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2021年10月19日 / 家づくり
家づくりのアイデア例12選|間取り・収納・外装のアイデア例と注意点も解説
マイホームを持つなら、理想の家づくりをしたいと誰しも思うのではないでしょうか。
家づくりで成功するには、既存のアイデアを知って上手に取り入れることが重要です。
この記事では、間取りや収納などについての家づくりのアイデアと、家づくりのコツ・注意点を解説します。
満足できるマイホームに住むための参考にしてください。
目次
家づくりにはたくさんのアイデアを取り入れることができる
家づくりには、大きく分けると建売住宅と注文住宅の2つがあります。
このうち建売住宅は完成した家を購入するため、ライフスタイルや好みに合わせて変更できません。
一方、注文住宅では間取りや収納、外装などの自由度が高いことがメリットです。
たくさんのアイデアのなかから家族に合ったものを取り入れることで、オンリーワンのマイホームができます。
家づくりのアイデア①「間取り」
注文住宅は間取りを自由に設計できます。
間取りは建物の構造設計や床材・外壁などの選定基準になるため、初期の段階で検討することになります。
この際、生活することを最優先して間取りを検討することが重要です。
リビング階段
リビング階段とは、階段をリビングに配置する間取りです。
メリットは視覚効果によってリビングが広くみえることや、吹き抜け構造と相性がよいことです。
また、2階との上り下りに必ずリビングを通過するため、家族のコミュニケーションが増えるメリットもあります。
デメリットはキッチンの匂いが2階に上がりやすいことや、光熱費がかかることです。
土間リビング
土間リビングとは、コンクリートやタイルを敷いて、土足・室内履きで生活するリビングです。
古くから日本家屋にある「土間」のアイデアを現代風に取り入れています。
メリットは、汚れが気にならず掃除も楽なことです。
また、子どもの遊び場や自転車の収納場所として多目的に使えることや、夏は涼しさを感じられるというメリットもあります。
一方、デメリットは靴の履き替えが面倒なことや、冬場は冷えやすく寒さ対策が必要になることです。
小上がりの和室
リビングの一角に、一段高く作られた畳の和室を作るアイデアもあります。
この小上りの和室は、寝転がりやすいなどの和室の良さをそのままに、モダンな雰囲気にできることが特徴です。
また、床下収納もたっぷり取れます。
一方、段差があるので、小さな子どもや足腰が弱っている人には不向きです。
スキップフロア
スキップフロアとは、階段を使った中二階を作るなど、高さが違う中間層を作る間取りです。
収納スペースや育児スペースを設けられるなど、空間を有効に活用できるメリットがあります。
また、リビングに面白味を出したり、壁で仕切らない解放感を出したりできます。
一方、リビング階段と同じく光熱費がやや高くなることや、半個室なのでプライバシーを保ちにくい点がデメリットです。
家づくりのアイデア②「収納」
収納は快適な住まいづくりのためには重要です。
収納したい物を事前にリストアップしておき、余裕を持って収納スペースを設けておくことがおすすめです。
ただし、単にスペースを広く取るのではなく、使いやすい収納場所やデッドスペースを活かす収納も検討しましょう。
パントリー
パントリーとは、キッチンの中または隣接スペースに設置される棚や小部屋のことです。
食品保存庫として穀物や缶詰、調味料などを保存できるので、キッチンがすっきりとします。
また、非常時の備蓄スペースとしても使えます。
パントリーを設置する際は、使用目的に応じて広すぎず狭すぎないことが基本です。
また、取り出しやすい奥行や棚の高さを変えられるなど、使い勝手にも配慮しましょう。
ウォークインクローゼット
歩いて入れるウォークインクローゼットは、抜群の収納容量を持ち、洋服が大量にある人におすすめです。
バッグや靴、小物も収納できるため、生活スペースが片付くメリットがあります。
一方、収納物が少ないとデッドスペースが多くなってしまいます。
また、収納に細かく仕切りを付けると、用途が限られてしまうことに注意しましょう。
壁面収納
壁面収納とは、リビングのAVボードと壁を一体化させたり、廊下の壁をくぼませて棚を作ったりしたものです。
空間を有効活用できることや、デザイン性が高いなどのメリットがあります。
一方、壁全体を収納スペースにすると、圧迫感が出やすい面があります。また、収納棚やラックが付くタイプは価格も高めです。
シューズクローク
シューズクロークは、玄関横に収納棚やコートなどをかけられる広めの収納スペースです。
下駄箱と違うメリットは、ベビーカーや玩具、コートなども収納できることです。
シューズクロークに荷物を収納しておけば、突然の来客でも焦らずに対応できます。
デメリットは玄関脇のスペースを大きく取ってしまうことです。
また、シューズクロークには匂いがこもりやすいため、オープン構造にするなど換気を工夫する必要があります。
階段下収納
階段下収納は、階段下の空いているスペースを有効活用するアイデアです。
見せる収納としては、本棚として活用できます。
また、隠す収納としては掃除機やシーズン用品などをしまう屋内物置として便利に利用できるでしょう。
いずれの場合も、コンセントを設けておくと、照明や家電の充電などに使えて便利です。
家づくりのアイデア③「外装」
外装は後から変更しにくいため、よく検討して決めましょう。
ここでは、窓、玄関ドア、電子キーを取り上げます。
窓
窓は、採光性、断熱性、掃除のしやすさ、プライバシーの確保、デザイン性など、さまざまな要素を考えて選ばなければなりません。
例えば、見た目の良さだけで選んでしまうと、掃除が大変になったり、断熱性が下がったりしてしまいます。
プロに相談しながら、住みやすさとインテリアのバランスを取りましょう。
玄関ドア
玄関ドアはさまざまな素材や形状がありますが、まずはドアのタイプを決めましょう。
最も一般的なのは片開きドアで、素材や形状の選択肢も豊富です。
また、親子ドアは片開きドアとして普段使えますが、大きな物を運ぶときは両開きにして広い開口部を作れます。
袖付き片開きドアは採光枠が片側または両側に付いたタイプで、玄関スペースを明るくできるのが特徴です。
いずれの場合も、デザイン性だけでなくセキュリティ面も重視して選びましょう。
電子キー
セキュリティを高めたい場合や、開錠・施錠をスムーズにしたいなら、家の鍵にこだわることもできます。
電子キーにするメリットは、締め忘れがないことや、ピッキング被害に遭いにくいことです。
電子キーには、センサーにボタンをかざすカードキータイプや車のスマートキーのように使えるタイプがあります。
慣れるまで扱いが難しいと感じる人もいますが、両手に荷物を抱えているときや玄関前が暗いときなどに便利です。
満足のいく家づくりにするには
居心地のよい家づくりをするには、自分が本当に好きな家のテイストをみつけることと、長期的な視点が大切です。
好みのテイストをみつける
家づくりを始めるまえに、なるべくたくさんの施工事例をみて、好みの間取りや好きなデザインのテイストを知っておきましょう。
これらを事前にしっかり決めておくと、設計士との打ち合わせがスムーズになります。
長く生活することを考える
家づくりは長く生活することを考えて行いましょう。
子どもの成長やリタイア後の過ごし方など、長く住む中でライフスタイルは変わっていきます。
そのため、将来的に、追加・変更できる余地を残しておくことが家づくりのコツです。
また、デザインは奇抜なものを避けたほうが、飽きずに長く快適に過ごせるでしょう。
注文住宅を建てる際の注意点
注文住宅を契約する際には、見積もりを詳細に確認しておきましょう。
また、アイデアを盛り込みすぎて予算オーバーにならないようにすることも大切です。
契約時の明細を確認する
契約時の明細は内訳をしっかり確認しておきましょう。
見積もりに何が含まれているのか、詳細にチェックすることで、予想外の追加費用を防げます。
複数社から見積もりをとり、費用を比較してみるのもよい方法です。
安すぎる見積もりを出している業者は、費用の一部を含めていない可能性があります。
アイデアを盛り込みすぎない
注文住宅では自由にアイデアを取り入れて設計に反映できるため、予算オーバーになりがちです。
細かな追加や材質のグレードアップでも、積もり積もって費用が大きくなってしまいます。
ブレない家づくりを進めるには、こだわりたい部分と妥協できる部分の優先順位を決めておくことが必要です。
まとめ
注文住宅の家づくりは自由度が高いことが魅力です。
間取りや収納などについてのいろいろなアイデアを知っておき、家づくりに取り入れていきましょう。
タナカホームズの注文住宅は、創業150年のノウハウを活かし、ローコストと高品質・高性能を両立しています。
価格を抑えながらこだわりの自由設計ができる「オリジナルスタイルプラン」なら、理想の家づくりを追求できます。
会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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