Blog
スタッフブログ
- TOP
- スタッフブログ
-
2025年4月23日 / 暮らし・育児
東広島市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!
東広島市で理想のマイホームを建てたいと考え中の方へ。 この記事では、東広島市における注文住宅の価格相場、坪単価、人気エリアの特徴、費用を抑えるコツまで、家づくりに必要な情報を詳しく解説します。 目次 1.東広島市で家を建てるのにかかる費用は? 2.人気エリアの特徴や価格動向 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 4.まとめ 1.東広島市で家を建てるのにかかる費用は? 東広島市で注文住宅を建てるには、一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか? まずは、建築相場と坪単価の基本を見ていきましょう。 注文住宅の建築相場 住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均建設費(建物にかかる費用)は、約3,959万円。 平均住宅面積は121.3m2(約36.6坪)のため、平均坪単価は108.1万円になります。 一方で、「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、1住宅あたりの延床面積は94.52m2(28.59坪)になります。 このことから、東広島市で注文住宅を建てた場合の建築相場は以下のように算出されます。 東広島市:28.59坪×108.1万円=3,090.57万円 したがって、東広島市で標準的な広さの注文住宅を建てる場合、約3,090万円の費用が必要となることが概算されます。 ただし、土地を所有していない場合は、土地代がこの金額に加算されます。 注意すべき点として、この金額はあくまで平均的な目安であることです。 実際の建築費用は住宅の規模、デザイン、使用する材料によって大きく変動します。 特に、近年では建築材料費や人件費の高騰が顕著であり、これらの要素が建築費用に影響を与えています。 坪単価 先述したように、住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均坪単価は108.1万円です。 東広島市で家を建てることを想定する場合も、この坪単価を目安に計算すると良いでしょう。 ただし、坪単価も建築費と同様に、使用する材料、設備の品質、デザインによって変動するため、あくまで参考値として捉えるべきです。 例えば、高性能な設備や高品質な内装材を選択すると、坪単価はさらに上昇する可能性があります。 また、地盤改良工事が必要な場合や、傾斜地に建設する場合は、追加費用が発生することを考慮する必要があります。 広島県内の他の都市との価格差 広島市や福山市の建築相場を計算してみました。 「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、広島市と福山市の1住宅あたりの延床面積は、それぞれ80.01m2(24.2坪)と106.33m2(32.16坪)になります。 広島市:24.2坪×108.1万円=2,616.2万円 福山市:32.16坪×108.1万円=3,476.49万円 これらの数字から、東広島市では広島市よりも広い面積、福山市よりも小さい面積で家を建てる傾向にあるようです。 2.人気エリアの特徴や価格動向 東広島市で注文住宅を検討する際、エリアごとの特性を把握することは、理想の住まいを実現するために非常に重要です。 各エリアの住環境、利便性、土地価格などを詳しく見ていきましょう。 西条 西条は、東広島市の中心部に位置し、市役所や主要な公共施設、商業施設が集中しています。 JR西条駅を中心に、交通アクセスが非常に良く、広島市内への通勤・通学にも便利です。 広島大学のキャンパスがあり、文教地区としての側面も持ち合わせています。 そのため、教育機関が充実しており、子育て世帯に人気があります。 近年では、駅周辺を中心に再開発が進み、新しい商業施設やマンションが建設されており、都市機能がさらに向上しています。 生活に必要な様々なお店がそろっている為、非常に生活しやすい街といえるでしょう。 ただ、利便性が高く、人気も高いことから、東広島市内で土地価格は比較的高めに設定されています。 特に駅周辺や商業施設に近いエリアほど、土地価格が高くなる傾向があります。 駅周辺では、マンションなども多く、土地の坪数が小さい土地も多くでていることから、小さい土地を購入して狭小住宅を建てる方もいるようです。 寺家 閑静な住宅街が広がり、落ち着いた住環境が魅力のエリアです。 周辺には公園や緑地も多く、自然豊かな環境で子育てをしたい家族に人気があります。 また、近年、新しい住宅地の開発が進み、若い世代の移住者が増加しています。 静かな環境で、落ち着いて生活をしたい方におすすめのエリアです。 西条エリアに比べると土地価格は落ち着いていますが、人気が高まっているため、上昇傾向にあります。 比較的、新興住宅地が多く綺麗な街並みが特徴です。 八本松 豊かな自然に囲まれた、のどかな環境が特徴です。 近年、国道486号線沿いを中心に商業施設が増え、生活利便性が向上しています。 比較的、広い土地を確保しやすく、ゆったりとした住まいを建てたい方に適しているでしょう。 都会の喧騒から離れて、落ち着いた生活をおくりたい方におすすめです。 八本松は、東広島市内でも比較的土地価格が安価なエリアです。 自然環境を重視する層からの需要があり、今後も安定した人気が見込まれます。 広い土地を確保できる分、平屋などの建築も人気です。 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 注文住宅は、工夫次第で費用を抑えることができます。 ここでは、予算内で理想の家を実現するための具体的な方法を紹介します。 間取りや設備でコストを抑える 費用を抑えるためにも、間取りや設備でコスト削減を目指しましょう。 例えば、複雑な形状の建物や、曲線的なデザインは、材料費や施工費を押し上げる要因となります。 費用を抑えるなら、正方形や長方形に近いシンプルな間取りがおすすめです。 この形状は、建築材料のロスを減らし、施工も効率的に行えるため、コスト削減に繋げられます。 また、設備を選ぶ際にも注意しましょう。 最新の高機能設備は魅力的ですが、本当に必要な機能かどうかをしっかりと吟味して検討しましょう。 例えば、キッチンの食洗機や浴室乾燥機は、ライフスタイルによっては不要な場合があります。 将来的なメンテナンス費用も考慮し、耐久性が高く、維持費の低い設備を選ぶことも重要です。 他にも効率の良い収納スペースも検討しましょう。 作り付けの収納は、空間を有効活用できる反面、費用が高くなりがちです。 購入する収納家具と組み合わせることで、コストを抑えつつ、必要な収納スペースを確保できます。 ウォークインクローゼットよりも、壁面収納やクローゼット内部の棚板を工夫する方が、費用を抑えられる場合もあります。 ハウスメーカーvs工務店 家を建てる際、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼をするのかを悩まれる方も多いのではないでしょうか。 ハウスメーカーは、規格化された部材や工法を用いるため、品質が安定し、工期が短い傾向があります。 アフターサービスや保証制度が充実している場合が多い点がメリットです。 一方で、自由設計の範囲が限られる場合があり、費用が高くなる傾向がある点がデメリットといえるでしょう。 工務店は、自由設計に対応しやすく、地域の気候や風土に合わせた家づくりが得意です。 ハウスメーカーよりも費用を抑えられる場合があります。 ただし、工務店によって技術力やデザイン力に差があるため、慎重な選定が必要です。 アフターサービスや保証制度は、工務店によって異なります。 どちらを選ぶかは、ハウスメーカーや工務店にどのようなことを求めるかで変わってきます。 複数のハウスメーカーや工務店から見積もりを取って比較検討したり、過去の施工事例や口コミなどを参考にしたりして、ご自分にとって最適な住宅会社を選択しましょう。 予算内で自分の希望を叶えられる住宅会社を見極めることが重要です。 補助金・助成金の活用 注文住宅の建築費用を抑えるためには、補助金や助成金を活用しましょう。 国や東広島市が提供する住宅関連の支援制度を積極的に利用することで、初期費用を大幅に削減できる可能性があります。 例えば、「子育てエコホーム支援事業」は、高い省エネ性能を持つ住宅の建築を支援する制度です。 この制度を利用することで、最大160万円の補助金を受け取れる可能性があります。 この補助金は、特定の条件を満たす場合に利用できるため、該当するかどうか確認することが重要です。 ただし、子育てエコホーム支援事業は2025年限定の制度であり、予算の上限が設定されています。 予算上限に達すると、予告なく募集が終了する可能性があるため、利用を検討する場合は早めの準備が必要です。 この補助金を受けるためには、高い省エネ性能を持つ住宅を建てる必要があり、具体的には高性能な断熱材や窓の採用、高効率給湯器や太陽光発電設備の設置などが求められます。 また、高度な省エネ性能の計算も必要になるため、住宅会社との連携が不可欠です。 また、東広島市では、「スマートハウス化支援補助金制度」と呼ばれる住宅のスマートハウス化を支援する補助金制度があります。 この支援制度では、蓄電池やエネファーム、電気自動車充給電設備の設置により、最大10万円の補助金が受け取れます。 他にも、「薪ストーブ・木質ペレットストーブ設置補助金」では、木質バイオマスを活用した薪ストーブや木質ペレットストーブを設置した方を対象に、最大10万円の補助金が交付されます。 スマートハウス化や薪ストーブなどの設置予定がある方は、ぜひ活用しましょう。 4.まとめ 東広島市で注文住宅を建てるには、ある程度の費用がかかりますが、エリアごとの特徴を把握し、費用を抑えるための工夫をすることで、予算内で理想のマイホームを実現できます。 この記事を参考に、あなたのライフスタイルに合った家づくりを始めてみてはいかがでしょうか。 タナカホームズ東広島店では、お客様の理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。 ぜひお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年4月15日 / 暮らし・育児
福山市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!
