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2024年11月20日 / 土地
「建築条件付き注文住宅」ってなに?建売住宅との違いをふくめてご紹介!
家づくりの際、まず土地から探す人も多いでしょう。
たくさんの土地資料を見る中で「建築条件付き注文住宅」や「建築条件付き土地」と言うものを見かけたことはありませんか?
この「建築条件付き」とは何かご存じでしょうか。
この記事では、建築条件付き注文住宅や建築条件付き土地とは何かについて解説していきます。
目次
1.建築条件付き注文住宅とは?
建築条件付き注文住宅とは、ある土地を購入した場合、指定の住宅会社で住宅を建築する条件付きで注文住宅を建てることをいいます。
「建築条件付き注文住宅」の表記がある土地では、住宅会社が決まっているため自分で好きに選ぶことができません。
土地と住宅をセット購入するメリットと注意点
建築条件付き注文住宅を購入することで「施工会社をえらぶ手間がかからない」というメリットが得られます。
注文住宅では自分の自由に土地と施工会社を選べますが、スムーズに決まらないこともあります。
しかし建築条件付き注文住宅であれば、土地と施工会社を一気に決定できるので、手間を減らすことが可能です。
また、土地と住宅をセットで購入することで土地代を安く抑えて購入できる場合もあります。
反対に、施工会社を自由に決められない点が注意点です。
建築条件付きだと希望の土地で希望の住宅会社でマイホームを建てることはできません。
また、建築条件付き注文住宅は、購入してから3ヶ月ほどで仕様を決めて建物の請負契約を結ばなければなりません。
注文住宅よりも自由度が低い場合もあるのでこだわりの家が建てられない可能性もあります。
土地選びと資金計画のポイント
土地選びから家づくりをスタートする方は、土地と建物にかける予算のバランスをしっかりと検討するようにしましょう。
例えば、建物にお金をかけるなら、土地は価格の安い郊外の土地を選んで建物のかける予算を確保する方法もあります。
反対に、建物にかかるコストを抑え、駅から近い土地を購入し交通の利便性を重視するのも良いでしょう。
どこにお金をかけるのかを家族でしっかりと話し合った上で資金計画を立てて、最適な土地を探してみましょう。
2.建築条件付きの土地とは?
建築条件付きの土地とは、すでに建築する施工会社が決まっている土地のことです。
建築条件付きの土地を購入する場合、特定の施工会社で家づくりをしなければならないため、自分で自由に施工会社を決めることができません。
また、建築請負契約を結ぶ期限が決まっているので、じっくり検討しながら家づくりができない可能性もあります。
ただ、建築条件付きの土地であれば、通常よりも安く土地を購入できる場合もあります。
また、仲介手数料もかからないのでその分の費用を他に充てることも可能です。
建築条件付き注文住宅で家が完成するまでのプロセスは以下のようになります。
1. 土地の売買契約を締結する
2. 指定された施工会社で間取り・仕様の打ち合わせをする
3. 施工会社と建築工事請負契約を締結する
4. 着工する
5. 完成したら引渡し・入居・引っ越し
基本的には注文住宅と同じプロセスです。
ただ、注文住宅と異なるのは、1〜3までのプロセスは決められた一定期間内で終わらせなければならないことです。
一般的には3ヶ月が多く、3ヶ月間で間取り決定・仕様決定し、契約締結しなければいけません。
そのため、じっくり仕様を決めたくても時間がない、なんてこともありえます。
しっかりと時間をかけて家づくりをしたい方には、建築条件付きの注文住宅は不向きかもしれませんね。
3.共通点は「土地と建物がセット」。建売住宅との違いは?
「土地と建物がセット」で購入できる住宅には建売住宅もあります。
建売住宅も施工会社を選べないという点では建築条件付き土地と同じです。
大きく異なる点としては、建売住宅はすでに間取りや仕様が決まっており、購入者が希望しても変更できないという点です。
対して建築条件付きの土地であれば、注文住宅と同じく自由に間取りや仕様を決められます。
その点でいうと、建築条件付きの土地で注文住宅を建てる方が自分の理想の家を建てやすいでしょう。
ちなみに、建築条件付きの土地で建てる注文住宅のことを「売建住宅」とも呼びます。
建売住宅の特徴と購入プロセス
建売住宅とは、建物と土地がセットになって販売されている住宅のことです。
デザイン・間取り・仕様などはすでに決まっており、すでに完成済みの住宅であれば1ヶ月程度で入居も可能です。
販売価格も注文住宅よりも安く、建築済みの状態で売られていることが多いため実際に内見してどんな間取り・仕様なのかを確かめることもできます。
建売住宅を購入するまでのプロセスは以下のようになります。
1. 予算や立地などの希望条件をまとめ、物件探しを始める
2. 気になる建売住宅を内見し、購入する住宅を決定する
3. 購入の申込をする
4. 契約日・契約条件を調整する
5. 住宅ローンの事前審査をする
6. 不動産の売買契約をする
7. ローンの本審査を出してローン契約する
8. 物件の立ち会いをする
9. 引渡し・入居・引っ越しをする
上記の流れになります。
注文住宅のように仕様決めや間取りの打ち合わせがないため、早くて1ヶ月程度、建築中の建売住宅なら4ヶ月程度で入居ができます。
建売住宅を購入するメリットと注意点
建売住宅を購入するメリットは以下の4つです。
● 予算を抑えて家を購入できる
● 入居までが早い
● 購入前に内装・外観・仕様などの確認ができる
● 土地と建物をセットで購入できる
建売住宅の購入は何よりも予算を抑えて購入できる点です。
また、マイホームを手に入れて早く入居したい方にもおすすめします。
土地と建物をセットで購入できるので、施工会社を探す手間も省けます。
反対に建売住宅を購入する際の注意点には以下のようなものがあります。
● デザイン・間取りが選べない
● 完成済みだと工事過程がチェックできない
● 似たデザインが多くて個性がない
● 多くの人が内見で出入りしている
建売住宅のほとんどは、すでに完成済みで売り出されているため、デザイン・間取りを選べません。
また工事過程のチェックもできないので、土地の状態は問題ないのか、手抜き工事をされていないのかなどの心配もあります。
建売住宅は似たデザインの建物が並んでいることが多いため、個性を出したい方にも不向きでしょう。
内見で多くの人が出入りされているので、人によっては気になるかもしれません。
多くの方が自分の家の間取りを知っており、セキュリティ面やプライバシー面で心配な方もいるからです。
4.建築条件付き注文住宅に向いているのはどんな人?
建築条件付き注文住宅住宅は、土地が決まれば施工会社を1から選ばなくても必然的に施工会社が決まります。
施工会社を自由に選べないというデメリットはありますが、特定の施工会社であれば自由に間取りや設備・仕様を決められます。
そんな建築条件付き注文住宅に向いている人は、以下のような方です。
● 早い期間でマイホームを建てたい人
● できるだけ安価に土地を購入して注文住宅を建てたい人
● 立地重視で施工会社にこだわりがない人
建築条件付き注文住宅は、土地を購入したら約3ヶ月で全ての打ち合わせを終わらせ、着工しなければなりません。
じっくり間取りや仕様を検討して決めたい方にとっては短い期間ですので、建築条件付きでない一般的な注文住宅で建てる方が向いているでしょう。
スピーディに打ち合わせを済ませてマイホームを建てたい方には建築条件付き注文住宅はおすすめです。
また、建築条件付き注文住宅であれば、土地を少し安く購入できることが多いため、その分の予算を建物に充てることができる。
「立地そのものが気に入ったからここで家を建てたい!」という方にも建築条件付き注文住宅はおすすめです。
希望通りの土地であれば購入を検討しても良いでしょう。
5.タナカホームズでご紹介できる土地(建築条件付き分譲地)
明治元年創業のタナカホームズには、山口県を中心に多くの建築条件付き分譲地があります。
例えば、山口県長門市のティーズコート三隅中分譲地(全1区画)や山口県下関市のティーズコート武久町1丁目分譲地(全7区画)、島根県益田市のティーズコート中島町Ⅱ分譲地(全5区画)などがあります。
どの土地も手頃な価格で購入できるだけでなく、駅やコンビニ・ドラッグストアが近くにあるなど、生活利便性の高いエリアが多いです。
山口県や広島県・島根県で家づくりを検討している方は、ぜひタナカホームズの建築条件付きの分譲地もチェックしてみてください。
6.まとめ
建築条件付き注文住宅は、比較的手頃な価格で土地を手に入れられ施工会社を選ぶ必要がないといったメリットの多い家づくりの方法です。
ただ、スピーディに打ち合わせを進めなければならなかったり、自由に施工会社を選べなかったりといった注意点もあるので、建築条件付き注文住宅を購入する際はしっかりと検討しましょう。
建築条件付き注文住宅が向いている人もいれば、そうでない人もいます。
ご自分が建築条件付き注文住宅での家づくりが向いている方はしっかりと考えてみましょう。
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