にあった際も防犯カメラの映像は役立ちます。 死角となる場所がある場合は、人感センサーを設置することもおすすめです。 死角に砂利を活用する 死角になることで侵入しやすそうな場所には、砂利を敷くことも防犯対策の1つです。 砂利の上で人や動物などが歩くと音が鳴り、侵入者に気づきやすくなります。 侵入窃盗をしようとする人は音を嫌う傾向があります。 勝手口までの道に砂利を敷いたり、庭は芝生でも建物周りだけは砂利にしたりしておけば、狙われにくくなるでしょう。 ガレージの防犯対策も忘れずに 侵入や窃盗のターゲットとなる場所は、家の中だけとは限りません。 自宅の駐車場で車上荒らしに遭ったり、車自体を盗まれたりする可能性もあります。 この場合、ガレージにシャッターをつけ、駐車場に人感センサーや防犯カメラを設置するなどの防犯対策をおこないましょう。 車に防犯ブザーをつけることもおすすめです。 3.日常生活の中でできる一戸建ての防犯対策 日常生活でできる一戸建ての防犯対策も解説します。建物への対策とあわせて、生活の中でも防犯意識をもちましょう。 近所付き合いをする 必要最低限でもよいので近所の人と関わりをもち、顔見知りになっておきましょう。 人の目は犯罪抑止力となります。 誰かが自宅の周りをうろついていた際、その家に住んでいる人なのか不審者なのかを判断し、状況によっては警察に通報してもらえるでしょう。 また、地域の事件や不審者情報を教えてもらえる可能性もあります。 不在だと気づかせない対策をする 不在であることや、生活リズムを外部の人に知られないようにしましょう。 数日でも家を空ける場合は、郵便受けに新聞がたまらないよう新聞を止めると安心です。 また、帰宅が遅くなる日には電気をつけたまま外出したり、タイマーをかけて夜にテレビがつくようにすることも防犯対策になります。 ごみ捨てなど短時間の外出でも鍵をかける 「すぐそこまでだから」と油断せず、ごみ捨てのような短時間の外出でも鍵をかけておくようにしましょう。 玄関や窓の鍵が開いていた場合、犯罪に慣れた人なら数分で侵入して貴重品を盗み去るといわれています。 鍵さえかけておけば、住人が出かけたすきに侵入されにくいだけでなく、用事を済ませて戻った際に侵入者と鉢合わせするリスクも下がります。 足場になるようなものは置かない 足場になるようなものがあれば、塀やガレージの屋根によじ登ったり、隣家を伝ったりして2階からでも侵入できます。 隣家への侵入を助けることになる可能性もあるため、足場になるものは置かないようにしましょう。 また、「2階だから大丈夫」「在宅中だから安心」ということはありません。 2階の窓も忘れず施錠しましょう。 防犯意識をもって生活する 建物に防犯対策を施していても、施錠を忘れていては元も子もありません。 防犯意識をもった生活を心がけましょう。 「防犯対策をしっかりしている」「防犯意識の高い家だ」と認知されれば、侵入者に狙われにくくなります。 セキュリティ会社に加入したり、防犯シールを貼ったりして、外へアピールすることもおすすめです。 4.山口県で一戸建てを建てるなら防犯ノウハウのある会社に依頼しよう 山口県における令和2年の侵入窃盗被害は、被害が認知されているもので347件となっています。 少ない件数ではないため、持家か賃貸か、戸建てか集合住宅かに関わらず、防犯対策は必須です。 一戸建ての新築を考えている場合は、雨戸やシャッター、防犯カメラといった防犯対策を取り入れましょう。 より安全性の高い一戸建てが建てられるように、地域に詳しく防犯に関するノウハウがある会社に依頼することをおすすめします。 参考:市町別刑法犯認知 市町別刑法犯認知・検挙(発生地主義)状況:山口県警 5.まとめ 一戸建てを新築する際は、防犯カメラやシャッターなど、防犯面を意識した設備を取り入れることが大切です。 より安全性を求めるなら、防犯に対する知識やノウハウのある会社へ新築を依頼するとよいでしょう。 ローコストなのに高品質高性能な住宅を建築しているタナカホームズでは、防犯に対する相談や対策の提案も可能です。 山口・広島で一戸建てを検討している人はタナカホームズへ問い合わせください。 リフォームの相談にも対応しています。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年3月28日 / 家づくり
新築一戸建てを購入する際の注意点とは?注文住宅・建売住宅のメリット・デメリットも解説
新築一戸建の購入を検討する一方で、「注文住宅・建売住宅の違いやそれぞれのメリット・デメリットがわからない」「購入時の注意点を教えてほしい」と悩んでいる人は少なくありません。 この記事では、新築一戸建てを購入する際のふたつの方法と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。購入時に注意してほしい点も紹介しています。 目次 1. 新築一戸建てを手にする方法は大きくふたつ 2. 建売住宅を購入するメリット 3. 建売住宅を購入するデメリット 4. 建売住宅を購入する際の注意点 5. 注文住宅を建てるメリット 6. 注文住宅を建てるデメリット 7. 注文住宅を建てる際の注意点 8. 山口県で注文住宅を建てる相場は全国平均より低め 9. まとめ 1.新築一戸建てを手にする方法は大きくふたつ 新築一戸建てを手にするには「建売住宅を購入する」「注文住宅を建てる」の方法があります。 ここでは、その方法について解説します。 h3:建売住宅を購入する 建売住宅は、すでに完成した状態で販売されている物件です。 土地と建物がセットになっており、でき上がった住宅の間取りや設備などを見たうえで購入するのが一般的です。 住宅の密集した地域で頻繁に売り出されているため、都市部の市街地内など好立地にあることが多く、希望の地域で購入できる機会も多いでしょう。 住宅ローンの審査に問題がない場合、入居までの期間の目安は1~2カ月ほどです。 注文住宅を建てる 注文住宅は、間取りやデザイン、建材などを自分好みに決め、工務店やハウスメーカーに依頼して建てる住宅です。 建築工程を自分の目で確かめる楽しみがある一方、設計や業者の選定、打ち合わせなどに時間がかかりがちです。 建売住宅と比べると、完成・入居までの工期が長く、価格も高くなります。 土地の購入から設計完了までに3~10カ月、着工から引き渡しまでに3~6カ月程度かかるのが一般的です。 2.建売住宅を購入するメリット 建売住宅を購入する場合のメリットについて、それぞれ解説します。 注文住宅よりも価格が安い 住宅支援機構の「フラット35利用者調査」(2020年度)によると、土地付き注文住宅の平均所要資金は 4,397万円です。 建売住宅の所要資金の平均(3,495万円)と比べると、同じ土地付一戸建住宅でもかなりの差があることがわかります。 建売住宅は、大手ハウスメーカーがまとめて土地を購入し、大量購入した建材を使って住宅を建てるため、販売価格が割安になることが大きなメリットです。 自分たちで間取りや建材、設備などを決めなくてよい 建売住宅は一般的に、間取りや外装、内装などがすべて決まっています。 住宅のデザインにさほどこだわりがないなら、自分たちで一つひとつ決める必要がなく設計の打ち合わせなどに時間を割かずにすみます。 スタンダードな間取りで画一的に見えることもありますが、どのような家族構成でも住みやすいように作られています。 入居までの期間が短く、生活設計を立てやすい すでに完成している建売住宅なら、完成イメージと実際の住宅との間に差があるといったトラブルは生じません。 正確な間取りを把握でき、入居後の生活もイメージしやすいでしょう。 契約後すぐに入居できるため、お子さんの入学や就職といったタイミングに合わせて生活設計ができるのも大きなメリットです。 3.建売住宅を購入するデメリット 建売住宅にさまざまなメリットがある一方で、購入して後悔することがあるのも事実です。 ここでは、建売住宅を購入するデメリットについて解説します。 立地が決まっていて選べない 建売住宅は、土地と住宅がセットで販売されています。 好立地に建てられていることが大半ですが、立地が気に入らないというケースも否定できません。 住宅や価格を重視するのか、立地を重視するのかの選択を迫られることもあるでしょう。 建物も立地も気に入るような物件探しが重要です。 間取りや建具などを自由に選べない 建売住宅を購入する際は、間取りや建具、内装デザインや設備などを好きに選べません。 ほぼ完成している住宅に住むことになるため、自分たちなりのこだわりを反映させにくくなります。 何らかのこだわりや譲れない点などがある場合は、物足りなさや不満を感じることもあるでしょう。 入居後に欠陥が発覚することがある 建売住宅を購入する場合、基礎から完成の工程までをチェックできません。 地盤や基礎部分を確認できないため、不安要素を残すことになってしまいます。 さらに、入居後に欠陥が発覚する、質のよくない建材や設備が劣化するといったトラブルが起きる可能性もあるでしょう。 メンテナンスに高額の費用がかかるケースもあります。 4.建売住宅を購入する際の注意点 建売住宅を購入してから後悔することがないように、注意すべき点を解説します。 物件価格に含まれる設備をあらかじめ確認する 建売住宅の場合は、標準とされる仕様や設備がそれぞれ異なります。 物件価格に含まれる設備もさまざまなため、網戸や雨戸、TVアンテナ、エアコンといった設備の有無をあらかじめ確認しましょう。 見学時に、窓やドアといった頻繁に使うもの、水回り設備のグレード、電気回線やコンセントの数などにも注意してください。 アフターサポートの有無を確認する 入居後に何らかの欠陥が判明した場合、すぐに対応してもらえるアフターサポートサービスがついているかどうかも事前にチェックしておきましょう。 最近は、10年保証がついている建売住宅が主流です。 ハウスメーカーからアフターサポートサービスについての説明がない場合は、サービスの有無を尋ねてください。 アフターサポートサービスがある場合も、無償でどのくらい対応してくれるかを確認しましょう。 住宅性能表示や証明書の有無を確認する 長期優良住宅やZEH住宅など、一定の性能基準をクリアした優良建売住宅は安心して購入できます。 性能表示がない場合も、建築確認済証や検査済証、地盤調査の報告書などがあればきちんと建てられたことが確認できます。 地盤調査がおこなわれていない住宅は、住宅瑕疵担保責任保険に加入できません。 各種証明書や調査報告書のない建売住宅の購入はやめておきましょう。 5.注文住宅を建てるメリット 注文住宅を購入する場合のメリットについて、それぞれ解説します。 自由度の高い家を作ることができる 注文住宅を建てる際は、法律の範囲内であれば自由にデザインでき、自分の理想の家をオリジナルで作ることが可能です。 間取りや設備、建材はもちろん、細部にいたるまで自分のこだわりを反映した家を建てられるのが大きなメリットです。 家が建つ過程を自分で確認できる 契約してから家作りが始まる注文住宅なら、家が建つ過程を自分の目で確認することができます。 工事の様子をチェックでき、安心感を得られるでしょう。 施主がしばしば姿を見せれば、職人にもいい緊張感を与えることができます。 竣工まですべての過程を目にすることで、家への満足感や充実感を得やすいのもメリットのひとつです。 こだわりの強い部分に費用をかけられる 注文住宅なら、自分のこだわりに合わせた優先順位をつけることが可能です。 こだわりが強いものに費用をかけ、必要としないものやこだわりのないものをなくすこともできます。 費用のかけかたに差をつけることで、予算とこだわりのバランスをとることもできるでしょう。 6.注文住宅を建てるデメリット こだわりを実現できる注文住宅にも、いくつかのデメリットがあります。 ここでは、注文住宅を購入する際のデメリットを解説します。 住宅にかかる費用が高くなりやすい 注文住宅にかかる費用は総じて高くなりがちです。 デザインや間取り、建材など全てを最初から決めていかねばならず、こだわればこだわるほど費用もかかります。 工事に携わる人数も多く、人件費も加味しなければなりません。 人が多くなればなるほど費用も増えると考えておきましょう。 資金計画が複雑になる 住宅ローンが利用できるのは、建物が完成してからです。 注文住宅の場合は、建築費の着工金や中間金の支払いなどがあり、家が完成してから融資を受けるのでは間に合いません。 このため、「つなぎ融資」や「土地先行融資」と呼ばれるローンを利用しなければならず、手続きが複雑になりがちです。 さらに、金利も通常の住宅ローンより割高になりがちです。 完成までに時間がかかる 注文住宅の完成までには時間がかかります。 設計や見積もりの段階ですでに、建売住宅時間より多くの時間を費やしているでしょう。 打ち合わせなども多く、ある程度時間に余裕のある人でなければ計画が進みません。 工事や設計の変更などがあると、工期が延長されることもあります。予定通りに工事が終わらず、入居計画が変更になることもあるでしょう。 7.注文住宅を建てる際の注意点 注文住宅を建ててから後悔することがないように、注意すべき点を解説します。 施工メーカーが独自で用意する各種保証について確認する 住宅には、「住宅品質確保促進法」に基づく瑕疵担保責任(10年間)が義務化されています。 瑕疵担保責任とは別に、各施工メーカーが独自で用意する外壁塗装保証やシロアリ保証などもあり、義務化されている保証で保証されない内容をカバーしています。 