福山市で理想の注文住宅を建てたいと検討中の方へ。 この記事では、福山市における注文住宅の価格相場や坪単価、エリア別の特徴、費用を抑えるコツまで、家づくりに必要な情報を詳しく解説します。 目次 1.福山市で家を建てるのにかかる費用は? 2.エリア別の特徴と坪単価 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 4.まとめ 1.福山市で家を建てるのにかかる費用は? 福山市で注文住宅を建てるには、一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか? まずは、建築相場と坪単価の基本を見ていきましょう。 注文住宅の建築相場 住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均建設費(建物にかかる費用)は、約3,959万円。 平均住宅面積は121.3m2(約36.6坪)のため、平均坪単価は108.1万円になります。 一方で、「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、1住宅あたりの延床面積は106.33m2(32.16坪)になります。 このことから、福山市で注文住宅を建てた場合の建築相場は以下のように算出されます。 32.16坪×108.1万円=3,476.49万円 福山市で平均的な大きさの注文住宅を建てる場合、約3,470万円の費用が必要です。 なお、土地を所有していない方は、ここに土地の価格も加わってきます。 ただし、この金額はあくまで平均的な目安であり、実際の建築費用は家の大きさ、デザイン、使用する材料によって大きく変わります。 特に、最近では建築材料の価格や人件費が上昇しており、これらの要因が建築費用に影響を与えています。 坪単価 先述したように、住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均坪単価は108.1万円です。 福山市で家を建てることを想定する場合も、この坪単価を目安に計算すると良いでしょう。 しかし、坪単価も建築費と同様に、使用する材料、設備の質、デザインによって変動するため、あくまで参考程度に留めておくべきです。 例えば、高性能な設備や高品質な内装材を選ぶと、坪単価はさらに高くなる可能性があります。 また、地盤の改良工事や傾斜地での建築が必要な場合は、追加の費用が発生することも考慮する必要があります。 広島県内の他の都市との価格差 広島市や東広島市の建築相場を計算してみました。 「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、広島市と東広島市の1住宅あたりの延床面積は、それぞれ80.01m2(24.2坪)と94.52m2(28.59坪)になります。 広島市:24.2坪×108.1万円=2,616.2万円 東広島市:28.59坪×108.1万円=3,090.57万円 これらの数字から、福山市では広島市や東広島市よりも比較的大きな家を建てる傾向があり、そのため建築費も若干高くなっていることが分かります。 これは、福山市の土地価格が比較的抑えられているため、住宅そのものに予算をかけやすいという側面があるかもしれません。 2.エリア別の特徴と坪単価 福山市で注文住宅を建てる場合、エリアによって住環境や土地の価格が大きく異なります。 ここでは、主要なエリアの特徴と坪単価の目安を紹介します。 中心エリア(福山駅周辺) 福山市の主要駅である福山駅周辺は、市内で最も利便性の高いエリアの一つです。 商業施設、公共機関、医療機関などが集積しており、日常生活における利便性は非常に高いです。 交通アクセスも優れており、電車やバスを利用して市内外へスムーズに移動できます。 都市型の洗練された住環境を求める層に人気があります。 坪単価は、利便性が高い分、土地の価格は比較的高めに設定されています。 そのため、福山市内でも高水準となっているようです。 ただし、駅からの距離、土地の形状、周辺環境により大きく変動します。 なお、駅周辺は、土地の坪数が小さくなる傾向があるため、狭小地でもしっかりと延床面積を確保できる3階建て住宅が多くみられます。 蔵王・伊勢丘エリア 閑静な住宅街が広がり、落ち着いた住環境が魅力のエリアです。 また、教育施設が充実しており、子育て世帯に人気があります。 比較的、新興住宅地が多く、綺麗な街並みが特徴で、公園施設なども多く住みやすい街といわれています。 坪単価は、中心部よりは抑えられますが、福山市の中でも高めのエリアになっています。 周辺の生活環境の充実が充実していることから、土地の値段も安定して高めの設定になっているようです。 近年、特に子育て世代からの人気が高く、住みたい街としても上位に上がることが多いです。 南蔵王・春日町エリア 大型の商業施設などがそろっており、日々の生活に必要なものがそろっています。 比較的、平坦な土地が多く、生活しやすいエリアといえるでしょう。 また、交通の便が良い場所と、閑静な住宅街が広がっている場所が混在している地域でもあります。 蔵王・伊勢丘エリアよりも土地価格は落ち着いています。 ただし、商業施設の充実している地域は比較的、土地価格が高い傾向にあるようです。 生活利便性と住環境のバランスを重視する方が住むのにおすすめのエリアです。 神辺町周辺 豊かな自然に囲まれたエリアであり、広い敷地を確保しやすい点が特徴です。 落ち着いた環境で子育てをしたい方や、自然の中でゆったりと暮らしたい方におすすめします。 近年、開発が進み、商業施設なども充実してきています。 国道など幹線道路へのアクセスもよく、車での移動も便利です。 福山市内では比較的土地価格が落ち着いている地域になります。 注文住宅を建てる場合、敷地面積を大きく取れる場合が多いので、こだわりの住宅を建築しやすいです。 田園風景が残る地域もあり、都会の喧騒から離れて生活したい方におすすめします。 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 注文住宅は、工夫次第で費用を大幅に抑えることが可能です。 最後に、注文住宅の費用を抑えるポイントをご紹介します。 暮らしにあわせた土地選び 注文住宅を建てる際、土地選びは建築費用だけでなく、将来の生活費にも大きく影響します。 例えば、通勤時間が短い土地は交通費を抑え、光熱費を考慮した土地選びは、毎月の支出を減らすことに繋がります。 土地の形状も重要で、正方形のような整形地は、無駄な工事を減らし、建築費用を抑えることができます。 また、地盤が強い土地は、地盤改良工事の必要性を減らし、追加費用を削減できます。 土地を選ぶ際は、将来のライフスタイルを考慮し、長期的な視点で検討することが重要です。 優先順位を考えた間取り 間取りを考える際には、必要な部屋数や広さを検討し、無駄のない計画を立てることが重要です。 将来の家族構成やライフスタイルの変化も考慮し、柔軟に対応できる間取りを考えることが、住みやすい家を作る上で大切です。 部屋数や壁の数を減らすことで、建築費用を抑えることができます。 また、収納スペースについては、作り付けの収納と購入する収納家具の費用対効果を比較検討し、賢く選択することが重要です。 補助金・助成金の活用 注文住宅の建築費用を抑えるためには、補助金や助成金の活用も有効です。 福山市や国が提供する住宅関連の補助金・助成金を積極的に活用することで、初期費用を大幅に削減できる可能性があります。 例えば、「子育てエコホーム支援事業」は、高い省エネ性能を有する住宅を建てた方を支援する補助事業です。 最大160万円の補助金を受け取れる可能性があるため、条件に当てはまる方はぜひ活用を検討ください。 ただし、子育てエコホーム支援事業は、2025年限定の補助事業です。 予算の上限も決まっており、上限に達すると予告なく募集が終了します。 そのため、この補助事業を利用したい場合は、早めの準備が推奨されます。 なお、子育てエコホーム支援事業の補助金を受け取るためには、省エネ性能の高い家を建築する必要があります。 具体的には、高性能な断熱材や窓の採用、高効率給湯器や太陽光発電設備の設置といった省エネ対策が求められます。 また、高度な省エネ性能の計算も必要になるため、住宅建築を依頼するハウスメーカーや工務店と十分に連携して進めることが重要です。 各自治体でもマイホーム獲得やリフォームを支援する支援制度が整えられています。 残念ながら福山市では新築住宅の建築における支援制度はないようです。 ただ、空き家の改修工事や耐震リフォームでの補助事業はあります。 新築ではなく空き家を利用したリノベーションや中古住宅のリフォームを検討している方は、これらの制度の利用も検討しましょう。 4.まとめ 福山市で注文住宅を建てるには、ある程度の費用がかかりますが、エリアごとの特徴を把握し、費用を抑えるための工夫をすることで、予算内で理想のマイホームを実現できます。 この記事を参考に、あなたのライフスタイルに合った家づくりを始めてみてはいかがでしょうか。 タナカホームズ福山店では、お客様の理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。 ぜひお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年4月9日 / 暮らし・育児
廿日市市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!
「廿日市市のどのエリアに家を建てるのがいいのだろう?」 「注文住宅の相場はいくらくらいなんだろう?」 こんな疑問を抱えながら家づくりを進めると、予算オーバーや住みにくい家になるリスクがあります。 事前に情報収集をしないまま家づくりを進めると、後になって「もっと調べておけばよかった」と後悔することも。 特に、地域ごとの特性や価格相場を知らないまま計画すると、理想と現実のギャップに悩むことになりかねません。 この記事では、廿日市市の注文住宅における建築費用の相場、エリア別の特徴と坪単価、実際の施工事例を詳しく解説します。 これらの情報を知ることで、あなたの理想とライフスタイルに合った家づくりができ、予算面でのトラブルも避けられるでしょう。 家族が長く幸せに暮らせる家づくりのために、ぜひ参考にしてください。 目次 1. 廿日市市で注文住宅を建てるのにかかる費用は? 2.エリア別の特徴と坪単価 3.【施工事例】廿日市市で建てた家 4.まとめ 1. 廿日市市で注文住宅を建てるのにかかる費用は? 廿日市市で注文住宅を建てるにあたって一番気になるのは費用のことでしょう。 そこで廿日市市で注文住宅を建てる際の費用について、建築相場や土地坪単価、さらに広島県内の他都市との価格差といったいくつかの視点でみていきましょう。 注文住宅の建築相場 廿日市市における注文住宅の建築相場は、土地代を含めて約5,490.8万円です。 この金額は、84.7坪(約280平方メートル)の土地に124.3平方メートルの住宅を建てる場合の目安となります。 内訳は、土地代が約1,838万円、建物の建築費用が約3,652.8万円です。 坪単価 廿日市市の土地の平均坪単価は約21.7万円です。 これは広島市内の他の区と比較すると、比較的手頃な価格帯に位置しています。 建物の建築費用については、広島県の平均的な注文住宅の坪単価が約97.3万円であることから、廿日市市でもこれに近い金額になると考えられます。 広島県内の他の都市との価格差 廿日市市の注文住宅価格は、広島県内の他都市と比較すると中間的な位置にあります。 例えば、広島市中区では土地代と建築費用を合わせて1億2,800.4万円程度必要なのに対し、呉市では4,897.9万円程度です¹。 廿日市市の5,490.8万円という金額は、都市部ほど高くなく、郊外ほど安くもないバランスの取れた価格帯といえるでしょう。 このように、廿日市市で注文住宅を建てる場合、土地代と建築費用を合わせて5,500万円前後を目安に考えるとよいでしょう。 ただし、具体的な価格は土地の場所や住宅の仕様によって大きく変動するため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。 2.エリア別の特徴と坪単価 廿日市市で注文住宅を建てる際に重要なのが、エリアごとの特性と土地価格の関係性です。 主要5エリアの特徴と坪単価の傾向を比較します。 それぞれのエリアについてもう少し詳しくみていきましょう。 廿日市市エリア 廿日市市の中心部に位置するこのエリアは、商業施設や行政機関が集中する利便性の高い地域です。 JR廿日市駅周辺にはスーパーや医療機関が充実し、通勤・通学に便利なためファミリー層に人気があります。 坪単価は21.7万円が市平均ですが、駅徒歩5分圏内では25万円前後まで上昇します。 特に駅南側の新興住宅地では、整備された区画整理地が多くみられます。 佐伯エリア 広島市佐伯区に隣接するこのエリアは、閑静な住宅街と自然環境が調和した地域です。 広島都市圏のベッドタウン(通勤者が住む郊外の住宅地)として発展しており、子育て支援施設が充実しています。 坪単価は18-20万円台と市平均よりやや低めで、広めの土地を取得しやすい傾向があります。 丘陵地を活かした眺望の良い住宅地開発が進んでいます。 吉和エリア 山間部に位置するこのエリアは、豊かな自然環境を活かした田園住宅が主流です。 市街地から車で20分程度の距離ながら、広大な土地を比較的安価に取得できます。 坪単価は15-18万円程度と市内で最も低く、自然の中でゆったりとした生活を求める方に適しています。 近年は太陽光発電を備えたエコハウス(環境に配慮した住宅)の建設例が増えています。 大野エリア 瀬戸内海に面したこのエリアは、海辺の美しい景観が最大の魅力です。 漁港近くでは伝統的な町並みが残り、海岸線沿いには現代的なデザイン住宅が建ち並んでいます。 坪単価は20万円前後が相場ですが、海側の物件では25万円を超えることもあります。 潮風対策を考慮した建材選びが重要なポイントです。 宮島エリア 世界遺産・厳島神社を擁するこのエリアは、観光地としての特性を反映した住宅地が形成されています。 歴史的景観保全区域では建築制限がありますが、対岸にはモダンなデザイン住宅が立ち並びます。 坪単価は30万円を超える場合があり、廿日市市で最高水準の土地価格となっています。 観光客の動向を考慮した立地選定が必要です。 3.【施工事例】廿日市市で建てた家 廿日市市で実現した注文住宅の具体的事例から、実際の生活空間における設計の特徴と工夫点を分析します。 代表的な3つの施工例を通して、現代住宅のトレンドを読み解きましょう。 ライフスタイルにフィットする最新住宅 詳しくはコチラから! ひとつ目の事例はモダンな外観と白を基調とした明るい内装が特徴の住宅です。 対面式キッチンがリビングとの一体感を演出し、家族との会話が弾む設計になっています。 生活動線を配慮した収納スペースが随所に設けられ、日用品をスッキリ収納できます。 全体的に白と木目調を基調にしたシンプルなデザインですが、家族のライフスタイルに合わせて機能性を確保した住まいです。 広々リビングで始まる新生活 詳しくはコチラから! ふたつ目の事例は、広々としたリビングが中心の住まいです。 ナチュラルな木目調のキッチンと温かみのあるフローリングが、心地よい空間を作り出しています。 オープンキッチンからリビング全体を見渡せるレイアウトにより、家事をしながらでも家族とのコミュニケーションがとれます。 シンプルながらもアクセントクロスが洗練された雰囲気を添えた住宅になっています。 阿品台モデルハウス 詳しくはコチラから!随時見学受付中! 阿品台にあるタナカホームズのモデルハウスは、家族全員が快適に過ごせる開放感のある平屋をコンセプトに建てられています。 ナチュラルテイストでまとめつつ、グレーのアクセントで高級感を表現しています。 天井高を高めに設計し、室内ドアにハイドアを採用することで、一般的な平屋よりも広々とした空間を実現しました。 エコカラット(調湿効果のある内装材)やペットにも優しいフローリングなど、機能性も充実した住まいになっています。 4.まとめ 廿日市市での注文住宅は、土地と建物を合わせて約5,490万円が平均的な費用です。 土地の坪単価は約21.7万円で、広島市内の他の区よりも比較的手頃な価格となっています。 エリアによっても特徴や価格が異なり、廿日市中心部の利便性の高いエリア、子育て環境が充実した佐伯エリア、自然豊かな吉和エリア、海辺の景観が魅力の大野エリア、観光地である宮島エリアなど、様々な選択肢があります。 実際の施工事例からは、家族とのコミュニケーションを大切にしたオープンキッチン、収納スペースが充実した間取り、天井高を高めに設計した開放感のある住まいなど、現代のライフスタイルに合わせた工夫がみられます。 マイホームづくりは人生の大きな決断です。 ぜひ複数の住宅会社に相談して、あなたの理想と予算に合った家づくりを進めてみてください。 また、資金計画については金融機関に早めに相談することで、より安心して家づくりができるでしょう。廿日市市であなただけの理想の住まいを実現させましょう。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年4月2日 / 暮らし・育児
広島市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!
広島市で理想のマイホームを建てることを検討している方へ。 注文住宅は、お客様のライフスタイルや好みに合わせて自由に設計できる魅力的な選択肢です。 しかし、ここで気になるのは費用ではないでしょうか。 この記事では、広島市における注文住宅の建築相場、エリア別の価格差、そして費用を抑える方法まで、家づくりに必要な情報を徹底解説します。 目次 1.広島市で家を建てるのにかかる費用は? 2.エリア別の特徴と坪単価 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 4.まとめ 1.広島市で家を建てるのにかかる費用は? 広島市で注文住宅を建てる場合、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか? まずは、建築相場と坪単価の基本を見ていきましょう。 注文住宅の建築相場 住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均建設費(建物にかかる費用)は、約3,959万円。 平均住宅面積は121.3m2(約36.6坪)のため、平均坪単価は108.1万円になります。 「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、1住宅あたりの延床面積は80.01m2(24.2坪)になります。 このことから、広島市で注文住宅を建てた場合の建築相場は以下のように算出されます。 24.2坪×108.1万円=2,616.2万円 あくまでも目安の金額ですが、広島市で平均的な大きさの注文住宅を建てる場合、約2,600万円の費用が必要です。 なお、土地を所有していない方は、ここに土地の価格も加わってきます。 また、費用相場は家の大きさやデザイン、使用する材料によって大きく変動します。 特に、近年は建築材料の価格高騰や人件費の上昇が顕著であり、これらの要因が建築費用に影響を与えています。 坪単価 先述したように、住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、広島県で注文住宅を建てた方の平均坪単価は108.1万円です。 広島市で家を建てることを想定する場合も、この坪単価を目安に計算すると良いでしょう。 ただし、坪単価も建築相場と同様に、使用する材料や設備、デザインによって大きく変動するため、あくまで目安として捉えてください。 例えば、高性能な設備やこだわりの内装材を使用する場合、坪単価はさらに高くなる可能性があります。 また、地盤改良工事が必要な場合や、傾斜地に建築する場合は、追加費用が発生することもあります。 県内の近隣の都市との価格差 福山市や東広島市の建築相場を計算してみました。 「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、福山市と東広島市の1住宅あたりの延床面積は、それぞれ106.33m2(32.16坪)と94.52m2(28.59坪)になります。 福山市:32.16坪×108.1万円=3,476.49万円 東広島市:28.59坪×108.1万円=3,090.57万円 広島市は、福山市や東広島市よりも建物の延床面積を抑えていることから、注文住宅でかかる建設費が抑えられていることがわかります。 広島市の方が、土地の購入価格が高かったり、広い土地が購入できなかったりといった要因で建物の面積を小さくしているのかもしれません。 そのため、土地を含めた注文住宅の建築相場を計算した場合、広島市は特に中心部に近いエリアほど地価が高いため、坪単価も高くなる傾向があります。 これらの価格差は、各都市の利便性や土地の需給バランスによって生まれます。 広島市は、都市機能が集積しているため、土地の需要が高く、それが価格に反映されています。 2.エリア別の特徴と坪単価 広島市内で注文住宅を建てる場合、エリアによって土地の価格や住環境が大きく異なります。 ここでは、主要なエリアの特徴と坪単価の目安を紹介します。 中心部(中区・南区) 広島市の中心部に位置する中区・南区は、商業施設や公共施設が集まる利便性の高いエリアです。 そのため、土地価格が高く、坪単価も高くなる傾向があります。 都市型のスタイリッシュな住宅を希望する方におすすめです。 また、交通の便が非常に良く、生活に必要なものがほとんど揃うため、多忙な都市生活を送る人々にとって魅力的なエリアです。 西部(西区・佐伯区) 西区・佐伯区は、比較的閑静な住宅街が広がり、ファミリー層に人気のあるエリアです。 中心部へのアクセスも良好でありながら、落ち着いた住環境を求める方におすすめです。 坪単価は、中心部よりもやや低い傾向にあります。 近年は、子育て世代に人気があり、公園や教育施設も充実しています。 東部(東区) 東区は、近年開発が進んでいるエリアであり、新しい住宅地が広がっています。 商業施設も充実しており、生活利便性と住環境のバランスが良い点が魅力です。 坪単価は、広島駅近郊は比較的高い傾向ですが、西部と同様に比較的落ち着いています。 新しい街並みが広がっており、比較的新しい住宅が多い点も特徴の1つです。 北部(安佐南区・安佐北区) 安佐南区・安佐北区は、豊かな自然に囲まれたエリアであり、広い敷地を確保しやすい点が特徴です。 落ち着いた環境で子育てをしたい方や、自然の中でゆったりと暮らしたい方におすすめです。 坪単価は、他のエリアと比較して低い傾向があります。 広い庭付きの住宅や、自然素材を活かした住宅を建てたい方に適しているといえるでしょう。 3.注文住宅の費用を抑えるコツ 注文住宅は、工夫次第で費用を抑えることができます。 ここでは、予算内で理想の家を実現するための具体的な方法を紹介します。 予算オーバーしないための資金計画 まずは、住宅ローンの借入可能額や自己資金を把握し、無理のない予算計画を立てることが重要です。 複数の金融機関から見積もりを取り、金利や返済プランを比較検討しましょう。 思いもよらない追加費用が発生することも考えられます。 予算には余裕を持たせておくことが賢明です。 例えば、外構工事や照明器具、カーテンなどの費用も忘れずに計画に含めましょう。 コストを抑えるための設計・仕様の工夫 シンプルな間取りやデザインを採用することで、建築費用を抑えることができます。 例えば、複雑な形状の屋根や壁は、材料費や施工費が高くなる傾向があります。 また、自然素材や地元産の木材を使用することで、長期的に見てメンテナンスコストを削減できる場合があります。 住宅設備はグレードによって価格が大きく異なります。 必要な機能と予算のバランスを考慮し、最適なものを選びましょう。 活用できる補助金・助成金 広島市や国が提供する住宅関連の補助金・助成金を活用することで、初期費用を抑えることができます。 例えば、「子育てグリーン住宅支援事業」は、高い省エネ性能を有する住宅を建てた方を支援する補助事業です。 最大160万円の補助金を受け取れる可能性があるため、気になる方はぜひ活用しましょう。 ただし、子育てグリーン住宅支援事業は、2025年限定の補助事業です。 予算の上限も決まっているため、上限に達すると予告なく募集が終了します。 そのため、この補助事業を利用したい方は、早めに準備を進めておくことをおすすめします。 なお、子育てグリーン支援事業の補助金を受け取るためには、省エネ性能の高い家を建てなければなりません。 そのため、高性能な断熱材や窓を採用したり、高効率給湯器や太陽光設備を設置したりといった対策も必要となってきます。 高度な省エネ計算も必要になるため、家づくりをお願いするハウスメーカーや工務店と話し合いをしながら進めていくことをおすすめします。 他にも、ZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対する補助金や、地域型住宅グリーン化事業などがあります。 これらの情報は常に更新されるため、最新情報を確認するようにしましょう。 広島市で新築住宅を建てた場合に広島市から受けられる支援制度として、「ひろしまの森に木づかう家」融資制度があります。 これは、建築主が県産材住宅を新築・改築・増築するための住宅ローンを利用した場合、民間金融機関から通常よりも低利な融資制度が受けられる制度です。 住み始めてからのローン返済を少しでも抑えたい方は、こちらの制度の利用も検討しましょう。 4.まとめ 広島市で注文住宅を建てるには、ある程度の費用がかかりますが、エリアごとの特徴を把握し、費用を抑えるための工夫をすることで、予算内で理想のマイホームを実現できます。 この記事を参考に、あなたのライフスタイルに合った家づくりを始めてみてはいかがでしょうか。 タナカホームズ広島中央店では、お客様の理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。 ぜひお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月24日 / 土地
広島県で理想の住まいを!土地選びのポイントと魅力エリアを徹底解説
広島県は、広島市を中心とした都市部に商業施設・文化施設が充実している一方で、瀬戸内海の美しい島々や中国山地の豊かな自然にも恵まれた地域です。 瀬戸内海式の気候で年間を通して温暖で過ごしやすいのも、広島県の魅力の1つと言えるでしょう。 そこで、今回は広島県の魅力エリアと土地選びのポイントについて徹底解説します! 広島県で住まい探しを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1. 広島県が人気の理由とは? 2. ライフスタイルに合ったエリア選びのコツ 3.知っておきたい広島県の土地事情 4.タナカホームズでご紹介できる広島の土地・建物 5.まとめ 1. 広島県が人気の理由とは? 認定NPO法人ふるさと回帰支援センターでは、2009年より毎年「移住希望地ランキング」を発表しています。 これまで、ふるさと回帰支援センターが開催するセミナーでの参加者によるアンケートにより2022年に第1位でした。 その後、2023年に7位まで順位を落とすものの、2024年には3位にランクインしています。 このことから、広島県は移住する地域として魅力的だと感じている人が多いことがわかります。 広島県が人気なのは、「暮らしやすさ」が理由の1つです。 冒頭でもご紹介したように都市部は商業施設や文化施設が充実していますが、一方で少し車を走らせれば山も海も島々も楽しめます。 この都市部と自然とのバランスの良さが人々を惹きつけているのかもしれません。 広島県で人気の街はここ! 広島県内には、特に人気の街が3箇所あります。 それが、安芸郡府中町・廿日市市・安芸郡熊野町の3つです。 安芸郡府中町 「街の住みここちランキング特別集計 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024<広島版>」では、安芸郡府中町が住み続けたい街(自治体)ランキングで1位にランクインしています。 安芸郡府中町は4年連続で1位にランクインをしており、広島県の中でも特に人気の高いエリアです。 人気の理由として、以下のような点が挙げられます。 ● JRまでの距離が遠くてもバスの路線が多い ● 広島中心部から郊外までの移動がしやすい ● 子育て支援制度が充実している ● 充実した大型施設やスーパー・ドラッグストアなどが多いこと 安芸郡府中町は、交通の利便性・子育て支援・商業施設などがバランスよくあることから、暮らす人も「住み心地が良い」と感じている方が多いようです。 廿日市市 広島県西部に位置する廿日市市は、「街の住みここちランキング特別集計 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024<広島版>」の住み続けたい街(自治体)ランキングで2位にランクインしています。 南北に市域が広がり、南部には瀬戸内海に面している一方、北部には西中国山地の山々があるなど、変化に富んだ地形が特徴です。 廿日市市は、日経BP総研の調査による「子育てしやすい自治体2024」で中国・四国地方1位に選ばれており、子育て支援の充実さに多くの子育て世帯が満足しています。 また、医療費助成の充実や広島市内への交通アクセスの良さ、豊かな自然環境など、たくさんの魅力があります。 子育て支援の充実さは特に魅力を感じている方が多いようで、廿日市市への転入者数が転出者数を上回る転入超過を9年連続で達成しているほどです。 安芸郡熊野町 「街の住みここちランキング特別集計 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024<広島版>の街の幸福度(自治体)ランキングにおいて1位を獲得している安芸郡熊野町も、広島県の中で人気の高いエリアの1つです。 安芸郡熊野町は、広島市・呉市・東広島市のほぼ中央に位置する街です。 地理的特性から、夏は沿岸部よりも気温が2〜3度低く、涼しくて過ごしやすい環境でもあります。 熊野筆の産地である熊野町は、毎年9月になると筆祭りで多くの観光客が訪れて賑わいを見せています。 観光地としてだけでなく、生活しやすい環境としても魅力です。 町内にはスーパーやコンビニがあり、教育施設も充実しているので子育て世帯にも生活しやすい街です。 熊野町は自然環境と便利な生活環境が調和として、たくさんの方が魅力に感じ、暮らす方も高い幸福度を得ています。 2. ライフスタイルに合ったエリア選びのコツ 1度家を購入すると、そこから他の場所に移り住むことは簡単にはできません。 そのため、家づくりの際はエリア選びが非常に大切になってきます。 ここでは、ライフスタイルにあったエリア選びのコツをご紹介します。 子育て世帯におすすめエリア 子育てしやすいエリアを選ぶなら、まず最優先しなければならないのは「安全性」です。 車の交通量は少ないのか、公演が近くにあるか、学校や病院、スーパーなどの生活施設も近くにあるかどうかも重要なポイントになります。 子育て支援が手厚い自治体であれば、より安心して子育てができるでしょう。 さらに地域コミュニティが活発だと、子供の社会性が育むだけでなく親世帯も交流を持てます。 通勤重視の方に最適なエリア 通勤や通学にかかる時間は、毎日の生活の質に大きな影響がでます。 エリア選びをする際は、次のポイントをチェックして探すことが重要です。 ● 最寄駅やバス停までの距離はどうか ● 路線の本数、運行時間はどうか ● 通勤時間帯の混雑具合はどうか ● 職場や学校までの距離は近いか 通勤時間帯の混雑具合や路線の本数などは、朝の通勤・通学にも大きな影響を与えます。 できるだけストレスなく仕事・学校に行くためにも、実際に通勤時間帯に希望の土地周辺を歩いてみたり、職場まで移動してみたりしてみるのもおすすめです。 アウトドア派におすすめの郊外エリア 休日にアウトドアやスポーツを楽しみたい方は、自然が豊富なエリアやランニングコース、ジムが充実したエリアが良いでしょう。 徒歩圏内に充実した生活施設がありながら、休日にはスポーツが楽しめる郊外エリアなら、アウトドア派の方も満足度の高い暮らしができるはずです。 3.知っておきたい広島県の土地事情 広島県で家づくりをするうえで土地事情を知っておくことは重要なことです。 ここでは、土地価格の傾向や広島で利用可能な住宅ローンの支援策を解説します。 土地価格の傾向 近年、広島県の土地価格は全体的に上昇傾向にあります。 特に広島市の中心部である中区や東区の一部エリアでは土地の需要が高くて坪単価がどんどん上がっています。 中区・東区の人気の住宅エリアでは、50万円/坪など価格が高い土地が多いです。 特に、利便性の高い地域や文教地区は高額な取引が増加しています。 南区・安佐南区や郊外エリアになると10万円/坪から購入できる地域も多く、自然環境に恵まれた地域での暮らしを求める方から支持を集めています。 広島で利用可能な住宅ローン支援策 広島県で家づくりをするなら住宅ローン支援策を利用しましょう。 広島県では、住まいづくりを検討している方を対象に、「ひろしまの森に木づかう家」融資制度を実施しています。 この制度は、建築主が県産材住宅を新築、改築、増築するために住宅ローンを利用した場合、民間期間から通常よりも低利な融資制度を受けられる制度です。 この支援制度を受けることで、家づくりでかかるローン返済負担を減らすことができます。 ただし、残念ながら令和6年度はすでに終了しており、令和7年度の実施は未定のようです。 実施するかどうかを知りたい方は、広島県農林水産局林業課へ問い合わせをしてみることをおすすめします。 4.タナカホームズでご紹介できる広島の土地・建物 最後にタナカホームズで紹介できる広島の土地や建物をみていきましょう。 「広島県で住まいを探しているけどなかなか良い家が見つからない・・・」という方は、ぜひ一度ご覧ください。 【廿日市市】阿品台建売 住み続けたい街(自治体)ランキング2位の廿日市市の阿品台に建売住宅が登場しました! 交通の利便性、生活施設の充実さ、子育てのしやすさなど全てにおいて高い口コミ評価 のある阿品台で家を探している方は、ぜひ一度お越しください♪ ブラックの外観がシックで洗練された雰囲気の平屋。 一歩室内に踏み込むと、ナチュラルテイストでまとめられた柔らかい空間が広がっています。 アクセントのグレー、高めの天井高、ハイドアの室内ドアによって通常の平屋よりも開放的な空間を演出しています。 玄関に採用されたエコカラットによって外から持ち込んだにおいや湿気を取り除き、いつでも快適。 生活動線に合わせた収納によってすっきり整理整頓ができます。 【安芸郡熊野町】熊野建売 街の幸福度(自治体)ランキング1位の安芸郡熊野町の熊野建売をご紹介します! 呉地1丁目の住宅地に建てられた2階建てです。 4LDKの家の正面には玄関のアプローチとつながった広々としたウッドデッキ。 休日にはバーベキューや子供のプールなどが楽しめ、室内のリビングとつながったセカンドリビングとして様々な使い方ができます。 広いウッドデッキを設置しながら、大きめのSUVも止められるほど広い駐車場。 大きなファミリーカーも安心して駐車可能です。 室内には開放感のあるキッチンカウンター。 家族やゲストを招いて会話を楽しみながら食事ができます。 壁面収納によって生活感が抑えられ、スッキリとした室内空間の演出も可能。収納スペースもしっかり完備され整理整頓がしやすい設計です。 【東広島市】高屋東建売 広島市のベッドタウンとして栄える東広島市。 栄えているものの人が少なすぎず多すぎない、自然が豊かなどの特徴があることでこちらも人気のエリアです。 こちらの建売は、東広島市高屋町の可愛らしい三角屋根の2階建て住宅。 広々とした敷地なので車も楽々駐車できます。 敷地の奥にはリビングから外に出られるタイルデッキ。アウトドアリビングとしても使えます。 LDKは19帖の広々空間に続き間にある和室がポイント。 各部屋に収納がついており、主審室にはウォークインクローゼットと書斎スペースも完備しています。 5.まとめ 広島県での土地選びのポイントや魅力エリアについて徹底解説しました。 広島県は全国でも魅力的な街として人気が高いです。 そんな広島県での家づくりを検討されている方は、ぜひタナカホームズへお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月19日 / お金・ローン
【わかりやすく解説】住宅ローンとは何?押さえたい基本から選び方まで幅広く解説
「住宅ローンって何だろう?」 「変動金利と固定金利、どちらが自分に合っているの?」 「月々の返済額はどれくらいになるんだろう?」 住宅購入を考え始めると、こうした疑問がたくさん浮かんできますよね。 でも、住宅ローンについての知識がないまま契約してしまうと、後々家計を圧迫したり、思わぬ追加費用が発生したりする可能性があります。 この記事では、住宅ローンの基本的な仕組みから金利タイプのちがい、返済方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。 住宅ローンの基礎知識を身につけることで、自分に最適なプランを選び、将来の家計への負担軽減が可能です。 また、多くの初心者が陥りがちな失敗とその対策も紹介するので、安心して住宅購入の一歩を踏み出せるようになりますよ。 目次 1.住宅ローンの基本を理解する 2.住宅ローンで重視すべきポイント 3.初心者が陥りがちな失敗とその対策 4.今すぐできる住宅ローン選びのアクション3つ 5.まとめ 1.住宅ローンの基本を理解する 住宅ローンについて理解を深めていきましょう。 住宅ローンは多くの方が人生で一度は関わる大きな金融商品です。 基本的な仕組みから、金利タイプの違い、税制上のメリットまで、順を追って説明します。 住宅ローンとは? 住宅ローンとは、住宅を購入するために金融機関から借り入れるお金のことです。 通常、住宅の購入価格から頭金を差し引いた金額を、長期間(一般的に35年以内)にわたって返済していきます。 住宅ローンの特徴として、以下の点が挙げられます。 ● 一般的なローンと比べて金利が低い ● 返済期間が長期間に設定可能(最長50年の住宅ローンもある) ● 担保として購入する不動産に抵当権(返済不能の場合に金融機関が不動産を売却できる権利)が設定される ● 頭金や団体信用生命保険(ローン返済中に借主が死亡した場合に残債を保険で返済してくれる制度)の加入が必要な場合が多い 住宅ローンを組む際は、借入額や返済期間、金利タイプなどの条件を自分の収入や生活設計に合わせて選ぶことが大切です。 無理のない返済計画を立てることで、将来の家計への負担を軽減できます。 金利のタイプのちがい 住宅ローンには主に「変動金利型」と「固定金利期間選択型」「全期間固定金利型」の3種類があります。 それぞれの特徴は以下の通りです。 ちなみに我が国における住宅ローン金利タイプのシェアは変動金利型が最も多い状況です。 住宅ローン控除で得られる節税メリット 住宅ローン控除は、住宅ローンを利用して住宅を取得した場合に受けられる税制上の優遇措置です。 所得税と住民税から一定額が控除されるため、大きな節税メリットを得られるのです。 控除額は、年末のローン残高の0.7%が最長13年間にわたって所得税から差し引かれます。 たとえば、年末のローン残高が2,000万円の場合、年間で最大14万円の控除を受けられる計算です。 この制度を活用することで、住宅購入後の税負担を軽減でき、家計の助けになります。 ただし、控除額は年々減少していくため、返済計画を立てる際には考慮する必要があります。 2.住宅ローンで重視すべきポイント 住宅ローンを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントに注目する必要があります。 とくに金利の選び方や返済額の計算方法は、将来の家計に大きく影響するため、しっかりと理解しておきましょう。 ここでは、住宅ローン選びで押さえておくべき重要なポイントについて解説します。 金利を選ぶ基準 住宅ローンの金利を選ぶ際には、自分がリスクを取れるかで判断すると良いです。 たとえば近い将来金利が上昇したとして ● 自己資金で補填できるなど余裕がある人 ● 自己資金がなく、返済計画に変動があると返済が滞る恐れがある人 では金利の選び方が変わります。 将来の変化に対応できる人ならば金利の低い変動金利を借りても問題ありませんが、金利上昇したら返済ができなくなる心配が少しでもあるなら、固定金利を選ぶべきと考えます。 自身の家庭の家計・貯蓄状況をしっかり分析して金利を選びましょう。 月々の返済額の計算方法 住宅ローンの月々の返済額を知ることは、家計管理において非常に重要です。 返済額は主に「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」の2種類の方法で計算されます。 それぞれの概要とメリット・デメリットは以下の表のとおりです。 元利均等方式は元金と利息を一定額で返済していく方式で、元金均等方式は月々の元金返済額を一定に設定しそれに金利を載せて返済する方式です。 そのため元利均等方式は返済計画が立てやすい点が、元金均等方式は元手の返済が早く、返済総額が抑えられる点が、それぞれの代表的なメリットです。 具体的な計算方法としては、借入額、金利、返済期間をもとに計算します。 計算式は以下の通りです。 【元利均等方式】 毎月の返済額 = A×m/1-(1+m)-N ● A: 借入金額 ● m: 月利(年利÷12) ● N: 返済回数(年数×12) 【元金均等方式】 1. 毎月の元金返済額 = 借入金額 ÷ 返済回数 2. 毎月の利息 = 借入残高 × 年利率 ÷ 12 3. 毎月の返済額 = 毎月の元金返済額 + 毎月の利息 多くの金融機関のウェブサイトには返済シミュレーションが用意されているので、自分の条件に合わせて試算してみましょう。 3.初心者が陥りがちな失敗とその対策 住宅ローンを初めて検討する方は、いくつかの落とし穴に陥りやすい傾向があります。 ここでは、とくに注意すべき失敗例とその対策について解説します。 これらのポイントを理解することで、将来後悔しない住宅ローン選びができるようになります。 金利の低さだけで選ぶリスク 住宅ローン選びで最も陥りやすい失敗が、「金利の低さだけ」で判断してしまうことです。 確かに金利は重要な要素ですが、それだけで選ぶと思わぬトラブルに直面する可能性があります。 金利の低さに注目するあまり、他の重要な条件を見落としがちです。 たとえば、繰上返済手数料や団体信用生命保険の保障内容、保証料の有無など、トータルコストに影響する要素は多数あります。 一見金利が低くても、これらの費用が高いと結果的に総支払額が多くなることもあります。 また、変動金利の場合、現在の低金利に惹かれて選んでも、将来金利が上昇すると返済負担が大きく増加するリスクがあります。 とくに長期の返済計画では、金利上昇リスクを考慮した選択が重要です。 対策としては、金利だけでなく、諸費用や保障内容、金融機関のサービスなども含めた総合的な判断をすることが大切です。 将来の金利上昇リスクも考慮し、自分の経済状況に合った選択をしましょう。 返済期間を長く設定しすぎるリスク 月々の返済額を抑えるために返済期間を長く設定することは、一見合理的に思えますが、実はいくつかのリスクを伴います。 返済期間を必要以上に長く設定することで、以下のような問題が生じる可能性があります。 ● 利息の総額が増加 ● 定年後に返済が続く ● リフォーム資金が貯まらない など たとえば、3,000万円を金利1%で借りた場合、20年返済と35年返済では総返済額に約250万円もの差が生じることがあります。 また、収入が減少する時期に高額の返済を続けることは、家計に大きな負担になるでしょう。 加えて住宅の老朽化が進む時期にローンが残っていると、リフォーム費用の捻出も困難になりかねません。 対策としては、無理のない範囲で返済期間をなるべく短く設定することが望ましいです。 また、繰上返済を活用して返済期間を短縮する計画を持っておくことも重要です。 ライフプランに合わせた返済計画を立て、可能な限り定年前に完済できるように返済計画を立てましょう。 4.今すぐできる住宅ローン選びのアクション3つ 住宅ローンについての基本知識を理解したら、次は具体的な行動に移しましょう。 ここでは、住宅ローン選びのために今すぐ実践できる3つのアクションをご紹介します。 こうしたステップを踏むことで、より賢い住宅ローン選びができるようになります。 金融機関の比較サイトの活用 住宅ローン選びの第一歩として、比較サイトを活用することをおすすめします。 インターネット上には多くの住宅ローン比較サイトがあり、複数の金融機関の商品を一度に比較することができます。 比較サイトでは、借入希望額や返済期間などの条件を入力するだけで、各金融機関の金利や月々の返済額、総返済額などを一覧で確認できます。 また、固定金利と変動金利の違いや、各金融機関の特徴なども解説されているため、初心者でも理解しやすい利点があります。 こうしたサイトを利用する際のポイントは、単に金利の低さだけでなく、手数料や保証料、団体信用生命保険の保障内容なども含めて総合的に比較することです。 また、最新の情報を得るために、複数の比較サイトを確認することも効果的です。 これにより、市場全体の傾向を把握し、より良い選択が可能になります。 住宅ローン控除の内容の確認 住宅ローン控除は大きな節税メリットがありますが、適用条件や控除額は年度によって変更されることがあります。 最新の制度内容を確認することで、節税効果を最大限に活用できます。 住宅ローン控除の確認ポイントとしては、まず控除の適用条件を把握することが重要です。 住宅の床面積や所得制限、ローンの借入期間などの条件を満たしているか確認しましょう。 また、控除率や控除期間、控除上限額なども重要な確認事項です。 確認方法としては、国税庁のホームページや各自治体の税務課など公的機関の情報源を利用するのが確実です。 また、住宅展示場や住宅メーカーでも最新の税制優遇措置について情報を得ることができます。 正確な情報を基に、住宅購入後の税負担を正しく見積もり、家計計画に組み込むことが大切です。 専門家への無料相談 住宅ローンは複雑で専門的な知識が必要なため、専門家に相談することで多くの利点が得られます。 現在は無料で相談できるサービスも多数あるため、積極的に活用しましょう。 住宅ローンの専門家としては、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーなどがあります。 これらの専門家は、住宅ローン商品の知識だけでなく、あなたの家計状況やライフプランに合わせた提案をしてくれる点がメリットです。 無料相談の場としては、各金融機関の住宅ローン相談窓口、住宅会社や不動産会社の資金計画相談会などがあります。 また、インターネット上でも無料相談を受け付けているサービスが増えています。 複数の専門家に相談することで、多角的な視点を得られ、より良い判断ができるようになるでしょう。 専門家に相談する際は、あらかじめ家計の状況や希望条件を整理しておくと、より具体的なアドバイスを受けることができます。 自分だけでは気づかない選択肢や注意点を教えてもらえることも多いため、住宅ローン選びの大きな助けになるはずです。 5.まとめ 住宅ローンは住宅購入のために金融機関から借りるお金で、住宅ローン控除という税制優遇で節税効果も得られるなど住宅購入者にとってありがたい金融商品です。 しかし金利タイプや仕組みを把握していないと将来の人生設計が破綻してしまうなどの危険性も持ちます。 住宅ローンは人生で最も大きな買い物に関わる重要な決断です。 この記事で解説したポイントを理解して、自分に最適な住宅ローンプランを見つけてください。 専門家のアドバイスを受けることで、より安心して住宅購入の一歩を踏み出せるでしょう。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月17日 / 設備
【快適な家づくりのために】窓ガラスの種類別特徴と選び方ガイド
「窓ガラスなんて、どれも同じじゃないの?」なんて思っていませんか? 実は窓ガラスは種類によって性能も作りも異なります。 そこで、ここでは、窓ガラスの種類別の特徴や選び方について解説していきます。 窓ガラスに関する基本知識を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1.窓ガラスの基本的な種類 2.窓ガラスの選び方 3.窓ガラスを取り入れる際の注意点 4.タナカホームズで取り扱いのある窓ガラス 5.まとめ 1.窓ガラスの基本的な種類 窓ガラスと一言で言っても、実はいくつか種類があることはご存じでしょうか。 ここでは、基本的な種類である5つの窓ガラスについてご紹介します。 単板ガラス 単板ガラスとは、1枚で構成されたガラスのことです。 他のガラスよりも価格が安く、昔は主流の窓ガラスでした。 しかし、断熱性が低い・結露が発生しやすい・防音効果が低いなどのデメリットがあることから、最近では住宅で使われることはほとんどありません。 複層ガラス(ペアガラス) 複層ガラスは2枚のガラスで構成された窓ガラスです。 ガラスとガラスの間に中空層を作ることで高い断熱性を実現しています。 中空層があることで冷たい外気の影響を受けにくくなり、不快な結露が発生しにくいという点もメリットの1つです。 Low-E複層ガラス Low-E複層ガラスとは、ガラスの表面にLow-E膜と言われる特殊な金属膜がコーティングされているガラスのことです。 Low-EガラスにコーティングされたLow-E膜は、赤外線を吸収・反射するので複層ガラスよりもさらに高い断熱性のうが期待できます。 強化ガラス 強化ガラスは、通常のガラスに熱処理を加えて急激に冷却したガラスのことです。 通常のガラスと比較して、約3.5倍〜4倍の耐風圧強度を持っています。 また、通常のガラスが割れると刃物のように尖りますが、強化ガラスは粉々に砕け散って割れます。 このことから、強化ガラスなら割れた破片で怪我する心配も少ないです。 防犯ガラス 防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に特殊な樹脂やポリカーボネート板などを挟み、割れにくくしたガラスのことです。 空き巣や台風の飛来物による破損を防ぐ効果があります。 2.窓ガラスの選び方 窓ガラスには様々な種類があることがわかりました。 しかし実際に家づくりの際に、どの窓ガラスを選べば良いか悩んでしまうでしょう。 そこで、ここからは窓ガラスの選び方についてご紹介します。 断熱性能を重視したい場合 住まいの快適性を高めるためにも、高い断熱性は非常に重要なポイントです。 断熱性が高いと、室内は外気の影響を受けにくくなり、室内の熱は外に逃げにくくなります。 その結果、家で使用する冷暖房で効率よく室内を最適な温度にキープすることが可能です。 これは、室内が快適な環境になるだけでなく光熱費の節約にもつながります。 窓ガラスにおいて断熱性能を高めたいなら、断熱性能の高い複層ガラス・Low-E複層ガラスがおすすめです。 「もっと断熱性能を重視したい!」という方は、さらに断熱性能の高い3枚ガラスでできたトリプルガラスや5枚ガラスでできた高性能の5層などもあります。 ただ、断熱性能が高い窓ガラスはその分費用も高くなるため、予算を考慮して選びましょう。 防犯性能を重視したい場合 防犯性を重視するなら、強化ガラスや2枚ガラスの間に特殊なフィルムを挟んだ合わせガラスがおすすめです。 万が一割れてもガラスが飛散しにくく、怪我のリスクもありません。 通常のガラスよりも貫通しにくいので防犯性が高く、空き巣などの侵入リスクも軽減できます。 遮音性能を求める場合 窓ガラスの種類によって遮音性能も変わります。 遮音性能が高い窓ガラスなら、室内の音が漏れにくく、外からの音も聞こえにくくなるので静かな室内環境を実現できます。 遮音性でいうと、1枚ガラスよりも2枚・3枚のガラスを使ったペアガラス・トリプルガラスが効果的です。 また、防音合わせガラスも防音性が高いのでおすすめします。 デザイン性を高めたい場合 デザイン性の高い窓ガラスには、「エッチングガラス」と「和紙調ガラス」があります。 エッチングガラスは、表面に彫刻のような装飾が施されたガラスです。 美しい見た目が楽しめるだけでなく、装飾によって目隠し効果も期待できます。 和紙調ガラスは、ガラスの表面にフィルムを貼り付けて和紙のようなテイストを加えた装飾ガラスのことです。 和紙調ガラスは和紙特有の柔らかさも表現しており、高い意匠性があります。 紙よりも湿気や汚れに強く、和紙の張り替えが必要ないので、従来の障子よりも使い勝手が良い点もメリットです。 3.窓ガラスを取り入れる際の注意点 家づくりでは、間取りや設備の種類、内装デザインなどに注目しがちですが、実は窓ガラス選びも重要な要素です。 どの窓ガラスを選ぶかによって、住み始めてからの住み心地に大きく影響する場合もあります。 窓ガラスを取り入れる際の注意点を3つご紹介します。 コストと性能のバランスを考える 窓ガラスは選ぶ種類によってコストが大きく変わります。 また、窓の面積が大きければその分費用も高くなります。そのため、窓ガラスを選ぶ際はコストと性能のバランスを考えることが重要です。 例えば、単板ガラスよりも複層ガラス・Low-Eガラスの方が高額です。 断熱性・遮熱性などの全ての性能が高いことが高額な理由です。 さらに複層ガラス・Low-Eガラスの中空層にアルゴンガスが含まれるかによっても価格に変動があります。 アルゴンガスは、熱伝導率が低くさらに断熱性能を高める効果があります。 つまり、ガスなしの窓ガラスよりもアルゴンガス入りの窓ガラスの方が高額です。 しかし、初期費用は高いものの、高性能なガラスを導入することで長期的な光熱費の削減効果が期待できます。 そのため、長期的に見ると高性能な窓ガラスの採用はコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。 さらに、国の補助金である「子育てグリーン住宅支援事業」を活用することで最大160万円の補助金を受け取れる可能性があります。 断熱性能の高い家を建てることで補助金がもらえるので、非常にお得です。 長期的なメリットを計算する コストの削減を考えると、安い窓ガラスを採用したいところです。 しかし先ほども説明したように、高性能な窓ガラスは、長期的なメリットが期待できます。 断熱性能の高い窓ガラスの採用により、冷暖房効率が向上して光熱費の削減が可能です。 また、断熱性能の高い窓ガラスは、結露の発生も抑制できます。 結露は窓ガラスが水滴で濡れてしまうだけでなく、水滴による湿気で壁や天井にカビ・ダニを発生させます。 