Blog
スタッフブログ
2022年3月28日 / 家づくり
一戸建ての防犯対策を強化!狙われやすい家の特徴・建築時から入居後までの対策を解説
一戸建てへの住み替えを検討する際に、セキュリティ面が気になる人も多いことでしょう。
この記事は、一戸建ての防犯対策について知りたい人向けの内容です。
狙われやすい一戸建ての特徴から新築時に取り入れられる防犯対策、日常生活でできる防犯対策までを解説します。一戸建ての防犯対策を考える際の参考にしてください。
目次
4. 山口県で一戸建てを建てるなら防犯ノウハウのある会社に依頼しよう
1.防犯対策はできている?
狙われやすい一戸建ての特徴 空き巣に狙われやすい一戸建てについて知ることで、よりよい防犯対策が可能です。
最初に、狙われやすい一戸建ての特徴を解説します。
外から家が見えにくい
目の前の通りを歩く人や近隣から敷地内が見にくい家は、窃盗犯に入られやすい傾向があります。
人に見つかりにくいことでガラスを割ったり、玄関や勝手口の開錠に時間をかけたりする行為がたやすくなり、「侵入しやすい」「窃盗しやすい」と判断されます。
そのため塀や垣根が高く、敷地内が見にくい家は注意が必要です。
ベランダの見通しが悪い
外からベランダの見通しが悪い家も、窃盗や侵入被害に遭いやすい傾向があります。
窃盗犯が必ず1階から侵入してくるとは限りません。
2階以上のベランダでも、見通しが悪く侵入経路が確保できる場合は注意しましょう。
また、表通りに面しているベランダも、腰壁があると侵入者が屈めば外から見えません。
植木や物に隠れられる場合も注意が必要です。
隣家との間など、死角になる場所がある
死角があると、そこから侵入される恐れがあります。
隣家との間に人が通れるほどの薄暗い隙間や、人通りがなく物陰になる場所がある場合は注意しましょう。
「死角はあるが人通りがあるから大丈夫」と考える人も見受けられます。
しかし夜間や土日など、人通りの少ない時間に侵入される可能性もあることを覚えておきましょう。
留守がちだったり不在時間がわかりやすかったりする
「決まった時間に外出する」「夜でも室内が暗い」など不在時間がわかりやすいと、その時間帯を狙って侵入されてしまいます。
また、郵便受けに新聞がたまっていると、長期不在であることが想像されるため注意しましょう。
ただし、在宅中に侵入されて窃盗被害に遭うケースも見受けられます。
そもそも、家に侵入させない対策をしておくことが重要です。
近所づきあいが少ない
近所づきあいがなければ、誰が住んでいる家なのかを近所の人が判断できません。
そのため、住人以外が敷地内にいても、怪しい人だと気づいてもらうことは難しくなります。
また住人本人も同様です。
窃盗犯が下調べのために近所を歩いていてもわからないでしょう。
犯罪者は、周囲の住民に顔を知られることで窃盗を諦める傾向があります。
2.一戸建てを新築する際にできる防犯対策
新築時は、建物面で防犯対策を取り入れやすいタイミングです。
新築時にできる一戸建ての防犯対策を解説します。
防犯性の高い鍵やガラスを採用する
開口部分の防犯性を高めることで、泥棒が侵入しにくくなります。
玄関にはピッキング防止用のディンプルキーを採用したり、サムターン回し対策をしたりするとよいでしょう。
ピッキングとは、特殊な工具を鍵穴に入れて開錠することです。
また、サムターン回しはドリルなどでドアに穴をあけ、サムターン(鍵の内側のつまみ)をまわして開錠することです。
窓はガラスを割ったり開錠したりしにくくなるように、防犯ガラスや二重鍵、クレセント錠をつけることもおすすめです。
鍵つきの雨戸やシャッターをつける
侵入しにくい家は、窃盗や侵入被害の対象になりづらいです。
縁側やベランダに続く掃き出し窓には鍵付きの雨戸やシャッターをつけたり、腰高窓や1辺が20cm以上の換気口には面格子をつけたりする防犯対策をおすすめします。
また、雨戸やシャッターに鍵がついているからといって安心せず、窓の施錠もしっかりとおこなってください。
見通しのよい塀や低めの垣根にする
外から覗かれないように、高さのある塀や垣根をつくる人もいます。
プライバシーを守りたい気持ちも理解できますが、防犯のためには外からの視線を過度にさえぎらないようにしましょう。
柵や金網のような見通しのよい塀にしたり、垣根を低くしたりするなどの対策がおすすめです。
不審者が侵入しにくくなるように、垣根をとげのある低木にする方法もあります。
防犯カメラや人感センサーをつける
侵入窃盗をするような犯罪者は、人の目を避けて自分の顔が知られることを嫌います。
犯罪抑止のために門や玄関、勝手口や窓など、侵入されそうな場所には防犯カメラを設置しましょう。
特に、勝手口は玄関に比べて防犯性の低いドアや鍵を使用しがちになるため、注意してください。
万が一、侵入窃盗被害にあった際も防犯カメラの映像は役立ちます。
死角となる場所がある場合は、人感センサーを設置することもおすすめです。
死角に砂利を活用する
死角になることで侵入しやすそうな場所には、砂利を敷くことも防犯対策の1つです。
砂利の上で人や動物などが歩くと音が鳴り、侵入者に気づきやすくなります。
侵入窃盗をしようとする人は音を嫌う傾向があります。
勝手口までの道に砂利を敷いたり、庭は芝生でも建物周りだけは砂利にしたりしておけば、狙われにくくなるでしょう。
ガレージの防犯対策も忘れずに
侵入や窃盗のターゲットとなる場所は、家の中だけとは限りません。
自宅の駐車場で車上荒らしに遭ったり、車自体を盗まれたりする可能性もあります。
この場合、ガレージにシャッターをつけ、駐車場に人感センサーや防犯カメラを設置するなどの防犯対策をおこないましょう。
車に防犯ブザーをつけることもおすすめです。
3.日常生活の中でできる一戸建ての防犯対策
日常生活でできる一戸建ての防犯対策も解説します。建物への対策とあわせて、生活の中でも防犯意識をもちましょう。
近所付き合いをする
必要最低限でもよいので近所の人と関わりをもち、顔見知りになっておきましょう。
人の目は犯罪抑止力となります。
誰かが自宅の周りをうろついていた際、その家に住んでいる人なのか不審者なのかを判断し、状況によっては警察に通報してもらえるでしょう。
また、地域の事件や不審者情報を教えてもらえる可能性もあります。
不在だと気づかせない対策をする
不在であることや、生活リズムを外部の人に知られないようにしましょう。
数日でも家を空ける場合は、郵便受けに新聞がたまらないよう新聞を止めると安心です。
また、帰宅が遅くなる日には電気をつけたまま外出したり、タイマーをかけて夜にテレビがつくようにすることも防犯対策になります。
ごみ捨てなど短時間の外出でも鍵をかける
「すぐそこまでだから」と油断せず、ごみ捨てのような短時間の外出でも鍵をかけておくようにしましょう。
玄関や窓の鍵が開いていた場合、犯罪に慣れた人なら数分で侵入して貴重品を盗み去るといわれています。
鍵さえかけておけば、住人が出かけたすきに侵入されにくいだけでなく、用事を済ませて戻った際に侵入者と鉢合わせするリスクも下がります。
足場になるようなものは置かない
足場になるようなものがあれば、塀やガレージの屋根によじ登ったり、隣家を伝ったりして2階からでも侵入できます。
隣家への侵入を助けることになる可能性もあるため、足場になるものは置かないようにしましょう。
また、「2階だから大丈夫」「在宅中だから安心」ということはありません。
2階の窓も忘れず施錠しましょう。
防犯意識をもって生活する
建物に防犯対策を施していても、施錠を忘れていては元も子もありません。
防犯意識をもった生活を心がけましょう。
「防犯対策をしっかりしている」「防犯意識の高い家だ」と認知されれば、侵入者に狙われにくくなります。
セキュリティ会社に加入したり、防犯シールを貼ったりして、外へアピールすることもおすすめです。
4.山口県で一戸建てを建てるなら防犯ノウハウのある会社に依頼しよう
山口県における令和2年の侵入窃盗被害は、被害が認知されているもので347件となっています。
少ない件数ではないため、持家か賃貸か、戸建てか集合住宅かに関わらず、防犯対策は必須です。
一戸建ての新築を考えている場合は、雨戸やシャッター、防犯カメラといった防犯対策を取り入れましょう。
より安全性の高い一戸建てが建てられるように、地域に詳しく防犯に関するノウハウがある会社に依頼することをおすすめします。
参考:市町別刑法犯認知 市町別刑法犯認知・検挙(発生地主義)状況:山口県警
5.まとめ
一戸建てを新築する際は、防犯カメラやシャッターなど、防犯面を意識した設備を取り入れることが大切です。
より安全性を求めるなら、防犯に対する知識やノウハウのある会社へ新築を依頼するとよいでしょう。
ローコストなのに高品質高性能な住宅を建築しているタナカホームズでは、防犯に対する相談や対策の提案も可能です。
山口・広島で一戸建てを検討している人はタナカホームズへ問い合わせください。
リフォームの相談にも対応しています。
<<来場予約はコチラ>>
<<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>>
会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
最近の投稿