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2021年11月30日 / 家づくり
家づくりでおすすめの間取り10選|人気の理由や間取りづくりの注意点も解説
注文住宅の家づくりは、間取りを自由に考えられる点が魅力です。
しかし、間取りは簡単に変えられないため、家族構成やライフスタイルに合った慎重な選択が重要になります。
本記事は、家づくりを検討している人に向け、おすすめの間取りや人気の理由、注意点を解説します。
後悔のない間取りづくりのために、役立ててください。
目次
1.キッチンでおすすめの間取り
キッチンは、毎日の家事で最もよく使う家の重要な場所です。
おすすめのキッチンの間取りを解説します。
対面式キッチン
対面式キッチンとは部屋を見渡せるような間取りのキッチンです。
家事をしながらリビング全体を見渡せるうえに、家族とのコミュニケーションがとりやすいため、人気があります。
ただし、開放感がある分、他人から見えすぎる点が気になる人もいます。
特に、来客が多い家庭では、キッチンに高さを設けて適度なプライバシーを確保すると安心です。
また音、臭い、油や水はねが気になる人もいます。
大きなキッチンスペースが必要になるため、収納スペースの確保も考えなければいけません。
パントリー
パントリーとは、キッチン専用の収納スペースです。
調理器具はもちろん、水や米の食料貯蔵庫としても使えます。
対面式キッチンは、手元が丸見えになる、収納スペースが足りないといった問題がありました。
しかし、パントリーのあるキッチンは、キッチン周りをひとまとめに収納できるため、スッキリと清潔感を保てると人気です。
キッチンの近くにパントリーを作れば、キッチンから玄関までの動線を確保しやすく、使いやすい間取りになります。
2.リビング・ダイニングでおすすめの間取り
リビングやダイニングは、家族みんなが集まる大切な憩いの空間です。
快適に過ごすうえで、おすすめの間取りを解説します。
リビングとつながった和室
リビングとつながった和室は開放的な空間をつくり出せるため、人気の間取りです。
和室の扉の開閉だけで、客室や子どもの勉強部屋など、独立した部屋として臨機応変に使えます。
床の高さを揃えてリビングと和室をつなげる場合、和室だけ天井を低くすると落ち着いたくつろぎ感のある空間になります。
また、段差のある小上がりの和室の場合、畳の下を収納スペースとしても活用可能です。
立体的な空間となり、部屋のアクセントとなるだけでなく、リビングのゴミも入りにくなるでしょう。
リビング階段
リビング階段とは、リビングから2階へとつながる間取りです。
階段をリビングに取り付け、家族が集まるリビングを必ず経由する配置になっています。
家族と顔を合わせる機会が多くなるため、日常的にコミュニケーションをとりたい家庭に人気の間取りです。
ただし、リビング階段には注意点もあります。
例えば、2階に来客が来る際にリビングが見られてしまう、キッチンやリビンくの熱や臭いが部屋全体に伝わりやすい点です。
3.収納でおすすめの間取り
家の収納は、どのような間取りがおすすめなのでしょうか。
いくつかの収納の間取りの種類を解説します。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、衣類や小物をはじめさまざまな物を収納できる収納スペースです。
一般的なクローゼットよりも奥行きがあり、2~4畳ほどの広さがあります。
内部には衣類をかけるためのハンガーパイプがあり、狭いスペースでも、物を収納しやすい点が特徴的です。
ハンガーパイプの高さは、一般的に1,800mmが使いやすいといわれています。
最近は、家族みんなで共有して使用するファミリークローゼットも人気です。
ウォークインシューズクローゼット
ウォークインシューズクローゼットとは、玄関からそのまま靴を履いたまま歩けるウォークインタイプの収納スペースです。
靴や傘置きとしてだけでなくベンチや姿見を置いて、身支度のための空間をゆったりと確保できます。
ライフスタイルに合わせ、コートかけや玄関用コンセントを設置する工夫も可能です。
また、シーズンオフの物は一箇所にまとめて目のつかない場所に収納できるため、玄関まわりをすっきりした状態に保ちたい人にもおすすめです。
デッドスペースを活かした収納
デッドスペースとは、家の中で何も活かされていない空間を指します。
デッドスペースが生まれやすい場所の例としては、ロフト、階段下、廊下があげられます。
とくに、階段下は収納場所として確保や活用がしやすいデッドスペースです。
収納スペースというと、扉のついた収納場所だと考えがちですが、扉のない場所も収納として使えます。
書斎スペースや本棚・飾り棚として、階段下を見せる収納にする方法もおすすめです。
4.そのほかでおすすめの間取り
そのほかにおすすめの家の間取りとして、和室・書斎・ランドリールームを解説します。
和室
畳が敷かれており、襖を閉めれば個室にもなる和室は、使い勝手のよいスペースです。
土地が狭い日本では、和室が生活に寄り添った間取りとして古くから重宝されてきました。
現在も、昼寝用の癒し空間、居間、客室、ワーキングペースなど、いろいろなシーンで使える和室は人気です。
ただし、和室の畳は大型のクローゼットなど重さのある家具を置くとへこみやすく、収納スペースの確保が難しいといわれます。
よって和室を作る際には、押し入れのような収納スペースを確保すると便利です。
書斎
書斎とは、読書や書き物、趣味、業務のためのスペースです。
働き方改革により在宅勤務のワークスタイルに注目が集まり、新築にワークススペースとしての書斎を作るのが人気となっています。
書斎には独立した個室タイプと、リビングやダイニング、寝室などの家の一部を書斎として利用するオープンタイプがあります。
タイプによって使い勝手が大きく変わるため、好みやライフスタイルに合わせて選んでください。
ランドリールーム
ランドリールームとは、洗う・干す・畳むなど、洗濯に関する家事ができる部屋です。
現代は共働き世帯が多く、日中の洗濯物の取り込みや突然の雨に対応できません。
しかし、ランドリールームがあると、室内干しがしやすくなって家事の効率化ができます。
簡易的な物干しポールをつけるだけでも便利ですが、アイロン台スペースの設置やクローゼットへの動線に配慮すると、さらに使い勝手のよい間取りになって効果的です。
5.家づくりは間取りのシミュレーションが重要
注文住宅の家づくりは間取りの自由度が高く、好みに合った設計ができる点が魅力です。
しかし、デザイン性やトレンドばかりを追うと、生活しづらい家になりかねません。
後悔しない家づくりには、間取りのシミュレーションが重要です。例えば間取り図を使い、家族全員の1日の動きを想定する方法があります。
間取りに問題がないか確認しながら、客観的な分析を行いましょう。
6.間取りづくりの注意点
家の間取りづくりでは、特に何に気をつければよいのでしょうか。
間取りづくりの注意点を解説します。
家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを選ぶ
評判のよい間取りが、自分の家族やライフスタイに合っているとは限りません。
最適な間取りは、家族構成によって変化します。
例えば小さな子どもがいる家庭は、おしゃれな間取りよりも、安全性や家事動線に配慮した方が好ましいケースがあります。
5~10年先の将来を見越しながら、家族がいつまでも快適に過ごせる空間になる間取りを選びましょう。
希望条件を家族で話し合う
家族で不便だと思う間取りや、家に求める理想は異なるため、希望条件を家族で話し合いましょう。
暮らしたい家のイメージや軸が固まったら、家族全員の住まいの希望条件を書き出します。
次に、希望条件の優先順位を決めてください。
現状の家の間取りに不便さや不満がある場合は、より便利で快適に生活できる軸となるためおすすめです。
7.理想の間取りは専門家への相談がおすすめ
家が建ってしまうと、なかなか間取りは変えられません。
そのため後悔のない間取りをつくるには、専門家への相談がおすすめです。
理想の間取りをつくるには、家づくりのプロと話し合いながら進めると、安心安全で潤いのある家づくりにつながります。
間取りの相談は、住宅会社や工務店から受けることが可能です。
家づくりのプロが、的確な提案をしてくれます。
8.まとめ
家づくりの間取りは長期的なスパンで、ライフスタイルや家族構成に合わせた設計を考えることが重要です。
希望条件を家族で話し合い、シミュレーションをしながら慎重な検討をすると、歳を重ねても住みやすい住まいになります。
タナカホームズは、ローコストなのに高品質高性能な住まいを提案します。
家族構成やライフスタイルに合わせての間取りも任せてください。いつまでも安心して暮らせるためのサポートをします。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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