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2021年10月19日 / お金・ローン

新築一戸建ての費用はどのくらい?内訳や予算別の家の特徴について解説

新築一戸建ての費用は、土地の購入費用・建築費用・諸経費がかかります。

購入する立地や広さによっても異なりますが、1,000万円台から幅広い予算立てができます。

この記事では、新築一戸建ての購入を検討している人に向けて、費用の内訳を解説しているのでぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1.新築一戸建ての費用はどのくらい?

2.会社別にみる新築一戸建ての費用比較

3.新築一戸建てにかかる費用の内訳

4.新築一戸建てを購入する頭金の目安

5.新築一戸建てを購入する収入の目安

6.予算別の一戸建ての特徴

7.一戸建てを購入する際のコツ

8.まとめ

 

 

 

新築一戸建ての費用はどのくらい?

 

 

新築一戸建ての購入にかかる費用は、地域(所在地)や広さで大きく異なります。

住宅金融支援機構の2020年度フラット35利用者調査によると、全国の土地付注文住宅の平均購入価格は4,397万円です。

対して、全国の建売住宅の平均購入価格は3,495万円と、土地付注文住宅よりも安い傾向があります。

新築一戸建ては購入しようと思えば1,000万円から手に入り、予算が許せば費用の上限はありません。

 

※参考:2020年度フラット35利用者調査|住宅金融支援機構

 

 

 

会社別にみる新築一戸建ての費用比較

 

 

ここからは、新築一戸建ての費用を会社別に比較していきます。

依頼する会社によって費用が異なるので、購入時の目安にしましょう。

 

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、設計から施工まで一貫して行う会社を指しており、大量に建材や住設機器を仕入れるので原価コストを抑えられます。

全国展開しているので営業拠点が各地域にあり、アフター保障やメンテナンス体制がしっかりしているのが特徴です。

ただし、母体が大きい分、モデルハウスの人件費・維持管理費・広告宣伝費などがかかるため、費用は高めの傾向があります。

 

工務店

実は、ハウスメーカーと工務店を区別する明確な定義はありません。

しかし、一般的には工務店といえば、オーダーメイドで家を建てられる地域密着型の会社を指しています。

規模が小さいのでプランの自由度が高く、施主の要望を叶えやすいというメリットがあります。

ハウスメーカーの方が費用は高い傾向にあるものの、使う建材にこだわると工務店の方が高くなる場合もあるので注意しましょう。

 

パワービルダー

パワービルダーは地域密着型でありながら、工務店よりも営業エリアが広い住宅メーカーのことで、隣県などでも知名度があるのが特徴です。

建売のほか、注文住宅も扱っています。

徹底したコストカットを行っており、大量生産や変形地・狭小地の進出により、ハウスメーカーや工務店と比べても費用が最も安い傾向にあります。

 

新築一戸建てにかかる費用の内訳

これより先は、新築一戸建てにかかる費用の内訳について解説していきます。

新築一戸建ての購入を検討している人は、何にどのくらいかかるのか把握しておきましょう。

 

土地の購入費用

新築一戸建てを建てる際は、贈与や相続された場合を除くと、土地の購入が必要です。

建築費用と並んで大きな比率を占めるため、土地の所在地や地盤はよく確かめてから購入を検討しましょう。

2017年3月に公表された「公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会」の調査によると、土地の購入金額は首都圏が最も高く約2,680万円でした。

その他のエリアは中部圏が約1,606万円、近畿圏は約1,669万円と、首都圏よりも約1,000万円安い結果となりました。

都心や利便性の高い場所になるほど、高額になる傾向があると分かります。

 

※参考:土地・住宅に関する消費者アンケート調査|公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

 

建築費用

新築一戸建ての建築費用は、建物の広さ・デザイン・建材によって異なるため一概にはいえませんが、土地代を除く総費用の約70%が目安です。

建築費用には基礎工事や外装工事、内装工事といった全ての工事が含まれています。

首都圏は建築費用が高い傾向にありますが、依頼する業者によっても価格は異なるようです。

地盤改良工事が要る場合などは、別途工事費がかさむので注意しましょう。

 

諸経費

新築一戸建てを購入するときは、土地費用・建築費用のほかにかかる費用があります。

ここからは、新築一戸建て購入時の諸経費について深掘りしていきます。

 

仲介手数料

仲介手数料は、新築一戸建てを不動産仲介会社の紹介で購入する場合に発生します。

売買契約後に手数料が発生し、「売買価格×3%+6万円」が相場価格です。

分割で支払うのが一般的で、契約時に半額納め、引き渡し後に残額を支払います。

 

印紙代

新築一戸建てを購入する際の売買契約書は課税対象なので、規定金額の印紙を購入して貼り付けます。

購入する不動産によって金額が異なりますが、5,000万円までの購入金額なら印紙税が2万円で済みます。

 

登記費用

登記費用とは、土地と建物の所有を証明するための手続きに支払う費用のことです。

登録免許税と、手続きを依頼する司法書士への支払いが発生します。

登録免許税は、土地の評価額2%・建物の評価額0.4%の費用を納める必要があります。

さらに、住宅ローンを借り入れる場合は、借入金額0.1~0.4%の費用がかかるでしょう。

 

住宅ローンの諸費用

住宅ローンの諸費用は、ローンを借り入れる際に発生する手数料を指しています。

内訳としては、住宅ローンの契約時に発生する事務手数料や火災保険料、団体信用生命保険特約料などがあります。

 

引っ越し費用

引っ越し費用としては、運搬費だけでなく、家具や家電を購入する必要も含まれます。

新築一戸建てを購入する際に新しく家具家電を揃える人は多いため、あらかじめ大きな出費になることを想定して予算を組むのがおすすめです。

 

 

 

新築一戸建てを購入する頭金の目安

新築一戸建てを購入する際に、頭金として購入費用の一部を現金で支払う人は多いといえます。

頭金の相場は、物件購入価格の10~20%が目安です。

頭金を用意すると月々の支払額を抑えられるため、無理な住宅ローンを組むリスクを減らせます。

また、返済期間を短くできるので、老後の生活を考えて用意する人が多いでしょう。

さらに、頭金を多く納めると金利が低くなる住宅ローンも登場しているため、借入金額を減らす目的で頭金を準備する人もいます。

 

 

 

新築一戸建てを購入する収入の目安

購入できる新築一戸建ての予算は、用意できる頭金・借り入れる住宅ローンの額・年収で決まります。

一般的には住宅ローンの返済負担率は、「年間の返済額÷年収=25%以内」であれば安全ラインといわれています。

世帯年収でギリギリ借り入れられる額や、ボーナスありきの額を予算にしてしまうのは危険です。

転職・出産・介護などで、ライフプランが変わったときに対応できなくなるので注意しましょう。無理なく返せる額で、予算を決めることが大事です。

 

 

 

予算別の一戸建ての特徴

 

 

注文住宅は建売住宅とは異なり、建築費を調整できるため、予算に合わせて家を建てられるのが魅力的です。

少ない予算で建てる場合は、ローコスト住宅を1,000万円台から建築できます。

大手のハウスメーカーも中価格帯や高価格帯だけでなく、低価格帯のラインナップを取り揃えているため、幅広い選択肢があるでしょう。

ここからは、予算別に1,000万円台・2,000万円台・3,000万円台・4,000万円台の家について特徴を取り上げていきます。

 

1,000万円台の家

1,000万円台の家は安く購入できるので、若い世帯や価格を抑えたい世帯に人気です。

設備や資材を低コストに抑えて、シンプルな外観や内装で統一することで、安い価格を実現しています。

ハウスメーカーによっては設備や資材のグレードを落とさずに、基本設計のプランを用意して価格を抑えているところもあります。

 

2,000万円台の家

2,000万円台の家は、コストを抑える箇所とグレードを上げる箇所のメリハリをつけると、少し良い設備・資材を選べます。

1,000万円台の家より自由度が高いので、設備や資材にこだわると、予算をオーバーする可能性があるので注意しましょう。

あらかじめお金をかけたい設備や資材を決めておくと、予算内で購入できます。

 

3,000万円台の家

3,000万円台の家は、グレードの良い設備や資材をいくつか取り入れられる価格帯なので、理想を実現しやすくなっています。

設備や資材だけでなく、間取りやデザインもある程度自由に選べます。

ただし、自由度が高い分、全ての希望を叶えるにはコストを抑えるところも必要で、設計に時間がかかる価格帯だといえるでしょう。

 

4,000万円台の家

4,000万円台の家は、設備・資材の幅が広がり、豪華な家を建てられる価格帯です。

自然素材もふんだんに使えるため、健康的な家づくりをしたい人に向いているでしょう。

また、バスやキッチンも高価格帯のものを希望できます。

こだわりがある人も自分の理想を叶えられる予算だといえます。

 

 

 

一戸建てを購入する際のコツ

ここからは、一戸建てを購入する際のコツを2つ解説します。

住宅ローンの返済に困ったり、予算をオーバーしたりしないためにも、下記に気をつけて購入しましょう。

 

事前に費用をシミュレーションする

一戸建ての購入には、さまざまな費用がかかります。

毎月の返済額だけでなく、購入後の生活に必要な金額をシミュレーションしておきたいところです。

ライフプランが変わって収入が少し減っても、無理なく支払い続けられる費用に抑えておくのが大切です。

 

あらかじめ予算を伝える

一戸建てを購入するときは、あらかじめ予算を伝えておくことが大事です。

シミュレーションしていくらだったら払えるか予算を決めておかないと、希望の間取りや設備を取り入れる際に膨らんでしまいます。

実現可能な範囲で、建築できるプランをアドバイスしてもらいましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

一戸建てを購入する際は、土地や建築費用以外にも、諸経費がかかります。

昇給額やボーナスを含めてギリギリの予算で購入するのではなく、無理なく返済できる予算に抑えましょう。

タナカホームズは、ローコストなのに高性能で高品質な一戸建てを建築できます。

費用を抑えつつも、希望を実現できます。

タナカホームズの一戸建について知りたい人は、まずは会員登録をして住宅の詳細を見てみませんか。

 

 

 

 

会社名:田中建設株式会社

部署名:編集部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi