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2022年7月31日 / 家づくり

こんな建売住宅は買うな!買ってはいけない建売住宅事例と見極め方を解説

より快適な生活を手に入れるために、戸建ての購入を検討している人もいることでしょう。

この記事は、建売住宅の購入を検討している人向けの内容です。

予算内で建売住宅を購入できたものの、選んだ物件に不満があったり後悔したりしている人もみられます。

買ってはいけない建売住宅の見極め方を知り、理想のマイホームを手に入れましょう。

 

目次

1. 【こんな建売住宅は買うな】土地に関する失敗事例

2. 【こんな建売住宅は買うな】建物に関する失敗事例

3. 【こんな建売住宅は買うな】建築会社に関する失敗事例

4. 建売住宅の購入で失敗しない方法

5. 買ってはいけない建売を買ったときの対処法

6. 「こんな建売は買うな」といわれる住宅が販売される理由

7. 山口県の建売住宅と注文住宅の価格はどの程度異なるのか

8. まとめ

 

 

 

1.【こんな建売住宅は買うな】土地に関する失敗事例

建売住宅の購入を失敗しないために、「こんな建売住宅は買うな」といわれる土地の特徴を解説します。

 

土地の境界が定まっていない

通常、建売住宅には土地の境界を示す塀や垣根などが設置されています。

しかし、土地開発時に境界物がなくなり、境界が曖昧となってトラブルになる可能性があります。

近隣と良好な関係を築けていても、相続や売却により所有者が変わることもあるため注意しましょう。

 

地盤が弱い・悪い

地盤が弱かったり悪かったりすると、地震の被害を受けやすくなります。

場合によっては地盤沈下を起こすこともあるため注意が必要です。

耐震性の高い建物が建っていても、地盤が弱い・悪い物件は避けるようにしましょう。

 

災害リスクの高いエリアにある

海に近く海抜が低い場所や土地よりも川底が高い天井川の近くなど、洪水や土砂災害、高潮、津波といった災害リスクが高い土地もあります。

ハザードマップを確認して、リスクの高い土地にある建売住宅は避けましょう。

 

 

 

2.【こんな建売住宅は買うな】建物に関する失敗事例

続いて「こんな建売住宅は買うな」といわれる建物の特徴を解説します。

内覧の際の参考にしてください。

 

建物が傾いている

地盤沈下や欠陥工事が原因で家が傾いている物件もあります。

傾きが大きいと生活に支障をきたすため注意しましょう。

ただし、新築物件でも1mにつき3mm以内なら傾斜があってもよいとされています。

 

建物内が非常に暑い・寒い

建売住宅の中に入ったとき、やけに暑かったり寒かったりするようであれば、断熱材の欠陥が疑われます。

「日当たりがよい」「北向き」といった特徴がないにもかかわらず、ほかの家に比べて非常に暑い・寒いと感じたら注意しましょう。

 

漏水や雨漏りの形跡がある

配管工事や防水処理が上手くできていないと、新築でも雨漏りや漏水が発生する可能性があります。

建物の内部や基礎が水に濡れると劣化が早く進み、予想よりも早く修繕や建て替えが必要になるため注意してください。

 

点検口がない

建物のメンテナンスに欠かせない点検口がないと、床下や天井裏を点検する際にフローリングや天井を剥がす必要があり時間やコストがかかります。

点検口がないことに気づかず契約すると、後に困るケースがあるため注意しましょう。

 

建物や設備に関する書類が揃っていない

「標準仕様」と口頭で説明するだけで、書類を提示しない会社もあります。

不都合なことを隠している可能性もあるため、相手が書類を提示しない際には注意してください。

特に、建築確認済証、検査済証、地盤調査報告書がない場合は危険です。

 

 

 

3.【こんな建売住宅は買うな】建築会社に関する失敗事例

建売住宅を建てた会社が原因となる失敗もあります。長く付き合える会社を選びましょう。

 

追加工事・オプション工事が多い

一般的には標準仕様に含まれるものでも、オプション扱いにしている会社もあります。

購入後にオプション費用がかさむことがないよう注意しましょう。

そもそも、追加やオプション工事に対応していない会社もあるため注意してください。

 

品質管理ができていない

施工中の管理が行き届かず手抜き工事や欠陥工事になっていると、後に大きな問題になります。

建築中のことなので建物をみるだけではわからない点もありますが、建築会社の評判や施工物件を確認し、信頼できる会社か判断しましょう。

 

施工期間が短い

建売住宅の一般的な施工期間は4ヶ月です。

しかし人件費を削りたい、多くの工事をしたいといった理由で施工期間を大幅に短縮する会社もあります。

手抜き工事になる可能性があるため、工期が短すぎる場合は注意してください。

 

アフターサービスが悪い

建売住宅には10年間の瑕疵担保責任が義務付けられています。

一般的には、物件を購入した会社がアフターサービスも対応しますが、「建物に欠陥がある可能性が高く、かかわりたくない」という会社もあるため注意しましょう。

 

 

 

4.建売住宅の購入で失敗しない方法

建売住宅の購入時に気をつけておきたい点を知り、マイホームの購入失敗を防ぎましょう。

 

ハザードマップなどで土地の情報を収集する

土地の情報や変遷を調べると、地域の防災リスクがみえてきます。

日常生活の便利さについては、近隣住民の話や口コミを確認しましょう。

警察が発表している犯罪発生情報からは、地域の犯罪発生率も確認できます。

建売住宅購入前に専門家に確認してもらう

利害関係のない専門家にホームインスぺクション(住宅診断)を依頼し、建物の状態やメンテナンス時期などを確認してもらうのもよいでしょう。

土地の履歴を調べるところであれば、土地の安全性も把握できます。

 

建築会社の口コミや施工実績を確認する

質のよい理想の家を手に入れたいなら、評判のよい建築会社から購入することをおすすめします。

Webサイトなどで会社の口コミを確認したり、実際にその建築会社が建てた別の物件をいくつかみせてもらったりするとよいでしょう。

 

気になる建売住宅を何度か下見する

住環境や日当たりは時間帯によって変わります。

気になる物件があったら、異なる時間帯に何度か下見に行くとよいでしょう。

「人気の物件だからすぐに売れてしまう」と急かされても、焦らず自分の目で疑問や不安を解消してください。

 

相場より大きく価格の安い建売住宅は購入しない

建売住宅の価格が相場から外れてあまりに安い場合、土地や建物に欠陥が隠されている可能性があります。

借地権付き物件で土地代が含まれないために販売価格が安くなっていることもあるため、安さだけに注目しないことが大切です。

 

 

 

5.買ってはいけない建売を買ったときの対処法

購入した物件が、「買ってはいけない」といわれるような家だった場合の対処法を解説します。

 

不良があったらすぐに建築会社へ連絡

購入した建売住宅に住み始めてから「何かおかしい」と思う点があった場合は、すぐにその建売を購入した建築会社へ連絡しましょう。

「気のせいかもしれない」などと様子をみていると、劣化が進行したり、補償期間が過ぎてしまったりすることもあります。

発生から時間がたつと、理由をつけて対処してもらえなくなることもあるため注意しましょう。

 

契約やアフターサービスに関する書類を確認する

契約書の内容やアフターサービス期間などを確認することも大切です。

柱や梁といった建物の重要部分に関する不具合や漏水などは、瑕疵担保責任や契約不適合責任に問える可能性があります。

無料で対応してもらえるはずのところ、高額な費用を請求されるといったことがないよう、責任の所在や範囲、対応方法などをしっかり確認しましょう。

 

場合によっては専門家に相談する

建築会社との話し合いで問題が解決しなかったり、専門用語で難しい話をされて不安になったりする場合は、専門家に相談してみましょう。

欠陥住宅の購入やアフターサービスなどのトラブルに対応してくれる窓口として、「国民生活センター」「不動産適正取引推進機構」「全国宅地建物取引業保証協会」「弁護士」などが挙げられます。

 

 

 

6.「こんな建売は買うな」といわれる住宅が販売される理由

「こんな建売は買うな」といわれる住宅は、なぜ販売されているでしょうか。

主な理由を解説します。

 

無理な工期短縮やコストダウンをしている

利益を確保しつつ販売価格を抑えて、質のよい住宅を建てようと努力している会社は少なくありません。

しかし、利益を確保するためだけに工期を短縮したり質の悪い材料を使ったりしている会社もあり、欠陥住宅になることがあります。

 

技術不足の建築会社がある

建築会社によっては、経験の浅い現場監督しかいなかったり、価格重視で技術力の低い下請けに依頼したりしていることもあります。

技術力の高い人が家を建てているとは限らないため、問題のある住宅が生まれてしまうのです。

 

価格重視で建売住宅を購入する人がいる

建物の質よりも価格を重視して購入する消費者がいるのも事実です。

すると、悪質な建築会社でも淘汰されず、「少しくらい欠陥があっても売れる」と欠陥住宅を建て続けている可能性があります。

 

 

 

7.山口県の建売住宅と注文住宅の価格はどの程度異なるのか

山口県で販売されている新築・分譲戸建ての価格は2,500から6,000万円ほどが多めです。

土地の坪単価は9から10万円が相場のため、999万円から建てられるローコスト住宅であれば注文住宅でも2,000万円ほどで建てられるでしょう。

ただし依頼する建築会社や土地の広さ、材質や設備などによって家の価格は大きく異なります。

予算内でどんな戸建てを建てられるのか、建築会社で詳しい話を聞いてみることをおすすめします。

 

 

 

8.まとめ

建売住宅の中には、「こんな建売は買うな」といわれるものも存在しています。

土地や住環境、建物についてしっかり情報を収集した上で、購入を検討しましょう。

山口県では、建売住宅と同じくらいの予算で注文住宅を建てられる可能性もあります。

信頼できる建築会社に相談した上で、安心して暮らせるマイホームを手に入れてください。

ローコストなのに高品質高性能な住宅を手掛けるタナカホームズでは、999万円からプランを用意しています。

 

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会社名:田中建設株式会社

部署名:経営企画部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi