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2025年2月4日 / 家づくり
【実例つき】おしゃれな平屋の魅力とポイント!山口・広島・島根で実現する方法
ワンフロアに全ての生活スペースを確保した平屋は、近年人気が高まっています。
上下移動が必要ないため、バリアフリーに対応しており小さな子供や高齢者にも住みやすい家のつくりであることも平屋の魅力の1つです。
そこで、ここではおしゃれな平屋が選ばれる理由や魅力、おしゃれにデザインするポイントなど、平屋に関することを徹底解説します。
タナカホームズで建築したおしゃれな平屋のモデルハウスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
4.低予算でも満足!コストを抑えておしゃれな平屋を叶えるコツ
1.平屋が選ばれる理由
国土交通省の建築物着工統計によると、2023年に着工された平屋の数は全国で57,848件に及びます。
2012年の30,604件から約27,000件も増えていることから平屋の需要が高まっていることがわかります。
なぜ平屋が人気になったのか、その理由を3つご紹介します。
スムーズな動線で暮らしやすい
人が家の中で行き来する生活動線が複雑だと、動きに無駄ができて日常生活にストレスを感じてしまいます。
しかし、平屋はワンフロアに全ての生活スペースが確保されているので、動線が非常にシンプルでスムーズです。
水回りを近くに集約させるなど、間取りの工夫をすることで、より快適な動線を作ることもできます。
昇り降りがなくシニア層でも安心
高齢化によって高齢者世帯が増えたことも大きな要因です。
ワンフロアで生活できる平屋は、高齢のご夫婦2人が快適に暮らせる家として注目されています。
上下移動がないため、足腰の弱い高齢者でも生活しやすいため、老後の住まいとして平屋を選ぶ人が増えています。
また、2人家族・3人家族のように少人数世帯が増えたことにより2階建てのような広い家が必要なくなりました。
平屋に収まるほどのコンパクトな家でも十分生活スペースが足りるようになったことも理由の1つとして考えられるでしょう。
デザインの自由度が高い
平屋はデザインの自由度も高いです。
支える上階が存在しないため、柱や間仕切り壁を減らすことができ、大空間や大開口のある間取りを作ることもできます。
例えば、柱や間仕切り壁のない広いLDKも、平屋なら実現しやすいということです。
また、天井の高さも自由に変更できます。
天井の高い空間を作ったり、勾配天井を作ることで、より開放感のある空間作りも可能です。
大空間や大開口を作るとなると、耐震性に心配がある方もいるかもしれませんね。
建物高ければ高いほど、地震が起きた時の振動の影響を受けやすいです。
しかし、平屋は2階建てよりも地震の振動による影響は受けにくいことから、台開口・大空間のある家でも安定した家づくりができます。
2.実例紹介:タナカホームズで叶えたおしゃれな平屋
タナカホームズには、山口県・広島県・島根県に多くのモデルハウスを建てています。
ここでは、その中でも山口県下関市の江の浦モデルハウス、広島県廿日市市の阿品台モデルハウスについてご紹介します。
【山口県下関市】江の浦モデルハウス
江の浦モデルハウスは、角地を利用して作られた3LDKの平屋のモデルハウスです。
外観はネイビーと白の2色で色分けられておりモダンな印象となっています。
内観は、明るい色味で統一されたナチュラルテイストです。
LDKには間仕切りも柱もない大空間。
リビング・ダイニングは広々と開放感が感じられる勾配天井に対し、キッチンは木目の平天井にすることでメリハリが生まれています。
この平屋には廊下がほとんどないため、主寝室・洋室へのアクセスもスムーズです。
各居室にはクローゼットを完備。
さらにはリビングに2帖の納戸があるので荷物は全て収納してすっきりとした住空間を実現できます。
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【広島県廿日市市】阿品台モデルハウス
阿品台モデルハウスは、広い敷地を利用して作られた4LDKの広々とした平屋です。
全体的にナチュラルテイストでまとめられており、アクセントにグレーを取り入れることで室内空間に高級感を演出しています。
高い天井にハイドアの建具を採用することで、通常の平屋よりも開放的な空間になっているのも魅力の1つです。
玄関には消臭・除湿効果があるエコカラットを採用することで、いつでも清潔で快適な玄関を実現。
リビングのフローリングには特殊加工を施しているので、ペットにもやさしいです。
へこみや擦り傷に強く汚れも落ちやすいためお手入れもしやすいことから、高級感のある無垢のような見た目を長く保つことができます。
キッチンのダウンライトにはスピーカーがついているので、音楽を聴きながら家事を楽しむことも可能です。
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3.工夫次第でさらにおしゃれに!デザインポイント3選
平屋は上階がない分、間取り設計の自由度が高いです。
そのため、工夫次第でよりおしゃれで洗練された空間を作ることができます。
ここでは、平屋のデザインポイントを3つご紹介します。
照明と天井の高さで開放感を演出
照明と天井の高さを工夫することで、開放感を演出できます。
通常の天井高さは2.4m〜2.5mですが、平屋ならさらに高い天井を作ることができます。
また、屋根の傾斜を利用して勾配天井も作れるので、より開放感の感じられる空間が演出できます。
