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2025年3月13日 / 家づくり
【2025年最新版】外構費用の相場とコスト削減のコツを完全ガイド!

家づくりを進めていく中で、同時並行で外構の計画を立てていく方も多いでしょう。
「外構費用ってどのくらいかかるの?」「費用を抑えるコツがあるなら知りたい!」思っている方も多いでしょう。
そこで、今回は外構に関して、費用相場や節約方法、外構を成功させるためのポイントについて解説していきます。
家づくりにおいて、外構計画をどのように進めていくか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.外構費用の基本を知ろう!
まずは外構や外構にかかる費用についての基本を知っておきましょう。
『外構』とは何か
「外構」とは、家の周りに設置する門や塀、植栽やアプローチ、カーポート、砂利などの建物の外にある構造物そのものを指します。
似た言葉で「エクステリア」という言葉もありますが、エクステリアとは「家の外周りの空間」を示している言葉です。
つまり、様々な「外構」が組み合わさることで「エクステリア」が構成されるということになります。
外構の種類
外構のデザインには主に「クローズド外構」「オープン外構」「セミクローズド外構」3つの種類があり、それぞれに特徴があります。
以下にそれぞれの特徴をまとめてみました。

厳格な定義はありませんが、上記のようにそれぞれ種類が分かれています。
どのタイプの外構にするかは、周辺環境や家のデザインを考慮して検討してみましょう。
外構費用の主な内訳
外構費用は、実施する外構工事によって費用相場は異なります。
一般的な内訳として、費用には材料費・工事費・経費・施工会社の利益が含まれています。
材料費とは、門扉やフェンス、カーポート、レンガ、植栽などが含まれます。
他にも駐車場を舗装するなら土間コンクリート、庭を照らす照明器具なども材料費の1つです。
材料費は、選ぶ製品や建材によって大きく金額が変動します。
工事費には、実際に外構工事を行う職人の人件費、重機などの使用料が含まれます。
工事の規模や難易度によって工事費も変わります。
諸経費は、工事車両の駐車料金や残土処分費、廃材処分費などです。
これらの費用に、施工会社の利益が加わり、外構費用が算出されます。
なお、工事の内容によっては、土地の整地や地盤改良などの造成工事費用、水栓をつける旧排水工事費用などもかかってくるケースもあります。
地域ごとの価格差の違い
外構工事費用は、地域によって価格差の違いがあります。
例えば、山口県・広島県・島根県で比較した場合を考えてみましょう。
人件費は都市部に近いほど金額が高くなる傾向にあります。
そのため、比較的都市部である広島県の方が山口県・島根県よりも人件費が高く、外構費用にも影響します。
また、地域によっては材料の調達が困難な場合があります。
例えば、比較的自然が豊かな地域の多い山口県と島根県だと、エリアによっては材料調達が難しく、費用が高くなることもあるようです。
他にも、島根県のように積雪の多い地域だと、冬の雪対策のための工事が必要となり、その分他の地域よりも費用が高くなる場合もあります。
2.外構費用の相場・平均価格
続いて、外構費用の相場や平均価格についてみていきましょう。
平均的な外構費用の目安 外構費用はどのような工事をするかによって費用が大きく変動しますが、平均的な外構費用の目安は150万〜200万円程度です。
さらに細かく費用相場を分けていくと、以下のようになります。

選ぶ商品・建材によっては上記の費用相場よりも高くなるケースもあります。
詳細な見積もりは施工会社に確認しましょう。
新築時に外構工事を行う場合、一般的には建物の建設費用の10%ほどの費用がかかります。
例えば、30坪の土地の場合だと、100〜300万円ほどの外構費用がかかると想定しましょう。
3.予算内に外構費用を抑える方法
外構は、工事内容によっては費用が高くなる場合もあります。
しかし、予算もあるためできるだけ費用を抑えたいところです。
ここでは、予算内に外構費用を抑える方法をご紹介します。
材料選びで工夫する
外構工事で使える材料には、安いものから高いものまで様々なものがあります。
例えば、土間コンクリートの代わりに砂利を使ったり、フェンスの代わりに植栽を使ったりして費用を抑えることも可能です。
ただし、砂利だと飛び散って車を傷つけたり、植栽だと日頃のお手入れが必要だったりといったデメリットもあります。
デメリットも理解した上で、材料をどれにするか考えることも大切です。
複数業者の見積もり比較で賢く選ぶ
外構工事を検討する際は、複数の外構業者の見積もりを比較して賢く選ぶことが重要です。
候補の業者を2〜3社までに絞り、同じ条件で見積もりを取ることでご自宅にかかる外構費用の相場感もつかめます。
場合によっては、他社との見積もり比較を行い、値引き交渉の材料にすることも可能です。
はじめから1社に絞らずに慎重に選びましょう。
季節やキャンペーンを活用する
外構工事を安く済ませるなら、閑散期やキャンペーンの時期を狙うのもおすすめです。
外構工事の閑散期は1月・5月・11月頃です。
この時期に外構工事を依頼することで、費用を抑えられたり、値引き交渉が通りやすかったりする場合があります。
スケジュールも混み合っていない時期なので、希望のスケジュールで工事をしてもらえる可能性も高いです。
また、シーズンによってはキャンペーンを実施している業者もいます。
業者のホームページなどを確認し、お得なキャンペーンがあれば、それを活用することで費用を抑えることができるでしょう。
DIYで簡単にできる部分
簡単にできる工事ならDIYで自分たちで行えば、費用を大きく抑えられます。
例えば、庭に芝生や植木を植えたり、アプローチの敷石やレンガを設置したりする作業なら比較的簡単です。
また、家に外部コンセントがあれば、防犯カメラや照明器具の設置も自分ですることができます。
DIYできなくても、自分でより安価な部材を購入して業者に施工してもらうという方法もあります。
ただし、この方法を取る場合、部材の持ち込みが可能かどうかを事前に業者に確認することが大切です。
4.外構計画成功のポイント
最後に、外構計画を成功させるためのポイントを3つご紹介します。
家のコンセプトに合わせたデザインを決める
どんな外構にするかイメージする際に、家の外観のコンセプトに合わせたデザインにすることが重要です。
家がモダンスタイルなのに、外構が欧風デザインだと全体のバランスが悪くなります。
家の外観にぴったりのデザインを決めることで、家と外構のバランスがとれて全体で見た時に統一感のある雰囲気を演出できます。
ライフスタイルに合わせた機能性を考慮する
外構はデザインだけでなくライフスタイルに合わせた機能性を考慮することも大切です。
例えば、駐車スペースや玄関までのアプローチには雨や雪が降った時のために屋根付きのカーポートをつけると、動線がスムーズになります。
また、ウッドデッキやテラスをリビングの掃き出し窓の前につける際にリビングとの段差がなくフラットな高さにすれば、家の中からのアクセスもしやすくなるでしょう。
このようなちょっとした機能性を考慮するだけで、快適に過ごせるエクステリアが完成します。
季節や環境に合わせて植栽計画を考える
植栽は、外部から目隠しによるプライバシー対策・セキュリティ対策としてだけでなく、マイホームや庭をおしゃれに見せてくれるアイテムでもあります。
そこで、季節や環境に合わせて植栽計画を考えることで、年中楽しめるエクステリアを作れます。
例えば、季節ごとの変化が楽しめるように植物や花の種類をたくさん選んだり、植物の成長を配慮して配置・スペースを決めるのも良いでしょう。
四季折々の変化を楽しみたいなら、落葉樹がおすすめです。
しかし、落葉樹は剪定や落ち葉の管理が必要なので、お手入れが大変というデメリットがあります。
できるだけお手入れがない植物を希望するなら、常緑樹が良いでしょう。
最終的にはご自分の好みで植栽計画をたてると良いでしょう。
5.まとめ
外構は計画する内容によって費用が変わってきます。
外構工事をする際は、どのようなデザインにしたいのか、機能性には問題ないのかを考えて計画しましょう。
また季節や環境に合わせた植栽計画も大切です。
新築時の外構工事に関して相談したい方は、タナカホームズへお気軽にお問い合わせください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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