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2024年6月18日 / 家づくり

【事例付き】失敗しない注文住宅のポイント

 

「大きな買い物だから後悔したくない」

「失敗しないための方法があれば知りたい」

このような悩みを抱える人に向けて注文住宅を建てる際に失敗しないためのポイントをご紹介します。

最大のポイントはズバリ「自身の生活スタイルを具体的に把握できているか」です。

少々意外に思われるかもしれませんが、この点をしっかり抑えているかどうかで失敗するリスクがグッと抑えられます。

ここからはその理由について失敗例とともに解説していきます。

 

目次

1.失敗しない住宅を建てるための基本的な考え方

2.失敗例から学ぶ失敗しない家づくり

3.注文住宅を建てる際に失敗しないためには

4.まとめ

 

 

 

1.失敗しない住宅を建てるための基本的な考え方

失敗しない住宅を建てるためには、生活スタイルをしっかりと把握し、それを具体的に間取りに落とし込むことがポイントです。

自分たちの日常生活を振り返り、どのような空間で過ごすことが多いのかなど、住まい方を細かく分析することが大切です。

そうすることで、自分たちに合った間取りや設備、収納などを計画するための材料が揃います。

一方で、SNSや雑誌などの情報が先行してしまい、「こんなデザインにしたい」「こんなキッチンがいい」などの要望を詰め込みすぎると、統一感のない住みにくい家になってしまう可能性があります。

漠然とした理想だけでなく、日々の生活の中で感じる「あったらいいな」という思いを大切にし、それを設計に反映させることが、満足度の高い住まいづくりにつながるのです。

 

 

2.失敗例から学ぶ失敗しない家づくり

注文住宅を建てる際に、失敗しないためには過去の失敗例から学ぶことが大切です。

ここでは、間取りに関する失敗例を2つ紹介します。

 

間取りの場合

間取りを考える際に、失敗しやすいポイントがいくつかあります。

以下では、デザイン性を重視しすぎた場合と、家具や家電のサイズを考慮しなかった場合の失敗例を見ていきましょう。

 

⑴デザイン性を重視し家事が不便

デザイン性を重視するあまり、家事動線が考慮されていないと、日々の生活で不便を感じることになります。

たとえば、キッチンとダイニング、洗濯機と物干しスペースがそれぞれ離れていると、家事の効率が下がってしまいます。

まずは自分たちの家事の流れを把握し、それに合ったデザインを取り入れることが大切です。

また、家具の配置換えを頻繁に行いたい場合は、凸凹の少ない部屋の形状や、窓の配置にも気を配る必要があります。

 

⑵家具や家電のサイズが部屋の広さに合っていない

家具や家電のサイズを考慮せずに間取りを決めてしまうと、使い勝手が悪くなったり、そもそも設置できなかったりするトラブルが起こりやすくなります。

とくに注意したいのが、図面上では必要なスペースを確保できていても、実際には天井の高さが足りずに家具が入らなかったり、建具と干渉して使いにくかったりするケースです。

家具や家電の高さを事前に測り、立体的にサイズ感を掴んでおくことが大切です。

 

 

キッチンの場合

キッチンは毎日使う場所だからこそ、使い勝手が重要です。

ここでは、キッチンの高さが合わない場合と、スペースが狭い場合の失敗例を見ていきましょう。

 

⑴キッチンの高さが合わない

キッチンの高さは、使う人の体のサイズと密接な関係があります。

たとえば、キッチンの高さが合っていないと、作業効率が下がったり、腰を痛めてしまったりするトラブルが考えられます。

キッチンの高さの目安は、下記2種類の方法で計算可能です。

• 身長で算出する方法:身長÷2+5cm

• 肘の高さから算出する方法:肘高-10cm

ただし、実際に使いやすいと感じる高さには個人差があります。

キッチンに良く立つ人を基準に、上記の計算で目安を求め、実際の使い勝手をシミュレーションしてみると良いでしょう。

 

⑵キッチンと収納のスペースが狭い

キッチンと収納のスペースが狭いと、使い勝手が悪いと感じるケースも見られます。

下記のようにキッチンは間口のサイズに応じて、作業スペースやコンロのサイズが変わります。

 

 

キッチンの間口と作業スペース・コンロのサイズ キッチンの作業スペースやコンロのサイズを大きくしたい場合は間口サイズが大きいものを選択すると良いでしょう。

また、収納スペースが狭く感じてしまう原因は、現在と将来の必要収納量を把握していない点にあります。

現在の食器や食材のストックをリストアップし、どれくらいの収納が必要かを把握しましょう。

将来的に家族が増えるなどが想定される場合は、さらに余裕をもった収納量の計画が必要なので注意しましょう。

 

⑶収納に仕切りをつければよかった

収納に仕切りをつけなかったためにスペースを有効活用できず、意外と物が入らなかったという後悔も、しばしば見られます。

キッチン収納は、各メーカーが収納スペースに合う仕切りや棚を準備しています。

なかには、タカラスタンダードのようにマグネットで仕切りを自由に動かせるものもあるため、収納するものがはっきり決まっていない場合は、おすすめです。

市販品で仕切りを購入するのもひとつの手ですが、スペースを最大限に活用するためにはメーカーが用意している仕切りを利用すると良いでしょう。

 

 

玄関の場合

玄関は家の顔とも言える大切な場所ですが、失敗しやすいポイントもいくつかあります。

ここでは、玄関に関する4つの失敗例を見ていきましょう。

 

⑴収納スペースのタイプが合わない

玄関収納には、各家庭の生活スタイルによって収納するものが変わります。

シンプルに靴だけを収納すれば問題ない人もいれば、ベビーカーや子供の自転車、趣味の道具などをしまえるスペースが必要な家庭もいるでしょう。

とくに注文住宅を建てる人は、これから何十年とその家に住むことになります。

将来的に何が必要になりそうかをイメージして、収納スペースを決めるとよいでしょう。

 

⑵玄関ポーチの広さが不足

玄関ポーチとは、玄関ドアの前にある空間のことです。

駐車場スペースを確保するなど、敷地を有効活用するために、玄関ポーチの広さを犠牲になりがちですが、狭すぎるとトラブルや不満につながりやすくなります。

具体的には、ポーチが狭いと階段を踏み外したりする危険性があったり、大きな荷物を運ぶ際にドアの前に仮置きするスペースがなく、不便だったりします。

また、ポーチ上の庇も小さい場合は、雨に濡れてしまうことも考えられるでしょう。

上記のようなトラブルや不満を避けるために、最低でも1帖程度(幅1,820mm×奥行910mm)は確保し、雨に濡れないようなサイズの庇を計画しましょう。

 

⑶照明スイッチの距離がある

玄関の照明スイッチの位置は悩みやすいポイントです。

壁にポツンとスイッチがつくため、できる限り目立たない場所に設置したいと考える人もいるでしょう。

とはいえ照明スイッチは基本的に、部屋の出入口から離れるほど使いづらくなります。

玄関の照明スイッチであれば玄関ドアの横やリビングドアの近くなどにスイッチを設けておくと使い勝手が良くなります。

どうしても見た目上スイッチを目立つ場所につけたくない場合は、センサー付きの照明器具を用いるとよいでしょう。

 

⑷明るさが足りない

基本的に玄関は、狭い空間になりやすいです。

狭く暗い空間は圧迫感を与えやすいため、玄関は明るさを確保することが大切です。

具体的には以下の手段で明るさを確保しましょう。

• 高窓や縦長窓などを設置し採光する

• 吹き抜けを計画し、上部から光を取り込む

• 採光窓付きの玄関ドアやガラス面のあるリビングドアを採用し光漏れを活用する

玄関は家の顔です。

開放的な空間となるように、少しでも多くの光が入るように工夫をしましょう。

 

 

 

3.注文住宅を建てる際に失敗しないためには

注文住宅を建てる際に、失敗しないためのポイントがいくつかあります。

ここでは、プランの打ち合わせ、将来のライフスタイルの考慮、信頼できる住宅メーカーの選択について見ていきましょう。

 

プランに関する打ち合わせを入念に行う

注文住宅で失敗しないためにはプランの打ち合わせが重要です。

自身が思い描いている生活スタイルや間取り、部屋の広さなどを、できる限り具体的にイメージしましょう。

そのイメージを営業・設計担当に伝えることで、プロの目線でプランを作り上げてくれます。

またプランの打ち合わせでは費用と要望のバランスを取るために、優先順位を決めながら進める必要があります。

以上のことから、プランに関する打ち合わせを緻密に行うことで、後悔するリスクを抑えられるでしょう。

 

 

これからのライフスタイルを考慮したプランにする

先にも触れたように、注文住宅は何十年という長い期間住み続ける人がほとんどです。

現状のライフスタイルだけでなく、将来的な人生設計をイメージしながらプランを作り上げていくとよいでしょう。

たとえば、将来的に子供が欲しい人は、成長に合わせて模様替えできるような空間が必要です。

他にも、老後に趣味を楽しみたい、足腰が弱くなっても住み続けたいなど、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できる空間づくりを行うことが重要です。

 

 

信頼できる住宅メーカーを選ぶの提案から学ぶおすすめのポイント

これまでに挙げたポイントを着実に行うためには、信頼できる住宅メーカーをパートナーとして選ぶことが重要です。

家づくりには何度も打ち合わせが必要なため、担当者の対応力や提案力はもちろん、信頼性が大切です。

信頼できる担当者であれば要望や悩みごとを話せる関係性を構築しやすいでしょう。

相性が良く、要望をしっかり汲み取ってくれる担当者がいる住宅メーカーを選ぶことが、注文住宅で失敗を防ぐひとつの要因となります。

 

 

 

4.まとめ

注文住宅を建てる際に、失敗しないためには、自分たちの生活スタイルを深く理解し、それを間取りや設備、収納などに反映させることが重要です。

また、将来のライフスタイルの変化を見据えて、柔軟に対応できる空間づくりも注文住宅では大切なポイントです。

上記に加えて信頼できる住宅メーカーと入念に打ち合わせを行い、プロの提案から自分たちに合ったアイデアを取り入れることで、満足度の高い住まいを実現できます。

失敗しない注文住宅を建てるために、自分たちのニーズを明確にし、適切なパートナーを選んで、理想の住まいを実現していきましょう。

 

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