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2021年8月21日 / 家づくり
平屋をローコスト住宅で建てるメリット・デメリット|おすすめの間取りも紹介
平屋のローコスト住宅もあります。平屋のローコスト住宅は、費用面でのメリットだけではなく、バリアフリーの観点でも人気です。この記事では、平屋のローコスト住宅購入を検討している人に向けて、メリットやデメリット、注意点などを解説します。おすすめの間取りや見取り図も紹介しますので、参考にしてください。
目次
1.ローコスト住宅とは
2.ローコスト住宅は「平屋」がおすすめ
3.平屋のローコスト住宅を建てるメリット
4.平屋のローコスト住宅を建てるデメリット
5.平屋をローコスト住宅で建てる際の4つの注意点
6.平屋のローコスト住宅の間取り例
7.まとめ
1.ローコスト住宅とは
ローコスト住宅は顧客が設計から依頼できる注文住宅でありながら、一般の注文住宅よりも費用が安い住宅のことをいいます。間取りをシンプルにする、広告費をかけない、建材や設備を大量に仕入れる、といった方法でコストダウンを行うことにより、通常より安い価格で提供可能となっています。
2.ローコスト住宅は「平屋」がおすすめ
建売住宅は2階建てが一般的ですし、限られた土地を活かすためには平屋は難しいかもしれません。しかし、土地が広いのであれば、ローコスト住宅で平屋を建てることもおすすめです。平屋は階段がないため、将来介護が必要になった場合も不自由なく住めるでしょう。平屋のローコスト住宅はバリアフリーの面でも注目されています。
3.平屋のローコスト住宅を建てるメリット
平屋のローコスト住宅には以下のようなメリットがあります。
費用を抑えられる
ローコスト住宅の一番のメリットは、費用が安いという点にあります。さらに、平屋の建築は建設に高い足場を組む必要がありません。水回りのために配管を2階まで伸ばす必要もなく、より費用をおさえられるでしょう。 費用がかからなければ、その分住宅ローンの負担も軽減します。老後や子どものために資金を残すこともできますし、家具や預貯金など、ほかの用途にまわせます。
工期が短い
ローコスト住宅は建設がシステム化されているケースが多く、一般的な注文住宅よりも数ヶ月短い工期で建設可能です。購入を決めてから3カ月ほどで住み始められる場合もあります。家が完成するまで仮住まいに住む場合、その間家賃がかかります。ローコスト住宅であれば、数ヶ月分の家賃を節約でき、その点でも費用削減につながるでしょう。
水回りが集中している
平屋の場合、水回りは1階部分に集中しています。先ほども解説しましたが、そのほうが配管にかかるコストを削減でき、さらなるコスト削減につながります。また、水回りが1箇所にあるほうが、毎日の掃除やお手入れは楽になるでしょう。老後動きにくくなったときも生活しやすい家になります。
家事の負担が減る
ローコスト住宅は間取りがシンプルという点が特徴的です。間取りにこだわりたい人にとってはマイナス面ではありますが、シンプルな間取りは動線が確保されているというメリットもあります。そのため、掃除がしやすく生活しやすいといえるでしょう。一気に掃除機をかけ拭き掃除ができるため、すぐに掃除が終わります。
階段の上り降りがない
ローコスト住宅のシンプルな間取りとなっている平屋の場合、家のなかを楽に移動できます。バリアフリーのことを考えるのであれば、室内に階段はないほうがよいでしょう。老後のことを考えると、シンプルな平屋はおすすめです。
4.平屋のローコスト住宅を建てるデメリット
平屋のローコスト住宅にはデメリットもあります。デメリットも確認してから、ローコスト住宅の購入を検討してください。
防犯対策が必要になる
平屋の場合、1階に窓などの開口部が集中するため、より慎重な防犯対策が必要です。外部からの侵入者は開口部を狙うケースが多くあります。防犯カメラを設置する、侵入されないよう窓に格子をつけるなどの工夫が必要です。 平屋の場合、大事なものを保管する場所も、寝起き等の生活の場もすべて1階です。より高い防犯意識をもたなければならないでしょう。
日当たりや風通しが周りの環境で大きく左右される
平屋は高さがなく、周囲の環境を受けやすいという特徴があります。そのため、日当たりや風通しなど、周りの環境に大きく左右されます。快適に過ごすためには、環境にあった建材や間取りを選ぶことが必要です。住心地のよい家に住むためには、地域の特性や環境をよく知っているハウスメーカーや施工会社を選ぶようにしましょう。
5.平屋をローコスト住宅で建てる際の4つの注意点
ローコスト住宅で平屋を建てるときには、以下のような注意点を意識するとよいでしょう。
できるだけシンプルにする
ローコスト住宅にするためには、家のかたちや間取りはシンプルなものにしなければなりません。凹凸がある複雑な設計では、それだけ資材が必要になりますし、建てるときに手間もかかります。シンプルな外観はモダンな印象ともなり、逆に高級感を出すことも可能です。移動や掃除がしやすい、というメリットもあります。
優先順位をつける
家づくりをしていると、あとからさまざまな希望が出てくる場合は多くあります。しかし、すべての希望を家に反映させると、コストがかかり、ローコスト住宅ではなくなってしまうでしょう。そのため、希望に優先順位をつけ、予算の範囲内でオプションやグレードアップを行うようにしましょう。
補助金や税制を確認する
ローコスト住宅でさらにお金をかけないようにするためには、補助金や税金の控除などを活用します。住宅ローンを組んだ場合、残額に応じて所得税の控除を受けられます。住宅ローン控除は確定申告を行わないと受けられないため、よく確認してください。 また、地域によっては住宅建設に補助金が出ます。たとえば、山口県には「ふるさとやまぐち三世代同居・近居住宅支援補助金」というものがあります。県内で新たに三世代同居を始める場合、条件によっては50万円またな100万円の補助金を受取可能です。 このような補助金があるかもしれないため、自分の居住地域の情報を調べてみるとよいでしょう。
施工会社を慎重に選ぶ
費用の安さだけを重要視して施工会社を選ぶことはおすすめできません。なかには、違法建築のような家を建てている会社もあります。施工会社は、家の構造や性能を明確に示し、実績が多い会社を選ぶとよいでしょう。住みやすい家を建てるためには、地元の特徴を理解し、地域に根ざした経営を行っている会社を選ぶと安心です。
6.平屋のローコスト住宅の間取り例
低価格で質の高いローコスト住宅を提供しているタナカホームズによる、平屋のローコスト住宅の間取り例を紹介します。
長門市 平屋モデルハウス
間取り図
特徴
子ども部屋やリビング、キッチン、お風呂などの水回りがすべて1階にある平屋の住宅です。家の2階部分に子ども部屋をおく家は多いですが、子どもが巣立ったあとは物置状態になりがちです。しかし、この間取りであれば、ライフステージの変化にあわせて空き部屋を有効活用できるでしょう。
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宇部市 開平屋モデルハウス
間取り図
特徴
規格住宅のシンプルな間取りで、さらなるコストダウンに成功しています。規格通りとはいえ、飽きのこないモダンで先鋭的なデザインでもあります。こういった家は、住む人間の年齢層が変わっても住み続けられるでしょう。冷暖房の効率がよくなるよう工夫されていて、光熱費の節約にもつながります。
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山口市 穂積町平屋モデルハウス
間取り図
間取りの特徴
平屋ですが、隣接する和室を含めると20帖以上の広いリビングとなっています。リビングにはウッドデッキとつながっているため、さらに広く感じられます。ウッドデッキでバーベキューを楽しむことも可能で、大人数を招待しても圧迫感はありません。キッチンには作り付けのカップボードもあり収納力もあります。
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萩市 平屋モデルハウス
間取り図
間取りの特徴
子ども部屋が2部屋、畳コーナーが1箇所ありますが、そのすべてに収納があります。主寝室には、ウォークインクローゼットが設置されていて、収納力がかなり高い間取りです。キッチンやリビングから玄関ホールが見渡せるため、子どもの出入りも見逃しません。
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7.まとめ
予算をおさえて住宅を建築したいときは、ローコスト住宅がおすすめです。平屋であれば、水回りを一箇所にまとめられるなど、さらにコストをおさえられます。ローコスト住宅のシンプルな設計であれば、モダンでおしゃれな新築家屋が手に入るでしょう。
ローコスト住宅を探している人は、山口県や広島県で地域に根ざした経営をしているタナカホームズがおすすめです。平屋住宅もたくさん手掛けており、低価格で高品質の住宅を提供します。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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