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2024年9月3日 / 家づくり

注文住宅と建売住宅はどちらがオススメ?特徴やメリットを比較!

 

マイホームの購入を考える時、多くの人が「建売住宅」と「注文住宅」の選択に迷います。

どちらを選べば理想の暮らしが実現できるのでしょうか。

建売住宅は、土地と建物がセットになった既製の住宅で、比較的手頃な価格と早期入居可能な点が魅力です。

一方、注文住宅は、自分好みの間取りや設備を自由に設計できる点が特徴です。

両者にはそれぞれメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルや優先事項によって最適な選択肢が変わってきます。

これらのメリットデメリットを把握しないまま選んでしまうと「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性も。

この記事では、建売住宅と注文住宅の特徴を詳しく比較し、どちらが自身に向いているかを見極めるためのヒントをご紹介します。

マイホームは一生に一度となる可能性が高い大きな買い物です。

できるだけ後悔しないようにするためにも、ぜひ最後までお読みください。

 

 

目次

1.建売住宅の特徴とメリット・デメリット

2.注文住宅の特徴とメリット・デメリット

3.こんな時は建売住宅か注文住宅どっち?5つのケースごとにオススメの選択肢を解説

4.規格住宅という選択肢

5.まとめ

 

 

 

 1.建売住宅の特徴とメリット・デメリット

建売住宅は不動産会社や住宅メーカーが土地とセットで企画した建物を販売する住宅を指します。

建売住宅の購入を検討する際には、以下のメリットとデメリットを十分に理解しておきましょう。

 

 

ここからは上記の建売住宅の定義とメリット・デメリットをもう少し詳しく解説していきます。

それでは内容をみていきましょう。

 

 

 建売住宅とは?

建売住宅とは、不動産会社や住宅メーカーが土地と建物をセットで販売する住宅のことを指します。

これらの住宅は、購入者が決まる前に建設が始まり、完成後に販売されるのが一般的です。

ただし、なかには工事中に販売されているケースもみられます。

似たような言葉に分譲住宅というものがあります。

分譲住宅とは不動産会社やハウスメーカーが仕入れた土地を複数に分け、建築する住宅のことです。

そのため基本的には建売住宅と同じ意味です。

 

 

メリット

建売住宅の最も大きなメリットは、価格が抑えられる点です。

建売住宅は基本的に同じ材料・規格で計画されます。

そのため材料をまとめて発注でき、建築コストの削減効果が得られます。

結果として同じ規模の注文住宅と比べると、建売住宅のほうが安い価格での販売が可能です。

また、土地と建物を一括で契約できるので、住宅ローンの手続きが比較的簡単でスムーズに購入手続きが進められる点も魅力のひとつです。

さらに、完成した状態で内覧ができるため、実際の住み心地をイメージしやすかったり、実物をみたうえで購入するか決められるという利点もあります。

すでに完成済のため、契約手続きが完了してしまえばすぐに入居可能な点も建売住宅のメリットでしょう。

 

 

デメリット

一方で、建売住宅にはデメリットも存在します。

最も大きな課題は間取りや設備などを自身で選べない点です。

先にも述べたように建売住宅は基本的に完成後に販売されます。

そのため購入者の細かい要望に応えることが難しい場合があります。

工事中に販売する会社の場合は壁紙の種類や範囲程度であれば選べる可能性がありますが、大きな計画変更はできないため注意しましょう。

また、立地の選択肢が限られることも注意点です。

不動産会社が用意した土地に建てられるため、希望のエリアに物件がない可能性があります。

さらに、同じような外観の家が並ぶため、外観で個性を出すのは難しい点も挙げられます。

これらのデメリットを考慮し、自身のニーズと照らし合わせて検討することが重要です。

 

 

 

2.注文住宅の特徴とメリット・デメリット

注文住宅は、個人の要望に合わせて設計・建築される住宅です。

いわゆるオーダーメイドの住宅を指します。

注文住宅は建売住宅とは異なる特徴を持ち、独自のメリットとデメリットがあります。

注文住宅の具体的なメリット・デメリットは以下のとおりです。

 

 

ここからは、注文住宅の概要や特徴、そしてそのメリットとデメリットについて詳しくみていきます。

 

 

注文住宅とは?

注文住宅とは、施主の要望に基づいて設計され、建築される住宅のことを指します。

基本的な注文住宅の流れは、以下のとおりです。

 

 

注文住宅の完成までの流れと期間に関しては下記記事で詳しく解説しています。

合わせてチェックしてみてください。

【要チェック】注文住宅の完成期間はどれくらい?完成までの流れと押さえておきたいポイントを解説

 

 

メリット

注文住宅の最大のメリットは、なんといっても自由度の高い点です。自分好みの家を実現できることです。

間取りや内装、設備などを細部まで自由にカスタマイズできるため、ライフスタイルに合った理想の空間を作り出せます。

また、土地選びから関われるため、希望のロケーションに家を建てられる点も大きな魅力です。

さらに、依頼する会社によっては断熱材などの使用も選択可能で、高気密・高断熱などの最新の技術を取り入れやすく、エネルギー効率の高い住宅を実現できます。

たとえば、趣味の部屋や大容量の収納スペースなど、特別なニーズにも対応可能です。

 

 

 デメリット

一方で、注文住宅にはデメリットも存在します。

最も大きな課題は、建売住宅と比較して一般的に高コストになりやすい点です。

メリットでもお伝えしましたが注文住宅は自分好みの家を建てられます。

そのためこだわりを盛り込むほど、コストが増加する傾向があります。

また、一つひとつ仕様を決めなければならないので、完成するまでの間、何度も打合せを実施しなければなりません。

選ぶのが好きな人は良いかもしれませんが、打合せに何度も足を運ぶのが苦痛に感じるという人も中にはみられます。

また、注文住宅は、計画から入居までは約8〜15ヵ月とされており、建売住宅と比較すると契約から入居までの期間が長いのも特徴です。

これらのデメリットを考慮し、自身の状況や希望と照らし合わせて検討することが重要です。

 

 

 

3.こんな時は建売住宅か注文住宅どっち?5つのケースごとにオススメの選択肢を解説

注文住宅と建売住宅にはそれぞれメリット・デメリットがあることを解説しましたが、「結局どっちを選ぶべきかわからない」という人もいるでしょう。

そこで以下のケース別に建売住宅と注文住宅のどちらがオススメかを解説します。

 

 

各ケースの詳細をみていくことで、自分に合った住宅タイプを見極める手がかりを得られるでしょう。

それでは早速、それぞれのケースごとに解説していきます。

 

 

費用を抑えたい|どちらも費用調整・コストカット可能

費用面を最優先に考える場合、一般的に建売住宅のほうが適しています。

しかし、注文住宅でも工夫次第でコストを抑えられる可能性があるのです。

注文住宅では、こだわる部分と費用を抑える部分にメリハリをつけることで、予算内に収めやすくなります。

たとえば、構造部分にお金をかけ、内装は既製品を使用するなどの方法があります。

また、担当スタッフと予算について事前に相談し、一緒に調整することも効果的です。

そのため予算をもとにどれくらいの費用を抑える必要があるのかを確認したうえで、注文住宅で建てられるか、それとも建売住宅のほうが現実的かどうかを判断するとよいでしょう。

費用面で悩んでいる場合は予算と希望のバランスを考慮して決定することが重要です。

 

 

資金計画をスムーズに進めたい|建売住宅

資金計画を立てるうえで、建売住宅は非常に有利です。

その理由は、販売価格が明確に示されているため、予算管理がしやすいからです。

建売住宅では、土地代や建築費、諸経費などを含んだ総額で提示されるため、必要な資金の把握が容易です。

一方、注文住宅では、設計段階で予算を決められますが、細部の仕様や材料の選択によって費用が変動する可能性があるので注意が必要です。

そのため、最終的な総費用が確定するまでに時間を要するケースがみられます。

資金計画をスムーズに進めたい場合は、明確な価格設定がある建売住宅を選ぶことで、予算オーバーのリスクを軽減し、計画的な資金準備が可能となります。

 

 

希望の土地に住みたい|注文住宅

希望の土地に住みたい場合、注文住宅が適しています。

注文住宅では、土地選びから始められるため、自分たちの理想とする立地条件を満たす場所を探せます。

たとえば通勤・通学の利便性、周辺環境、将来の発展性など、さまざまな要素を考慮しながら土地を選べる点が大きな利点です。また、予算に応じて土地の広さや場所を調整することも可能です。

一方、建売住宅は土地と建物がセットになっているため、実際に建っている物件からしか選べず、気に入った土地を自由に選ぶことはできません。

立地にこだわりがある場合や、特定のエリアに住みたいという希望がある場合は、注文住宅を選ぶことで、より自分たちの思い描いているマイホームを実現できる可能性が高くなります。

 

 

なるべく早く入居したい|建売住宅

なるべく早く入居したい場合、建売住宅がオススメです。

建売住宅は、すでに建物が完成しているか、建築中の物件が多いため、入居までの期間が短くなります。

一般的に建売住宅は契約から入居まで数週間から数ヵ月程度で可能な場合が多く、引っ越さなければならない期限が迫っている場合でも対応しやすいでしょう。

一方、注文住宅は設計から始まるため、入居までに時間がかかります。

一般的に、設計・施工を含めると約1年程度はかかるとされています。

また、建売住宅は土地と建物がセットになっているため、購入手続きが比較的シンプルです。

注文住宅では、土地の選定から始まり、設計、施工まで多くのステップを踏む必要があります。

時間や手間をかけたくない人、土地探しや設計の過程を省略したい人にとっては、建売住宅が適切な選択肢となるでしょう。

 

 

間取りや住宅設備にこだわりたい|注文住宅

間取りや住宅設備にこだわりたい場合は、注文住宅がオススメです。

注文住宅では、間取りを自由に設計できるため、家族のライフスタイルに合わせた空間づくりが可能です。

たとえば、リビングを広くしたり、書斎を設けたりと、自分たちの理想の住まいを実現できます。

また、設備や内装も好みに応じて選択できるため、こだわりの住空間を作り上げられます。

高気密・高断熱などの最新技術を取り入れることも容易です。

一方、建売住宅では間取りや設備がすでに決まっており、変更の自由度が低くなります。

細部まで自分好みの家にしたい、将来的な家族構成の変化に対応できる間取りにしたいなど、住まいの設計に積極的に関わりたい人にとっては、注文住宅が理想的な選択肢となるでしょう。

 

 

 

4.規格住宅という選択肢

建売住宅と注文住宅について詳しくみてきましたが、これらの中間に位置する「規格住宅」という選択肢も存在します。

規格住宅とは、建売住宅の手軽さと注文住宅のカスタマイズ性を併せ持つ住宅タイプです。

住宅メーカーがあらかじめ用意した複数のプランの中から、好みの間取りや外観を選択し、部分的にカスタマイズできる住宅のことを指します。

基本設計が決まっているため、建築期間の短縮やコスト削減が可能です。

一方で、建売住宅とは異なり、ある程度の自由度があり、間取りや設備など変更ができます。

注文住宅ほど細部までカスタマイズはできませんが、基本プランをベースに、自分好みの調整ができる点が特徴です。

 

  •  規格住宅で気に入ったプランがみつかった
  •  そこまで多くのこだわりはないけれど、キッチンや床材などの仕様は選びたい
  •  予算オーバーのリスクを抑えて家づくりを楽しみたい

 

といった人にオススメの選択肢です。

 

 

 

5.まとめ

建売住宅と注文住宅、そして規格住宅について詳しくみてきました。

それぞれの住宅タイプには固有の利点があり、最適な選択は個人の状況や優先事項によって異なります。

建売住宅は価格の明確さと早期入居が魅力ですが、立地や間取りの選択肢に制限があります。

一方、注文住宅は自由度が高く、理想の住まいを実現できますが、時間とコストがかかる点が特徴です。

規格住宅は両者のメリットを併せ持つ中間的な選択肢となっています。

最終的な決断には、予算、希望する立地、入居までの期間、こだわりの程度など、さまざまな要素を総合的に考慮しなければなりません。

また、専門家のアドバイスも参考にしながら、慎重に検討を進めることをオススメします。

山口県・広島県のハウスメーカーであるタナカホームズは注文住宅はもちろん、建売住宅の販売も行っております。

明治元年創業の歴史を有し、地域密着型の経営を行っているので、地域の気候や特色を把握した家づくりが得意です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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