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2023年1月31日 / 家づくり
建売住宅のリフォームは可能?新築リフォームのメリット・デメリットや注意点を解説
建売住宅にはさまざまメリットがある一方、内装や間取りの自由度が低いため、購入後にリフォームを検討する人も少なくありません。
この記事では、建売住宅のリフォームに関して、メリット・デメリットを解説します。
建売住宅のリフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.建売住宅とは
建売住宅とは、土地と建物をセットで販売する住宅のことです。
施主の依頼を受けてから着工する注文住宅とは異なり、建売住宅はすでに完成した住宅を販売します。
ただし、最近は建築中に販売を開始するケースも登場しています。
建売住宅と分譲住宅の違い
「建売住宅」と「分譲住宅」はほとんど同じ意味で使われていますが、実は以下のような違いがあることをご存知でしょうか?
建売住宅も分譲住宅も「建物と土地をセットで販売する」という点は同じですが、建売住宅が土地と建物を1組ずつ販売するのに対し、分譲住宅は広い土地をいくつかに分け、何組かの土地と建物を一度に売り出す傾向があります。
2.新築建売住宅でもリフォームすることは可能?
リフォームというと、「老朽化した住まいを回復させるもの」というイメージを持つ人もいます。しかし、実は新築建売住宅をリフォームするケースは意外と多く、購入してすぐの住宅をリフォームすることも可能です。
3.新築建売住宅をリフォームしたい人が多い理由
では、なぜ新築建売住宅をリフォームする人が多いのでしょうか。3つの理由を紹介します。
間取りが使いにくい
建売住宅はすでに完成済みの住宅を購入する場合が大半です。
そのため、間取りは選べないことが多く、「いざ入居してみてから間取りが使いにくい」「部屋数が足りない」などの理由からリフォームを希望する人もいます。
内装が好みではない
建売住宅は「完成済みの住宅を販売する」という特性上、万人受けするようなシンプルな内装を採用するケースがほとんどです。
そのため、入居後に壁紙や床材などの内装を自分好みにリフォームする人もいます。
生活動線がうまく機能しない
キッチンからリビングまでの移動など、生活動線がうまく機能していないことからリフォームを希望する人も少なくありません。
動線を変えるには大掛かりな工事が必要になることも多いため、住宅購入の際にしっかりチェックしておきましょう。
4.建売住宅をリフォームするメリット
ここからは、建売住宅をリフォームするメリットについて解説します。
注文住宅と比べて費用を抑えられる
注文住宅とは、施主のこだわりを詰め込み、一から住まいづくりをスタートさせる住宅のことです。
ただし、注文住宅は費用が高くなりがちです。
一方、建売住宅なら住宅購入費にリフォーム費用が上乗せされるとはいえ、注文住宅を建てるよりは費用を抑えられます。
構造部からのリフォームが不要
新築建売住宅のリフォームは内装や間取りの変更などが中心です。
建物自体は新品なので、構造部のリフォームはほとんど発生しないでしょう。
従って、中古物件をリフォームする場合と比べて、費用を抑えられます。
工事期間が短く済む
一から家を建てる注文住宅や、大掛かりなリフォームが必要な中古物件のリフォームは、工事が長期化しやすい傾向があります。
一方、新築建売住宅のリフォームなら、すでに完成している住宅に少しの手間を加えるだけなので、工事期間を短縮しやすい点もメリットです。
入居までの期間も短く済むため、引っ越しまであまり時間がない人にもおすすめできます。
5.建売住宅をリフォームするデメリット
ここからは、建売住宅をリフォームするデメリットを解説します。
大掛かりな改修はしにくい
新築建売住宅のリフォームでは、間取りの変更を希望する人も少なくありません。
しかし、大幅な間取り変更となると、「リフォーム」という括りでは対応しきれない場合もあります。
大掛かりな改修工事を要する場合は、「リノベーション」や「建て替え」の検討がおすすめです。
建物の保証を受けられない可能性がある
新築住宅には、10年間の保証期間が設定されています。
これは、物件の引き渡しから10年の間に住宅構造に欠陥が見つかった場合、販売会社による保証を受けられるというものです。
しかし、住宅に大規模なリフォームを加えてしまうと、この10年保証を利用できなくなる場合があります。
予算オーバーしやすい
いくら費用を抑えやすいとはいっても、あれもこれもとリフォームの要望を出していると、予算をオーバーしてしまう可能性があります。
間取りや内装、お風呂などもリフォームしようとすると、結局は注文住宅と同じくらいの予算になってしまうことも少なくありません。
6.建売住宅のリフォームこんな人におすすめ
建売住宅のリフォームは、以下のような人におすすめです。
・理想的な住まいを手に入れたいが、極力費用は抑えたい
・引っ越し時期が近いが、住まいに妥協はしたくない
・ベランダやキッチンなど、どうしてもこだわりたい部分がある
・壁紙や床材など、ワンポイントのおしゃれを取り入れたい
・最近住宅を購入したものの、住みにくさを感じている
7.建売住宅リフォームの費用目安
「建売住宅のリフォームにはどれくらいお金がかかるの?」とお悩みの人へ向けて、場所別の費用相場を紹介します。
水回りのリフォーム
水回りのリフォーム費用の相場は、以下の通りです。
内装のリフォーム
壁紙や床を一軒まるごと変える場合、費用は50~80万円程度が相場です。
なお、内装のリフォーム費用は、使用する壁紙や床材によっても相場が異なります。
間取りのリフォーム
間取りのリフォーム費用は、間取りをどの程度変更するかによって異なります。
たとえば和室を洋室にしたり、部屋同士の仕切りを取り払ってリビングを一体化させたりする場合、費用相場は40~60万円程度です。
外観のリフォーム
外壁の耐久性を高めるようなリフォームの場合、100~150万円程度が相場です。
なお、門扉や玄関アプローチ、ウッドデッキといったエクステリアの費用相場は、場所やデザインによって異なります。
8.建売住宅をリフォームする際の注意点
ここからは、建売住宅をリフォームする際の注意点を解説します。
信頼できるリフォーム業者を選ぶ
建売住宅の場合、新築の際に住宅を販売している業者は、「家づくり」ではなくあくまで「家を販売すること」に特化している可能性があります。
購入した業者に依頼しなければならないといった決まりはないため、リフォームに強い業者を選びましょう。
ハウスメーカーの保証内容をチェックする
建売住宅をリフォームする際は、建物の保証内容やアフターサービスの範囲をしっかり確認しておきましょう。
リフォームする箇所や規模によっては、建物の保証を受けられなくなってしまうリスクがあります。
オプションで対応できないか確認する
建売住宅には、さまざまなオプション工事をつけられます。
壁紙やエクステリアなどはオプションで対応できる場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
ただし、専門業者に頼んだほうが費用を抑えられることもあるため、料金比較は必須です。
9.中国地方・山口県の建売住宅の価格相場
山口県の建売住宅の費用相場は、2,500~6,200万円です。
なお、代表的な市区町村ごとの費用相場は以下の通りとなっています。
このように、建売住宅の価格相場は、エリアごとに大きく異なります。
建売住宅の販売価格を比較する際は、エリアごとの費用相場と照らし合わせてみましょう。
10.まとめ
建売住宅を新築でリフォームする場合は、ハウスメーカーの保証内容をしっかりチェックしましょう。
また、そもそもリフォームがあまり必要ないくらい、高品質の建売住宅を購入することも重要でといえます。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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