どのような保証内容があるかは施工メーカーによって異なるため、漏れなく確認しておくようにしましょう。 設計から竣工までに関わる費用の内訳を確認する 注文住宅の工期は長く、携わる人が多数です。それだけに、どうしても人件費がかかります。 注文住宅を建てるに際しては、設計から建築までの流れと、どの業者がどのような価格で建築に携わるのか、その内訳をはっきり確認しておきましょう。 そのうえで、全部でどれだけの金額がかかるのかを把握することが大切です。 引き渡し前の立ち合いで不具合がないか確認する 注文住宅建売住宅の引き渡し前の立ち合いでは、建物に不具合がないかを細かく確認しなければなりません。 引き渡しが完了すると、不備が生じたのが引き渡し前だと証明することが難しく、のちのち保証がきかないというケースもあります。 何かしらの瑕疵部分があれば、引き渡し前に申し出る必要があるため注意しましょう。 8.山口県で注文住宅を建てる相場は全国平均より低め 注文住宅を建てる費用は、建売住宅より高くなりがちです。 しかし、山口県の注文住宅にかかる費用は、全国平均より低めです。 2020年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅建設費用の全国平均は3,533万円であるのに対して、山口県では3,394万円と139万円低くなっています。 山口県では、注文住宅を建てるに際しての敷居が比較的低いといってもよいでしょう。 9.まとめ この記事では、建売住宅と注文住宅の違いを挙げつつ、それぞれを購入する際の注意点について解説しました。 建売住宅と注文住宅にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概に優劣をつけることはできません。 家を購入する目的や期待するものによって、どちらにするかを決めましょう。 注文住宅の自由度の高さ、建売住宅の価格の安さのどちらも捨てがたいという場合は、ローコストで高品質な施工に定評のあるタナカホームズがおすすめです。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2022年3月28日 / 設備
ビルトインガレージの建ぺい率はどのくらい?容積率などの法規制と緩和条件も解説
住宅を建てる際、検討すべき点のひとつが車をどう駐車するかです。 駐車スペースをいかに確保し、法規制をどうクリアするかも大きな問題です。 ここでは、ビルトインガレージを検討している人に向けて、ビルトインガレージのメリットとデメリット、建ぺい率や容積率の概要、規制が緩和される条件などについて解説します。 目次 1. 車庫は大きく分けて3種類 2. ビルトインガレージの特徴と人気の理由 3. ビルトインガレージのメリット 4. ビルトインガレージのデメリット 5. ぜひ知っておきたい建築物に関わる法規制 6. 山口県ならビルトインビルトインガレージの価格が比較的安い 7. まとめ 1.車庫は大きく分けて3種類 主な移動手段が車の場合は、家を建築したときに駐車スペース(車庫)の確保が大きな問題となります。 車庫は一般的に「屋根なしの車庫」「カーポート」「ガレージ」の3つに分けられますが、建築基準法上では区別(定義)がありません。 建築基準法第2条では、建築物を「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの」と定めています。 屋根なしの車庫は建築物ではありませんが、柱と屋根で構成された車庫(カーポート)や、屋根と壁で三方が囲まれた車庫(ガレージ)は建築物に含まれます。 建物の一部に駐車スペースを組み込んだビルトインガレージも、ガレージの一種です。 2.ビルトインガレージの特徴と人気の理由 車庫の中でも近年人気の高まりを見せるのが、ビルトインガレージです。 ここでは、ビルトインガレージの特徴やビルトインガレージが人気を集める理由について解説します。 ビルトインガレージの特徴 ビルトインガレージは、建物の内部に駐車スペースを組み込んだものです。 シャッターやドアなどがあるのが特徴で、インナーガレージと呼ばれることもあります。 駐車スペースを1階に作るのが一般的ですが、敷地が道路よりも高いときは、地下室に作ることもあります。 自宅と駐車スペースが直結しており、利便性の高さが大きな魅力です。 ビルトインガレージが人気を集める理由 ビルトインガレージが近年人気を集めている理由は、各家庭や地域によって異なります。 駐車場代が高い都市部などでは、ビルトインガレージの導入コストと高額な駐車場代を毎月払い続けるコストとを天秤にかけ、導入に踏み切るケースが多い傾向にあります。 また、スペースの都合上、敷地内に駐車スペースを作れず、建物内に駐車スペースが必要なこともあります。 3.ビルトインガレージのメリット ビルトインガレージのメリットはさまざまです。 ここでは、ビルトインガレージを作るメリットをさまざまな角度から紹介します。 いたずらや窃盗、風雨などから愛車を守れる 全体が壁で囲われていて、シャッターやドアがついているビルトインガレージなら、風雨や雪、台風などから愛車を守れます。 さらに、シャッターやドアを閉めて鍵をかければ、夜間のいたずらや窃盗などに遭うリスクが軽減し、セキュリティの強化にもつながります。 狭い敷地でも駐車スペースを確保できる 土地が狭い場合、駐車場を設置するスペースを確保しにくくなります。 ビルトインガレージのメリットのひとつは、狭い土地でも駐車スペースを確保しやすいことです。 建築コストは多少かかりますが、近隣に駐車場を借りずにすむため、長い目で見れば経済的に有利になるケースが少なくありません。 また、後に述べる容積率の緩和条件につながり、土地が狭い都市部などでも広い家に住みやすくなります。 趣味のスペースとして活用できる ビルトインガレージは、趣味のスペースとしても活用できます。 整備道具を置いておけば、車のメンテナンスやカスタマイズ、日曜大工などのDIYといった作業も容易です。 ガレージと並ぶようにリビングを設置した間取りなら、自宅の中で好きなときに好きなだけ愛車を眺められます。 ガレージ内に椅子や机を設ければ、読書やお酒などを楽しむスペースにもできるでしょう。 天候を気にせず車に乗り降りできる ビルトインガレージの家では、建物の内部で車に乗り込みます。 そのため、天気を気にせずにすむのは大きなメリットです。 買い物の荷物を出したり、小さなお子さんを送迎するときにも便利です。 車の乗り降りをより便利にしたい場合は、ガレージとキッチンを出入口でつなぐなど、生活動線を考えた設計をしましょう。 ガレージの面積次第で固定資産税が安くなる 固定資産税は地域によって異なりますが、一般的な住宅よりビルトインガレージ付き住宅のほうが評価額は低くなるため、固定資産税は安くなります。 これは、ビルトインガレージの面積が住宅延べ床面積の5分の1までなら住宅の床面積に含まれないと建築基準法に定められているためです。 ただし、自治体によって固定資産税の金額は異なるため、事前の確認が必須です。 また、電動シャッターなど「豪華な設備」があるとみなされた場合は、固定資産税の課税対象になるケースもあるため注意しましょう。 4.ビルトインガレージのデメリット ここでは、ビルトインガレージのデメリットについて解説します。 メリット・デメリットの両面を正しく理解したうえで、ビルトインガレージの導入を検討しましょう。 居住スペースが削られる ビルトインガレージを設置するには、最低でも奥行き5.5m、間口3.5m程度のスペースが必要になります。 この面積は、建ぺい率や容積率に算入されるため、ビルトインガレージによって居住スペースが削られてしまいます。 また、1階にビルトインガレージを作る場合、リビングやキッチンなどを2階に設置しなければならないことも少なくありません。 車の臭気・騒音が気になることがある 建物内部に駐車スペースがあると、居住スペースでも車の臭気や騒音が気になることがあります。 臭気が気になる場合は、空気の流れをしっかり考えた設計にする、換気扇をつけるといった対策をとりましょう。 また、騒音で家族が寝苦しくなったりストレスを生じたりしないよう、寝室と距離をとる、ガレージの真上にリビングを作らないといった工夫も必要です。 強度不足に陥る可能性がある 開口部が広いビルトインガレージを作ると、建物を支える部分が少なくなり、強度不足に陥る可能性があります。 このため、木造のビルトインガレージ付き住宅は極めて難しいとされています。 耐久性を考慮すると、重量鉄骨やRC(鉄筋コンクリート造り)がおすすめですが、その分建築コストが高くなります。 ビルトインガレージの予算を考えるときは、建物の耐久性による建築費の違いも確認しておきましょう。 延べ床面積次第で固定資産税が割高になる 住宅延べ床面積の5分の1までなら固定資産税の緩和措置がありますが、これを超える部分は延べ床面積に算入され、固定資産税が割高になります。 延べ床面積に算入されないよう工夫するケースが多数ですが、その分間取りの自由度が下がることも否めません。 固定資産税対策を優先させるのか、希望通りの広いビルトインガレージを作るのを優先させるのかを考えておきましょう。 5.ぜひ知っておきたい建築物に関わる法規制 一戸建ての場合、自分の敷地内なら自由に駐車場・ガレージを作れると思いがちですが、そうはいきません。 屋根つきの駐車スペースは建築物扱いになるため、建築確認申請が必要で、建築基準法に基づいた制限が設けられます。 建ぺい率と容積率の上限は地域によって細かく決められており、組み合わせによって建てられる建物が変わります。 ビルトインガレージを作る際には、制限に対する一部緩和措置を受けられることもあるため、以下で確認しておきましょう。 建ぺい率とは 建ぺい率は、敷地面積に対する建物を建てられる面積(建築面積)の割合を指します。 建築面積は建坪とも呼ばれ、建物を真上から見たときの水平投影面積が使われています。 これは、真上から見て、広い階層の面積が建築面積と見なされるということです。 なお建ぺい率の計算式は、「建築面積÷敷地面積×100(%)」です。 建ぺい率は各自治体によって定められる 建ぺい率は各自治体によって細かく定められており、日本全国の建物はすべて建ぺい率に基づいて建築されています。 柱と屋根がある場合は建築物とみなされるため、ビルトインガレージの面積も計算に含まれます。 建ぺい率の緩和措置を受ける条件 建ぺい率の緩和措置を受けるための条件は、 「外壁のない部分が4m以上続いていること」 「柱の間隔が2m以上あること」 「天井の高さが2.1m以上あること」 「地階を除いた階数が1であること」の4つです。 これらを満たした場合、車庫の柱から1mまでは建築面積に算入されません。 しかし、一般的なビルトインガレージの場合は、「外壁のない部分が連続して4m以上」という条件を満たすのが難しいです。 容積率とは 容積率は、敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を指します。 延べ床面積は、建物全ての階の面積を足したもので、容積率の計算式は「延べ面積÷敷地面積×100」です。 ビルトインガレージの面積も、延べ床面積に含まれます。 容積率も自治体によって異なる 容積率も建ぺい率と同様、地方自治体が定めています。 容積率100%の地域で、敷地が100平方メートルある場合は、延べ床面積100平方以内なら問題なく建築できます。 上記の条件の場合、1階が60平方メートル、2階が40平方メートルなら問題ありませんが、2階が60平方メートルの場合は違反建築物になってしまいます。 容積率の緩和措置を受ける条件 住まいとなる建物と別棟の独立型ガレージや車庫は、法規制の対象となり、延べ床面積に算入されます。 しかしビルトインガレージの面積は、延べ床面積の5分の1を上限に、延べ床面積に算入しないと定められています。 延べ床面積が250平方メートルの場合は、50平方メートルまでならビルトインガレージの面積を算入しなくてよいわけです。 地下に車庫を設ける場合は、延べ床面積の1/3以内であれば、容積率に算入しなくてもよいとされています。 6.山口県ならビルトインビルトインガレージの価格が比較的安い 山口県の住宅は、坪単価が40~80万円に収まるケースが多く、ローコストで注文住宅を建てられる可能性があります。 全国のビルトインガレージの相場は、30坪程度で1,000~1,600万程度ですが、山口県は40坪で1,600万円程度になっています。 全国平均よりも比較的割安でビルトインガレージを建てることができます。 7.まとめ 建物の一部に駐車スペースを組み込んだビルトインガレージは、建物の一部として考えられるのが一般的です。ここでは、ビルトインガレージのメリットを紹介しつつ、建てるうえで注意すべき法規制について解説しました。 法規制を正しく理解し、固定資産税を抑えつつ使い勝手のよいビルトインガレージを作りましょう。 ビルトインガレージをローコストで作りたいという場合は、高品質・高性能なうえにコストを抑えたタナカホームズがおすすめです。 <<来場予約はコチラ>> <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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