ただし、天井を高くする場合、照明設備の選択と設置場所の検討が必要です。
開放感のある広々とした空間を作れる平屋はそもそも光が届きにくい傾向があります。
また、天井を高くすると、その分室内全体に光が当たりにくくなります。
照明を設置する際は、ダウンライトやペンダントライト、シーリングライトなどをクマ言わせて室内がくまなく照らせるように工夫しましょう。
ただし、高天井だと電球の交換が大変です。
一般的な脚立でも手が届かない場合もあり、業者に依頼しなければ交換ができないことも多いです。
できるだけ電球の交換頻度を減らすためにもLED電球を選びましょう。
LEDなら従来の電球よりも長寿命なので、交換は8〜10年に1度程度で問題ありません。
これなら電球の交換頻度も少なく済むので、コストの削減にもつながります。
外観素材の選び方で洗練された印象に
平屋は上階がない分、居住スペースが横に広く取られます。
そのため、外観がより目立ちやすく、外観素材の選び方によって家の印象が大きく変わります。
外壁の色や質感など、外観素材の選び方にこだわることで、洗練された雰囲気を演出することが可能です。
例えば、外観を黒ベースで仕上げるとスタイリッシュでシャープな印象の家になります。
落ち着いた大人の雰囲気も演出できるので、洗練された重厚感のある仕上がりを好む方におすすめです。
ただ、砂埃が目立つため定期的に外壁を掃除しましょう。
白ベースの外観は、シンプルモダンで飽きのこない雰囲気になります。
爽やかで明るい印象を与えつつ、膨張色なので家を大きく見せることも可能です。
ただ、白は雨だれや汚れが目立ちやすいため定期的な掃除・メンテナンスが必要になります。
クールな印象にするならグレーが良いでしょう。
周辺環境にも馴染みやすくモダンな印象になります。
また、白や黒だと目立ってしまう汚れも、グレーだと目立ちにくいです。
汚れが目立ちにくく、長期間美しい状態をキープしたいならグレーをおすすめします。
窓の配置と外構の工夫で自然と調和
平屋を建てるなら、家の中にしっかりと光と風を取り込める大きな窓がおすすめです。
庭にウッドデッキを作ってリビングと段差なしで繋げば、リビングと庭に一体感も生まれます。
アウトドアリビングとしてウッドデッキを使えるので、家族でバーベキューをしたり、晴れた日に日光浴をしたりと大活躍します。
庭の植栽を工夫すれば、自然と調和した気持ちの良い空間も作れるでしょう。
ただ、窓の配置には少し注意が必要です。
例えば、近隣との距離が近いと大きな窓を設置することでプライバシーの確保ができない可能性もあります。
間取りを検討する際は、お隣の家の窓の位置を意識して考えなければなりません。
4.低予算でも満足!コストを抑えておしゃれな平屋を叶えるコツ
平屋は基礎や屋根の面積が広いことから2階建てよりも建築コストがかかる傾向にあります。
しかし、工夫次第で低予算でもおしゃれな平屋を作ることが可能です。
ここでは、コストを抑えておしゃれな平屋を叶えるコツをご紹介します。
内装と外装、どちらにお金をかけるべき?
壁紙や照明、建具やフローリングなど、内装にお金をかけることで自分好みのインテリアを実現でき、毎日快適に過ごすことができます。
外装にお金をかけることで、家の外観を美しく保ちます。
高品質な外装材なら、建物の耐久性を高めてメンテナンスコストの削減も可能です。
このように内装と外装のどちらにお金をかけてもさまざまなメリットが得られます。
そのため、どちらにお金をかけるかは、ご自分の価値観やライフスタイルによって異なります。
ただ、どちらか一方にお金をかけるよりも両方をバランスよく考えることが大切です。
例えば、外装ならよく見られる玄関周りには高品質なタイルや玄関扉を採用し、他の場所は費用を抑えた窯業系サイディングにする方法があります。
また、内装ならLDKには無垢のフローリングを使う代わりに寝室や子供室には一般的な複合フローリングを使ってメリハリをつけましょう。
必要な設備とそうでない設備の見極め方
家づくりを進めていくと、ショールームなどで見る魅力的な設備に惹かれてついついオプションをつけてしまうこともあります。
しかしオプションをつけすぎると大幅に予算オーバーします。
予算オーバーしないためにも、必要な設備とそうでない設備の見極めが重要です。 家づくりでは、ライフスタイルに合わせ優先順位をつけることが大切です。
例えば、料理をよくするのか、テレワークをするのかなど生活習慣によって必要な設備が変わってきます。
その中で、絶対に譲れない部分と妥協する部分を決めておくと、予算オーバーした時に取捨選択しやすいです。
また魅力的な設備を知り、つけるか悩む時は「本当に必要なのか」を考えたうえで選びましょう。
浴室に浴室テレビやミストサウナは必要なのか、キッチンにディスポーザーは必要なのかなど、実際に入居してからの生活をイメージすることで見極めやすくなります。
5.まとめ
平屋の魅力や工夫など、平屋に関することを解説しました。
スムーズな動線を作れるだけでなく、デザインの自由度が高いなど、平屋は2階建てにはない魅力が詰まった家です。
ただし、広い土地が必要であったり、窓の配置に工夫が必要など、さまざまな注意点もあります。
魅力的な平屋作りを実現するためにも、注文住宅のプロに相談して見てみることをおすすめします。
山口・広島・島根で平屋の注文住宅を建てるなら、明治元年創業のタナカホームズがご相談承ります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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