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2023年3月20日 / 性能

ZEH住宅を建てるのに最適なハウスメーカーは?選び方のコツを解説

 

マイホームをZEHで建てたいが、どのハウスメーカーで建てたらよいのか、迷うことがあります。

この記事ではZEHを建てられるハウスメーカーの選び方を紹介します。

ZEH基準を満たす、高性能なマイホームを建てるヒントにしてください。

 

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目次

1.  ZEHの基本をおさらい

2.  ZEH認定を受けるために必要な条件

3.  ZEHを選択するメリット

4.  ZEHを選択するデメリット

5.  ZEHを建てるハウスメーカーの選び方

6.  ZEHはどの程度普及しているのか

7.  中国地方・山口県のZEHならタナカホームズへ

8.  まとめ

 

 

1. ZEHの基本をおさらい

はじめにZEHの種類や普及が推進される目的、補助金など、ZEHの概要を解説します。

 

ZEHの基本仕様とバリエーション

ZEHとは、年間に住宅で消費される一次エネルギー量の収支をゼロにすることを目指す住宅です。

ZEHは、仕様により以下の5つのバリエーションにわかれます。

 

種類 特徴
ZEH 実質的な年間一次エネルギー消費量が、ゼロもしくはマイナスの住宅
ZEH+ ZEH基準に加えて、外皮性能のさらなる強化など追加基準を満たした住宅
Nearly ZEH 年間一次エネルギー消費量を、できるかぎりゼロに近づけた住宅
Nearly ZEH+ Nearly ZEH基準に加えて、外皮性能のさらなる強化など追加基準を満たした住宅
ZEH Oriented 都市部狭小地や多雪地域などを対象にしたZEH基準

 

ZEHは政府が数値目標を掲げ普及を推進中

ZEHは政府が「2020年までにZEHを標準的な住宅に、2030年までに全住宅の半数以上をZEHに」との数値目標を掲げ、普及を推進しています。

ZEH推進の目的は、住宅から排出される二酸化炭素量の削減にあります。

省エネ性能の高い住宅は必要なエネルギーが少なくて済むためです。

ZEH推進のため、政府は補助金も出し普及を後押ししています。

 

ZEHの住宅は補助金が受けられる

ZEHで住宅を建てると、補助金が受けられます。

補助金額はZEHの仕様によって異なり、1戸あたり55万円〜144万円です。

また蓄電システム1kWhごとに2万円(上限20万円)の補助制度もあります。

ZEHの補助金制度は条件が複雑な上、ハウスメーカーからの申請が必要です。

気になる場合は、ハウスメーカーに相談してみましょう。

 

 

 

2. ZEH認定を受けるために必要な条件

ZEHの認定を受けるためには、満たさなければならない条件があります。

主な3つの条件を解説します。

 

断熱

断熱とは、外の熱を中に伝えず、室内の熱を外に逃がさない性能です。

断熱性能が高い住宅は冷暖房をあまり使わずに済むため、エネルギー消費量を抑えられます。

ZEHは「UA値」で示される断熱性能が、基準をクリアしている必要があります。

 

省エネ

省エネとは、住宅のエネルギー効率がよい状態を示します。

省エネ性の高い住宅設備や機器、照明などを使用することで実現できます。

また、ZEHはHEMSと呼ばれる、エネルギー使用状況可視化システムの導入も必要です。

 

創エネ

創エネとは、エネルギーを自家創出できる性能を指します。

ZEHには再生可能エネルギーの創出システムが必要で、ほとんどのZEHには太陽光発電設備が搭載されます。

また、EV車などを使った、創出エネルギーの自家消費も推奨されます。

 

 

 

3. ZEHを選択するメリット

ZEHで家を建てるメリットは、次の3つです。

 

・光熱費を削減できる

 断熱性能が高いため、冷暖房の使用頻度が減ります。

 結果的にエネルギーの購入量が減少します。

 

・災害時でも電気が使える

 太陽光発電が搭載されているため、停電しても日照があれば電力を確保できます。

 蓄電池の併設もおすすめです。

 

・住宅の品質が上がる

 ZEHは住宅の性能が高いため、一般の住宅よりも高い評価を受けられます。

 

 

 

4. ZEHを選択するデメリット

ZEHで家を建てるデメリットは、3つあります。

ZEHは、一般の住宅より建築費がかさむ傾向があります。

高性能な断熱材や窓、設備が必要なためです。

また、太陽光発電やHEMSを効率よく稼働させるために、定期的なメンテナンスや交換に手間とコストがかかります。

さらに、基準を満たす断熱・気密性を維持するために、間取りやデザインに制約が出る場合もあるため注意が必要です。

 

 

 

5. ZEHを建てるハウスメーカーの選び方

どのハウスメーカーでZEHを建てるのが良いのでしょうか。

ハウスメーカーの選び方を解説します。

 

ZEHを手掛けた実績をチェック

ZEHを数多く建ててきたハウスメーカーほど、高品質なZEHを建てるノウハウを持っています。

新築戸建住宅実績に占めるZEHの割合(北海道を除く)である「ZEH率」を確認すると、どの程度ZEHを手掛けているかがわかります。

 

ハウスメーカーごとの特徴をチェック

ZEHの特徴である「断熱・創エネ・省エネ」の3つの観点から、メーカーごとの特徴や性能を比較しましょう。

技術力や断熱材、得意な工法を比較できます。

自分たちにとって住みやすい建築かどうかも重要な観点です。

 

ランニングコストをチェック

家は、住み始めてからも費用がかかります。

生活スタイルによる光熱費の目安や機器のメンテナンス費用など、ランニングコスト比較しましょう。

無料で修理が可能な期間など、アフターサービスの内容を比較するのもおすすめです。

 

 

 

6. ZEHはどの程度普及しているのか

2020年度に新築された住宅のうち、ZEH基準を満たす家は6.2万戸でした。

この年、政府は新築住宅の半数をZEHにすることを目指していました。

ハウスメーカーが建てた住宅は53%がZEHで目標達成となりましたが、一般工務店では9.5%と目標まで差があります。

ZEH普及はハウスメーカーの力に依るところが大きいといえます。

 

※参考:ZEH事業 調査研究発表会|(経済産業省 資源エネルギー庁・環境省 地球環境局)

 

 

 

7. 中国地方・山口県のZEHならタナカホームズへ

タナカホームズは、明治から中国地方・山口県に根付く地域を知り尽くした工務店です。

中国地方や山口県に最適なZEHを手掛けています。

一般工務店のZEH率平均が9.5%の中、タナカホームズは2020年度に40%のZEH率を達成しました。

2025年には50%を超える目標を立てています。

中国地方・山口県でZEHを建てるなら、施工実績が豊富で高品質な建築ノウハウを持つタナカホームズにご相談ください。

 

※参考:タナカホームズ ZEH普及目標ついて(2020年実績報告・2025年までの目標)|スタッフブログ|タナカホームズ

 

 

 

8. まとめ

ZEHは国が数値目標を掲げて普及を後押ししている、省エネ住宅基準です。

断熱性能や創エネ機能も備え、光熱費の節約や災害時の電力確保に威力を発揮します。

ZEHの家を建てる際は、施工会社の実績やノウハウ、工法を比較してみましょう。

また地域の風土に合う仕様にすることも大切です。

過剰な設備や性能を排除し、建築コストを抑えられます。

中国地方や山口県の気候に合ったZEHなら、タナカホームズにお任せください。

まずは来場予約し、実際の建物を見てみてはいかがでしょうか。

 

【来場予約はこちら】

 

会社名:田中建設株式会社

部署名:経営企画部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi