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2022年4月16日 / 家づくり
注文住宅でこだわりをだすには?失敗例や実現するコツも解説
注文住宅の建築は一生に一度の人が多く、こだわりたい人は少なくありません。
当然ながら注文住宅を建築した後に作り直すことは難しいです。
そのため、建築前からのこだわりをおさえて、後悔しないようにしたいものです。
この記事では、注文住宅でこだわる点や失敗例を解説します。
注文住宅を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.注文住宅はどの部分にこだわれるのか
注文住宅でこだわれる部分は、内観、外観、構造の3つです。
内観は間取りやインテリア、キッチン、浴室、収納などです。
外観は外壁などのデザイン、庭などのエクステリアがあげられます。
また、建物を支える骨組みにあたる構造は、木造や鉄筋コンクリートなどから選べます。
幅広い箇所にこだわれますが、内観、外観、構造のどの部分を優先するか考えておきましょう。
次章からはこだわるときのコツを紹介します。
2.注文住宅で内観にこだわるときのコツ
ここでは、注文住宅で内観にこだわるときのコツを紹介します。
以下の4つの内容をふまえて、こだわる箇所を決めましょう。
間取りは具体的にイメージする
間取りは、内観でこだわりを反映させたい箇所です。
しかし土地の形状や面積で、間取りが決まることがあります。
こだわりを反映させたいときは、ハウスメーカーなどの事業者に相談してみてください。
相談するときには、居室やリビング、キッチンの広さなど希望をイメージしたものを伝えましょう。
「○○㎡で2階建ての場合、土地面積はどれくらい必要か?」など、具体的に相談してください。
浴室は快適さを求める
浴室は毎日使う場所であり、くつろぎや癒しの空間にもなります。
そのため、快適性にこだわりましょう。
毎日使う場所だからこそ、清潔に手入れができることも意識してください。
浴槽の大きさやユニットバスなどの浴室のタイプ、浴槽のタイプなどさまざまな面からメリットやデメリットを検討しましょう。
キッチンはメインで使う人の意見を取り入れる
キッチンにこだわるときは、キッチンを主に使う人の意見を取り入れてください。
キッチンの使い方によって選ぶ基準が異なるからです。
キッチンのタイプもさまざまであり、それぞれの特徴や注意点を知っておくことも大切です。
なお、キッチンには対面型やアイランド型などがあります。
収納は生活動線を大事にする
収納スペースはできるだけ多く、広くしたい人が多いです。
ただし、必ずしも収納が多ければいいわけではありません。
必要なものがすぐに取り出せるように、収納の配置を検討してください。
生活動線も重視しましょう。
毎日の生活を思い返して「ここに収納があると、ものの出し入れがしやすい」などイメージが必要です。
3.注文住宅で外観にこだわるときのコツ
ここからは、注文住宅で外観にこだわるときのコツを紹介します。
外観では以下の2点に注目してください。
形状や素材などにこだわる
外観でデザインにこだわるときは、形状や素材、窓の大きさに注目しましょう。
たとえば、建物の形状では弧を描くようにするとダイナミックさや上品さ、しなやかさが表現できます。
モダンな外観にしたいときは、直線で構成するといいでしょう。
また、モールディングという装飾を施せば、ヨーロッパ建築のような優雅さがでます。
開放感を演出したいときは、大きめの窓を選んでみてください。
外壁の色によって雰囲気が変わるため、デザイン全般についてハウスメーカーなどの事業者に相談してみましょう。
バルコニーやウッドデッキの設置
バルコニーやウッドデッキを設置すると、実用性と外観にも影響を与えます。
バルコニーでは洗濯物を干すだけではなく、植物を置くことで華やかな雰囲気を演出できます。
また、ウッドデッキではお茶や食事が楽しめます。
外観としては、ロッジやコテージのような雰囲気になるでしょう。
4.注文住宅で構造にこだわるときのコツ
ここでは注文住宅で構造にこだわるときのコツを紹介します。
構造では以下の3点に着目しましょう。
木造ならコストをおさえられる
木造は、鉄筋などほかの構造よりもコストがかかりません。
木造には「木造軸組工法」と「2×4工法」があります。
木造軸組工法は、日本で伝統的に用いられる工法です。
土台や柱、梁などの骨組みに斜めの筋交いを組み合わせます。
2×4工法はアメリカ発祥の工法で、2インチと4インチの木材と合板を用います。
いずれの工法もコストをおさえられますが、耐用年数が低かったり、音が伝わりやすかったりすることが注意点です。
シロアリ対策も必要です。
鉄骨造は強度が安定する
鉄骨造は木造に比べて耐震性などに優れ、強度が安定しやすいです。
鉄骨造には軽量鉄骨と重量鉄骨があります。
軽量鉄骨は重量鉄骨に比べて大量生産できることから、比較的コストが安いです。
重量鉄骨は使用する鉄骨が少なくて済み、間取りの自由度が高くなります。
一方で鉄骨造は結露しやすく、水滴で錆びが生じる可能性があるため、錆び対策が必要でしょう。
また、軽量鉄骨や重量鉄骨のいずれも木造よりはコストがかかります。
高級感をだせる鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造とは、鉄筋とコンクリートを用いる工法です。
壁や柱などの骨組みを鉄筋で組んで型枠で囲んだ後にコンクリートを流し込みます。
耐震性、耐火性、遮音性、断熱性のいずれも高く、耐用年数も比較的長いです。
デザイン性の高さも魅力です。
しかし建築費用が高いことや、結露して錆びやカビが発生しやすいことが注意点になります。
ちなみに建設費用は木造の2倍程度になることもあるでしょう。
5.注文住宅のこだわりの失敗例
注文住宅の設計にこだわっても失敗することはあります。
失敗例を知り、注文住宅の建築にいかしてください。
内観と外観のこだわりについて失敗例を紹介します。
内観のこだわりの失敗例
内観では収納を多くすることにこだわるあまり、使いにくさを感じることがあります。
収納が多いとものを片づけることができて、外からみるとすっきりした印象を与えます。
しかし、実際はものを取り出しにくかったり、思うように整理整頓できないことが多いです。
キッチンでは照明の明るさにこだわり、調理時に手元が照らされない失敗例があります。
暗い照明はおしゃれな印象を与えますが、作業のしやすさにも考慮が必要です。
またトイレは、リビングに近いほうが使いやすい一方、実際には使用時の音が気になるケースも多いです。
来客時を考えると、トイレの配置はリビングや応接間から離したほうがいいでしょう。
外観のこだわりの失敗例
外観ではカーポートの設置で失敗例があります。
車の大きさを考えずにカーポートを設計すると入庫しにくくなることもあり、車のサイズ、乗り入れのスペースなどを考慮することが大切です。
また、バルコニーを子供部屋付近に設置すると、落下事故や使用面で何かと気をつけなければなりません。
子供が自室にいる時間が長いと、目が行き届かないこともあります。
落下防止の対策や使用時のルールをご家庭で決めることも検討しましょう。
なお、外観は細部までこだわるとメンテナンス費用が高額になることもあります。
6.注文住宅のこだわりで失敗しないために
注文住宅にこだわっても失敗しないためには、次の2点を知っておきましょう。
それぞれの内容について解説します。
細部までこだわるなら専門家に相談する
注文住宅で細部までこだわりたいときは、ハウスメーカーや設計事務所などの専門家に相談してください。
希望を最大限反映させた間取りや外観などを検討してもらえます。
また、予算なども加味して納得できるまで、何度も相談してください。
ご自身が納得できるまで相談することが失敗しないためのコツです。
自由な設計を行う専門家を選ぶ
ハウスメーカーや事業者によっては、カタログから家の構造や内観などが選べるケースがあります。
その場合、こだわりが強い方にとって希望を最大限反映させることが難しいです。
よって、自由な設計ができるハウスメーカーや事業者を選ぶことが大切です。
要望をどのくらい取り入れてもらえるのかという点で、複数の業者を比較してみてください。
中国地方や山口県内においても、さまざまな箇所にこだわった注文住宅が数多くあります。
たとえば、壁を少なくして開放感のある住宅、カフェ風の室内を再現した住宅などオーナーのこだわりがわかる建築が多いです。
自分の希望にあう住宅を見つけられるでしょう。
8.まとめ
注文住宅は内観や外観、構造にこだわることができます。
しかし、こだわりたい内容や予算から建築後に失敗することもあります。
この記事で紹介したこだわりのコツを理解して、注文住宅の建築に備えてください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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