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2023年2月16日 / 家づくり
建売住宅の購入で後悔しやすい点とは?失敗しないためのコツを解説
住宅購入の選択肢の1つとして、建売住宅は非常に人気があります。
しかし、なかには建売住宅の購入後、「こんなはずではなかった」と後悔している人もいるようです。
そこで、この記事では、建売住宅の購入で後悔しがちな点や、失敗しないためのコツについて解説します。
建売住宅を購入する際の判断材料として、ぜひ役立ててください。
目次
1. 建売住宅とは
そもそも建売住宅とは、完成済みの建物と土地をセットで販売する住宅のことです。
広々とした土地に複数の建物を建てる「分譲住宅」とは異なり、建物と土地を一組ずつ販売します。
しかし、分譲住宅を建売住宅の一種とする考え方もあり、ほとんど同じ意味で使われることも少なくありません。
2. 建売住宅の購入で後悔しがちな8つの点
ここからは、建売住宅の購入で後悔しがちな点を解説します。
間取りが狭く、使いづらい
建売住宅は建物がすでに完成しているため、家族の人数やライフスタイルに合わせて間取りを変更することはできません。
実際に住んでみると、「想像以上に間取りが狭い、使いづらい」などの不満を感じることもあるでしょう。
間取りが狭いと生活動線を確保しにくいため、家事がしづらいといった問題も発生します。
収納スペースが不足している
建売住宅には標準的な収納スペースしか設置されていないため、なかには「収納が足りない」と感じる人もいるでしょう。
収納の不足を補うためにタンスやキャビネットを多く設置すると、部屋が想像以上に狭くなってしまう可能性もあります。
内装・外装や設備のグレードが低い
建売住宅は販売価格を抑えるため、内装や外装、設備にはコストをかけない場合が一般的です。
そのため高級な注文住宅と比べるとグレードが低く、「見栄えがいまいち」「設備が使いづらい」といった不満を感じる人も少なくありません。
内覧の際には問題ないように思えても、実際に住んでみると不便さを感じる場合もあります。
オリジナリティが低い
建売住宅はすでに完成した住宅を購入するため、外観や内装などを好みのデザインにすることはできません。
そのため、あなたの個性やこだわりを反映しづらく、オリジナリティを重視したい人は不満を感じる場合があります。
住宅性能が低い
建売住宅のなかには、断熱性・耐熱性・防音性といった住宅性能が必要最低限に抑えられたものも少なくありません。
住宅性能が低い家に住むと、以下のようなデメリットがあります。
施工の質が悪い
場合によっては施工の質が悪く、後から不具合や欠陥が見つかることもあります。
なかでも雨漏りはとくに注意が必要で、湿気からくる構造部の腐朽やシロアリ被害などを招きかねません。
立地条件が悪い
住まい探しでは、ついつい建物にばかり目がいってしまうものです。
しかし、建物にだけ注目していると、立地条件の悪さに気づかないまま購入してしまうケースもあります。
どれほど魅力的な家でも、立地条件が悪すぎると生活に不便を感じてしまうでしょう。
日当たりが悪い
住まいの内覧は、晴れた日の日中に行われることが多いものです。
そのため内覧の際は日照条件が良いように見えても、いざ住んでみると、時間帯や場所によって日当たりが悪いことに気づくケースもあります。
日当たりが悪いと洗濯物が乾きにくくなるだけでなく、カビの発生リスクも高まってしまうでしょう。
3. 建売住宅の購入で失敗しないためのコツ
建売住宅の購入で失敗しないためには、以下のコツを押さえることが重要です。
生活を想定して間取りをチェック
建売住宅を見学する際は、実際の生活を想像しながら間取りをチェックしましょう。
「ここで食事をして、食後はここでくつろいで」と、リアルな生活を思い描くことで、入居後のギャップを埋めることができます。
家具の配置や生活動線まで考慮に入れておけば、さらに安心です。
収納する物の量を把握しておく
「いざ入居したら収納スペースが足りなかった」という事態を防ぐため、収納する物の量はあらかじめ把握しておきましょう。
引っ越し先に持っていく荷物の量を把握したうえで、収納スペースの容量や場所をチェックすると安心です。
ざっくりとでも良いので、なにをどこに収納するか、具体的に決めておくとよいでしょう。
周辺環境を確認する
建物そのものは後からリフォームすることも可能ですが、立地条件を変えることはできません。
建売住宅を探す際は、交通機関からのアクセスや商業施設の場所など、周辺環境をしっかりとチェックしましょう。
時間帯を変えて見学する
日照条件は、時間帯によっても変化します。
できれば朝・昼・夕方、それぞれの時間帯の日当たりをチェックしておくと安心です。
見えない部分まで確認する
内覧では窓やドアを実際に開閉し、建付けを確認しましょう。
できれば天井裏や床下など、一見するとわからない部分までチェックしておくと安心です。
万が一、内覧中に不具合が見つかった場合は、事前に申告することでトラブルを防ぐことができます。
ホームインスペクションを利用する
住まいの施工や劣化状態などを客観的に診断することを、ホームインスペクションと呼びます。
ホームインスペクションは、いわば住まいの健康診断です。
プロの住宅診断士が第三者の立場から住宅を評価してくれるので、建売住宅を購入する際の判断材料として活用できます。
また、住まいの断熱性や防音性といった、素人にはわからない部分までチェックできる点もメリットです。
4. 建売住宅の購入で後悔しないためのチェックリスト
建売住宅の購入を検討中の人のために、事前にチェックしておきたい点をまとめます。
住まい探しのお供として、ぜひ役立ててください。
5. 建売住宅を購入するメリット
ここからは、建売住宅を購入するメリットを解説します。
リーズナブルに購入できる
「規格が決まっている」「材料をまとめ買いしている」といった理由から、建売住宅は注文住宅と比べて比較的リーズナブルな価格で購入できます。
住宅購入費を抑えたい人におすすめです。
購入前に実物を確かめられる
建物がすでに完成しているため、購入前に見学ができる点もメリットです。
実際の建物を見て、内装や住宅設備を事前にチェックしてから購入を決定できます。
購入後スムーズに入居できる
建物が完成しているため、工期の遅れなどにより入居時期がズレる心配がありません。
購入後はスムーズに入居できるため、引っ越しのスケジュールを立てやすいというメリットがあります。
資金計画を立てやすい
建売住宅は土地と建物がセットで販売されているため、住宅購入にかかる費用を明確にできます。
購入費用も住宅ローン一括でまかなえるため、資金計画もすんなり立てられるでしょう。
6. 中国地方・山口県の建売住宅の価格相場
山口県の建売住宅の費用相場は、2,500~6,200万円となっています。
周南市や下関市など、県内の代表的な市区町村ごとの費用相場は以下の通りです。
建売住宅の価格相場は、エリアごとに大きく異なります。
建売住宅の販売価格を比較する際は、エリアごとの費用相場と照らし合わせてみましょう。
7. まとめ
建売住宅は自由度が低いため、購入後に不満を感じる人も少なくありません。
しかし、いくつかのコツを押さえれば、理想的な住まいを見つけることは十分可能です。
今回紹介した「建売住宅の購入で後悔しがちな点」を参考に、後悔のない住宅購入を実現しましょう。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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