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2022年12月24日 / 家づくり
建売住宅のチェックポイント│業者の選び方から物件の内覧会・見学会の注意点を解説
建売住宅とは、土地と建物がセットで販売されている物件のことです。
完成している家を実際に見てから購入できることから、近年人気が高まっています。
今回は、建売住宅の内覧会・見学会でチェックすべき点や、住宅以外にも確認しておきたい項目を解説します。
後悔のない家探しのために、ぜひ参考にしてください。
目次
1.建売住宅の基礎知識
はじめに、建売住宅とはどのようなものかを理解しておきましょう。
あわせて、購入するメリットも解説します。
建売住宅とは土地付き建物
建売住宅とは、建築済みの住宅と土地がセットで販売されている物件のことです。
なかには家の着工前に販売が開始されているケースもありますが、その場合でも、建築プランや設備、仕様はあらかじめ決められています。
建売住宅の購入メリット
建売住宅は、一般的にはすでに建っている住宅が販売されるため、多くのなかから好みの家を選べます。
土地探しや打ち合わせの手間や時間も削減できるうえ、注文住宅より低価格で手に入りやすい点も魅力です。
建売住宅を内覧会・見学会でチェック
すでに住宅が完成している場合は、現地で実物を見学できます。
実際に内覧することで、外観や間取り、内装などを確認可能です。
内覧会・見学会に積極的に参加し、自分の目でチェックしてから購入を検討するとよいでしょう。
しっかりとチェックするためには、十分な見学時間を確保することも重要です。
余裕を持って見学できる日時の設定を心がけてください。
2.販売会社の選び方
建売住宅は、「売主」から購入するのがおすすめです。
広告や折込チラシの問い合わせ先に記載されているのが、売主です。
売主から直接購入すれば、仲介手数料を払う必要がありません。
さらに、土地の仕入れから施工、販売まで手掛けている売主であれば、より安心です。
入居後にも、一貫したサポートが期待できるでしょう。
3.室内のチェックポイント
実際に室内を見て回るときに必ずチェックしておきたいのは、ドア・窓の開閉と壁や床の傷や汚れです。
ドア・窓の開閉
ドアや窓の取り替えには、時間や費用がかかります。
室内では、まず、ドア・窓の建付や開閉、配置に不具合がないことを確認してください。
ドアの開き方向がほかの部屋の出入りに影響ないかどうかも忘れずにチェックしましょう。
壁や床の傷や汚れ
たとえ新築であっても、傷や汚れがないとは限りません。
床面と壁の境目や入隅(壁の隅)に割れ・隙間がないか、しっかりと確認しましょう。
家中を歩き回る際には、床の材質や質感、音鳴りの有無もチェックしてみてください。
4.水回りのチェックポイント
快適な日常生活に欠かせない住宅設備といえば、水回りです。
水回りにトラブルがあると、生活の質が下がってしまいます。
通水しているか 水漏れはないか 水圧は弱くないか 水の濁りはないか 排水に問題はないか の確認は必須です。
また、お風呂の床や天井壁の隙間は水漏れの原因になるため、注意してください。
キッチン・洗面台・トイレをチェックする際には、併せて収納スペースの有無や大きさも確認しておきましょう。
5.電気設備のチェックポイント
水回り同様に毎日使用するのが、電気設備です。
現代の快適な生活には欠かせない存在だといっても過言ではないでしょう。
まずは、ブレーカーを上げた状態での作動確認を行います。
もし作動しなければ、配線に異常があると考えられます。
次に、コンセントや照明の確認をしましょう。
使い勝手のよい位置にあるか、数は足りているかをチェックしてください。
エアコンのサイズ確認も重要です。部屋の広さに適したサイズと設置可能場所を見ておきましょう。
6.外回りの建売住宅チェックポイント
室内が確認できたら、続いて外回りをチェックしましょう。
確認しておきたい箇所は、基礎と床下です。
基礎の確認
外から見て、基礎にひび割れがないかどうかを確認しましょう。
ひびが入っていると、地震がきたときに倒壊してしまうおそれがあります。
また、第三者機関から一定の性能基準をクリアしていると認定された長期優良住宅を選ぶと安心です。
床下の確認
懐中電灯を使って、床下も確認するようにしてください。
建売住宅のような工期が短い建物では、残念ながらゴミや砂が放置されているケースも稀にあるためです。
同時に、シロアリなどの虫がいないかも確認しておきましょう。
7.周辺環境のチェックポイント
暮らしやすさを決定づけるのは、住宅だけではありません。
周辺環境も大きな要素です。気に入った物件が見つかったら、見学会・内覧会以外の時間にも訪れてみることをおすすめします。
まずは、通勤や通学に使用する道を実際に歩いてみるとよいでしょう。
距離感や危険箇所のチェックはもちろん、周辺施設の充実度なども確認してみてください。
8.建売住宅の建物保証をチェック
新築住宅の保証は、基礎に対するものと、内装・建具に対するもの2種類に大別されます。
それぞれ詳しく解説します。
住宅の基礎の保証
住宅の基礎を保証するのは、「瑕疵担保責任保証」です。
「基礎部分に問題があれば、一定額までは施工会社が補償する」というもので、建売住宅を販売する会社には、最低10年は瑕疵担保責任保証へ加入することが義務付けられています。
内装・建具の保証
内装・建具は、各メーカーやハウスメーカーが独自に提供する保証でカバーされています。
メーカーの保証は、千差万別です。
購入前に、保証内容や期間、適用範囲などをしっかりと確認しておきましょう。
9.建売住宅を選ぶときの注意点
ここでは、内覧会・見学会で気に入った建売住宅のなかから購入する物件を選ぶときに注意しておきたい点を解説します。
「現況有姿」や「現況優先」に注意
契約書に「現況有姿」や「現況優先」の記載がある住宅は、引き渡し後に傷や汚れ、隙間などが発見されても保証の対象外とされる物件です。
購入する場合には、事前に傷や汚れがないかより入念にチェックしておかなければなりません。
傷や汚れ・隙間の補修状況に注意
購入契約前に傷や汚れ、隙間などを発見したら、補修してもらえるのかどうかをその場で確認しましょう。
補修可能であれば、いつまでに完了するのかをしっかりとヒアリングし、約束の期日に必ず現地で再確認してください。
10.建売住宅は入居後を見据えて選ぼう
住宅トラブルは、暮らしはじめて10年以上経ってから表面化することも少なくありません。
入居後も見据えた物件選びが重要です。
一貫体制の物件
一貫体制の物件の特長は、トラブル発生時に連絡先がわかりやすい点です。
住宅のどの部分で不具合が起きたとしても、売主に連絡さえすれば、適切な対応が迅速に提供されます。
売主は施工主のため、トラブルの原因も判明しやすいでしょう。
アフターサポートが充実している物件
アフターサポートの内容を見れば、売主が居住者目線で住み心地を考えているかどうかがわかります。価格や見た目だけでなく、販売後の保証や点検といったサービスも充実していれば、入居後の安心感も得られるでしょう。
11.山口県の建売住宅
山口県で建売住宅を探すのであれば、地元に根ざした地域密着型の不動産会社がおすすめです。
地盤や気候風土といった地域の特性を知り尽くしているからこそ、山口県で暮らしやすい家が提供されます。
いつでも相談できる身近な存在であるため、入居後に起こる問題や将来的なリフォームまで対応してもらえる点も魅力です。
12.まとめ
住宅は、人生のなかでも大きな買い物のひとつです。
実物を見て購入を検討できる建売住宅では、内覧会・見学会が頻繁に開催されています。
後悔のない家選びのためには、住宅内外だけでなく、周辺環境まで含めたチェックがおすすめです。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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