カビ・ダニが発生するとアレルギー症状や呼吸器疾患、皮膚疾患などを発症し、家族が苦しむ恐れがあるでしょう。 また、建材を腐食させ、高額な修繕費も発生し、家計に大きな打撃を受けるかもしれません。 家の寿命を縮める可能性もあります。 断熱性能の高い窓ガラスで結露を抑制することで、家族の健康を守るだけでなく家を守り、修繕費の節約にもつながります。 このように、高性能な窓ガラスは初期費用は高いものの、長期的なメリットがたくさんあることは知っておくと良いでしょう。 専門家へ相談する 窓ガラスには様々な種類があり、たくさんの専門的な知識が必要です。 そのため、ただインターネットなどの情報で勉強するだけでなく、専門家へ相談することも大切です。 特に家づくりの専門家なら、建築予定地の環境や家の間取りにぴったりの性能を持つ窓ガラスを選んでくれます。 そんな知識豊富な家づくりのプロをお探しの方は、創業150年、山口・広島・島根の家づくりに関して熟知したタナカホームズへご相談ください。 4.タナカホームズで取り扱いのある窓ガラス タナカホームズでは、YKKAPの「Low-E複層ガラス」を採用しています。 結露が発生しにくく断熱性能の高い「樹脂サッシ」も組み合わせることで、国内最高レベルの断熱性能が期待できます。 タナカホームズには、以下の3つの商品がありますが。 そのいずれも「Low-E複層ガラス」を採用しています。 ● 極上の品質・設備が自慢の完全自由設計「PREMIUM STYLE」 ● 高品質×手頃な価格の「ORIGINAL STYLE」 ● 1,133万円から実現できるローコスト規格住宅「COMPACT STYLE」 なお、「PREMIUM STYLE」では、全棟ZEH住宅に対応しており、より快適で省エネな住宅の実現も可能です。 省エネ住宅が大きな注目を集めている今、高性能な窓ガラスを選ぶことは非常に重要です。 タナカホームズで採用している窓ガラスについて詳しく聞きたい方は、お問い合わせください。 5.まとめ 窓ガラスは、住まいの快適性を高める重要な要素です。 たくさんの種類から、重視したいポイントに合わせて選ぶことで、快適な家づくりを実現できます。 「コストを抑えながら高品質な家づくりがしたい」そんな方は、山口・広島・島根の家づくりに詳しいタナカホームズへお問い合わせください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月16日 / お金・ローン
【要注意】ビルトインガレージは固定資産税がかかる!費用や間取り事例、メリット・デメリットも解説
「ビルトインガレージに固定資産税はかからないんですよね?」 ビルトインガレージを検討している方からこのような質問が出てくることがあります。 結論からいうと、ビルトインガレージは固定資産税がかかります。 実は固定資産税には課税される条件があり、ビルトインガレージはその条件に当てはまるのです。 本記事では、ビルトインガレージにかかる固定資産税の仕組みや課税条件について分かりやすく解説します。 また、プレハブガレージやコンテナハウスなど、他のガレージタイプとの税金面での違いも紹介します。 この記事を読むことで、ビルトインガレージの税金に関する不安を解消し、将来的な維持費用も見据えた賢い住宅計画を立てられるようになるでしょう。 ぜひ最後までご覧ください。 目次 1.ビルトインガレージはガレージが組み込まれた住居 2.ビルトインガレージは固定資産税がかかる 3.ビルトインガレージに固定資産税がかかり条件 4.ビルトインガレージ以外の固定資産税がかかるガレージ 5.ビルトインガレージの費用相場 6.ビルトインガレージのメリット 7.ビルトインガレージのデメリット 8.ビルトインガレージの間取り例 9.山口県内でもさまざまなビルトインガレージ付き住宅がある 10.まとめ 1.ビルトインガレージはガレージが組み込まれた住居 ビルトインガレージとは、住居の建物の内部に設けられたガレージです。 建物内に設けることから、インナーガレージとも呼ばれています。 また、ビルトインガレージを設けている住居をガレージハウスといいます。 ビルトインガレージの特徴は、居住スペースと駐車スペースがつながっていて、直接出入りができることです。 そのため、愛車を眺めたり自分で整備する人には向いている駐車場といえるでしょう。 ビルトインガレージの間取りによっては、複数台の車やバイクを保有していても駐車が可能です。 2.ビルトインガレージは固定資産税がかかる ビルトインガレージには固定資産税がかかります。 これは一般的な住宅の一部として認定されるためです。 ビルトインガレージは住宅と一体化した構造のため、家屋の一部として固定資産税評価の対象です。 通常の住宅部分と同様に評価され、その評価額に基づいて課税されます。 よくあるのが建築基準法の容積率の緩和特例と混同されているケースです。 固定資産税は地方税法で定められた計算方法で算出されます。 つまり建築基準法の容積率緩和は固定資産税と関係がないのです。 3. ビルトインガレージに固定資産税がかかる条件 ビルトインガレージの固定資産税について理解を深めるには、どのような条件で課税対象となるかを知るのが重要です。 固定資産税は建物の特性によって判断されますが、特に家屋として認定されるための3つの重要な条件があります。 これらの条件を満たすと、ビルトインガレージは課税対象となります。 それでは、固定資産税がかかる具体的な条件を確認していきましょう。 外気分断性がある ビルトインガレージに固定資産税がかかる条件の一つ目は「外気分断性」です。 これは外部の気候から室内を守る構造になっているかを意味します。 具体的には、屋根と壁があり、雨風を防ぐことができる構造であることが条件です。 ビルトインガレージは通常、住宅と一体化した構造であり、四方に壁と天井があるため、この条件を満たします。 単なる屋根だけのカーポートとは異なり、外気を遮断する構造になっているため、家屋としての固定資産税評価の対象となります。 定着性がある ビルトインガレージに固定資産税がかかる二つ目の条件は「定着性」です。 これは建物が土地に固定されているかを判断する基準です。 ビルトインガレージは住宅本体と同様に、コンクリート基礎などで地面に固定されています。 簡単に移動や解体ができない構造となっているため、「定着性」の条件を満たします。 固定資産税の評価においては、地面に定着していることが重要な判断基準となるため、住宅と一体化したビルトインガレージは課税対象となります。 用途性がある ビルトインガレージに固定資産税がかかる三つ目の条件は「用途性」です。 これは建物が特定の目的に利用できる構造になっているかを意味します。 ビルトインガレージは車両を保管するという明確な用途があります。 車の出し入れができるように設計され、十分なスペースと高さが確保されています。 また、収納スペースや作業スペースとしても活用できる構造になっているケースもあります。 このように特定の目的に適した設計がされているため、用途性があると判断され、固定資産税の課税対象となります。 4. ビルトインガレージ以外の固定資産税がかかるガレージ ビルトインガレージだけが固定資産税の対象ではありません。 他のガレージも条件によっては課税対象となります。 大切な車を守るガレージをお得に作るには税金面での知識を持つことが大切です。 ここでは、一般的に使用される別タイプのガレージについて、固定資産税がどのように適用されるかを解説します。 車の保管方法選びの参考にしてください。 プレハブガレージ プレハブガレージも固定資産税がかかる可能性の高いガレージです。 プレハブガレージは工場で部品を製造し、現地で組み立てる形式のガレージです。 プレハブガレージが固定資産税の対象となる他、先ほどの三条件(外気分断性、定着性、用途性)を満たすかで判断されます。 一般的なプレハブガレージは屋根と壁があり、コンクリート基礎などで地面に固定され、車の保管という明確な用途があるため、課税対象となるでしょう。 コンテナハウス コンテナハウスを改造して作ったガレージも固定資産税の対象となり得ます。 コンテナハウスは輸送用コンテナを改造して作られた建物で、ガレージとしても利用可能です。 コンテナハウスが固定資産税の対象となるかは、設置方法や使用状況によって変わります。 コンクリート基礎などで地面に固定され、電気や水道などの設備が整っている場合は「家屋」として評価される可能性が高まります。 5.ビルトインガレージの費用相場 以下でビルトインガレージの費用相場を解説します。 また、費用シミュレーションも紹介しています。 ビルトインガレージは1坪50〜80万円が目安 ビルトインガレージ単体の費用相場は、坪単価50〜80万円が目安です。 よって、4〜5坪程度必要な乗用車1台分のスペースの場合は、200〜250万円の費用が相場となります。 複数台の車を駐車したいときは、200〜250万円の費用目安を2~3倍すると費用感がつかめるでしょう。 ただし、あくまでも目安であり、軽自動車やワンボックスカーなどの場合は費用が前後します。 車椅子スペースが必要な場合なども費用が異なるでしょう。 坪単価についてもハウスメーカーなどにより異なるため、複数の業者に見積もり依頼をしてください。 ビルトインガレージの費用シミュレーション①【普通自動車2台分】 普通自動車2台分で2階建、30坪のビルトインガレージ付きの住宅を建築する場合をシミュレーションします。 普通自動車2台ということから、10坪程度のガレージスペースが必要です。 よって、ビルトインガレージの費用は500〜800万円となるでしょう。 また、20坪の2階建住居は800〜1,600万円が目安です。 以上からビルトインガレージ付きで30坪の2階建住宅は、1,300〜2,400万円の費用が目安となります。 ビルトインガレージの費用シミュレーション②【平屋で普通自動車1台分】 次は普通自動車1台分、30坪の平屋のビルトインガレージ付き住宅を建築するケースをシミュレーションします。 平屋は建築時の屋根や基礎が多くなるため、2階建よりも建築費用がかかります。 ただし階段や2階部分の居住スペースが不要になるため、相殺すると2階建で30坪の住宅よりも50〜200万円ほど高くなります。 総合的な建築費用は、1,350〜2,600万円が目安です。 6.ビルトインガレージのメリット ここでは、ビルトインガレージのメリットを解説します。 ビルトインガレージには、以下の4点のメリットがあります。 愛車の保護ができる ビルトインガレージは青空駐車場とは異なり、愛車を雨や風、雪、砂などから守れます。 また、雪が降る地域であれば、車に積もった雪を降ろす手間が省けるでしょう。 直射日光から愛車を保護できるため、車の塗装の色あせを防ぐことにもつながります。 愛車を美しく保ち、メンテナンスの負担も減らしたい場合は、ビルトインガレージが向いているでしょう。 防犯対策になる 青空駐車場などのように屋外に車を駐車すると、盗難や悪戯などの被害に遭う可能性があります。 ビルトインガレージであれば車が建物内にあるため、外から車があるかどうかわかりません。 シャッターを閉めていれば、不審者の侵入を防ぐことも可能です。 ビルトインガレージは、大事な愛車を不審者から守ることに向いています。 住居からの移動が楽 ビルトインガレージは住居部分とつながっており、愛車までの移動がスムーズです。 雨や雪の日であれば、濡れることなく車に乗り込めます。 特に小さな子どもや高齢者がいる場合は、車への乗り入れの負担が減るでしょう。 駐車料金が不要 ビルトインガレージは住居内に駐車スペースを設けるため、近隣の駐車場を借りる必要がありません。 自宅以外に駐車場を借りる場合、長期的に駐車料金を負担することになります。 ビルトインガレージの設置にはそれなりの費用が必要ですが、長い目で見ると駐車料金を支払い続けるよりも割安になるケースがあります。 7.ビルトインガレージのデメリット ここからは、ビルトインガレージのデメリットを解説します。 ビルトインガレージの設置を検討している際は、以下の3点を覚えておきましょう。 騒音・換気対策が必要 ビルトインガレージ内で車やバイクのエンジンをかけると、住居と同じ建物内で騒音や排気ガスをだすことになります。 そのため、防音や遮音、換気対策が必要です。 エンジン音やシャッターの開閉音が近隣や自宅の住居部分まで響かないように検討しましょう。 住居部分に排気ガスが入らないようにするには、ビルトインガレージ内に換気扇などを設置してください。 間取りや強度にも配慮が必要 住居の1階部分にビルトインガレージを配置すると、玄関などの間取りの自由度が下がります。 また、居住空間が狭くなることもあり、居室の配置には工夫が必要です。1階部分の間口が広くなると、建物の強度対策も重要になります。 ビルトインガレージの配置には強度への不安が考えられるため、ハウスメーカーや建築士に相談してみましょう。 費用がかかる ビルトインガレージの設置には、一定の費用がかかり、数百万円の建築費用となる場合もあります。 一方、カーポートの設置は数十万円で済むことが多いため、費用面で大きな違いがあります。 8.ビルトインガレージの間取り例 以下でビルトインガレージの間取り例を紹介します。 ビルトインガレージの建築の参考にしてください。 20〜30坪の敷地の場合 20〜30坪の敷地にビルトインガレージ付き住宅を建築するときは、生活空間ができるだけ広くなるように工夫しましょう。 ビルトインガレージのスペースを5坪程度におさえることで、居室が3室の2LDKや3LDKの住宅に仕上がります。 ただし、ビルトインガレージには1台分の駐車しかできない点には注意が必要です。 30〜40坪の敷地の場合 30〜40坪の敷地ならば車1台分のガレージスペースを確保して、3LDKや4LDKの2階建もしくは3階建の住宅が可能です。 30坪を超える敷地の場合は、車2台分のビルトインガレージに対応できます。 車2台分のガレージスペースにしても2LDKか3LDKの住宅になります。 また、広めのビルトインガレージにしたときは、収納スペースとして兼用も可能です。 40坪以上の敷地の場合 40坪以上の敷地では、車1〜2台分のガレージスペースと2階建で4LDKか5LDKの住宅を目指せます。 3階建であれば、車1〜2台分のガレージスペースと2LDKや3LDKの間取りが目安です。 40坪以上の敷地ならば、ガレージの隣に寝室やリビングを配置するなど、間取りの構想が広がります。 9.山口県内でもさまざまなビルトインガレージ付き住宅がある 山口県内にはさまざまなビルトインガレージ付き住宅があります。 複数台の駐車が可能なビルトインガレージ付き住宅を構えているケースもあり、愛車をゆったりとしたスペースに駐車して、愛車と住宅を存分に楽しんでいるオーナーもいます。 この機会にビルトインガレージ付き住宅を検討してみるのもおすすめです。 10.まとめ ビルトインガレージは、住宅のなかにガレージを設けるつくりです。 居住部分から車までの移動がスムーズであり、車への乗り込みがしやすくなります。 ほかにも、雨や直射日光などから愛車を守るなど、さまざまなメリットがあります。 費用相場や固定資産税についての理解を深め、ビルトインガレージの設置を検討してみましょう。 なお、タナカホームズはローコストで高品質・高性能な住宅の建築が強みです。 ビルトインガレージ付き住宅のご相談も可能です。 この機会に無料会員登録を行って、最新情報などを受け取ってみてください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:編集部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月14日 / 性能
【徹底解説】省エネ住宅とは?基準はある?特徴や補助制度まで紹介
温暖化など環境問題への配慮や消費エネルギー削減などの観点から省エネ住宅に関心が集まっています。 省エネ住宅にすると、暮らしやすさが向上したり光熱費が削減できたりするため魅力です。 この記事では省エネ住宅の概要やメリット、注意点を解説します。 補助金関係についても取り上げているため、省エネ住宅の建築を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。 目次 1.省エネ住宅とは何か?基礎知識をわかりやすく解説 2.省エネ住宅はいくつもの種類がある 3.省エネ住宅のメリット 4.省エネ住宅の注意点 5.中国地方や山口県でも省エネ住宅住宅の事例がある 6.まとめ 1.省エネ住宅とは何か?基礎知識をわかりやすく解説 基礎知識をわかりやすく解説 省エネ住宅とは、エネルギー消費量を抑えるように設計された住宅のことです。 主に断熱性能や気密性能を高め、効率的な設備を導入することで、エネルギー使用量を削減します。 省エネ住宅は地球環境への配慮だけでなく、住む人の快適性向上や光熱費削減にもつながります。 日本では2025年から全ての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられる予定であり、今後ますます重要性が高まるでしょう。 それでは、省エネ住宅について詳しく見ていきましょう。 省エネ住宅の定義と特徴 省エネ住宅とは、少ないエネルギーで快適に暮らせるように設計・建築された住宅のことです。 主な特徴として、高断熱化、高気密化、効率的な設備の導入が挙げられます。 高断熱化とは、壁や床、天井などに十分な断熱材を入れて熱の出入りを防ぐことで、室内温度を一定に保ちやすくします。 高気密化では、隙間からの空気の流入・流出を減らし、温度変化を抑えます。 さらに、高効率な給湯器やLED照明など、電気やガスの消費を抑える設備も導入されます。 これらの対策により、従来の住宅に比べて30〜50%ものエネルギー消費量を削減できる点が省エネ住宅の大きな特徴です。 省エネ基準とは?仕組みと重要性 省エネ基準とは、住宅の断熱性能や設備の省エネ性能を評価する国の基準です。 この基準は「断熱等性能等級」と「一次エネルギー消費量等級」の2つが評価基準です。 断熱等性能等級は家の断熱性能を表し、等級が高いほど性能が良いことを示します。 一方、一次エネルギー消費量等級は、建物全体のエネルギー消費量を抑える能力を表す指標です。 具体的には以下の手法で消費量を抑えます。 • 高効率な暖房、冷房機器や給湯器の導入 • 浴槽の高断熱化 • 熱交換換気扇など高性能の換気扇の導入 • 照明のLED化 これらの基準を満たすことで、冬の寒さや夏の暑さに左右されにくい快適な室内環境を実現できます。 また、2025年4月には省エネ基準への適合が全ての新築住宅で義務化されるため、今後の住宅選びでは必須の知識となるでしょう。 2024年1月からは省エネ住宅が住宅ローン控除の条件になった 2024年1月から住宅ローン控除(住宅ローン減税)の制度が変わり、省エネ基準に適合した住宅であることが控除を受ける条件の一つになりました。 具体的には、断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅でなければ、住宅ローン控除を受けられなくなりました。 この改正により、省エネ住宅を選ぶメリットはさらに大きくなっています。 たとえば、省エネ基準適合住宅では借入限度額が3,500万円、ZEH基準適合住宅ではさらに高い4,500万円まで控除対象です。 【新築住宅・買取再販住宅】(控除率0.7%) 【既存住宅】(控除率0.7%) 国土交通省|住宅ローン減税制度に制度について このような税制優遇の拡充により、初期費用が高くなりがちな省エネ住宅も、長期的に 見ればお得になる可能性が高まっています。 2.省エネ住宅はいくつもの種類がある 省エネ住宅にはいくつもの種類があり、それぞれ性能や特徴が異なります。 基本的な「省エネ基準適合住宅」から、より高性能な「ZEH」「HEAT20」、環境負荷を考慮した「LCCM住宅」「低炭素住宅」、そして耐久性も高めた「長期優良住宅」まで多様です。 それぞれの住宅として認定されるのに基準もバラバラでどれを選ぶべきか迷ってしまうかと思います。 そこで、各省エネ住宅についてについて解説する前に性能の違いが一目でわかるような表を作成しました。 断熱性能等級とは住宅の性能を表す制度である「住宅性能表示制度」に基づいた断熱性能の高さを表す指標です。 この指標を用いるとそれぞれの省エネ住宅の性能が一目で明かります。 表を参考にしながら、それぞれの特徴を詳しく見てください。 省エネ基準適合住宅 省エネ基準適合住宅とは、国が定めた省エネルギー基準を満たした住宅のことです。 具体的には、断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上の性能を持つ住宅です。 省エネ基準適合住宅は、2025年4月以降に建てられるすべての新築住宅に求められる最低限の基準となります。 住宅ローン控除を受けるための最低条件でもあるため、新築住宅を検討する際の基本的な選択肢となるでしょう。 ZEH住宅 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅は、高い省エネ性能と再生可能エネルギーの活用により、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅です。 ZEH住宅の特徴は 、 • 高断熱化(UA値0.6以下等) • 高効率設備の導入 • 太陽光発電などの創エネシステムの設置 の3点にあります。 これにより、消費エネルギーを従来の住宅より20%以上削減し、さらに太陽光発電などで作ったエネルギーを差し引くことで、正味でのエネルギー消費量をゼロに近づけます。 各種補助金の対象にもなるため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。 HEAT20 HEAT20(ヒート20)は、2020年を見据えた断熱性能の目標値として設定された民間の基準です。 G1、G2、G3の3段階があり、G3が最も高性能を表します。 具体的には、G1では従来の省エネ基準より約20%高い断熱性能(UA値0.56以下の地域あり)が求められ、G2、G3ではさらに高い性能が必要です。 HEAT20の大きな特徴は、「室温が15℃を下回らない住宅」を目指す点にあります。 これにより、家の中の温度差が少なく、ヒートショック(急激な温度変化による健康リスク)を防げます。 断熱性能に特化した基準であるため、それなりにコストがかかるのが懸念点です。 ただし、高い断熱性能は住み心地の良さに直結するため、快適性を重視する方にはおすすめの選択肢です。 LCCM住宅 LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅は、建設から解体・廃棄までの全過程で排出するCO2を、太陽光発電などによってマイナスにすることを目指した住宅です。 具体的には高断熱・高気密化と高効率設備の導入により、使用時のエネルギー消費を大幅に削減するのが目的です。 さらに、太陽光発電などで作り出すエネルギーで、建設時に排出したCO2も相殺することを目指します。 つまり先ほど解説したZEH住宅の強化版のようなイメージです。 環境への配慮を徹底したい方や、将来の資産価値も考えた住宅選びをしたい方に適した選択肢と言えるでしょう。 低炭素住宅 低炭素住宅とは、「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づいて認定される省エネ住宅です。 CO2の排出量を抑えるさまざまな対策が施されており、省エネ基準に比べて一次エネルギー消費量が10%以上削減されていることが求められます。 低炭素住宅に認定されると、登録免許税の軽減(0.15%→0.1%)などの税制優遇が受けられます。 また、フラット35Sの金利優遇も受けられるため、住宅ローンの返済額を抑えられるでしょう。 環境配慮と経済的メリットを両立させたい方に向いている住宅と言えます。 長期優良住宅 長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいて認定される住宅で、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅です。 省エネ基準への適合に加え、耐久性、維持管理のしやすさ、可変性(間取りの変更のしやすさ)などの基準を満たす必要があります。 具体的には、耐震等級2以上、断熱等性能等級4以上、劣化対策等級3以上などが求められます。 長期優良住宅の認定を受けると、登録免許税や不動産取得税、固定資産税などの税制優遇が受けられます。 また、フラット35Sの金利優遇も適用されるため、住宅ローンの負担軽減につながります。 省エネ性能と耐久性を両立させ、将来の資産価値も高い住宅を求める方に適した選択肢です。 3.省エネ住宅のメリット 省エネ住宅にはさまざまなメリットがあります。 ここでは、省エネ住宅の主なメリットとして五つの内容をご説明します。 光熱費を削減できる 省エネ住宅の最大のメリットは、光熱費が削減できることです。 省エネ住宅は気密性や断熱性が高く外気の温度の影響を受けにくいため、冷暖房の使用量を減らすことが可能です。 太陽光発電などに取り組みことで、さらなる光熱費の削減につながります。ZEHのように光熱費を限りなくゼロにすることもできます。 住居内の寒暖差が少なく過ごしやすい 省エネ住宅は気密性や断熱性に優れていることから、夏は涼しく冬は暖かい室内になっています。 一般的な住宅よりも住居内の寒暖差が少なくて過ごしやすい点がメリットです。 特に冬は、温度差のある室内を移動することで起こるヒートショックなどの対策にもつながります。このように省エネ住宅は身体への負担が少ない住宅です。 住宅のメンテナンスの手間が少ない 室内の寒暖差が少ない省エネ住宅は、結露の発生を防ぎやすくなっています。 結露は窓に水滴が付着するだけではなく、壁や木材などに付着するとカビや腐食の原因になります。 結露を長期間放置すると、家を支える柱などが腐食する可能性が考えられます。 省エネ住宅ならば、住宅の劣化の心配が少なく、メンテナンスや修繕や手間を減らせます。 自然災害に対応できる 省エネ住宅に太陽光発電などの自家発電を取り入れると、災害が発生した際の電力の確保ができます。蓄電池を併用することで、災害時であっても普段通りの生活ができる場合があります。 ハウスメーカーや設備メーカーが提供しているシステムを導入すると、暖房や給油が10日程度使えるようになります。 補助金が利用できる 省エネ住宅の建築の際は、一定の条件を満たすと国や自治体が整備している補助金制度の利用が可能です。 利用できる補助金は多岐にわたります。 制度の種類や内容によって、所得税や住宅ローンの減税がなされる場合があります。 なお、補助金関係については、後述で詳しく解説します。 4.省エネ住宅の注意点 省エネ住宅はメリットだけではなく、覚えておきたい注意点があります。あらかじめ注意点を把握して省エネ住宅の建築の際などに活かしてください。 以下で注意点を二つに絞ってご紹介します。 建築費用などの初期費用が高い 省エネ住宅は、気密性や断熱性を高めたり省エネにつながる設備を導入したりするため、一般的な住宅よりも設備費や建築費、工事費などが割高になります。 中には、初期費用の高さから省エネハウスの建築をためらう人もいるでしょう。 とはいえ、光熱費や修繕費の面などが削減できることから、長期的な視点で考えると初期費用を上回るメリットがあります。 建築費用などの捻出が課題といえますが、補助金や減税制度、融資などで負担を減らしてみましょう。 依頼できる業者が限られる 省エネ住宅の業者選びでは、依頼できる業者が限られることがあります。 これは省エネ住宅の基準が地域によって異なることや、省エネにつながる設備の設置に対応できる業者が限られていることが要因です。 大手ハウスメーカーなどは対応できる場合があっても、街の小さな工務店では対応できない可能性があります。 建築関係のどの業者も省エネ住宅の建築やリフォームに対応できないことを考えると、業者選びに難しさがあるでしょう。 補助制度に詳しい業者でなければ申請を自ら行う必要があるため、対応力も見極めたいところです。 5.中国地方や山口県でも省エネ住宅の事例がある 中国地方や山口県においても、省エネ住宅への取り組み事例があります。 太陽光発電システムや蓄電池を導入した事例、安全性の高い断熱材を利用した住宅など、さまざまな事例があります。 全国的に関心が高まっている省エネ住宅の事例を参考にしつつ、今後の住宅建築やリフォームに活かしてみましょう。 6.まとめ 省エネ住宅は、快適さや経済的などの特徴がある住宅です。 省エネ住宅にはさまざまな基準があり、実際の施工事例も増えています。 各補助制度などを利用しながら、省エネ住宅の建築や購入、リフォームに取り組んでみてださい。 タナカホームズは、ローコストで高品質・高機能な注文住宅の建築に強みがあります。 過ごしやすい住宅建築も手がけています。中国地方や山口県で注文住宅の建築をお考えの場合は、会員登録をして最新情報などをご覧ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
-
2025年3月13日 / 家づくり
【2025年最新版】外構費用の相場とコスト削減のコツを完全ガイド!
家づくりを進めていく中で、同時並行で外構の計画を立てていく方も多いでしょう。 「外構費用ってどのくらいかかるの?」「費用を抑えるコツがあるなら知りたい!」思っている方も多いでしょう。 そこで、今回は外構に関して、費用相場や節約方法、外構を成功させるためのポイントについて解説していきます。 家づくりにおいて、外構計画をどのように進めていくか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 目次 1.外構費用の基本を知ろう! 2.外構費用の相場・平均価格 3.予算内に外構費用を抑える方法 4.外構計画成功のポイント 5.まとめ 1.外構費用の基本を知ろう! まずは外構や外構にかかる費用についての基本を知っておきましょう。 『外構』とは何か 「外構」とは、家の周りに設置する門や塀、植栽やアプローチ、カーポート、砂利などの建物の外にある構造物そのものを指します。 似た言葉で「エクステリア」という言葉もありますが、エクステリアとは「家の外周りの空間」を示している言葉です。 つまり、様々な「外構」が組み合わさることで「エクステリア」が構成されるということになります。 外構の種類 外構のデザインには主に「クローズド外構」「オープン外構」「セミクローズド外構」3つの種類があり、それぞれに特徴があります。 以下にそれぞれの特徴をまとめてみました。 厳格な定義はありませんが、上記のようにそれぞれ種類が分かれています。 どのタイプの外構にするかは、周辺環境や家のデザインを考慮して検討してみましょう。 外構費用の主な内訳 外構費用は、実施する外構工事によって費用相場は異なります。 一般的な内訳として、費用には材料費・工事費・経費・施工会社の利益が含まれています。 材料費とは、門扉やフェンス、カーポート、レンガ、植栽などが含まれます。 他にも駐車場を舗装するなら土間コンクリート、庭を照らす照明器具なども材料費の1つです。 材料費は、選ぶ製品や建材によって大きく金額が変動します。 工事費には、実際に外構工事を行う職人の人件費、重機などの使用料が含まれます。 工事の規模や難易度によって工事費も変わります。 諸経費は、工事車両の駐車料金や残土処分費、廃材処分費などです。 これらの費用に、施工会社の利益が加わり、外構費用が算出されます。 なお、工事の内容によっては、土地の整地や地盤改良などの造成工事費用、水栓をつける旧排水工事費用などもかかってくるケースもあります。 地域ごとの価格差の違い 外構工事費用は、地域によって価格差の違いがあります。 例えば、山口県・広島県・島根県で比較した場合を考えてみましょう。 人件費は都市部に近いほど金額が高くなる傾向にあります。 そのため、比較的都市部である広島県の方が山口県・島根県よりも人件費が高く、外構費用にも影響します。 また、地域によっては材料の調達が困難な場合があります。 例えば、比較的自然が豊かな地域の多い山口県と島根県だと、エリアによっては材料調達が難しく、費用が高くなることもあるようです。 他にも、島根県のように積雪の多い地域だと、冬の雪対策のための工事が必要となり、その分他の地域よりも費用が高くなる場合もあります。 2.外構費用の相場・平均価格 続いて、外構費用の相場や平均価格についてみていきましょう。 平均的な外構費用の目安 外構費用はどのような工事をするかによって費用が大きく変動しますが、平均的な外構費用の目安は150万〜200万円程度です。 さらに細かく費用相場を分けていくと、以下のようになります。 選ぶ商品・建材によっては上記の費用相場よりも高くなるケースもあります。 詳細な見積もりは施工会社に確認しましょう。 新築時に外構工事を行う場合、一般的には建物の建設費用の10%ほどの費用がかかります。 例えば、30坪の土地の場合だと、100〜300万円ほどの外構費用がかかると想定しましょう。 3.予算内に外構費用を抑える方法 外構は、工事内容によっては費用が高くなる場合もあります。 しかし、予算もあるためできるだけ費用を抑えたいところです。 ここでは、予算内に外構費用を抑える方法をご紹介します。 材料選びで工夫する 外構工事で使える材料には、安いものから高いものまで様々なものがあります。 例えば、土間コンクリートの代わりに砂利を使ったり、フェンスの代わりに植栽を使ったりして費用を抑えることも可能です。 ただし、砂利だと飛び散って車を傷つけたり、植栽だと日頃のお手入れが必要だったりといったデメリットもあります。 デメリットも理解した上で、材料をどれにするか考えることも大切です。 複数業者の見積もり比較で賢く選ぶ 外構工事を検討する際は、複数の外構業者の見積もりを比較して賢く選ぶことが重要です。 候補の業者を2〜3社までに絞り、同じ条件で見積もりを取ることでご自宅にかかる外構費用の相場感もつかめます。 場合によっては、他社との見積もり比較を行い、値引き交渉の材料にすることも可能です。 はじめから1社に絞らずに慎重に選びましょう。 季節やキャンペーンを活用する 外構工事を安く済ませるなら、閑散期やキャンペーンの時期を狙うのもおすすめです。 外構工事の閑散期は1月・5月・11月頃です。 この時期に外構工事を依頼することで、費用を抑えられたり、値引き交渉が通りやすかったりする場合があります。 スケジュールも混み合っていない時期なので、希望のスケジュールで工事をしてもらえる可能性も高いです。 また、シーズンによってはキャンペーンを実施している業者もいます。 業者のホームページなどを確認し、お得なキャンペーンがあれば、それを活用することで費用を抑えることができるでしょう。 DIYで簡単にできる部分 簡単にできる工事ならDIYで自分たちで行えば、費用を大きく抑えられます。 例えば、庭に芝生や植木を植えたり、アプローチの敷石やレンガを設置したりする作業なら比較的簡単です。 また、家に外部コンセントがあれば、防犯カメラや照明器具の設置も自分ですることができます。 DIYできなくても、自分でより安価な部材を購入して業者に施工してもらうという方法もあります。 ただし、この方法を取る場合、部材の持ち込みが可能かどうかを事前に業者に確認することが大切です。 4.外構計画成功のポイント 最後に、外構計画を成功させるためのポイントを3つご紹介します。 家のコンセプトに合わせたデザインを決める どんな外構にするかイメージする際に、家の外観のコンセプトに合わせたデザインにすることが重要です。 家がモダンスタイルなのに、外構が欧風デザインだと全体のバランスが悪くなります。 家の外観にぴったりのデザインを決めることで、家と外構のバランスがとれて全体で見た時に統一感のある雰囲気を演出できます。 ライフスタイルに合わせた機能性を考慮する 外構はデザインだけでなくライフスタイルに合わせた機能性を考慮することも大切です。 例えば、駐車スペースや玄関までのアプローチには雨や雪が降った時のために屋根付きのカーポートをつけると、動線がスムーズになります。 また、ウッドデッキやテラスをリビングの掃き出し窓の前につける際にリビングとの段差がなくフラットな高さにすれば、家の中からのアクセスもしやすくなるでしょう。 このようなちょっとした機能性を考慮するだけで、快適に過ごせるエクステリアが完成します。 季節や環境に合わせて植栽計画を考える 植栽は、外部から目隠しによるプライバシー対策・セキュリティ対策としてだけでなく、マイホームや庭をおしゃれに見せてくれるアイテムでもあります。 そこで、季節や環境に合わせて植栽計画を考えることで、年中楽しめるエクステリアを作れます。 例えば、季節ごとの変化が楽しめるように植物や花の種類をたくさん選んだり、植物の成長を配慮して配置・スペースを決めるのも良いでしょう。 四季折々の変化を楽しみたいなら、落葉樹がおすすめです。 しかし、落葉樹は剪定や落ち葉の管理が必要なので、お手入れが大変というデメリットがあります。 できるだけお手入れがない植物を希望するなら、常緑樹が良いでしょう。 最終的にはご自分の好みで植栽計画をたてると良いでしょう。 5.まとめ 外構は計画する内容によって費用が変わってきます。 外構工事をする際は、どのようなデザインにしたいのか、機能性には問題ないのかを考えて計画しましょう。 また季節や環境に合わせた植栽計画も大切です。 新築時の外構工事に関して相談したい方は、タナカホームズへお気軽にお問い合わせください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
最近の投稿