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2023年2月22日 / 家づくり
建売住宅の注意点とは?購入前に知っておきたいメリットやデメリットも解説
「建売住宅を購入する際に気をつけるべきところを知りたい」と考えている人は多いようです。
この記事では、建売住宅の基礎知識や、購入前に知っておきたい4つの注意点について解説します。
住宅は大きな買い物であるため、概要から購入のメリット・デメリットまで、しっかりと押さえておきましょう。
目次
8. 山口県で建売住宅を探すなら地域密着型のビルダーがおすすめ
1. 建売住宅は土地と建物を一気に購入
建売住宅は、土地と建物がセットで販売される住宅です。
建物だけ、土地だけでは購入できませんが、土地を持たない人にとっては、両方を同時に手に入れられる選択肢です。
低価格で展開するパワービルダーから、地域限定の不動産会社・建築業者まで、さまざまな供給元が存在します。
建物が完成していることが多く、購入後の暮らしをイメージしやすいのが特長です。
分譲住宅・注文住宅との違い
分譲住宅は、不動産会社が分譲販売する土地に建てられた家が、土地とセットで販売されるものです。
同じようなデザインの建物がいくつも並ぶ傾向にあります。
注文住宅は、買主が使用や設計プラン(間取り)などを決め、施工会社に建築を依頼するものです。
名前のとおり、買主が「注文して」建てられる、家の部分だけを指します。
2. 建売住宅の購入手順を解説
事前に建売住宅の購入手順を把握しておけば、実際の購入がスムーズに進みます。
流れを確認しておきましょう。
物件を内覧して購入を申し込む
まずは、予算や条件をもとに、インターネットや広告で物件を探します。
情報収集の余裕がない場合には、仲介業者に希望条件を伝えて探してもらうのも1つの手です。
気になる物件が見つかったら、実際に足を運んで内覧・見学をしましょう。
いくつか見て回ったなかに気に入った物件があれば、購入を申し込みます。
住宅ローンの審査から引き渡し
建売住宅の購入申し込みと同時に、住宅ローンの事前審査を申請しましょう。
審査には2~3週間の時間を要します。
住宅ローンの事前審査に通ったら、住宅の売買契約を結び、手付金を支払います。
ローンの本審査を通過し、手続きが完了すれば、いよいよ住宅の引き渡しです。
内覧を実施し、問題がなければ、引き渡されます。
3. 建売住宅のメリット
建売住宅には、注文住宅とは異なる魅力があります。
代表的なメリットは、以下の2点です。
完成住宅をリーズナブルに購入できる
完成住宅がリーズナブルに手に入る点は、建売住宅人気の上昇理由にもよくあげられるメリットです。
規格化によって建築費用を抑えられるため、注文住宅よりも安く販売されることが多くなっています。
加えて、土地と建物の契約が一度で済み、手続きもスムーズです。
家も完成しており、入居までスピーディに進められます。
購入前に現物を確認できる
完成住宅ならではのメリットの1つが、「現物を確認できる」点です。
この点で、模型やイメージ図から出来上がりを判断する注文住宅とは、大きく異なります。
実際に外観や内装を確認できるため、入居後の暮らしも想定しやすいでしょう。
建築業者が選ぶ土地に建てられる建売住宅では、立地条件がよい物件が多くみられるのも特徴的です。
4. 建売住宅のデメリット
魅力的なメリットをもつ建売住宅ですが、デメリットも存在しています。
理解したうえで、購入を検討しましょう。
間取りやデザインが決まっている
プランが規格化されている建売住宅では、自分たちに合わせた間取りやデザインを指定することはできません。
特に間取りは、変更不可能であることがほとんどです。
規格化の影響から、似たような外観の家が建ち並ぶケースもあり、「個性がない」と評される要因にもなっています。
家づくりにこだわる人にとっては、大きなデメリットでしょう。
土地や住宅の確認ができない
すでに家が建っている場合、土地の状態を把握できません。
さらに、施工状況も確認できないため、基礎工事に不備があったり、安い建材などが使われていたりするおそれもあります。
土地・建物の見えない部分が確認できないことから、建売住宅の購入では「信頼できる業者選び」も非常に重要だといえるでしょう。
5. 建売住宅の購入前に知っておきたい4つの注意点
建売住宅のメリットを得つつ、デメリットをカバーするために押さえておきたい4つの注意点があります。
内覧でしっかり確認する
内覧では、細かい部分までしっかりと確認するよう意識しましょう。
不具合があれば、その場で指摘して補修を依頼しなければなりません。
特に、日常生活で使用頻度の高い水回りやドア、窓といった部分は入念にチェックするようにしてください。
追加を希望する設備がある場合には、オプション工事の有無や費用の確認も必要です。
点検口の有無や場所に注意する
点検口とは、床下や屋根裏につながる入口のことです。
建物内部の配線や配管、構造体の確認をするためのもので、点検口がないことには、メンテナンスができません。
風呂の天井や床下収納内部にあるのが一般的ですが、環境によって設置場所は異なるため、点検口の有無だけでなく、どこにあるのかまでしっかり聞いておくようにしましょう。
住宅性能表示や証明書を確認する
住宅性能が確認できる書類を確認できると安心です。
国土交通省が定める一定の性能基準をクリアした住宅であれば、構造や劣化の軽減といった性能について専門家が評価した「住宅性能表示」や、基準法令や規定に適合していることを証明する「建築確認済証」、建築完了検査に合格している証である「検査済証」などが存在しています。
周辺環境をしっかり調査する
その地で長く暮らすことを考えると、周辺環境のチェックも欠かせません。
おすすめしたいのは、「実際に歩いてみること」です。
最寄り駅までどのくらいの距離か、交通量は多すぎないか、生活に必要な施設や店舗はそろっているか、などを確認しながら散策してみてください。
時間帯で様子が異なる地域もあるため、さまざまな時間帯に訪れるとよいでしょう。
6. 建売住宅の購入で多い後悔
建売住宅を購入した人からよく聞かれる後悔には、以下のようなものがあります。
- 間取りの使い勝手が悪い
- 収納スペースが足りない
- 置きたい家具が置けない
- コンセントの位置や数が不満
- 日当たりが悪い
- 駅から遠い
- 施工の質が低く、不具合が出た
上記の多くは、購入前の内覧や見学で確認できるものではないでしょうか。
購入前には2~3回は訪れて、細かいところまで念入りにチェックしておくのがおすすめです。
7. 建売住宅が向いている人
建売住宅の特徴やメリットから考慮すると、建売住宅は以下のような人に向いています。
- 現地で実物を確認してから購入したい人
- コストやスケジュールを重視する人
- 打ち合わせや手続きなどの手間を省いきたい人
建築中や住宅の完成後に売り出される建売住宅では、現地や建物の確認が可能です。
注文住宅よりも低価格で、あまり時間をかけずに入居もできるでしょう。
土地・建物のセット購入で、設計プランも決まっていることから、打ち合わせや手続きもシンプルです。
建売住宅が向いていない人
建売住宅は、間取りやデザイン、家づくりの過程にこだわる人には向きません。
家族構成や趣味といった自分たちの条件とマッチする家や、ほかの人とは違った個性的な家に住みたい場合も、あまり満足できないでしょう。
8. 山口県で建売住宅を探すなら地域密着型のビルダーがおすすめ
山口県で建売住宅を探すなら、地元ビルダーがおすすめです。
山口県は、大きく3つの地域(瀬戸内海沿岸地域、内陸山間地域、日本海沿岸地域)に分けられ、それぞれ気候が異なります。
地元ビルダーであれば、地域に合った性能の住宅建築が可能です。
地域密着型のビルダーには、完成後のメンテナンスも相談しやすいでしょう。
建築だけでなく、地元情報(おすすめの店・場所など)から治安まで、さまざまなことを教えてもらえる可能性もあります。
9. まとめ
建売住宅は、土地と完成済み住宅の両方がコストを抑えて一気に手に入ることから、近年人気を集めています。
ただし、デメリットもあるため、建物だけでなく周辺環境まで含めた入念な確認を実施しながら、物件探しを進めるとよいでしょう。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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